JPS6320694Y2 - - Google Patents

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JPS6320694Y2
JPS6320694Y2 JP1982161456U JP16145682U JPS6320694Y2 JP S6320694 Y2 JPS6320694 Y2 JP S6320694Y2 JP 1982161456 U JP1982161456 U JP 1982161456U JP 16145682 U JP16145682 U JP 16145682U JP S6320694 Y2 JPS6320694 Y2 JP S6320694Y2
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JP
Japan
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door
car
relay
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time
Prior art date
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JP1982161456U
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JPS5964873U (ja
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエレベータの戸の開閉を制御する装
置の改良に関するものである。
近年、エレベータは、各種安全装置、制御装置
等が無接点化され、その信頼度が飛躍的に向上し
ている。しかし、万一これらの装置に故障が生じ
たときは、もしエレベータのかごが走行中であれ
ば、安全確保のためかごを急停止させ、万全を期
するようにしている。そして、かごを急停止させ
た後、自動的に種々の安全確認を行い、低速走行
上必要な最小限の安全検出が終了すると、かごを
低速にて最寄り階まで走行させる低速自動運転が
行われるようになつている。かごが低速自動運転
で最寄り階の戸開可能区間に着床して戸が開く
と、ここで一定時間がカウントされ、この間に再
起動可否の検出が行われる。これは、故障個所が
今後の運転に問題があるかどうかの安全確認、及
びこれに関する他の装置の異常の有無検出等を検
出するためである。
しかし、上記一定時間カウント中に、かご内で
戸閉ボタンが押されると戸は閉まり始める。ま
た、かごが着床して戸が開いた後、所定時間(例
えば4秒)経過すると、同様に戸は閉まり始め
る。ところが、上述のように再起動可否の検出に
は一定時間を要するため、戸閉しても直ちに起動
するとは限らない。再起動可否検出の後、再起動
可能であれば問題はないが、再起動不能である
と、サービス不能であるのに戸を閉めたことにな
り、乗客に著しい不信感を抱かせることになる。
この考案は上記不具合を改良するもので、再起
可否検出時間中は戸閉条件が成立しても戸が閉ま
らないようにして、再起動可能時に戸閉すること
による乗客の不信感を除去することができるよう
にしたエレベータの戸の制御装置を提供すること
を目的とする。
以下、図によつてこの考案の一実施例を説明す
る。
図中、(+),(−)は直流電源、1は安全確認
回路(図示しない)のすべてが正常であれば開放
し、何らかの異常があれば閉成する安全確認リレ
ー接点、2a,2bはかごが戸開可能区間にいる
と付勢され同区間の外にいると消勢される戸開可
能区間検出リレー(図示しない)の常閉接点、2
cは同じく常開接点、3は付勢されると直ちに動
作してかごを低速自動運転させる指令を発し、消
勢されると一定時間(例えば1〜2秒)後に復帰
して上記指令を解除する低速自動運転指令用時限
リレーで、3a,3bはその常開接点、4は戸開
完了すると閉成する戸開完了検出接点、5は端子
A−C間にいつたん電圧が印加されると一定時間
(4〜10秒)内に再起動可能か否かの検出を行い、
再起動不能が検出されると端子A−C間は開放さ
れ端子B−D間が接続される安全確認検出回路、
6は付勢されるとかごの再起動を阻止する指令を
発する再起動不能指令リレー、7は付勢されると
直ちに動作し消勢されると一定時間(例えば12
秒)後に復帰する安全確認検出時間設定用時限リ
レーで、7aはその常開接点、7bは同じく常閉
接点、8a,8bはかごが走行中付勢されてブレ
ーキを開放し、停止中消勢されてブレーキを作用
させるブレーキ開放指令リレー(図示しない)の
常開接点、9は付勢されると戸閉指令を発し消勢
されると戸開指令を発する戸管制リレー、10は
戸が開きつつあるとき閉成しそれ以外のとき開放
する戸開リレー接点、11は戸開放時間設定リレ
ーで、11a,11bはその常開接点、12は付
勢されると直ちに動作し消勢されると一定時間
(例えば4秒)後に復帰する戸開放時間設定用時
限リレーで、12aはその常閉接点、13はかご
内に設けられた戸閉ボタン、14は乗場戸及びか
ご戸が閉じかつ乗場戸が施錠されると開放しそれ
以外のとき閉成する戸閉検出リレー接点、15は
戸閉促進リレーで、15aはその常閉接点、15
bは同じく常開接点である。
次に、この実施例の動作を説明する。
今、かごはかご内の行先ボタンによるかご呼び
に応答するため走行中、安全装置に異常が生じた
とすると、上記安全確認リレーが動作してかごは
急停止する。また、接点1は閉成する。このと
き、かごは階間に停止したとすると、戸開可能区
間検出リレー接点2aは閉成しているので、(+)
−1−2a−3−(−)の回路で、低速自動運転
指令用時限リレー3は付勢され、接点3aの閉成
により自己保持する。これで、周知の低速自動運
転回路により、最小限の安全を確保した後、かご
は最寄り階まで低速で走行する。このとき、ブレ
ーキ開放指令リレー接点8aは閉成しているか
ら、戸管制リレー9は付勢され、戸は戸閉状態に
保たれる。また、接点8bも閉成しているから、
戸開放時間設定リレー11は付勢され、接点11
aは閉成している。また、接点11bも閉成して
いるから、(+)−11b−15a−12−(−)
の回路で、戸閉時間設定用時限リレー12は付勢
され、接点12aは開放している。
かごが最寄り階の戸開可能区間に入ると、接点
2a,2bは開放し、接点2cは閉成する。同時
に、停止指令が発せられてかごは停止する。この
とき、接点12a,2b,8aはすべて開放して
戸管制リレー9は消勢されるので、戸は開く。
一方、接点2c,3bも閉成しており、戸開に
よつて戸開完了検出接点4が閉成すると、2c−
3b−4の回路を通じて、安全確認検出回路5の
端子A−C間に電圧が印加されるので、4〜10秒
間に再起動可否の検出が行われる(詳細は省略す
る)。また、(+)−2c−3b−4−7−(−)の
回路で、安全確認検出時間設定用時限リレー7は
付勢され、接点7aは閉成し、接点7bは開放す
る。接点7aの閉成により戸開放時間設定リレー
11は保持される。したがつて、時限リレー12
も保持され、接点12aは開放し続ける。一方、
接点2aの開放により、低速自動運転指令用時限
リレー3は消勢され、1〜2秒後に復帰し、接点
3bは開放するが、上記再起動可否の検出動作は
続行される。また、接点3bの開放により、時限
リレー7は消勢されるが、その接点7aは12秒間
は閉成している。すなわち、再起動可否の検出動
作中は、接点12aは開放しており(接点2b,
8aも開放)、戸管制リレー9は付勢されず、戸
閉条件が成立しても、戸閉動作に移行することは
ない。
上記再起動可否の検出動作の結果、再起動不能
と検出されると、安全確認検出回路5の端子A−
C間は開放され、端子B−D間が接続される。そ
のため、再起動不能指令リレー6は付勢され、か
ごの再起動は阻止される。再起動可能と検出され
ると、時限リレー接点7aが開放したとき、接点
8b,10共に開放しているので、戸開放時間設
定リレー11は消勢され、接点11a,11bは
開放する。接点11bの開放により、時限リレー
12は消勢され、4秒後に接点12aは閉成す
る。これで、戸管制リレー9は付勢され、戸閉指
令が発せられ、戸は閉まり始める。
また、接点7bが閉成しているとき、戸閉ボタ
ン13が押されると、(+)−13−7b−14−
15−(−)の回路で、戸閉促進リレー15は付
勢され、接点15bの閉成により自己保持する。
また、接点15aは開放するので、時限リレー1
2は消勢され、4秒間の設定時間が満了していな
くても、戸を閉めることができる。戸閉完了すれ
ば、戸閉検出リレー接点14は開放するので、戸
閉促進リレー15は消勢され、接点15aは閉成
し、接点15bは開放する。しかし、接点7bが
開放しているときは、戸閉ボタン13が押されて
も、戸閉促進リレー15は付勢されず、戸は閉ま
らない。すなわち、再起動可否検出動作中は、戸
閉条件が成立しても、戸閉動作には移行しない。
以上説明したとおりこの考案では、故障により
階間に停止したかごを最寄り階まで低速走行さ
せ、ここで所定時間内に再起動可否を検出すると
共に、上記所定時間よりも長い時間を設定し、こ
の時間中は戸閉条件が成立しても、戸閉動作を阻
止するようにしたので、再起動不能に戸閉するこ
とによる乗客の不信感を除去することができる。
また、上記長く設定された時間後は、戸閉動作を
可能にしたので、上記所定時間との時間差を利用
して、再起動可能及び不能時に利用客の乗降車の
誘導をすることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案によるエレベータの戸の制御装置
の一実施例を示す回路図である。 1……安全確認リレー接点、2a〜2c……戸
開可能区間検出リレー接点、3……低速自動運転
指令用時限リレー、5……安全確認検出回路、6
……再起動不能指令リレー、7……安全確認検出
時間設定用時限リレー、9……戸管制リレー、1
1……戸開放時間設定リレー、12……戸開放時
間設定用時限リレー、13……戸閉ボタン、15
……戸閉促進リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. かごの走行中故障により階間に停止すると上記
    かごを低速自動運転して最寄り階まで走行させて
    戸を開くと共に、上記かごが上記最寄り階に到着
    すると上記低速自動運転を解除するようにしたも
    のにおいて、上記かごが上記最寄り階に到着する
    と所定時間内に上記かごの再起動可能か否かの判
    断を自動的に行う安全確認検出回路、上記低速自
    動運転が解除されると上記所定時間よりも長い時
    間を設定する安全確認時間設定時限回路、及ごこ
    の時限回路の動作中は戸閉動作を阻止し上記時限
    回路が不動作になると上記安全確認検出回路の判
    断結果とは関係なく上記戸閉動作を可能にする戸
    閉阻止回路を備えたことを特徴とするエレベータ
    の戸の制御装置。
JP16145682U 1982-10-25 1982-10-25 エレベ−タの戸の制御装置 Granted JPS5964873U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16145682U JPS5964873U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 エレベ−タの戸の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16145682U JPS5964873U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 エレベ−タの戸の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5964873U JPS5964873U (ja) 1984-04-28
JPS6320694Y2 true JPS6320694Y2 (ja) 1988-06-08

Family

ID=30354822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16145682U Granted JPS5964873U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 エレベ−タの戸の制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5964873U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842155A (ja) * 1971-10-04 1973-06-19
JPS53107048A (en) * 1977-03-02 1978-09-18 Toshiba Corp System for controlling elevator cage at time of earthquake

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842155A (ja) * 1971-10-04 1973-06-19
JPS53107048A (en) * 1977-03-02 1978-09-18 Toshiba Corp System for controlling elevator cage at time of earthquake

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Publication number Publication date
JPS5964873U (ja) 1984-04-28

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