JPS63206110A - 電子式サ−マルリレ− - Google Patents

電子式サ−マルリレ−

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JPS63206110A
JPS63206110A JP3865587A JP3865587A JPS63206110A JP S63206110 A JPS63206110 A JP S63206110A JP 3865587 A JP3865587 A JP 3865587A JP 3865587 A JP3865587 A JP 3865587A JP S63206110 A JPS63206110 A JP S63206110A
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JP
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circuit
output
motor
voltage
reference voltage
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JP3865587A
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English (en)
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鋼三 前西
真 渡辺
健 鈴木
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、誘導モータのような機器における過負荷に応
答動作する電子式サーマルリレーに関する。
(従来技術とその問題点) 例えば、誘導モータはその過負荷時に電流が増加する。
これに着目して、誘導モータにおける過負荷時の電流を
検出することにより過負荷状態を検出する電子式サーマ
ルリレーとして、例えば特開昭59−89517号公報
に記載の従来例がある。
この従来例では、その公報の第1図に示されるように誘
導モータの電流を変流器で検出し、整流平滑回路で直流
に変換するとともにインピーダンス変換し、さらにコン
デンサと抵抗とからなるCR時定数回路を通した後、そ
れを比較回路において基準電圧と比較し、基準電圧をこ
えたときは過負荷であることを検出するようにしていた
ところで、このような従来例の電子式サーマルリレー(
過電流リレー)をソリッドステートリレーのようなモー
タ回転制御リレーと組み合わせてそのモータの回転動作
を制御する場合がある。
例えばソリッドステートリレーの出力端子をモータとそ
の電源との間の電路中に挿入し、かつその電路にそのサ
ーマルリレーを構成する変流器を設け、その変流器でモ
ータの過電流が検出されたときは、その過電流検出出力
でそのソリッドステ−トリレーの出力端子をオフにして
モータの電源をオフにしてモータの保護を図ったものが
ある。
しかるに、一般にソリッドステートリレーにはこれ番構
成するトライアックに並列に例えば抵抗とコンデンサで
構成されたサージ吸収素子が接続されている。このため
、モータの過電流を検出して自動的にソリッドステート
リレーをオフにしてその電源をカットしたにも拘わらず
、そのサージ吸収素子を介して電流がその電路に流れて
いる場合がある。
そして、過負荷が検出されたからモータの点検を実施し
ようとしたときにそのサージ吸収素子を介して流れてい
る電流により感電事故があったり、短絡事故などが生じ
ることが考えられる。
そして、これを解決するためには電源をオフにするノー
ヒユーズブレーカなどを上位側に設ければよいが、これ
では電源全体をオフにすることになり、過負荷状態のモ
ータの電源のみならず、他のモータ等の制御回路の電源
もオフにすることになり好ましくない。
また、これを解決するために個別にそのモータのみの電
源をオフにする専用開閉器を設けろことはコストアップ
を招来し、これも好ましくない。
(発明の目的) 本発明は、専用開閉器を用いることなくモータ過負荷時
にそのモータを電源からオフにすることできるようにし
てコストアップの低減を図ることを目的とする。
(発明の構成と効果) 本発明はモータ側接続端子と、電源側接続端子と、前記
両接続端子間に設けられたモータ電流検出器と、前記両
接続端子間であって、かつ前記モータ電流検出器に直列
に接続されるとともに、モータ過負荷検出出力によりオ
フする遮断器と、モータ回転制御リレーの入力端子間に
接続されてモータ過負荷検出出力に応答してオフする常
閉接点とを具備したことを特徴としている。
本発明によれば、モータの過負荷時にはモータ電流検出
器によりその過負荷状態が検出される〜。
その過負荷状態の検出出力に応答して常閉接点と遮断器
とがオフする。これにより、モータの回転制御リレーは
オフになってモータに電源が供給されなくなるとともに
、その回転制御リレーに並列に例えばサージ吸収素子が
接続されていても常閉接点がオフするから、そのサージ
吸収素子を介してモータに電源が供給されることがなく
なる。
したがって、モータに対する電源の供給を完全にオフに
することができる結果、モータの過負荷検出時に電源を
オフしにてその保守点検を安全におこなうことができろ
また、専用の開閉器を用いてモータの電源をオフにする
必要がなくなるからコスト的に有利である。
(実施例の説明) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。第1図は、本発明の実施例に係る電子式サーマルリレ
ーとそれが適用されるモータ系のブロック図である。第
2図において、20は三相の交流電源、21は誘導モー
タ、22はモータ回転制御用リレーとしてのソリッドス
テートリレー、23は本実施例の電子式サーマルリレー
である。
サーマルリレー23は出力端子として電源20の電路中
に挿入されたモータ側接続端子T2.T4゜T6と、同
じく入力端子として三相電源20の電路中に挿入された
電源側接続端子T1.T3゜T5とを具備する。これら
両接続端子間には、モータ電流検出器としての変流器C
TI、CT2゜CTaが設けられる。また、両接続端子
間には変流器に直列に遮断器Xb l、Xb 2.Xb
 3が挿入サレル。コノ遮断iXb 1.Xb 2.X
b 3!!、変流器CTI、CT2.CT3により検出
されたモータ過負荷検出出力に応答してオフするように
なっている。また、実施例の電子式サーマルリレー23
は、ソリッドステートリレー22の入力端子22a、2
2b間に接続されて前記モータ過負荷検出出力に応答し
てオフする常閉接点13a。
13bが設けられる。24は直流電源、25はモータ2
1の回転を制御するスイッチである。
第2図は第1図の電子式サーマルリレー23のブロック
回路図であり、第3図はその詳細回路図であり、第4図
は各部の動作波形図である。
第2図において、TI、T3.T5は電源側接続端子、
T2.T4.T6はモータ側接続端子、Xb  1.X
b 2.Xb 3は遮断器、CT1.CT2、CT3は
変流器である。
各変流器それぞれの出力は、交流(AC)を直流(DC
)に変換するA C/D C変換回路1に入力される。
AC/DC変換回路1は、与えられた各変流器出力をそ
の出力レベルに応じたレベルの直流電圧に変換して出力
する。AC/DC変換回路lで変換された各変流器出力
中、最大変換出力が時定数回路2、平滑回路3、および
基準電圧補正回路4にそれぞれ出力される。第4図(、
a )にモータ電流波形が示される。第4図(a)にお
いて時刻toでモータが始動される。時刻toからt 
1までにはモータに始動電流が流れ、時刻tlからt2
までの間は定常電流が流れる。そして、時刻t2以降は
モータの過負荷状態が示される。
また、第4図(b)にはAC/DC変換回路l出力が示
される。すなわち、第4図(a)および第4図(b)に
示される゛ようにモータの始動時にはA C/D C変
換回路l出力が大きくなるが、モータの定常時にはAC
/DC変換回路l出力は定常化する。そして、モータが
過負荷状態の場合はAC/DC変換回路1出力が始動時
や定常時よりも大きくなる。
基準電圧発生回路5は、モータの定格電流に応じて検出
電流を変化させる電流設定ボリュームVRを備える。基
準電圧発生回路5からは電流設定ボリュームVRにより
設定された基準電圧が基準電圧補正回路4に出力される
基準電圧補正回路4は、第4図(d)に示すように基準
電圧発生回路5からの基準電圧をAC/DC変換回路l
の出力電圧に応じて低減するように補正動作する。すな
わち、第4図(d)において破線は基準電圧発生回路4
からの基準電圧(説明の都合上、これを補正面基準電圧
ということがある。)であり、実線は基準電圧補正回路
4により補正された基準電圧(同じく説明の都合上、こ
れを補正後基準電圧ということがある。)である。
第4図(d)に明らかなように破線の補正面基準電圧は
、第4図(b)のようにA C/D C変換回路1出力
の大きさに比例して実線の補正後基準電圧で示されるよ
うに低減されている。この補正後基準電圧は、第1比較
回路6の一方の入力部および第2比較回路7の一方の入
力部に、それぞれ与えられる。
平滑回路3は、A C/D C変換回路l出力にリップ
ル成分が含まれている場合に、そのリップル成分の低減
と平均値化のために設けられる。そして、第4図(c)
に示される平滑回路3の出力電圧は、第1比較回路6の
他方の人力部に与えられる。このようにして第1比較回
路6の両入力部に与えられた平滑回路3の出力電圧と基
準電圧補正回路4からの補正後基準電圧はその第1比較
回路6で電圧レベルの大小比較をされる。
第1比較回路6で、の比較の結果、平滑回路3の出力電
圧が補正後基準電圧を越えている場合、っまりモータの
始動中の時刻t3から定常時におけX 賎玄1h  A
 オ 切 シ I輻右l+Ml:If玄小;品偽芯律能
ブ血る場合には、第1比較回路6に設けられた発光ダイ
オードLEDが点灯することで過電流が流れていること
、つまりモータが過負荷状態にあることが検出表示され
るとともに、この第1比較回路6の出力部から第4図(
e)に示すような時定数回路2に対してこれを動作可能
状態にする第1比較回路出力が与えられる。
第1比較回路6の出力を与えられた時定数回路2は、第
4図(f)に示すような回路出力を出す。
すなわち、この時定数回路2出力は、時刻t3〜t4と
、時刻t5以降は漸増している。そして、時定数回路2
からの出力電圧は、第2比較回路7の他方の入力部に与
えられる。第2比較回路7において、それの両人力部に
与えられた補正後基準電圧〔第4図(d)の実線で示さ
れる電圧〕と時定数回路2からの出力電圧〔第4図(l
で示される電圧〕との大小が比較される。時定数回路2
の出力電圧が補正後基準電圧を越えたときには第2比較
回路7からは、第4図(g)の時刻t6〜t7に示すよ
うなその比較結果に対応した第2比絞出力がトリップ回
路8に与えられる。
トリップ回路8は、その端子Blを介して外部から入力
されたトリップ信号(外部トリップ信号)または第2比
較回路7からの出力とをOR出力するものである。トリ
ップ回路8出力は、オフ(OFF)ディレィ回路9に与
えられる。オフディレィ回路9は、トリップ回路8から
のトリップ出力に応答して第4図(h)の時刻t6〜t
8に示すオフディレィ出力を駆動回路lOとラッチ回路
llとに出力する。オフディレィ出力を与えられた駆動
回路10は、遮断コイルを駆動する。一方、オフディレ
ィ出力を与えられたラッチ回路11は、リセットスイッ
チSWがオンにされることでリセット信号が与えられる
までの間は、第4図(i)に示すように与えられたオフ
ディレィ出力をラッチするとともに、そのラッチ出力を
フォトカプラ12を介して出力回路13に与えることで
その出力回路13をオフ状態にする。出力回路13の出
力端子13a、tab(本実施例の常閉接点である。
)からは第4図(j)に示すような出力が出される。こ
の場合、出力回路13は時刻t6以前(過負荷検出前)
はその出力端子ILa、13b間をオン(短絡)してお
り、時刻t6以降(過負荷検出後)はオフしてその出力
端子13a、13bをオフにする。なお、14は上記各
回路の定電圧電源である。
第3図は第2図の詳細回路図である。第3図において、
各変流器それぞれの二次側は、AC/DC変換回路1の
抵抗R1,R2,R3に個別に対応して接続される。各
抵抗R1,R2,R3の両端間には変流器CTの二次側
で検出されたモータの始動時や定常時や過負荷時の各電
流に比例した交流電圧が発生する。各抵抗R1,R2,
R3はその一端をそれぞれ接地されるとともに、その他
端をオペレーショナルアンプICI、IC2,IC3の
非反転入力部(+)にそれぞれ個別に対応して接続され
る。
オペレーショナルアンプICI、IC2,IC3それぞ
れの出力部には、ダイオードDi1D2、D3のアノー
ドがそれぞれ個別に対応して接続される。ダイオードD
iSD2、D3の各カソードには、抵抗R4,R5,R
6の一端がそれぞれ個別に対応して接続される。抵抗R
4,R5,R6の他端側の共通接続部には、バッファア
ンプIC4の非反転入力部(+)とピークホールド用コ
ンデンサCIと放電用抵抗R7の各一端とが共通に接続
される。
バッファアンプIC4の出力部と反転入力部(=)との
間には、放電用抵抗R7と同じ抵抗値の帰還用抵抗R8
が接続される。また、バッファアンプIC4の出力部と
各オペレーショナルアンプIC1,IC2,IC3それ
ぞれの反転入力部とが共通接続される。
以上のように構成されたAC/DC変換回路lにおいて
、変流器CT1.Cr2.CTaの内の少なくとも1つ
の一次側にモータ電流(始動時、定常時、過負荷時にお
ける電流)が流れると、その変流器の一次側と二次側の
巻線の巻数比にほぼ比例した二次電流により、抵抗R1
,R2’、R3の小かど)−t、 +っの両端間lこ登
滞雷Thりを牢オ飄そして、この抵抗R1,R2,R3
のいずれか1つに非反転入力部を接続されたオペレーシ
ョナルアンプICI、IC2,IC3は、その反転入力
部にバッファアンプIC4から100%の電圧帰還を受
けているために、ゲイン0dI3(ゼロ・デシベル)の
半波整流を行う。この半波整流の波形は、波形の立ち上
がり時に抵抗R4,R5,R6の抵抗値とピークホール
ド用コンデンサCIの容量値とによる数m(ミリ)秒以
下の時定数でそのコンデンサCIに急速に充電される。
波形の立ち下がり時には、整流用ダイオードDi、D2
.D3が逆バイアスされてカットオフ状態にあるためピ
ークホールド用コンデンサCIの充電電圧は、放電用抵
抗R7の抵抗値とそのコンデンサC1との容量値とで決
定される時定数、数10m秒〜数loom秒で低下する
。また、この波形の立ち下がり時には前述の動作が繰り
返される結果、抵抗R1,R2,R3の両端間電圧のピ
ーク値に近い平均値を有し、かつ、若干のリップルを含
む直流電圧〔第4図(b)〕に変換される。ここで、バ
ッファアンプIC4の出力からオペレーショナルアンプ
ICI、IC2,IC3に電圧帰還を施しているために
オフセット電圧を極端に低減することでそのオフセット
電圧による誤差を大幅に低減できる。
基準電圧発生回路5は、定電圧電源回路14の出力電圧
(+V)を抵抗R12,R13,R14および可変抵抗
器VRで分圧して基準電圧(補正面基準電圧)を発生し
ている。モータの過負荷状態の検出電流の設定は、可変
抵抗器VRにより基準電圧を可変することにより行われ
る。
基準電圧補正回路4はオペレーショナルアンプIC5を
備えており、そのオペレーショナルアンプIC5の非反
転入力部(+)に基準電圧発生回路5から補正面基準電
圧が与えられる。オペレーンヨナルアンプIC5の反転
入力部(−)は、抵抗R15を介してA C/D C変
換回路lのオペレーショナルアンプIC4の出力部に接
続されている。オペレーショナルアンプIC5の出力部
はダイオードD4のカソードに接続され、そのダイオー
ドD4のアノードは抵抗RI6を介してオペレーショナ
ルアンプIC5の反転入力部に、また抵抗R17を介し
てその非反転入力部にそれぞれ接続されている。
このような構成を有する基準電圧補正回路4において、
そのオペレーショナルアンプIC5の非反転入力部に対
する基準電圧発生回路5からの補正面基準電圧に比較し
て、その反転入力部に対してAC/DC変換回路変換回
路用力電圧の方が低い場合は、ダイオードD4が逆バイ
アスされる。
その結果、基準電圧発生回路5からの補正面基準電圧に
ほぼ相当する電圧が、第1比較回路6のオペレーショナ
ルアンプIC6の非反転入力部と第2比較回路7のオペ
レーショナルアンプ(C7の反転入力部とにそれぞれ与
えられる。その逆に、前記基準電圧に比較して、前記A
 C/D C変換回路lの出力電圧の方が高い場合は、
基準電圧補正回路4は減算回路として機能して基準電圧
を低減し、その結果、低減された基準電圧が補正後基準
電圧として第1比校回路6と第2比較回路7とにそれぞ
れ供給される。その基準電圧低減量は、基準電圧発生回
路5の抵抗R12,R13,R14および基準電圧補正
回路4の抵抗R15,R16゜RI7の各抵抗値および
可変抵抗器VRの抵抗値の影響を受ける。したがって、
可変抵抗値VRにより設定される検出電流により基準電
圧補正量を変更することが可能となる。
平滑回路3は、オペレーショナルアンプIC4の出力部
に一端が接続された抵抗allと、抵抗R11の他端と
接地部との間に接続された平滑コンデンサC2とで構成
されている。この平滑回路3はA C/D C変換回路
Iの出力中に含まれるリップル成分を除去するためのも
のである。
第1比較回路6は、オペレーショナルアンプIC6と、
そのオペレーショナルアンプIC6の出力部と定電圧電
源14の+V端子との間に接続された抵抗R18および
発光ダイオードLEDの直列回路と、ダイオードD5と
コンデンサC3との並列回路と、抵抗R19とで構成さ
れている。
ンデンサC4と、トランジスタFETによるスイッチ回
路とで構成されている。
第1比較回路6におけるオペレーショナルアンプIC6
の出力電圧は、それの反転入力部に与えられる平滑回路
3からの出力電圧が、その非反転入力部に与えられる基
準電圧発生回路5からの補正面基準電圧に比較して低い
場合、つまりモータが過負荷状態でない場合、ハイレベ
ル(高値)となる。これにより、発光ダイオードLED
は消灯するとともに、その第1比較回路6の出力部に接
続されているトランジスタFETによるスイッチ回路が
オン、つまりそのトランジスタPETのソース・ドレイ
ン間が短絡する。また、その逆にモータが過負荷状態の
場合、そのオペレーショナルアンプIC6の出力電圧が
ローレベル(低値)となり、発光ダイオードLEDは点
灯しそのスイッチ回路がオフ、つまりそのトランジスタ
FETのソース・ドレイン間が開放する。
第2比較回路7は、オペレーンヨナルアンプIC7で構
成されており、その非反転入力部は時定数回路2の出力
部に接続され、またその反転入力部は基準電圧補正回路
4の出力部に接続されている。
AC/DC変換回路変換回路型圧が基準電圧発生回路5
からの基準電圧以下である場合は、第1比較回路6のオ
ペレーショナルアンプIC6の出力電圧がハイレベルで
あるからトランジスタFETはオンしている。
トランジスタFETがオンであるときは、時定数回路2
のコンデンサC4の両端電圧は、AC/DC変換回路変
換回路型圧を抵抗RIO,R20で分圧した値にまでし
か充電されないから、第2比較回路7は動作しない。
これに対し、AC/DC変換回路変換回路型圧が基準電
圧を超過すると第1比較回路6が動作し、発光ダイオー
ドLEDが点灯するとともに、トランジスタFETがオ
フとなるために、コンデンサC4の両端間電圧は、A 
C/D C変換回路lの出力電圧まで上昇を開始する。
コンデンサC4の両端間電圧が基準電圧に達したとき、
第2比較回路7は動作し、オペレーショナルアンプIC
7の出力はほぼ電源電圧+■になる。
このようにして、第2比較回路7の動作は第1比較回路
6で制御されている。今、抵抗R20の抵抗値を極端に
小さく(例えばゼロ)にした場合にも、第1比較回路6
の制御機能は満足するがホットスタート特性を満足しな
くなる。
ここで、モータの熱特性について考察してみると、モー
タが長時間未使用状態にある場合は、モータのコイルは
常温(冷えていること)である。
したがって、このような状態でモータを過負荷状態で始
動してもモータのコイルが耐熱温度に達するまでには比
較的長時間がかかることになる。これとは異なり、モー
タを長時間運転している状態においてはモータのコイル
の温度は上昇している。
したがって、この状態で過負荷状態になると、短時間で
そのモータの耐熱温度に達する。そして、前者をいわゆ
るコールドスタートといい、また後者をホットスタート
という。そして、一般的にホットスタートの動作時間は
コールドスタートのそれのおよそ半分に設定される。前
述の抵抗R20の抵抗値をゼロにした場合、ホットスタ
ートの動作時間はコールドスタートのそれと同じ値にな
る。
抵抗R20およびRIOの分圧比でホットスタート特性
が得られている。
以上の説明で第1比較回路6が第2比較回路7を制御す
るためには、第1比較回路6より第2比較回路7の方が
低い電圧で動作する必要がある。
このために、本実施例ではオペレーショナルアンプの入
力バイアス電流に着目し、抵抗R1Oの抵抗値をrlo
、抵抗R11の抵抗値をrllとした場合にrlo>r
llとしている。すなわち、オペレーショナルアンプ1
06およびIC7の入力バイアス電流を同じとした場合
、入力バイアス電流によるオフセット電圧は抵抗値に比
例し、rlo>rllの関係から第2比較回路7の方が
このオフセット電圧分だけ低い電圧で動作することにな
る。
仮に、機能上、rlO>rllの関係を満足で缶かい温
さ何I六げ ナペレーシク士ルアンプIn6の入力バイ
アス電流がオペレーショナルアンプIC7の入力バイア
ス電流よりも小さくなるようにオペレーショナルアンプ
の構成を決定するか、あるいはオペレーショナルアンプ
IC6の基準電圧を分圧した電圧をオペレーショナルア
ンプIC7の基準電圧とするなどの方法で目的を達する
ことができる。
トリップ回路8は、この装置を用いたシステムの動作チ
ェックやサーミスタ付きモータの異常過熱信号により強
制的にトリップさせるための外部トリップ端子Bl、B
2と、トランジスタTRI。
TR4と、ダイオードD6とを含む。
オフディレィ回路9は、比較的時定数の短い抵抗R21
およびコンデンサC5と、コンデンサC5に並列に接続
された比較的高い抵抗値の抵抗R23と、オペレーショ
ナルアンプIC8とで構成されている。オフディレィ回
路9のオペレーショナルアンプIC8は、それのコンデ
ンサC5の充電電位が接地電位レベルに達するときにオ
ンする。
コンデンサC5が接地電位レベルに達するまでの時間は
、抵抗R21とコンデンサC5との時定数が短いために
比較的短時間であるが、これとは逆にコンデンサC5は
高い抵抗値の放電用抵抗R23を介して放電するために
その放電時定数は比較的長い。このため、オペレーショ
ナルアンプIC8がオフになるまでの時間は長くなる。
オフディレィ回路9の出力は、駆動回路IOとラッチ回
路11の2系統に出力される。駆動回路lOはトランジ
スタTR2を含み、ラッチ回路11はサイリスクSCR
と、遮断器をリセットするときにオンし、かつリセット
完了時にオフするリセットスイッチSWとを含んで構成
される。オフディレィ回路9からその駆動回路lOに与
えられた出力は、そのトランジスタTR2を動作させて
内蔵遮断器を動作させるコイルXtを励磁する。
他方、ラッチ回路11に出力されたオフディレィ回路9
出力は、サイリスタのゲートに入力される。
これにより、サイリスタSCRのアノード・カソード間
が導通してそのサイリスタSCRのアノード・カソード
に並列に接続されているフォトカブラ12の発光ダイオ
ード12aに流れていた電流がゼロとなる。これにより
、フォトトランジスタ12bがオフしてそれに対してベ
ースを接続されているトランジスタTR3がオフする。
13はそのトランジスタTrt3を含む出力回路である
電源入力端子AIに一端を接続された抵抗R28の他端
と電源入力端子A2との間には外来サージやノイズをカ
ット吸収するためのツェナーダイオードZD4、コンデ
ンサCIOおよびC1lが接続されるとともに、定電圧
回路IC3が接続されている。
定電圧回路TC3の出力+Vと電源入力端子A2間には
接地電位レベルを作るツェナーダイオードZD3とツェ
ナー電流を制限する抵抗R29が接続され、かつ、ツェ
ナーダイオードZD3と抵抗R29の接続部が接地され
る。ツェナーダイオードZD3に並列に接続されコンデ
ンサC9はツェナーダイオードZD3が発生するノイズ
を吸収するためのものである。
抵抗R9は、電源入力電圧がゼロボルトとなった場合、
オペレーショナルアンプIC4は動作シなくなるためコ
ンデンサC2,C4に蓄えられた電荷を放電させるため
の抵抗である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の電子式サーマルリレーとそれ
により制御されるモータ系のブロック図、第2図は第1
図の電子式サーマルリレーのブロック回路図、第3図は
第2図の詳細回路図、第4図は実施例回路の動作波形図
である。 1・・・AC/DC変換回路、2・・・時定数回路、3
・・・平滑回路、4・・・基準電圧補正回路、5・・・
基準電圧発生回路、6・・・第1比較回路、7・・・第
2比較回路、8・・・トリップ回路、9・・・オフディ
レィ回路、10・・・駆動回路、11・・・ラッチ回路
、13・・・出力回路、14・・・定電圧電源、20は
交流電源、21はモータ、22はソリッドステートリレ
ー、23は電子式サーマルリレー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータ側接続端子と、電源側接続端子と、前記両
    接続端子間に設けられたモータ電流検出器と、前記両接
    続端子間であって、かつ前記モータ電流検出器に直列に
    接続されるとともに、モータ過負荷検出出力によりオフ
    する遮断器と、モータ回転制御リレーの入力端子間に接
    続されてモータ過負荷検出出力に応答してオフする常閉
    接点とを具備したことを特徴とする電子式サーマルリレ
    ー。
JP3865587A 1987-02-20 1987-02-20 電子式サ−マルリレ− Pending JPS63206110A (ja)

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