JPS63202764A - 静電記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 記録媒体を加熱手段で加熱して、湿度の悪影響を防止す
る。

〔産業上の利用分野〕

本発明はファクシミリ及びプリンタ等に用いられる静電
記録装置に係シ１％に記録媒体が湿度に依って悪影響を
受けることを防止する手段に関する。

近来、配録装置として静電記録方式に依るものが一般化
されておシ、中でも着色トナーを用いた乾式のものが装
置の構造上及び取シ扱すの容易さ等から一般に使用され
ている。

斯かる装置に於いては、トナーに依る記録紙の汚れが発
生し易く、その−因である湿度に対する対策が要望され
ている。

〔従来の技術〕

第４図の記録部の構成を示す斜視図の如く記録部ｍｌは
、複数のグループから成る電棲針２を一列に並べてマル
チスタイラスを構成している。

この記録部ｍｌに誘電体フィルムから成る記録媒体３を
接触せしめる。

一方、固定された円筒状のスリーブ４の内部に回転する
磁気ａ−ラ５を備えて成る磁性トナー現像機６が上記記
録媒体３を介して記録電極１と対向される位置に設置さ
れる。

このスリーブの表面には複数のセグメントに分割された
多数の対向電８１ｉ７が並設しである。

斯かる構成の記録部に於いて、トナー＠は第５図の説明
図のように形成される。

即ち、記録媒体３が矢印入方向に移動しつつある間に、
電極針２と対向電極７とに夫々記録情報に対応した逆極
性のパルス電圧を印加すると、電極針２と記ｉｊｋ媒木
３との微小空間に於いてコロナ放電が起シ、記録媒体３
の電極針２側の面上に潜像電荷（静電潜＠）２０が形成
される。

これと同時に選択された対向電極７上に運ばれて来た８
性トナー１８に、逆極性の電荷が該対向電［ｉ７に依っ
て注入され、潜像電荷２０のクーロカ ンオと引き合って記録媒体３上にトナー像（可視像）１
９が形成される。

尚、記録媒体３の電極針２側の面には、コロナ放電を生
じさせるのに必要な微小中＆を保つ為、所定の高さを有
する凹凸層が形成されている。

以下に第６図の画＠記録装置の全体内を参照して構成及
び動作を説明する。

記録媒体３は例えばマイラーフィルム等の誘電体フィル
ムを無端帯状のベルトにしたもので、ローラ８．９．１
０に依っそ張架され、一定の速度で回動させる。

記録媒体３の内側には、記録電極１の先端が接触するよ
うに配首する。

又、対向電極７をスリーブ４上に備えた磁性トナー現像
機６を所定の間隙を介して記録電極１と対向するように
設ける。

第４図及び第５図で説明したようにして記録媒体３上に
形成されたトナー像は、記録媒体３の矢印Ｂ方向の回動
で、接地したローラ９の部分に於いて同速度で矢印Ａの
如く送られて来た記録紙１２に転写される。

ローラ９と対向し九位Ｉ！ｊｔｌＣけ、ａ−ラ９と対を
為して記録媒体３及び記録紙１２を圧接するように転写
ローラ１３が配され、転写ローラ１３にはトナー像と逆
極性の電圧を印加して記録媒体３のトナー像を記録紙１
２に転写する。

その後、記録紙１２上の転写像は例えばローラ２】と対
を為すビートａ−ラ１４に依って加熱され、記録紙１２
に熱定着される。

一方、記録媒体３の残留トナー１８′は、記録媒体３の
回動に伴なって相対して配された除雪器１６．１７に至
シ、除電器１６．１７に印加される互すに位相を異にす
る交番電圧で電荷が消去され、記録媒体３への付着力が
弱められる。

日 そして、更に記録媒体３の励動で残留トナー１８′が記
録部に搬送されると、磁性トナー現像機６の磁気ローラ
５の磁力に依って回収される。

以上の如きプロセスが繰シ返されて記録が行われる。

斯かる記録装置け、記録部Ｍｌに依る潜像形成工程と、
現像機に依る現像工程を同一個所で同時に行りている為
に、例えばファクシミリ装置等の記録装置としては構成
が簡単になり、従って小型化、低価格化が容易になる他
、転与未了のトナーをクリーニングすることなく、現像
機に回収して再使用が出来る為に、メンテナンスが容易
でランニングコストが低廉になる長所を併せ持ってｂる
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

斯かる構成のプリンタに於りてば、湿度が上がると記録
媒体の表面に水滴が付着し、そこに塵埃及びトナー等が
付着して印字品質に悪化させる短所があり、取扱い説明
書等で例えば７５チ以上に湿度が上がった場合は使用不
可等の条件を付けなければならない問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の静電記録装置の全体内である。

本発明に於いては、記録媒体３を加熱手段２２で加熱す
るようにしたものである。

〔作用〕

記録媒体を加熱するＣとに依シ記録媒体の湿度を低下さ
せ、水滴の付着を防止することが可能となる。

〔実施例〕

第１図乃至第３図は本発明の一実施例である。

全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。

本発明の静電記録装置は第１図の全体図に示す如く、記
録媒体３を加熱する熱源としてヒートローラ】４に着目
し、加熱手段２２をビートローラ】４と７アン２３とで
構成し、ヒートローラ１４の熱を例えばファン２３で吹
き付けるようにしたものである。

加熱手段２２には、更に記録媒体３に対する加熱効果を
向上する為に、熱風を所定位置にガイドするガイド手段
２４を設けても良く、一方、加熱手段２２が動作してい
ｆｋい時にヒートローラ１４の熱が記録媒体３に逃げる
ことを鋳圧して記録紙１２に対する加熱効果を向上する
ガイド手段を閉じる開閉口２５を設けても良い。

尚、記録媒体３に対する加熱手段２２の熱源はヒートロ
ーラ１４に限られるものでは無く、転写像の定着が圧力
定着であるような場合には、別に熱源を設けて対処する
必要がある。

斯かる静電記録装置の動作を、第２図の制御ブロック図
及び！３図のタイムチャートを参照して説明する。

１Ｅ２ｒＩｔＪに示す如く制御部の構成は、例えば記録
媒体３に近接して設けられ湿度に依りて変化した電圧を
出力する湿度センナ２６と、湿度センナ２６の出力電圧
Ｖｓと基準電圧Ｖｒｅｆとを比較して、出力電圧Ｖｓｉ
ｉ基ｎＡｌ１　ＨＶ　ｒ　ｅ　ｆ以上の場合にのみ信号
Ｖｏを出力する比較器２７と、比較器２７の信号Ｖｏ　
Ｋ依りて作動するファン駆動回路２８と、必要に応じて
設けられる開閉口駆動回路２９等から構成される。

湿度センナ２６の出力電圧Ｖｓは、湿度の上昇に伴って
電圧が上昇するもので、従って第３図に示す如く出力電
圧Ｖａが基準電圧Ｖｒｅｆ以上の場合には比較器２７の
信号ＶＯでファン駆動回路２８を作動して７７ン２３を
駆動し、湿度が低下して出力電圧■３が基準電圧Ｖｒｅ
ｆ以下になった場合には、７７ン躯動回路２８を作動を
停止してファン２３０回転を止める。

尚、開閉口駆動回路２９を設けた場合には、ファン駆動
回路２８の作動と共に開閉口駆動回路２９を作動して、
例えばプランジャマグネット３０を駆動し、図示省略し
た開閉機構に依りて熱風のガイド手段２４を開口する。

そして、ファン駆動回路２８の停止と共に閉口するよう
にする。

このような動作を自動的に繰り返すことで、常に記録媒
体３け所定の湿度以下に保たれ、環境湿度に制限されず
に高品質の記録が行える。

〔発明の効果〕 本発明の静電記録装着を使用することに依り。

湿度に影響されずに高品質の記録が行える勢、産業上に
多大の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

＠１因は本発明の静電記録装置の全体図、第２図は本発
明の静電記録装置の制御ブロック図、 第３図は第２図のタイムチャート。 第４図は記録部の構成を示す斜視図、 第５図は記録部に於けるトナー９形成の説明図、第６図
は従来の静電記録装置の全体図である。 図忙於いて、 １は記録電極、２Ｆｉ電極針、 ３け記録媒体、４はスリーブ、 ５け磁気クーラ、６け現像機、 ７は対向電極、８．９．１Ｏ１２１けａ−ラ、１２け記
録紙％　１３け転写ローラ、 １４＃′ｉヒートａ−ラ、１６％１７は除電器、１８は
磁性トナー、１９けトナー像、 ２０け潜像電荷、２２は加熱手段、 ２３け７テン、２４けガイド手段、 ２５は開閉口、２６は温度センサ。 ２７Ｆｉ比較器、２８はファン駆動回路、２９け開閉口
駆動回路、 ３０けプランジャマグネットである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 記録媒体（３）にトナー像を形成せしめ、 トナー像と逆極性の電圧を印加した転写ローラ（１３）
   を記録紙（１２）を介して前記記録媒体（３）に圧接し
   て、前記トナー像を前記記録紙（１２）に転写し、 該転写像を記録紙に定着するようにした静電記録装置で
   あって、 前記記録媒体（３）を加熱手段（２２）で加熱するよう
   にしたことを特徴とする静電記録装置。