JPS63202488A - プリンタのインクリボン切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、複数色のインクリボンを有するインクリボン
カセットを揺動し、前記インクリボンを切換える揺動機
構を設けたプリンタのインクリボン切換装置に関する。

（ロ）従来の技術 一般にプリンタにおいては、印字用紙にドツト印字又は
熱転写等により所定の文字をドツトタイプのヘッドで印
字する方式が多く採用されている。

近年１色、例えば黒のインクリボン又は赤のインクリボ
ンを有するリボンカセットを逐次取換える代りに１つの
リボンカセット内に複数色のインクリボンを備えた同カ
セットが使用され始めた。

このようなリボンカセットは、必要に応じた色により所
定の印字位置に印字する場合、前記インクリボンを印字
ヘッドに対して揺動させなければならない。

そこで従来特開昭６１−１０２２８３号公報に示すよう
にインクリボンカートリッジを上下に揺動許せる第１の
機構と、リボンリフト機構を上下に動作させる第２の機
構を含む構成で、更に前記第１及び第２の機構を同期さ
せてリボン切換を行う構成が示されている。

（八）発明が解決しようとする問題点 前述の従来例では、構成部品が多いばかりでなく、構造
が非常に複雑となりコストアップにつながる欠点があっ
た。また第１及び第２の機構が予め組込まれていなけれ
ばならず、使用者のオプション使用が不可能であった。

本発明は、前記欠点を除いた新規なプリンタのインクリ
ボン切換装置を提供するものである。

し）問題点を解決するための手段 本発明は、複数色のインクリボンを有するインクリボン
カセットと、該インクリボンの切換を行う揺動機構と、
印字用紙に印字を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドの
移動に対応して前記インクリボンを順次送るリボン送り
機構とを備えたプリンタのインクリボン切換装置におい
て、前記印字ヘッドが搭載されかつガイドシャフトに摺
動自在に設けられたキャリッジと、前記リボンカセット
が賊置きれ、前記キャリッジに対して揺動自在に設けた
リボンカセット載置台と、該載置台の下面を押圧する揺
動機構とより構成される。

（＊）作用 本発明の構成で、揺動機構によりインクリボンカセット
の底面を押圧するものであり前記リボンカセットの揺動
が極めて簡単な構成で行え、インクリボンガイド及び揺
動機構のユニット化が可能となる。

（へ）実施例 図面に従って本発明を説明すると、図面はいずれも本発
明装置を示し第１図は本発明のプリンタのインクリボン
切換装置の要部側面図、第２図は同装置に用いる揺動機
構ユニットの側断面図、第３図は同ユニットの分解斜視
図、第４図は同装置の要部斜視図、第５図は同装置で、
インクリボンカセットを取付けた状態を示す要部斜視図
である。

図面において、（１）はプラテン、（２）はインクリボ
ン（３）を有するインクリボンカセット、（４）はイン
クリボン駆動軸、（５）は印字ヘッド（６）が搭載され
たキャリッジ、　（７）（８）は前記キャリッジを左右
方向に移動可能に案内するガイドシャフト、（９）は前
記リボンカセットが載置されるカセット載置台、（１０
）はプリンタ本体内のシャーシから延びたリボンカセッ
ト挾持片、（１１）は前記挾持片の回動孔に嵌入する回
動軸、（１２）は前記ガイドホルダに設けた支持脚で、
前記載置台の支軸を中心に回動する構成となっている。

（１３）は上下用ネジ部（１４）を有するリボンカセッ
ト上下用のビン、（１５）（１６）はモータ（１７）か
らの回転を伝える第１及び第２のギア、（１８）は前記
モータが固定され、前記ビン及びギア部も軸支するベー
スプレート、（１９）は施蓋用のケース、（２０）はピ
ン突出用の貫通孔を示す。

次に本発明のプリンタのインクリボン切換装置に関し、
先ず揺動機構ユニットの組立て方を説明すると、前記モ
ータは、ベースプレート（１８）に固定し、その後該モ
ータのモータシャフト（２１）に第１のギア（１５）を
取付け、第２のギア（１６）及びビンのギア部（１４）
を各々噛合させ、ビン（１３）の先端をケース（１９）
上方の貫通孔（２０）から突出させて、該ケース（１９
）とベースプレート（１８）とを結合させれば、揺動機
構ユニット（２２）として一体化きれる。

前記一体化した揺動機構ユニット（２２〉は、モータ（
１７）として配置したステッピングモータの回転はドラ
イブ用の第１のギア（１５）に伝わり、該ギア（１５）
の回転に応じて第２のギア（１６）が回転し、該ギア（
１６）の中心部とビン（１３）のギア部（１４）との噛
合により、該ビン（１３）が上下する構成になっている
。該揺動機構ユニット（２２）はキャリッジ（５）に取
付けられている。前記キャリッジ（５）に対してカセッ
ト載置台（９）が回動自在になっており、支持脚（１２
）にスナップ止めされ前記揺動機構ユニット（２２）の
上方に突出したビン（１３）の上下位置によりリボンカ
セット（２）の揺動角度を設定できる。

次にリボンカセット（２）を前記リボンカセット載置台
（９）上に載置する場合、該リボンカセット（２）の背
面に設けた後方突部（２３）を前記リボンカセット載置
台（９）の後方係止片（２４）にて係止され、第１図及
び第５図に示す状態に前記リボンカセット（２）は保持
きれる。

この状態で、モータ（１７）を回転させ所定の位置にピ
ン（１３）を設定するとき、モータ（１７）の回転角度
に応じてピン（１３）は上下移動する。

そこで例えば第１図に示す位置にリボンカセット（２）
を設定した場合、通常４色のインクリボンを有するもの
であれば、上から順に黒、青、赤及び黄色のインクリボ
ンが内蔵されているので、黒色のインクリボンを使用す
る例を示し、印字用紙（２５）には黒色で印字ヘッド（
６）からの押打により印字され、リボン送りは、インク
リボン駆動軸（４）の回転で行われる。

前記リボンカセット（２）の内部のインクリボンを他の
色に変更、例えば赤に変更するとき、前記モータ（１７
）を所定角度回転させ、ピン（１３）の突出量を減少さ
せると、リボンカセット（２）はＡ方向にスプリング（
２７）の力で回動し、インクリボンカセット（２）のイ
ンクリボン側は上方向に移動することになる。これに従
って印字へラド（６）によりインクリボン（３）の押打
で印字用紙（２５）に赤色の文字、記号等が印字される
ことになる。

このとき前記ピン（１３）によるリボンカセット（２）
の揺動け、前記リボンカセット（２）の両側面の回動支
持及びリボンカセット載置台（９〉の回動支持に関し、
単に前記リボンカセット（２）の底面方向からの押圧の
みでインクリボン（３）は上下移動する。

更に前記インクリボン（３）は第４図及び第５図に示す
ようにインクリボンガイド（２６）により前記リボンカ
セット載置台（９）の揺動に対応して上下移動するので
、インクリボン（３）の印字用紙（２５）に対する位置
設定が確実に行える構成となっている。

（ト）発明の効果 本発明のプリンタのインクリボン切換装置によれば、従
来のような複雑な構成を必要とせず、インクリボンカセ
ットの下方からリボンカセット載置台の下面を押圧する
ことにより、簡単にインクリボンを揺動でき、更に本発
明の同装置によれば、揺動機構ユニットとして一体化で
き、また前記載置台によりリボンカセットを揺動する構
成であり仮に該揺動機構における部品の交換が必要な場
合、ユニット毎交換するか又はユニット毎キャリッジ（
５）から取外して、所定の部品を交換可能となり、修理
点検が極めて容易となる。また使用者による取付けが可
能なのでオプション対応ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のプリンタのインクリボン切換装置の要
部側面図、第２図は同装置に用いる揺動機構ユニットの
側断面図、第３図は同ユニットの分解斜視図、第４図は
同装置の要部斜視図、第５図は同装置で、インクリボン
カセットを取付けた状態を示す要部斜視図である。 （１）・・・プラテン、　（２）・・・インクリボンカ
セット、（３）・・・インクリボン、（５）・・・キャ
リッジ、（６）・・・印字ヘッド、（９）・・・カセッ
ト載置台、　（１３）・・・ピン、　（１４）・・・上
下用ネジ部、　（２２）・・・揺動機構ユニット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数色のインクリボンを有するインクリボンカセッ
   トと、該インクリボンの切換を行う揺動機構と、印字用
   紙に印字を行う印字ヘッドとを備え、前記印字ヘッドに
   よる印字に対応して前記インクリボンを順次送るプリン
   タのインクリボン切換装置において、前記印字ヘッドが
   搭載されかつガイドシャフトに摺動自在に設けられたキ
   ャリッジと、前記リボンカセットが載置され、前記キャ
   リッジに対して揺動自在に設けたリボンカセット載置台
   と、該載置台の下面を押圧する揺動機構とより成るプリ
   ンタのインクリボン切換装置。