JPS63200413A - ケ−ブル用防炎被覆材 - Google Patents

ケ−ブル用防炎被覆材

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Publication number
JPS63200413A
JPS63200413A JP62032096A JP3209687A JPS63200413A JP S63200413 A JPS63200413 A JP S63200413A JP 62032096 A JP62032096 A JP 62032096A JP 3209687 A JP3209687 A JP 3209687A JP S63200413 A JPS63200413 A JP S63200413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
cable
coating material
layer
insulating sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62032096A
Other languages
English (en)
Inventor
坂田 正美
黒田 郁夫
大橋 久雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topy Industries Ltd
Original Assignee
Topy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topy Industries Ltd filed Critical Topy Industries Ltd
Priority to JP62032096A priority Critical patent/JPS63200413A/ja
Publication of JPS63200413A publication Critical patent/JPS63200413A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al  産業上の利用分野 本発明は、ケーブルの被覆材に関するものである。
(′b)従来の技術 電力用ケーブルや通信用ケーブル、特に大容量の幹線用
ケーブルは地下構内に敷設されたり地中に埋設されるた
め、従来地下水や雨水等に対する防水については十分考
慮されているが、炎や熱に対しては殆ど無防備であった
しかしながら、これらのケーブルは現代社会において非
常に重要なものであり、電気機器作動用、電力や種々め
重要な情報を伝達する伝達手段として機能しているが故
に、遮断される等の事態が発生すると都市機能がマヒし
、日常生活に大きな支障をきたすこととなる。
(C)  発明が解決しようとする問題点例えば、火災
の発生等によってケーブルが燃焼すること等は絶対に防
止しなければならない。現在、このような場合の対策と
して地下1−ンネルにスプリンクラ−等を設けて消火す
ることが行われているが、これが故障の場合にはまった
く平置てがない。即ち、ケーブル自体にはそのような対
策がまったく講じられていないのである。
そこで、現在存在する断熱防炎シートをケーブルに被覆
することが考えられる。
しかし、その断熱性のためにケーブル、特にパワーケー
ブルに発生する熱が発散されずケーブル内に蓄積するこ
ととなる。これでは、送電ロスが生じ問題となる。
、即ち、このような被覆材には、内部の熱は外部に発散
させ、且つ外部からの熱や炎から内部のケーブルを保護
するという相反する性能を要求されるのである。
(dl  問題点を解決するための手段このような状況
に鑑み、本発明者等は本発明を完成させたものであり、
その特徴とするところは最外周に放熱板、その内側に発
泡性皮膜層及び断熱シート層を有する点にある。
ここで、「放熱板」とはアルミニウム、銅、真鍮等の金
属箔をラミネートしたり、またアルミニウムや亜鉛を蒸
着したものでもよい。さらに、アルミニウム、銅、酸化
鉄等の熱伝導性フレークと不燃性粘結材を皮膜としたも
のでもよい。また、メタルウールの抄造膜でもよい。こ
の放熱板は、炎が直接接した場合ではなく、その前段階
での輻射熱を反射して内部の昇温を防止するという役目
を果たすものである。特に、後述する発泡剤が熱によっ
て発泡した場合には、そのケーブルは取り替える必要が
あるため、その前の段階(即ち、発泡する前に)ででき
るだけ食い止めようとするものである。
この放熱板は、炎が直接光たった場合には熔融したり、
大きなりランクが入ったりする。また、発泡剤の発泡に
よる体積の膨張によって、クランクが入ることもある。
要するに、この放熱板によって発泡剤の所定の温度に達
した時の発泡が阻止されることはない。
「断熱シート層」とは、セラミックファイバー等の無機
ファイバーを主原料としたものであってこれに若干の有
機繊維を加えたもの等を織ってシート状にしたものをい
う。また、無機ファイバーにメタルファイバーを覆う(
巻き込む)ように紡糸したものを用いてもよい。
「発泡性被覆層」とは、火災等の場合に一定温度を越す
と発泡し、放熱板と断熱シート層との間に断熱層を形成
するものをいう。ここでは、断熱性が高く、耐火性のあ
るものが望ましい。例えばいわゆる膨張性グラファイト
等の無機系発泡剤が好適である。膨張性グラファイトと
は、酸処理されたグラファイトであり、これに熱がかか
ると大きく発泡するものである。これらの場合には、バ
インダー等によって塗布が容易な状態にし、前記断熱シ
ートに塗布するか、含浸される等の方法で施工されるこ
ととなる。勿論、これに限らず有機系のものも難燃性で
あれば使用できる可能性は十分ある。
有機系の場合には、例えば、硬質ポリウレタン等の断熱
性の高いものが好ましい。この場合、ポリオール、ジイ
ソシアネート、架橋剤触媒、発泡剤等を混合したものを
断熱シーI−に塗布、含浸等させることが望ましい。こ
の場合に、発泡剤は通常のものでよいが本発明の性質上
、引火性のないものが望ましい。
(e)  作用 本発明に係る保護材は、通常の状態で断熱効果の大きい
ものは少ないため、内部の熱は比較的よく外部に放出す
る。また、外部に炎等が存在する場合には、放熱板があ
り直接炎によって燃焼等することを防止し、かつ発泡性
被膜層が異常時に発泡して断熱効果を発揮し内部のケー
ブルを保護するという作用を生じるものである。  ゛
(f)  実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図(al (b)は夫々本発明に係るパワーケーブ
ル用防炎被覆材(1)の一実施例を示すもので、最外周
部に放熱板(2)その内側に発泡性被膜層(3)及び断
熱シート層(4)を配したパワーケーブル(5)の保護
材である。放熱板(2)は金属箔をラミネートしたもの
であって、平常時にはパワーケーブル(5)の熱を外部
に拡散する役目をし、例えば火災等が発生した場合の異
常時には外部の熱からパワーケーブル(5)を保護する
ものである。また、発泡性被膜層(3)は通常は未発泡
の状態で放熱板(2)と断熱シート層(4)の間にあり
、パワーケーブル(5)の熱を拡散するようにしている
が、火災時には放熱板(2)を伝わる熱によって発泡す
るため、その後に被膜材(1)にさらされる熱を発泡し
た被膜層(3)によって断熱し、内部のパワーケーブル
(5)を保護する構造としたものである。この発泡性被
膜層(3)の発泡する温度は、内部のケーブルの径や材
質、その他の性質により決定すべきもので、適切な温度
で発泡するようなものを選択することとなる。例えば、
難燃性の有機系のものであれば200〜300℃程度で
発泡するものや、500〜600℃程度のものも考えら
れ、又無機系のものであればグラファイトのようにより
高温のもの等もある。これこらの発泡の技術は公知であ
り、発泡性被覆層そのものの材質、発泡剤の種類と量等
によって適宜設定すればよい。
断熱シート層(4)は紡織耐熱布であって蓄熱量をでき
るだけ少なくするために設けたものである。
このため、第2図に示すように無機ファイバー(6)を
メタルファイバー(7)が覆う(巻き込む)ように紡糸
したものが好ましい、このメタルファイバー(7)は、
その単糸が熱放散のためのフィンとなるように紡織して
シート化を行なって、フィンと放熱板(2)とは完全に
接続された状態にするのが理想的である。即ち、通常の
場合には中心のケーブルと外層の放熱板とは断熱せず、
ケーブルの熱を放熱することが望ましいため、熱伝導率
の高い金属性のもので、ケーブルと放熱板とを連絡する
ことによって、放熱を容易にするというものである。
さらに、無機ファイバー(6)に金属箔を被覆したもの
や、金属パウダーを懸濁されたものを含浸させるか塗布
したものでもよい。
°(g)  発明の効果 以上のように本発明に係るパワーケーブル用防炎被膜材
は、パワーケーブルを火災等により遮断されるのを未然
に防ぐべく構成したものであって火災発生時にのみその
熱によって発泡性被膜層が発泡する構造のものであり、
外部の熱を断熱する゛ことによってパワーケーブルを保
護すると共に平常時にはパワーケーブルの熱を外部に拡
散するという極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) (b)は夫々本発明に係るパワーケーブ
ル用防炎被膜材の一実施例を示すもので同図(a)は断
面図、同図(b)は平面図、第2図は断熱シートの一例
を示す断面図である。 1・・・ケーブル用防炎被膜材 2・・・放熱板 3・・・発泡性被膜層 4・・・断熱シート層 5・・・パワーケーブル 6・・・無機ファイバー 7・・・メタルファイバー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、最外周に放熱板、その内側に発泡性皮膜層及び断熱
    シート層を有することを特徴とするケーブル用防炎被覆
    材。 2、放熱板は、金属箔をラミネートしたものである特許
    請求の範囲第1項記載のケーブル用防炎被覆材。 3、断熱シート層は、セラミックファイバーを主原料と
    した紡織耐熱布である特許請求の範囲第1項記載のケー
    ブル用防炎被覆材。 4、発泡性被膜層は、膨張性グラファイトである特許請
    求の範囲第1項記載のケーブル用防炎被覆材。
JP62032096A 1987-02-13 1987-02-13 ケ−ブル用防炎被覆材 Pending JPS63200413A (ja)

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JP62032096A JPS63200413A (ja) 1987-02-13 1987-02-13 ケ−ブル用防炎被覆材

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JP62032096A JPS63200413A (ja) 1987-02-13 1987-02-13 ケ−ブル用防炎被覆材

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JPS63200413A true JPS63200413A (ja) 1988-08-18

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064010A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Giken Kanri:Kk Pc鋼材の耐火被覆構造およびその工法
CN109411139A (zh) * 2018-10-31 2019-03-01 湖南湘江电缆有限公司 一种抗扭转抗疲劳长寿命风电电缆及其制造方法

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