JPS6320018A

JPS6320018A - 汚泥濃縮濾過装置

Info

Publication number: JPS6320018A
Application number: JP61164681A
Authority: JP
Inventors: Kazumasa Narita; 一征成田
Original assignee: NARITA KOKI KK
Current assignee: NARITA KOKI KK
Priority date: 1986-07-15
Filing date: 1986-07-15
Publication date: 1988-01-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、一般産業廃水や下水処理場の沈澱汚泥を、
加圧浮上、遠心濃縮などの機械濃縮により濃縮処理する
に当り、その前処理装置として好適の汚泥濃縮濾過装置
に関するものである。

（従来の技術）沈澱池において沈降した汚泥は含水率が高く（９９，５
〜９８Ｘ）、これをそのまま消化槽や脱水工程に移送す
ることは効率が悪く、かつ装置も大きくなって不経済で
ある。そこで、これを前記機械濃縮に送る前に少しでも
濃縮し体積を減少させる装置として従来、円形タンク中
に回転レーキを設けて沈澱汚泥を底部中心に集める重力
式汚泥濃縮装置が一般に用いられているが、この場合の
濃縮は含水率が９６Ｘ程度にとどまり、またタンクの水
面に浮いたスカムの処理に別個の除去装置を要するなど
の不便がある。

（発明が解決しようとする問題点）上記汚泥処理には、通常汚泥ＩＣ１Ｍ！集剤を添加して
凝集させることが行われているが、凝集ブロック化した
汚泥は、綿くず状の軟質体であってこわれやすく、しか
も含有粒子が微細であって粘性大であるため通常の振動
ふるいではふるい分けが不可能である。その点、円筒ふ
るい（トロンメル）は、軟質の汚泥を破損することなく
無理のないふるい分けを行うことができるが、円筒のふ
るいは回転する円周のご（一部をふるい面とするため処
理容量が小さく装置が大で、かつふるいの目詰りが甚だ
しいから洗浄水の使用が大であり、しかもこの洗浄水が
ふるい目を通らず、そのまま網上物に混入して含水率が
高くなるおそれもある。

（問題点を解決するための手段）これを解決するには在来の円筒ふるいに、目詰りの防止
機能ならびＫふるい面の有効面積を増大する機能を付加
すればよいわけであって、このためＫは円筒ふるいを回
転と共に横方向に水平動すれば、内部の処理液の移動に
よりふるい面に対する接触面積の増大ならびにふるい目
の清掃が同時に行われるととになる。

この発明は上記の点に着目して開発したものであり、円
筒ふるいを回転と共に左右に揺動するようにし、さらに
必要により回転ふるい内になわ状のレーキ部材を位置さ
せて目詰り防止作用の向上を計ったものである。

（実施例）この発明の実施例を図面について説明すると、１は基台
であって、脚柱２・・・の上層を連ねて長方形の水平枠
３を有し、この水平枠３の前後ｍＫ当る外側面には上方
に向けて補助枠４・・・が突設されている。

次に、５は揺動架台であって、第２図に明らかなよ５に
長方形の傾斜枠６を、その下面隅部をそれぞれ左右一対
の前部ローラー７．７、後部ローラー８，８を介して前
方（図の左方）が低くなるように上記水平枠３上に載架
するとともに、傾斜枠６の上方に前後枠９．ｌＯおよび
その上部を連ねる頂部枠１１を設けて、これら前後枠９
，１０間にわたり円筒ふるい１″２を支持し【形成され
ている。

上記円筒ふるい１２は、第２図に示すように内面の口径
が０．２粍、外面の口径が０・２５粍の微小孔を多数設
けた薄金属板製で、長さ１５０糎、径４５糎の多孔板筒
体を、別に円輪および円輪を連ねる連繋ボルトで構成さ
れた筆状の補強枠１３内に前後方向に緊張状態に取付し
て形成され薄金属板でありながら充分の強度に保持され
ている。この円筒ふるい１２は、上記補強枠１３の前後
円輪を前後枠９，１０内面に軸設した前後４個ずつの支
持ローラー１４・・・Ｋ係合し【回転自在に支持され、
後縁に設けられた円輪プーリー１５と、頂部枠１１上に
取付けられたモーター１６＆Ｃ連る無段変速機１７にＶ
ベルト１８で接続して適宜の周速で低速回転される。

次に、１９は基台１と揺動架台５を結ぶ連杆であって、
両端を基台１の一側面に設けられた減速モーター２０に
より回転されるクランク軸２１のクランク先端と、揺動
架台５の傾斜枠６下面に設けられた突片２２にわたり軸
着して接続され、この連杆１９を介して揺動架台５を左
右方向に往復動するようになっている。

次に、２３は円筒ふるい１２に処理すべき所要の材料を
供給する原料供給箱であって、前後方向に広幅の形状に
作られ、かつ先端を円筒ふるい１２の中心とほぼ等高で
、しかも排出された材料が円筒ふるい１２の回転により
下方に向う側のふるい内面に近接して揺動架台５に取り
つげられている。

さらに、上記実施例においては、円筒ふるい１２内に一
端な揺動架台５の後端に止着するとともに他端を自由端
として１条の所要太さ、かつ所要長さのロープからなる
なわ状のレーキ部材２４がふるい底面に添接して垂設さ
れている。

なお、図中、２５は円筒ふるい１２の前端下方に位置し
て揺動架台５に止着された網上物取出し用シュート、２
６は揺動架台５に取りつけられふるい内面に向けて散水
を行う洗浄管、２７は基台１に設けられ上記洗浄管２６
にホースを介して接続された洗浄用ポンプ、２ｇは洗浄
水タンク、２９は網下物取出し用の受といである。

（作用、効果）この発明は上記実施例に示すよ５に：、ふるい面を前方
に下降傾斜して設置された微細孔からなる円筒ふるい１
２の後端内面に、その内側面に投射されるようにして所
要の処理材料である原料を供給するとともに、ふるい内
面を洗浄しつつ円筒ふるい１２を回転かつ左右に往復動
させることにより、ふるいの目詰りを防止して効率的な
ふるい分けを行うことができるが、％Ｋ。

ふるい内面になわ状のレーキ部材２４を垂設した場合は
、回転によるふるい内面の移動ならびにふるい内面ＫＧ
って上下動しながら前方に移行する堆積物の動きにより
レーキ部材２４は平面波状に蛇行してふるい内面を摺擦
する結果、目詰り防止の効果がさらに助長される。なお
、実施例においては円筒ふるい１２は直筒状のものを傾
斜枠６上に設けて形成されているが、ふるい面が円錐状
斜面である円筒ふるいを水平に設けてもよいことは勿論
である。また、レーキ部材２４もロープに限らず、例え
ば帯状布を多数重ね合わせたものであってもよく、要は
ある程度の実景を持つ屈曲自在の材料であればよい。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示し、第１図は平面図、第
２図は側面図、第３図は背面図である。１は基台、５は揺動架台、７，８は前後ローラー、＋２
は円筒ふるい、１３は補強枠、１４は支持ローラー、１
６はモーター、１７は無段変速機、１９は連杆、２０は
減速モーター、２１はクランク軸、２３は原料供給箱、
２４はレーキ部材、２５は網上物取出し用シュート、２
６は洗浄管、２９は網下物取出し用の受といな示す。

Claims

【特許請求の範囲】１、基台上に揺動架台を、基台に設けた適宜の揺動機構
を介して左右に一定範囲の往復動を繰り返すように載架
取付するとともに、この揺動架台には微細孔を点設した
円筒ふるいを、そのふるい面を前方に若干傾斜下降させ
て取付し、かつ揺動架台には上記円筒ふるいを回転する
機構、原料供給箱、ふるい内に散水する洗浄管、網上物
取出し用シュート等を配設してなることを特徴とする汚
泥濃縮濾過装置。２、基台上に揺動架台を、基台に設けた適宜の揺動機構
を介して左右に一定範囲の往復動を繰り返すように載架
取付するとともに、この揺動架台には微細孔を点設した
円筒ふるいを、そのふるい面を前方に若干傾斜下降させ
て取付し、かつ揺動架台には上記円筒ふるいを回転する
機構、原料供給箱、ふるい内に散水する洗浄管、網上物
取出し用シュート等を配設し、さらに前記円筒ふるい内
にはふるい底面に添う所要長さのなわ状のレーキ部材を
、その一端を揺動架台の後端に止着して左右に遊動可能
に重設してなることを特徴とする汚泥濃縮濾過装置。