JPS63199145A - 車両用方向指示装置 - Google Patents

車両用方向指示装置

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JPS63199145A
JPS63199145A JP62032082A JP3208287A JPS63199145A JP S63199145 A JPS63199145 A JP S63199145A JP 62032082 A JP62032082 A JP 62032082A JP 3208287 A JP3208287 A JP 3208287A JP S63199145 A JPS63199145 A JP S63199145A
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circuit
detection
voltage
short
capacitor
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JP62032082A
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Hiromi Ariyoshi
博海 有吉
Hiroyuki Ban
博行 伴
Hideo Ishida
秀夫 石田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用方向指示装置に関する。
(従来技術〕 従来、この種の方向指示装置においては、例えば、特開
昭55−106822号公報に示されているように、車
両の右折或いは左折に伴う方向指示にあたり方向指示灯
を点滅させ、この方向指示灯その他の負荷回・猫の短絡
故障時にこれを検出して方向指示灯の点滅を禁止し、ま
た方向指示灯の点滅作動時に同方向指示灯に流入する過
大な過度電流をマスクして、上述の短絡故障時によるも
のと誤検出しないようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構成においては、方向指示灯
の点滅周期の決定、方向指示灯の点滅の禁止及び過渡電
流のマスクという各機能を果すにあたり、それぞれ独立
してコンデンサを採用しなければならず、その結果、こ
のことが、この種装置のコスト低減、組付工数の減少、
組付スペースの減少等の妨げとなっていた。このことは
、この種装置の方向指示灯、上記各コンデンサ等を除く
回路部分を半導体集積回路により構成したとき、より一
層著しくなる。
そこで、本発明は、このようなことに対処すべく、車両
用方向指示装置において、上述したコンデンサの数を単
一に減少させるようにしようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題の解決にあたり、本発明の構成は、車両の右
折時或いは左折時に操作されて第1或いは第2の操作状
態になる操作手段と、電源から間欠的に電流を付与され
たときそれぞれ点滅する右折指示手段及び左折指示手段
と、コンデンサを有し前記第1或いは第2の操作状態に
応答して作動し前記コンデンサからその充放電作用によ
り生じる電圧の周波数にて駆動信号を発生する駆動信号
発生手段と、前記第1 (或いは、第2)の操作状態に
て前記各駆動信号に応答して間欠的に閉成されて前記電
源から前記右折指示手段(或いは、左折指示手段)への
電流の間欠的付与を許容する間欠的閉成手段と、前記電
流を検出し検出信号を発生する電流検出手段と、前δC
検出信号のレベルが、前記右折指示手段或いは左折指示
手段の短絡故障時における前記電流の値に対応するレベ
ル以上のときこれを検出しこの検出結果に応答して前記
コンデンサの充放電作用を無効にする短絡検出手段と、
前記第1或いは第2の操作状態にて前記短絡検出手段の
検出に応答して同短絡検出手段の検出結果を保持する保
持手段と、前記間欠的開成手段の各閉成時に前記電流が
過度状態にある間前記コンデンサの電圧に基き前記短絡
検出手段の検出作用及び前記保持手段の保持作用を禁止
するようにしたことにある。
〔作用〕
しかして、このように本発明を構成したことにより、車
両の右折時に前記操作手段を第1操作状態にすれば、前
記駆動信号発生手段が作動し前記コンデンサの充放電作
用に応じ各駆動信号を順次発生し、前記間欠的閉成手段
が間欠的に閉成し、前記右折指示手段が前記電源から間
欠的に電流を受けて点滅する。かかる場合、前記間欠的
閉成手段の間欠的閉成時に前記右折指示手段に流入する
電流は過渡状態となるが、前記禁止手段が前記コンデン
サからの電圧に基き前記短絡検出手段の検出作用及び前
記保持手段の保持作用を禁止するので、前記電流検出手
段が前記電流の過渡状態を検出しても、前記短絡検出手
段が前記コンデンサの充放電作用を無効にすることはな
い。このため、前記電流の過渡状態を前記右折指示手段
の短絡故障と誤認することなく前記コンデンサの正常な
動作をそのまま維持して前記右折指示手段の点滅を確保
し得る。
また、上述のような右折指示手段がその点滅作用時に短
絡故障した場合には、前記閉止手段の禁止作用の解消後
に前記短絡検出手段が前記検出信号のレベルに応じ前記
短絡故障を検出し前記コンデンサの充放電作用を無効に
すると同時に前記保持手段が前記短絡検出手段の検出結
果をそのまま保持し、前記駆動信号発生手段がその駆動
信号の発生を停止し、前記間欠的閉成手段が開状態とな
り前記右折指示手段への前記電源からの電流の付与を遮
断し前記電源の無駄な電力消費を防止する。
なお、以上の作用は車両の左折時にも同様に成立する。
〔効果〕
換言すれば、上述のような各作用が、前記駆動信号発生
手段のコンデンサを有効に活用してなされるので、前記
短絡検出手段、保持手段、禁止手段等にコンデンサを独
立して設ける必要がなく、その結果、この種装置の部品
点数の減少に伴う組付工数、組付スペースの各減少及び
低コスト化を実現できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図は本発明に係る車両用方向指示装置を示している。こ
の方向指示装置は、右折指示灯L1と、左折指示灯L2
と、これら指示灯Ll、L2に接続した切換スイッチ1
0とを備えており、切換スイッチ10は、その固定接点
11にて右折指示灯L1を介し接地され、一方、その固
定接点12にて左折指示灯L2を介し接地されている。
また、切換スイッチ10の可動接点13は、リレー20
の常開型リレースイッチ21、後述する短絡検出回路4
0の検流抵抗41及び当該車両のイグニッションスイッ
チIGを介しバッテリBの正側端子に接続されている。
しかして、右折指示灯Ll(又は、左折指示灯L2)は
、リレー20のリレースイッチ21の後述するような間
欠的閉成に伴い、バッテリBからイグニッションスイッ
チIG、検流抵抗41.リレースイッチ21.切換スイ
ッチ10の可動接点13及び固定接点11 (又は、1
2)を介し給電を受けて点滅する。なお、切換スイッチ
lOの可動接点13は、その中立位置にて両回定接点1
1.12から遮断される。
定電圧回路30は、ツェナーダイオード31を備えてお
り、このツェナーダイオード31は、そのカソードにて
イグニッションスイッチtCを介しバッテリB正側端子
に接続され、一方そのアノードにて抵抗32を介し接地
されている。トランジスタ33は、そのコレクタにて接
地されており、このトランジスタ33のベースは、ツェ
ナーダイオード31のアノードに接続されている。しか
して、この定電圧回路30においては、トランジスタ3
3が、そのベースにてイグニッションスイッチIC,ツ
ェナーダイオード31を介しバッテリBら給電を受けて
、そのエミッタとバッテリBの正側端子との間の電圧を
定電圧に維持する。
短絡検出回路40は、検流抵抗41と、分圧回路42と
、コンパレータ43とを備えており、検流抵抗41は、
バッテリBから各スイッチIG。
21.10を介し右折指示灯Ll(又は、左折指示灯L
2)に流入する電流を検出しそのりレースイッチ21と
の共通接続端子(以下、出力端子という)から検出電圧
Vs(第2図参照)を発生する。分圧回路42は、互い
に直列接続した両抵抗42a、42bにより構成されて
おり、抵抗42aは、その一端にて定電圧回路30のト
ランジスタ33のエミッタに接続され、その他端にて抵
抗42bを介しイグニッションスイッチIGに接続され
ている。しかして、分圧回路42は、前記定電圧を両抵
抗42a、42bにより分圧し、両抵抗42a、42b
の共通接続端子(以下、出力端子という)から分圧電圧
を発生する。かかる場合、分圧回路42の分圧電圧は、
右折指示灯Ll(又は、左折指示灯L2)の点灯時に生
じる検流抵抗41からの検出電圧Vsに等しい。
コンパレータ43は、その反転入力端子にて抵抗43a
を介し検流抵抗41の出力端子に接続され、その非反転
端子にて分圧回路42の出力端子に接続されている。し
かして、コンパレータ43は、検出電圧Vsが分圧回路
42からの分圧電圧より低い(又は、高い)とき、その
出力端子からハイレベル(又は、ローレベル)の比較信
号を発生する。トランジスタ45は、そのベースにて、
バッファ44を介しコンパレータ43の出力端子に接続
されて、同コンパレータ43からハイレベル(又は、ロ
ーレベル)の比較信号を受けて導通(又は、非導通)と
なる。このことは、トランジスタ45が、その導通時に
右折指示灯Ll(又は、左折指示灯L2)の短絡故障を
表わすローレベルの短絡検出信号を発生することを意味
する。
点滅検出回路50は、分圧回路51と、コンパレータ5
2を備えており、分圧回路51は、互いに直列接続した
両抵抗51a、51bにより構成されている。抵抗51
aは、その一端にて定電圧回路30のトランジスタ33
のエミッタに接続され、その他端にて抵抗51bを介し
イグニッションスイッチIGに接続されている。しかし
て、分圧回路51は、両抵抗51a、51bにより前記
定電圧を分圧し、同抵抗51a、51bの共通接続端子
(以後、出力端子という)から分圧電圧を発生する。か
かる場合、分圧回路51の分圧電圧は、右折指示灯Ll
(又は、左折指示灯L2)の点灯時に生じる検流抵抗4
1からの検出電圧Vsに相当する。コンパレータ52は
、その反転入力端子にて検流抵抗41の出力端子に接続
され、一方、その非反転入力端子にて分圧回路51の出
力端子に接続されている。しかして、コンパレータ52
は、検流抵抗41からの検出電圧Vsが分圧回路51か
らの分圧電圧より低い(又は、高い)とき、その出力端
子からハイレベル(又は、ローレベル)の比較信号を発
生する。
充放電回路60は、互いに直列接続したコンデンサ61
.抵抗62.インバータ63を備えており、コンデンサ
61は、その一端にてイグニッションスイッチIGに接
続され、その他端にて、短絡検出回路40のトランジス
タ45のコレクタに接続されるとともに、抵抗62を介
しインバータ63の出力端子に接続されている。インバ
ータ63は、その入力端子にて点滅検出回路50のコン
パレータ52の出力端子に接続されている。また、イン
バータ63の出力回路は、トランジスタと、このトラン
ジスタのコレクタをイグニッションスイッチICを介し
バフテリBの正側端子にプルアップする抵抗とにより構
成されており、同トランジスタのコレクタがインバータ
63の出力端子を構成している。このことは、コンパレ
ータ52からのハイレベル(又は、ローレベル)の比較
信号の発生に応答してインバータ63がそのトランジス
タを導通(又は、非導通)にすることを意味する。しか
して、このように構成した充放電回路60においては、
コンデンサ61が、短絡検出回路40からの短絡検出信
号の発生に応答して抵抗62との共通端子(以下、出力
端子という)から充電電圧Vc(第2図参照)を発生し
、また、同短絡検出信号の消滅状態にて、インバータ6
3のトランジスタの導通下にて抵抗62を通し充電され
てその出力端子から充電電圧Vcを発生する。また、コ
ンデンサ61は、インバータ63のトランジスタの非導
通下にて抵抗62及びインバータ63の抵抗を介し放電
し充電電圧Vcを減少させる。
なお、インバータ63のトランジスタのエミッタは、定
電圧回路30のトランジスタ33のエミッタに接続され
ている。
点滅駆動回路70は、分圧回路71と、コンパレータ7
2と、ANDゲート73とを備えており、分圧回路71
は、トランジスタ71aと、各抵抗7 l b、  7
1 c、  71 dにより構成されている。
トランジスタ71aは、そのエミッタにて定電圧回路3
0のトランジスタ33のエミッタに接続されており、こ
のトランジスタ71aのベースは点滅検出回路50のコ
ンパレータ52の出力端子に接続され、また同トランジ
スタ71aのコレクタは、互いに直列接続した両抵抗7
1b、71Cを介してイグニッションスイッチICに接
続されている。しかして、トランジスタ71aはコンパ
レータ51aからのハイレベル(又は、ローレベル)の
比較信号に応答して導通(又は、非導通)となる。抵抗
71dは、その一端にて定電圧回路30のトランジスタ
33のエミッタに接続されており、一方この抵抗71d
の他端は両抵抗71b、71Cの共通接続端子(以後、
出力端子という)に接続されている。しかして、分圧回
路71は、トランジスタ71aの非導通状態にて、両抵
抗71C171dにより前記定電圧を分圧してその出力
端子から第1分圧電圧を発生し、また、トランジスタ7
1aの導通状態にて、抵抗71cと両並列抵抗71b、
71dにより前記定電圧を分圧してその出力端子から第
2分圧電圧を発生する。かかる場合、第1分圧電圧は、
右折指示灯Ll(又は、左折指示灯L2)の点滅作用下
における所定の間欠的消灯時間に対応し、一方、第2分
圧電圧は、右折指示灯Ll(又は、左折指示灯L2)の
点滅作用下における所定の間欠的点灯時間に対応する。
コンパレータ72は、その非反転入力端子にて充放電回
路60のコンデンサ61の出力端子に接続されており、
一方、このコンパレータ72の反転入力端子は、分圧回
路71の出力端子に接続されている。しかして、コンパ
レータ72は、充放電回路60の出力端子からの電圧V
cが分圧回路71からの第1又は第2の分圧電圧より高
い(又は、低い)とき、その出力端子からハイレベル(
又は、ローレベル)の比較信号を発生する。ANDゲー
ト73は、その第1入力端子にてコンパレータ72の出
力端子に接続されており、一方、このANDゲート73
の第2入力端子は、後述する状態検出回路80のORゲ
ート82の出力端子に接続されている。しかして、AN
Dゲート73は、コンパレータ72からハイレベルの比
較信号及びORゲート82からのゲート信号の両発生に
応答してハイレベルにてゲート信号を発生してリレー2
0のリレーコイル22に付与し、また同ゲート信号を、
コンパレータ72からのローレベルの比較信号の発生及
び(又は)ORゲート82からのゲート信号の消滅に応
答して消滅させる。このことは、リレー20が、AND
ゲート73からのゲート信号の発生(又は、消滅)に応
答すリレーコイル22の励磁(又は、消磁)によりリレ
ースイッチ21を閉成(又は、開成)することを意味す
る。
状態検出回路80は、両インバータ81.83と、OR
ゲート82を備えており、インバータ81は、その入力
端子にて切換スイッチ10の可動接点13に接続されて
、同可動接点13の固定接点11(又は、12)への投
入に応答してその出力端子からハイレベル信号を発生し
、一方、このハイレベル信号を、可動接点13の中立位
置への切換に応答して消滅させる。ORゲート82は、
その第1入力端子にてインバータ81の出力端子に接続
されており、このORゲート82の第2入力端子は、点
滅検出回路50の固定接点52の出力端子に接続されて
いる。しかして、ORゲート82は、インバータ81か
らのハイレベル信号及び(又は)コンパレータ52から
のハイレベルの比較信号の両発注に応答して前記ゲート
信号をハイレベルにて発生し、一方、このゲート信号を
、インバータ81からのハイレベル信号の消滅及びコン
パレータ52からのローレベルの比較信号の発生に応答
して消滅させる。インバータ83は、その入力端子にて
ORゲート82の出力端子に接続されて、同ORゲート
82からのゲート信号の消滅(又は、発生)に応答して
その出力端子からハイレベルのゲート信号を発生(又は
、消滅)させる。
過渡電流マスク回路90は、分圧回路91と、コンパレ
ータ92と、トランジスタ93を備えており、分圧回路
91は、互いに直列接続した両抵抗918.91bによ
り構成されている。抵抗91aは、その一端にて定電圧
回路30のトランジスタ33のエミッタに接続されてお
り、この抵抗91aの他端は抵抗91bを介しイグニッ
ションスイッチIGに接続されている。しかして、分圧
回路91は、両抵抗91a、91bにより前記定電圧を
分圧し、同抵抗91a、91bの共通接続端子(以後、
出力端子という)から分圧電圧を発生する。かかる場合
、分圧回路91の分圧電圧は右折指示灯Ll(又は、左
折指示灯L2)の点灯初期時、同右折指示灯Ll(又は
、左折指示灯L2)に流入する過渡電流の流入時間に対
応する。
コンパレータ92は、その反転入力端子にて分圧回路9
1の出力端子に接続されており、このコンパレータ92
の端子は、充放電回路60の出力端子に接続されている
。しかして、コンパレータ92は、充放電回路60の出
力端子の電圧Vcが分圧回路91の分圧電圧より高い(
又は、低い)ときその出力端子からハイレベル(又は、
ローレベル)の比較信号を発生する。トランジスタ93
は、そのベースにてコンパレータ92の出力端子に接続
されて、コンパレータ92からのハイレベル(又は、ロ
ーレベル)の比較信号に応答して導通(又は、非導通)
となる。
保持回路100は、両トランジスタ101.102を有
しており、トランジスタ101は、そのベースにて状態
検出回路80のインバータ83の出力端子に接続されて
、同インバータ83からのゲート信号の発生(又は、消
滅)に応答して導通(又は、非導通)となる。トランジ
スタ102は、そのベースにてトランジスタ101のコ
レクタに接続されるとともに、バッファ103を介して
短絡検出回路40のコンパレータ43の出力端子及び過
渡電流マスク回路90のトランジスタ93のコレクタに
接続されており、このトランジスタ102のコレクタは
、抵抗104を介しコンパレータ43の反転入力端子に
接続されている。しかして、トランジスタ102は、両
トランジスタ93゜101の非導通状態にてコンパレー
タ43からのハイレベルの比較信号に応答して導通し、
一方、両トランジスタ93,101の一方の導通及び(
又は)コンパレータ43からのローレベルの比較信号に
応答して非導通となる。かかる場合、トランジスタ10
2は、その導通により、コンパレータ43の反転入力端
子に表われる電圧Vaを、分圧回路42からの分圧電圧
より低く保持する。
以上のように構成した本実施例において、イグニッショ
ンスイッチIGの開成下における当該車両の走行状態に
て切換スイッチ10の可動接点13がその中立状態にあ
るものとすれば、定電圧回路30の定電圧作用のもとに
、短絡検出回路40のトランジスタ45からの短絡検出
信号が消滅し、点滅検出回路50のコンパレータ52か
らローレベルの比較信号が発生し、充放電回路60のコ
ンデンサ61が完全放電し、状態検出回路80のORゲ
ート82からのゲート信号が消滅し、点滅駆動回路70
のコンパレータ72からハイレベルの比較信号が発生す
る一方、ANDゲート73からのゲート信号が消滅し、
過渡電流マスク回路9゜のトランジスタ93が導通とな
り、かつ保持回路100のトランジスタが非導通にある
。また、このとき、リレー20が、ANDゲート73か
らのゲート信号の消滅によるリレーコイル220Ff&
fによりリレースイッチ21を開状態に維持する。
なお、分圧回路70はトランジスタ71aの非導通によ
り第1分圧電圧Vduを発生している。
このような状態にて、当該車両を右折させるべく時刻t
=to (第2図参照)にて、切換スイッチ10の可動
接点13を固定接点11に投入すると、状態検出回路8
0が、ORゲート82がらゲート信号を発生させ、これ
に応答して点滅駆動回路70のANDゲート73がゲー
ト信号を発生し、リレー20がそのリレーコイル22の
励磁によりリレースイッチ21を閉成させる。このため
、右折指示灯L1がバフテリBからイグニッションスイ
ッチIG、検流抵抗41.リレースイッチ21゜切換ス
イッチ10の可動接点13及び固定接点11を通し直流
電流を受けて点灯する。このとき、検流抵抗41が、そ
の流入直流電流に基づきその出力端子から検出電圧Vs
を発生する。
ついで、点滅検出回路50のコンパレータ52が、検流
抵抗41からの検出電圧Vsを分圧回路51の分圧電圧
と比較してハイレベルの比較信号を発生し、充放電回路
60のインバータ63のトランジスタを導通させるとと
もに、分圧回路71のトランジスタ71aを導通させる
。すると、充放電回路60が、インバータ63のトラン
ジスタの導通に応答してコンデンサ61からその充電開
始により充電電圧Vcを発生させ(第2図参照)、点滅
駆動回路70の分圧回路71が、トランジスタ71aの
導通に応答してその出力端子から第2分圧電圧Vdlを
発生する。
また、過渡電流マスク回路90のコンパレータ92が、
充放電回路60の出力端子からの充電電圧Vcを分圧回
路91の分圧電圧として比較してハイレベルの比較信号
を発生し、トランジスタ93が導通してコンパレーク4
3の出力端子及び保持回路100のバッファ103の入
力端子を定電圧回路30のトランジスタ33のエミッタ
と同電位にする。このため、リレースイッチ21の開成
時、即ち右折指示灯LLの点灯初期に同右折指示灯L1
に流入する過渡電流に伴い検出電圧Vsが過渡的に変化
しても(第2図参照)、コンパレータ43の出力端子が
、トランジスタ33のエミッタと同電位に維持されるの
で、トランジスタ45が導通することはない。このこと
は、短絡検出回路40が、右折指示灯Llへの過渡電流
の流入を、同右折指示灯L1の短絡故障として誤検出す
ることがなくコンデンサ61の正常動作を維持するとと
もに保持回路100がトランジスタ102の非導通によ
りその保持機能を解消することを意味する。
然る後、時刻t=tl (第2図参照)において、充放
電回路60の出力端子の充電電圧Vcが過渡電流マスク
回路90の分圧回路91の分圧電圧より低下iると、コ
ンパレータ92がローレベルの比較信号を発生させてト
ランジスタ93を非導通にする。かかる段階においては
、右折指示灯L1の点灯初期における過渡電流は消滅し
ているので、短絡検出回路40のコンパレータ43がロ
ーレベルの比較信号を発生している。
更に、充放電回路60のコンデンサ61の充電が進み、
時刻t=t2 (第2図参照)になると、同充放電回路
60の出力端子の充電電圧Vcが、分圧回路71の第2
分圧電圧vd1より低くなり、コンパレータ72が、ロ
ーレベルの比較信号を発生し、ANDゲート73がゲー
ト信号を消滅させる。しかして、リレー20が、そのリ
レーコイル22の消磁のもとにリレースイッチ21を開
成し、右折指示灯L1が、バッテリBからの給電から遮
断されて消灯し、点滅検出回路50のコンパレータ52
が、ローレベルの比較信号を発生し、充放電回路60の
インバータ61が、そのトランジスタを非導通にし、か
つコンデンサ61の放電を開始すると同時に、点滅駆動
回路70の分圧回路71が、第1分圧電圧Vduを発生
する。
しかして、充放電回路60のコンデンサ61の放電が進
み、時刻t=t3 (第2図参照)になると、同充放電
回路60の出力端子の電圧Vcが分圧回路71の第1分
圧電圧Vduより高くなり、コンパレータ72がハイレ
ベルの比較信号を発生し、ANDゲート73がゲート信
号を発生する。
リレー20が、そのリレーコイル22の励磁のもとに、
リレースイッチ21を閉成し、右折指示灯L1が、上述
の時刻t=t oの場合と同様に点灯する。以後、上述
した時刻t=to−t3の作用を繰返すことにより右折
指示灯L1が点滅することとなる。かかる場合、リレー
スイッチ21の閉成毎に右折指示灯L1に過渡電流が流
入することになるが、上述と同様に短絡検出回路40が
短絡故障を誤検出することはない。なお、切換スイッチ
10の可動接点13が中立位置に操作されると、状態検
出回路80のORゲート82が充放電回路60の出力端
子の電圧Vcの分圧回路71の第2分圧電圧Vdl以下
への低下時にゲート信号を消滅させて、右折指示灯L1
の点滅を停止させる。
ところで、右折指示灯LLが、上述のような時刻【=t
3以後の点滅状態にあるとき、時刻t=t4(第2図参
照)にて短絡故障した場合には、短絡検出回路40のコ
ンパレータ43が検流抵抗41の検出電圧Vsに基きハ
イレベルにて比較信号を発生する。このとき、コンパレ
ータ43は、上述した時刻tO〜t1における過渡電流
マスク回路90の作用のもとにマスクされる。しかして
、時刻t=tSになると、過渡電流マスク回路90のコ
ンパレータ92が、上述と同様にローレベルの比較信号
を発生し、これに応答してトランジスタ93が非導通に
なり、コンパレータ43に対するマスク作用を解除する
。すると、短絡検出回路40のトランジスタ45が、コ
ンパレータ43から発生済みのハイレベルの比較信号を
バッファ44を介し受けて導通し短絡検出信号を発生し
、充放電回路60のコンデンサ61を瞬時に充電させる
。ついで、点滅駆動回路70のコンパレータ72が、上
述と同様にローレベルの比較信号を発生し、ANDゲー
ト73がゲート信号を消滅させ、リレー20がリレーコ
イル22の消滅によりリレースイッチ21を開成する。
また、このリレースイッチ21の開成と同時に、保持回
路100のトランジスタ102が、過渡電流マスク回路
90のトランジスタ93の非導通状態及び状態検出回路
80のインバータ83からのゲート信号の消滅状態にて
短絡検出回路40のコンパレータ43からのハイレベル
の比較信号に応答して導通し、コンパレータ43の反転
入力端子の電圧Vaを分圧回路42の分圧電圧より低(
維持する。このことは、コンパレータ43がハイレベル
の比較信号の発生を維持し、トランジスタ45が短絡検
出信号の発生を維持することを意味する。、その結果、
リレー20がANDゲート73からのゲート信号の消滅
によりリレースイッチ21を開状態に維持し右折指示灯
Llへの電流の流入を阻止する。
このように右折指示灯L1の短絡故障時には、短絡検出
回路40の短絡検出作用、及びその短絡検出作用に対す
る保持回路100の保持作用のもとに、コンデンサ61
の放電状態を確保して点滅駆動回路70によるリレー2
0のリレースイッチ21の閉成を禁止し、右折指示灯L
1へのバッチI713からの電流付与を停止するので、
バッテリBの不必要な電力消費、切換スイッチ10等の
焼損を未然に防止し得る。
かかる場合、右折指示等L1の点滅周期を決めるコンデ
ンサ61の充放電作用を、右折指示灯L1への過渡電流
の流入時には過渡電流マスク回路90により正常に維持
し、右折指示灯L1の短絡故障時には短絡検出回路40
及び保持回路100により無効にするようにしたので、
過渡電流マスク回路90、短絡検出回路40、保持回路
100にそれぞれ独立してコンデンサを設ける必要がな
く、この種装置のコンデンサの数の減少、これに伴う組
付工数の減少、コストの低下を達成し得る。
また、短絡検出回路40、定電圧回路30、点滅駆動回
路70、状態検出回路80、点滅検出回路50、過渡電
流マスク回路90及び、コンデンサ61を除く充放電回
路60を単一の半導体集積回路でもって形成した場合に
は、上述のようなコンデンサの数の減少が特に大きな効
果を発揮する。
なお、上記説明においては、当該車両の右折時について
述べたが、これに限らず、当該車両の左折時にも上述と
同様に作用効果を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気回路図、及び第2
図は第1図における主要構成素子の波形図である。 符号の説明 10・・・切換スイッチ、20・・・リレー、40・・
・短絡検出回路、41・・・検流抵抗、50・・・点滅
検出回路、60・・・充放電回路、61・・・コンデン
サ、70・・・点滅駆動回路、80・・・状態検出回路
、90・・・過渡電流マスク回路、100・・・保持回
路、B・・・バッテリ、Ll・・・右折指示灯、L2・
・・左折指示灯。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  車両の右折時或いは左折時に操作されて第1或いは第
    2の操作状態になる操作手段と、電源から間欠的に電流
    を付与されたときそれぞれ点滅する右折指示手段及び左
    折指示手段と、コンデンサを有し前記第1或いは第2の
    操作状態に応答して作動し前記コンデンサからその充放
    電作用により生じる電圧の周波数にて駆動信号を発生す
    る駆動信号発生手段と、前記第1(或いは、第2)の操
    作状態にて前記各駆動信号に応答して間欠的に閉成され
    て前記電源から前記右折指示手段(或いは、左折指示手
    段)への電流の間欠的付与を許容する間欠的閉成手段と
    、前記電流を検出し検出信号を発生する電流検出手段と
    、前記検出信号のレベルが、前記右折指示手段或いは左
    折指示手段の短絡故障時における前記電流の値に対応す
    るレベル以上のときこれを検出しこの検出結果に応答し
    て前記コンデンサの充放電作用を無効にする短絡検出手
    段と、前記第1或いは第2の操作状態にて前記短絡検出
    手段の検出に応答して同短絡検出手段の検出結果を保持
    する保持手段と、前記間欠的閉成手段の各閉成時に前記
    電流が過度状態にある間前記コンデンサの電圧に基き前
    記短絡検出手段の検出作用及び前記保持手段の保持作用
    を禁止する禁止手段とからなる車両用方向指示装置。
JP62032082A 1987-02-13 1987-02-13 車両用方向指示装置 Pending JPS63199145A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018195448A (ja) * 2017-05-17 2018-12-06 株式会社小糸製作所 車両用灯具

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JP2018195448A (ja) * 2017-05-17 2018-12-06 株式会社小糸製作所 車両用灯具

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