JPS6319551Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6319551Y2 JPS6319551Y2 JP1982062101U JP6210182U JPS6319551Y2 JP S6319551 Y2 JPS6319551 Y2 JP S6319551Y2 JP 1982062101 U JP1982062101 U JP 1982062101U JP 6210182 U JP6210182 U JP 6210182U JP S6319551 Y2 JPS6319551 Y2 JP S6319551Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake port
- intake
- valve rod
- swirling
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関の吸気装置に関し、その目的
は、簡単な構造によりシリンダ内において効果的
なスワール及びマイクロスワールを生起させ、空
気と燃料との混合を促進し、燃焼を向上させたこ
とである。
は、簡単な構造によりシリンダ内において効果的
なスワール及びマイクロスワールを生起させ、空
気と燃料との混合を促進し、燃焼を向上させたこ
とである。
従来、吸気ポートの形状、構造によつてシリン
ダ内に吸入される空気に旋回流を与え、かつ主
流、副流を生起させシリンダ内の所定位置にて衝
突させることによりマイクロスワールの乱流を発
生させるものは公知である。また、吸気ポートの
バルブシート部位の吸気通路に、吸入空気を旋回
させるための旋回翼を配置する技術も、実開昭52
−47616号に示されている。しかしながら、スワ
ールの強さを各気筒毎に均一化することが難かし
く、従つて主副流の衝突位置を適正位置に任意に
制御することが難しい問題があつた。
ダ内に吸入される空気に旋回流を与え、かつ主
流、副流を生起させシリンダ内の所定位置にて衝
突させることによりマイクロスワールの乱流を発
生させるものは公知である。また、吸気ポートの
バルブシート部位の吸気通路に、吸入空気を旋回
させるための旋回翼を配置する技術も、実開昭52
−47616号に示されている。しかしながら、スワ
ールの強さを各気筒毎に均一化することが難かし
く、従つて主副流の衝突位置を適正位置に任意に
制御することが難しい問題があつた。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、吸気ポート
のバルブシート部位の吸気通路に、バルブロツド
の軸心を中心とする放射状の旋回整流翼板を配置
したものを改善しようとするもので、その翼板の
一部の傾斜角度を変えることにより前記従来の問
題を解決した吸気装置を提供するものである。
のバルブシート部位の吸気通路に、バルブロツド
の軸心を中心とする放射状の旋回整流翼板を配置
したものを改善しようとするもので、その翼板の
一部の傾斜角度を変えることにより前記従来の問
題を解決した吸気装置を提供するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第１図及び第２図において、１はシリンダヘ
ツド、２は吸気ポート、３はバルブ、４はバルブ
シートである。
る。第１図及び第２図において、１はシリンダヘ
ツド、２は吸気ポート、３はバルブ、４はバルブ
シートである。
本考案は、このバルブシート４の部位の吸気通
路に、この吸気通路を通過する空気流を整流する
複数の翼板６をバルブロツド３ａの軸心を中心と
して放射状に配置する。この翼板６の配置手段と
しては、第１図及び第２図に示すように、バルブ
シート４上にベーン部材５を圧入装着してもよい
し、第４図及び第５図に示すように、シート面４
ａを有するバルブシート４自体に翼板６を設けた
ものでもよい。
路に、この吸気通路を通過する空気流を整流する
複数の翼板６をバルブロツド３ａの軸心を中心と
して放射状に配置する。この翼板６の配置手段と
しては、第１図及び第２図に示すように、バルブ
シート４上にベーン部材５を圧入装着してもよい
し、第４図及び第５図に示すように、シート面４
ａを有するバルブシート４自体に翼板６を設けた
ものでもよい。
上記何れの配置手段においても前記翼板６の配
置構成は第２図、第３図及び第４図で示すように
吸気ポート２の渦巻部の吸気ポート２の入口から
遠い側の部位では翼板６の角度をバルブロツド３
ａの軸線方向に対し傾斜角度を持たせた主流用翼
板配列Ａとし、吸気ポート２の渦巻部の吸気ポー
ト２の入口に近い側の部位ではバルブロツド３ａ
の軸線方向に沿つた縦て方向に近い角度を持たせ
た副流用翼板配列Ｂとしたものである。
置構成は第２図、第３図及び第４図で示すように
吸気ポート２の渦巻部の吸気ポート２の入口から
遠い側の部位では翼板６の角度をバルブロツド３
ａの軸線方向に対し傾斜角度を持たせた主流用翼
板配列Ａとし、吸気ポート２の渦巻部の吸気ポー
ト２の入口に近い側の部位ではバルブロツド３ａ
の軸線方向に沿つた縦て方向に近い角度を持たせ
た副流用翼板配列Ｂとしたものである。
本考案は上記の通りの構成であるから、吸気ポ
ート２に沿つて流れる空気流は主流用翼板配列Ａ
によつて第６図で示すように、シリンダ７内で旋
回主流ａを生起するよう整流される。また、吸気
ポート２に沿つて流れる空気流は副流用翼板配列
Ｂによつて前記旋回主流ａに対し所定位置で衝突
８する副流ｂを生起するよう整流される。
ート２に沿つて流れる空気流は主流用翼板配列Ａ
によつて第６図で示すように、シリンダ７内で旋
回主流ａを生起するよう整流される。また、吸気
ポート２に沿つて流れる空気流は副流用翼板配列
Ｂによつて前記旋回主流ａに対し所定位置で衝突
８する副流ｂを生起するよう整流される。
この旋回主流ａと副流ｂとの衝突８により合一
流９となり、マイクロスワールを発生した乱流状
の主流スワールとなり、空気と燃料の混合を促進
し、燃焼を向上させるものである。
流９となり、マイクロスワールを発生した乱流状
の主流スワールとなり、空気と燃料の混合を促進
し、燃焼を向上させるものである。
以上のように本考案によると、吸気ポート渦巻
部の吸気ポート入口から遠い側の部位に空気流を
旋回主流に整流する主流用翼板配列と、吸気ポー
ト渦巻部の吸気ポート入口に近い側の部位に空気
流を前記旋回主流に衝突させる流れに整流する副
流用翼板配列とにそれぞれ明確に区分した翼板配
列構成としたものであるから、翼板配列の傾斜角
度を任意に変えることによりスワールの強さ、主
副流の向き、速度及び両流の比の強さが制御さ
れ、主副流の衝突位置を適正にコントロールする
ことができ、空気と燃料との混合を良好にし燃焼
効果を一層向上する利点がある。
部の吸気ポート入口から遠い側の部位に空気流を
旋回主流に整流する主流用翼板配列と、吸気ポー
ト渦巻部の吸気ポート入口に近い側の部位に空気
流を前記旋回主流に衝突させる流れに整流する副
流用翼板配列とにそれぞれ明確に区分した翼板配
列構成としたものであるから、翼板配列の傾斜角
度を任意に変えることによりスワールの強さ、主
副流の向き、速度及び両流の比の強さが制御さ
れ、主副流の衝突位置を適正にコントロールする
ことができ、空気と燃料との混合を良好にし燃焼
効果を一層向上する利点がある。
第１図は本考案装置の要部断面図、第２図は第
１図−線断面図、第３図は翼板配列の展開
図、第４図はバルブシートの下面図、第５図は第
４図−線断面図、第６図は本考案装置による
主副流生起状態を示す図である。 １……シリンダヘツド、２……吸気ポート、３
……バルブ、３ａ……バルブロツド、４……バル
ブシート、５……ベーン部材、６……翼板。
１図−線断面図、第３図は翼板配列の展開
図、第４図はバルブシートの下面図、第５図は第
４図−線断面図、第６図は本考案装置による
主副流生起状態を示す図である。 １……シリンダヘツド、２……吸気ポート、３
……バルブ、３ａ……バルブロツド、４……バル
ブシート、５……ベーン部材、６……翼板。
Claims (1)
- シリンダヘツドに設けられている吸気ポートの
バルブシート部位の吸気通路に、この吸気通路を
通過する空気流を整流する複数の翼板をバルブロ
ツド軸心を中心として放射状に配置し、この翼板
は吸気ポート渦巻部の吸気ポート入口から遠い側
の部位ではバルブロツドの軸線方向に対し傾斜角
度を持たせ吸気ポートの渦巻部に沿つて流れる空
気流をシリンダ内にて旋回主流に整流する主流用
翼板配列とし、吸気ポート渦巻部の吸気ポート入
口に近い側の部位ではバルブロツドの軸線方向に
沿つた縦て方向に近い角度を持たせ吸気ポートに
沿つて流れる空気流をシリンダ内にて前記旋回主
流に衝突する副流に整流する副流用翼板配列とし
たことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6210182U JPS58165220U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 内燃機関の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6210182U JPS58165220U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 内燃機関の吸気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58165220U JPS58165220U (ja) | 1983-11-02 |
| JPS6319551Y2 true JPS6319551Y2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=30072266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6210182U Granted JPS58165220U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 内燃機関の吸気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58165220U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010025656A (ko) * | 2001-01-15 | 2001-04-06 | 지정현 | 자동차 흡기의 고속와류장치 |
| US7665450B2 (en) * | 2004-03-08 | 2010-02-23 | Hong Young-Pyo | Internal combustion engine having fuel mixing means installed in intake port |
| CN108180071A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-06-19 | 青岛科技大学 | 一种适用于缸内直喷式氢内燃机的进气*** |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5510598U (ja) * | 1978-07-07 | 1980-01-23 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54134818U (ja) * | 1978-03-10 | 1979-09-19 |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP6210182U patent/JPS58165220U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5510598U (ja) * | 1978-07-07 | 1980-01-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58165220U (ja) | 1983-11-02 |
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