JPS63194082A - 旋錠組み合わせ数の大きい旋錠装置 - Google Patents

旋錠組み合わせ数の大きい旋錠装置

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JPS63194082A
JPS63194082A JP1481388A JP1481388A JPS63194082A JP S63194082 A JPS63194082 A JP S63194082A JP 1481388 A JP1481388 A JP 1481388A JP 1481388 A JP1481388 A JP 1481388A JP S63194082 A JPS63194082 A JP S63194082A
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code
lock
locking device
magnetic
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JP1481388A
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アルミン・アイゼルマン
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SHIYURUTEESHIYURAAGUBAUMU AG
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B47/00Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means
    • E05B47/0038Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means using permanent magnets
    • E05B47/0043Mechanical locks operated by cards having permanent magnets
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B35/00Locks for use with special keys or a plurality of keys ; keys therefor
    • E05B35/08Locks for use with special keys or a plurality of keys ; keys therefor operable by a plurality of keys
    • E05B35/083Locks for use with special keys or a plurality of keys ; keys therefor operable by a plurality of keys with changeable combination

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鍵によって解放位置にできる施錠部を有し
、錠と鍵から構成されている施錠装置に関する。
この種の施錠装置は、公知であって、例えば平板鍵で締
めることのできるシリンダ錠又は磁性鍵で動作する施錠
装置によって構成されている。
これ等の施錠装置全体に共通することは、施錠の組み合
わせ数が、通常相当大きな数になるが、信頼性を高める
ため更に大きくなりうる。殊に、上位及び下位の鍵を備
えた施錠設備に関して、一つの設備の中で種々の通過権
利を有する多数の鍵を使用できる要請が生じる。この種
の施錠設備では、この設備全体の錠に対して使用できる
共通な鍵が、比較的簡単なコードしか保有しないと言う
欠点がしばしば生じる。絶えず交代する使用者によって
(例えば、ホテルで)使用される施錠装置を問題にする
場合、何よりも、次の利用者が宿泊した部屋に不正な出
入りをさせる鍵の複写を前の利用者が簡単に出来ないこ
とを保証することにある。
多くの公知施錠装置では、施錠組み合わせの数を増大さ
せると共に、鍵の構造も大きくなり、このことが快適さ
に不利に働いている。
この発明の課題は、施錠組み合わせ数を高めても、鍵の
構造形状を大きくしない巻頭に述べた様式の施錠装置を
提供することにある。特に、非常の場合、錠を開けるこ
とができ、更に、絶えず利用者の代わる設備で不当な施
錠操作が簡単に行えないことを保証する非常用鍵も提供
する。更に、非常用鍵を悪用するこが難しく、この施錠
装置を多面的に導入するこが拡大されなければならない
上記の課題は、この発明により以下の様に解決さるてい
る。即ち、施錠部の少なくとも一個が、その施錠部に対
応する鍵の基本コードを直接操作することに加えて、又
はその代わりに、この鍵の少なくとも一つの補助コード
を検出する読取装置によって作動する磁気コイルによっ
て開放位置に設定されることに基づいている。従って、
基本的には、通常の方法(例えば、機械的又は永久磁石
により)で、特にコード化した磁気カードの場合、一定
数の施錠部を操作する鍵によってこの発明による施錠装
置を制御することができる。しかしながら、少な(とも
−個の施錠部は、この発明により所定の鍵により、専ら
磁気コイルを用いて開放位置にできる。この場合、磁気
コイルを励磁するには、施錠装置に差し込んだ時、鍵の
補助コードを検出する読取装置によって行われる。この
補助コードが錠のコードに一致していると、これに対応
する施錠部が開放される。従って、この発明によれば、
その時の鍵の符号化、即ち基太コード(例えば、鍵の刻
み、一定に配設した永久磁石)は、補助符号化(補助コ
ード)を用意している。
かくして、更に信頼性が提供される。この種の補助コー
ドは、バーコード及び/又は鍵に刻んだ穴パターン及び
/又はtlz&読取ヘッドで検出できる磁気コード(特
に、磁気テープコード)として形成できるが、鍵の構造
形状を大きくすることばない。この鍵をカードにして形
成しておくと有利である。しかし、補助コードは通常の
鍵コードと併用して符号化組み合わせの数を著しく増大
する。
更に、バーコードを貼り付は物として鍵の上に取り付け
ると、簡単にこのバーコードを変更できる。
穿孔コードは、付加的な穿孔で変更できる。磁気コード
の変更は、付加的な永久磁石、又は磁気テープの場合、
その上に取り付けた情報を変更して行える。従って、常
時利用者が替わる設備の場合、施錠装置の開放コードを
利用者が替わる毎に変更できる。その場合、保証できる
ことは、読取装置がその都度正しいコードを識別し、こ
のことが、例えば前に書き込んだプログラムに従って実
行され、この符号化の書込は利用者が替わる毎に行われ
ることである。この場合、上記の先行する書込が読取装
置又は錠の電子回路によって自動的に処理されるように
、装置を構成できるので、高価な中央ユニットにケーブ
ル接続することを省略できる。ここに提示した鍵は、そ
の場合、鍵山カニニットにより実際のコードをそれぞれ
備えている。
読取装置で実行する磁気コイルの操作性の外、又は代わ
りに、この発明によれば、磁気コイルに付属する施錠部
は、鍵の[通常jの符号化によって−即ち、補助コード
を介することなしに一開放位置にすることができる。か
くして、読取装置又はそれに類似な装置が不良の場合で
も、施錠装置を開にすることができる非常用鍵を提供で
きる。
この種の故障は、例えば機能の不良、又は電源の故障で
も発生する。補助コードの様式に応じて、読取装置を光
学読取装置、又は誘導磁気ヘッドを装備している読取装
置として構成できる。
この発明の他の構成は、ケースにも特徴がある。
このケース内には、正しい符号の場合、磁気鍵によって
移動させることのできるスライダがある。
このスライダは、移動位置で錠を開放位置にする。
その場合、磁気鍵は少なくとも一方の表面にバーコード
が付けである磁気コードを装備したカードで形成してあ
ると有利である。
特別な実施形状では、スライダがケースに固定した穴板
上に載せてある支持面の所に、磁石ピンで形成した施錠
部を滑動して差し込める支承窪みを有し、この穴板の穴
は、支承窪みにスライダの基準位置で嵌まる。この装置
の基本的な構造は、ヨーロッパ特許第24242号公報
に開示してある。
この場合、施錠装置には、差し込んだ時、表面が穴板に
平行になる磁気カードの差し込み口がある。
磁気カードを差し込むと、留め板が排除される。
この留め板は差し込む前には支承窪みの中にある磁石ピ
ンを引っ張っているが、この排除によって留め板が部分
的に支承窪みに入り、一部の断面でケースに固定した六
仮に嵌まるように位置を変える。従って、この状態では
、スライダを支承位置にできない。磁気カードを挿入す
ると、磁石ピンは、正しいカードのコードの場合、カー
ド及び対応する磁石ピンの磁極を向かい合わせにして支
承窪みに押し戻される。かくして、穴板への嵌め合わせ
が解除される。こうして、磁気カードにより、スライダ
を支承位置に置くことができ、錠を開放位置にできる。
この発明の一つの実施形状によると、一部の磁石ピンが
位置、数及び磁極によって基本コードを形成し、他の部
分が補助コードとなる。
この場合、支承窪みの少なくとも7個所が、スライダの
所で回転できるように支承してあり、一定の回転位置に
固定した磁石ピンの支持体の中に配設してあると有利で
ある。磁石ピンの支持体を動かすと、更にコードの組み
合わせを変えることができる。
この施錠装置の単純な構造に対して、また基本コード及
び/又は補助コードに対する施錠部の少なくとも一つを
利用することに関して、支承窪みの少なくとも一個所が
、磁気コイルで取り巻いである。
更に、この発明の課題は、錠と鍵から成り、−個のケー
スを備えた施錠装置によって解決されている。このケー
スには、施錠部を開放位置にする鍵によって移動させる
ことのできるスライダがあり、このスライダが支承位置
にあると、錠を開放位置にする。この場合、鍵の補助コ
ードを検知する読取装置が設置してある。この読取装置
が、スライダを自由にする少なくとも一個所の予備施錠
部を制御する。
この場合、前記の予備施錠部が、電磁的に移動する一本
の施錠ピンによって形成されると有利である。
この発明による施錠装置は、既にある錠を使用している
場合、読取装置、及び場合によって予備施錠部をほぼ収
容している錠のケースの所に導入できる下部下地ケース
が配設してあると、特に簡単に実現できる。従って、こ
の錠の錠ケ、−スが下部下地ケース上に固定してあり、
この下部下地ケース中にほぼ存在している読取センサを
備えた読取装置が、鍵の通路を作っていることがただ保
証できる時、既に公知の錠を簡単な手段でこの発明によ
る対象に移すことができる。スライダと協働する予備施
錠部は、適切な方法で錠ケース及び/又は下部下地ケー
スに導入することができる。このことは、例えば施錠部
が入るスライダへの受入通路を作ることによって実現で
きる。
この発明による施錠装置を操作に対して確実にするため
、スライダの支持面に対向するスライダ側に配設した少
なくとも一個の支承窪みが配設してある。この窪みの磁
石ピンは、閉鎖位置でケース側のストッパと協働する。
この処置は、例えば、ハンマー又は類似の物で錠ケース
に打撃を加え、この衝撃によって施錠部の磁石ピンが穴
板の穴から外れる結果生じる錠の不正な開放を防止する
この種の位置ずれは、錠に打撃を加えた場合、大抵全て
の磁石ピンで同時に、しかも同じ方向に生じるので、付
加的に設置した磁石ピンはスライダの支持面に対向する
スライダ側の基準位置で付属する支承窪みから部分的に
はみ出し、ケース側のストッパのある後部係止部に達す
る。こうして、スライダの位置ずれは、他の磁石ピンが
衝撃作用でその閉鎖位置を外れた場合でも、排除される
鍵としては、正規な鍵カードと非常用鍵カードに細分さ
れる鍵カードを準備できる。正規な鍵カードは下位のカ
ードであるが、このカードでは、電磁的に操作される施
錠部に付属する符号化位置が非磁性領域として形成して
ある。この種のカードを用いると、磁気コイルで取り囲
んだ特別な施錠部を基本コードで操作できない。この操
作は、いずれにしても、読取装置で検知し、磁気コイル
の励磁で対応する施錠部を開放位置にする補助コードに
よって行われる。
この種の下位にある正規の鍵カードの外に、特別な権限
の人物にのみ与えられた上位の非常用鍵カードがある。
この非常用鍵カードは、電磁的に操作される施錠部に割
り当てである符号化位置に磁気領域を有する。従って、
この非常用鍵を錠に差し込んだ場合、前記の磁気領域に
よって通常磁気コイルを励磁して移動させることのでき
る施錠部が開放位置にされる。従って、前記磁気領域は
、例えば、磁気コイルの励磁が技術的な欠陥又は電源の
故障のため不可能である場合、磁気コイルの励磁に置き
代わる。
この発明による施錠装置は、特に閉鎖領域及び/又は権
利義務のある出入領域又は類似な場所の施錠装置の利用
を無監視制御する設備、例えば、浴場、閲覧室、ホテル
等に導入できる。この様な場合、施錠装置は多数の錠と
各利用者に付属する個別鍵カードとから成り、錠と鍵カ
ードは上記の説明によって形成できる。その場合、この
発明によれば、遮断する下位の錠がカードの基本コード
を、そして、遮断する上位の錠が補助コード又は基本コ
ードと補助コードを組み合わせを用意している。下位の
錠を、例えば転籍に導入できる。しかしながら、権利を
付与されている出入領域に入るためには、補助コード又
は基本コードと補助コードの組み合わせを用いて閉鎖す
ることが必要である。同じことが、出入領域の出口領域
の対応する錠に対しても当て填まるので、この領域の出
入りの管理は、転籍又は類似の物の利用より高い安全に
置かれる。
更に、上位の錠の操作が検知ユニットに表示される。こ
の検知ユニットは、主に、各錠を締めた回数及び/又は
その時の時刻を検出する。これ等のデータを記録するこ
とによって、利用者が出入りできる領域に滞在する時間
を管理できる。このことは、例えば、時間に制約のある
水泳プールの利用時に必要である。更に、この検知能力
は、色々なサービスを提供できる。つまり、例えば、こ
の発明による装置の助けで清涼飲料水の自動装置を提供
するために動作させることができる。これに対して、カ
ードを自動清涼飲料水装置に差し込み、清涼飲料水を受
は取る。この場合、自動清涼飲料水装置は上位の錠を装
備しているので、清涼飲料水を取り出したことを検知ユ
ニットに知らせる。この立ち入り領域を去る時、要求し
たサービスに関して利用者に請求書を提示し、例えば、
表示器に請求額が表示される。この場合、請求書の作成
は、カードを差し込むことによって表示ユニットで行わ
れる。利用者がそれに相当する金額を表示ユニットに投
げ入れた時、初めて錠で操作されるそれに応じた遮断機
構によって立入領域を立ち去ることができる。この種の
処置は、清涼飲料水を供給することに限定するものでな
く、自明なことであるが、他のサービス、例えば、ヘヤ
ードライヤの利用、太陽灯照射室、日傘の賃貸等に利用
できる。
更に、この発明の他の構成によれば、利用者が替わった
時、基本コードが同じ場合、補助コードを変更すること
ができる。それ故、完全に決まった補助コードが指定し
てある前の利用者は、後の利用者に未支払いの請求額を
残すことは不可能である。何故なら、この次の利用者が
新しい他の補助コードを受は取っているからである。
この配置を以下の様にもできる。即ち、利用者がこの施
錠装置を利用する前に、立ち入り可能な領域の入口で一
定の金額を予め支払っておく必要がある。その人の滞在
期間中に何らかのサービスを要求した場合、前記の金額
からそのサービスに対応する金額をその都度差し引く構
成にできる。
この出入り出来る領域を離れる場合、要求していなかっ
た金額を支払うか、又は残金の支払いが必要になる。
全体の設備は、自動装置を導入して自動的に働かすこと
ができるので、人員を配置しておく出納場所が不要であ
る。
この発明の他の構成によると、付加的な機能が得られる
。前記の施錠装置の場合、非常用の鍵によって、たとえ
緊急事態でなくても、錠を不意に遮断することが出来る
。この緊急事態は、例えば、錠の電子回路が−例えば電
源の故障のために−動かない場合、必ず発生する。非常
用の鍵を使用することは、これ等の例外的な場合に準備
されている。換言すれば、このことは、施錠装置を機能
させる場合、錠の閉鎖は正規の鍵で行われるべきである
が、電子回路が故障した場合、純粋に機械的で、永久磁
石による施錠ができる非常用の鍵を導入する必要がある
これに対して、錠と鍵から成る施錠装置には、ケースが
ある。このケースには、施錠部を開位置にする鍵によっ
て移動させることのできるスライダがある。このスライ
ダは、移し変えた位置で錠を解除位置にする。その場合
、鍵は磁石コードとして形成した基本コードを有し、こ
のコードが磁気の力に基づき施錠部を移動させる。更に
、この施錠装置には、鍵の補助コードを検知し、少なく
とも一個の予備施錠部を電磁的に操作する読取装置と、
特に機能性を喪失している設電子回路の場合、使用され
る非常用の鍵があり、この非常用の鍵には、磁気基本コ
ードの外に電磁操作される施錠部に付属する符号化位置
の所に施錠部を移し変えるための磁気ゾーンがある。こ
の場合、スライダうぃ移し変えた位置にすると応答する
設電子回路のセンサは、機能を調べる監視回路を配設し
ている。この監視回路は、設電子回路が機能していて、
非常用の鍵を使用している場合、その時の駆動状態を示
す信号がセンサの応答時に出力される。
この発明によるセンサによって、施錠装置の駆動状態を
監視することが出来る。設電子回路が機能していても、
スライダの位置を変えることは非常用の鍵によって行え
ると、信号が出力される。この監視回路は、設電子回路
が導入準備されていて、スライダの移動位置によるセン
サ信号を受は取り、その場合、スライダの移己変えが非
常用の鍵で行われたと言う付加的な情報を設電子回路に
伝えたことが確認されるかぎり、前記の信号を出力する
前記監視回路は、読取装置が補助コードを検知していな
くても、スライダの移動を示すセンサ信号が入って来た
と言う事実に基づき、非常用の鍵が挿入されたと言う認
識を受は取る。従って、監視回路は読取装置にも連結し
ている。設電子回路の故障、例えば電源の故障又はバッ
テリーの消耗がある限り、施錠部の移し変えが、一方で
磁石コードとして形成してある基本コードの磁気力を介
して、他方で非常用鍵の磁気ゾーンの磁気作用を介して
行われる。この磁気ゾーンは、電磁操作される施錠部に
属する符号化位置にあり、そのため、電磁石を導入する
ことなしに、対応する施錠部のピンの移し変えを行う。
その様な非常用の鍵の場合、自明なことであるが、監視
回路は機能していないので、この回路からは何も信号を
出力しない。
この発明によれば、特別な表示を要求しない合法的な非
常用の鍵が使用されているので、信号を出力しないこと
が要求される。この様な方法で、この施錠装置の良さは
、例えば便利さを根拠にして、基本コードと補助コード
を備えた鍵でなく、専ら非常用の鍵が導入されているこ
とによって紛糾しないことが保証される。監視回路の信
号出力に基づき、非常用鍵の乱用を確認でき、適切な処
置によって阻止できる。
この発明の他の構成によれば、信号は音響警告信号であ
る。従って、施錠設備が悪用される場合、どんな場合で
も、音響的な合図を出すので、発見されないままになる
ことはない。
この音響警告信号に加えて、又はその代わりに、信号が
発生した時、施錠装置の錠の補助閉鎖が行われる。従っ
て、非常用の鍵を悪用して差し込むと、施錠装置で行わ
れる補助閉鎖が、施錠装置によって安全にされている対
象物の開放を阻止する。
個々の動作状況に対して用意してある鍵のみが、開放機
能をもらし、施錠しなくても、類似のことを行っていな
くても、施錠装置の補助閉鎖がまだ遮断位置にしてある
この発明の他の構成により、現れる信号を設電子回路の
記憶器に書き込むと、良好な管理性能が生じる。記憶器
を問い合わせることによって、悪用した作業が、何時、
及びどの鍵で行われたかを後で確かめるこができる。信
号の記憶以外に、他のデータも検出できるので、上記の
ことが可能である。即ち、例えば所定の人物を再び示す
使用した鍵のコード、及び鍵の利用日時等である。
基本コードの外に、補助コードを備えることができるの
で、施錠組み合わせの数が非常に増加する。それ故、非
常に信頼性のある装置が提供される。しかしながら、こ
の設備の信頼性と導入範囲は、この発明の他の構成によ
り、個々の導入条件に対して特別な調整ができるので、
更に拡大される。
これに対して、錠と鍵から構成される装置には、一個の
ケースと鍵の補助コードを検出する読取装置とがある。
前記のケースの中に、施錠部を開放位置にする鍵によっ
て移動させることのできるスライダがある。このスライ
ダは、移動位置で鍵を開放位置にする。その場合、鍵は
磁石コードとして形成された基本コードを有する。この
基本コードは、施錠部を磁気の力で移動させる。前記の
読取装置は、少なくとも一個の補助施錠部を磁気操作し
、錠の電子回路をプログラムするため、基本コードと命
令コードを備えた特別な鍵がある。
その場合、読取装置が命令コードを検出し、特別な鍵の
利用が命令出力の外に、補助施錠部を含めて、全ての施
錠部を解除に移し変える。同時に、スライダの移動に対
し応答するセンサを動作させると、初めて錠の電子回路
の記憶器の中にプログラム命令を書き込む。
この構成は、前記の変形の場合と丁度同じ様に、スライ
ダの移動位置で応答するセンサを有するが、プログラム
出来ることにより、この施錠装置を特別な分野に導入で
きる。前処理したプログラムに応じて、特別な機能を実
現させることができる。
特別な鍵のプログラムは、「正規・補助コード」の代わ
り、又はそれに加えて、この特別な鍵に取り付けてある
特別な符号を介して伝えるこができる。特別な鍵の基本
コードは、正規の鍵に一致している。その理由は、この
特別な鍵を使用する場合でも、永久磁石で動作する施錠
部を解除位置にすることが保証されているに相違ないか
らである。
二の特別なコードは、一方で補助施錠部を開放位置に移
し変えることを、また他方で命令のプログラミングを行
う。あるいは、全体の施錠部を、補助施錠部も含めて、
永久磁石で操作し、このことが非常用の鍵の機能に一致
し、しかもプログラミングが読取装置によって検出され
た特別なコードを介して実行される様に、特別な鍵を命
令符号で構成できる。特に、以下のプログラミングが可
能である。
「許可」 : 命令用の鍵を差し込むと、例えば、正規
の’ax.yとZが一定の時間内に順次錠に差し込まれ
る限り、正規の鍵x,yと2によって施錠装置を操作す
ることができる。しかし、例えば、錠を開放位置にでき
るためには、二つの鍵を順番に使用する必要があるよう
にも、このプログラミングを構成できる。二つの鍵を導
入することは、例えば銀行の場合、ドアを開けるために
使用されるもので、このドアは、二重にした鍵の安全性
を有する。即ち、ドアを開けるには、別々な人間が異な
った鍵を必要とする。
「解除」 : このプログラミングは、命令鍵(特別な
鍵)を操作して同じ様に行われるが、例えば、或る人が
自分の正規の鍵Xを失った場合、使用される。この機能
「解除」によって、開放機能用の正規の鍵xのコードを
受は入れるプログラミングが解除される。従って、施錠
を行うことはこの正規の鍵Xでは最早出来ない。更に、
プログラミング「解除」用の特別な鍵を使用した後は、
補助鍵を錠の中に差し込み、その行為で錠の電子回路を
補助鍵の符号に置き換える。このことは、紛失した正規
の鍵Xの代わりに、以後は補助鍵が施錠機能を持つこと
を意味する。
「リセット」:  この操作様式は、同じ様に特別な鍵
でプログラムできるが、入力したプログラムを解除する
。従って、この施錠装置の新しいプログラミングが可能
になる。
この発明の他の構成によると、補助コード及び/又は命
令コードは、光学読取装置によって検知でき、鍵を通す
穴パターンによって構成されている。しかし、その代わ
りとして、前記のコードが読取装置の誘導読取ヘッドに
よってサンプリングされる磁気バーコードであるように
もできる。他の変形としては、前記のコードを光学読取
装置で読取ることのできるバーコードで形成できる。
鍵、正規鍵及び特別な鍵をそれぞれカードで形成すると
有利である。
特別な実施形状では、スライダがケースに固定した穴板
上に載った支持面に支承窪みを有する。
この支承窪みには、磁石ピンで形成した施錠部がずれる
ことによって入り、穴板の穴はスライダの基準位置で支
承窪みに嵌まる。この場合、施錠装置はカードで形成し
た鍵に対する差し込み口を有し、磁気カードを差し込ん
だ時、その平面が穴仮に平行になる。磁気カードを挿入
すると、差し込みの前、支承窪みに入れる磁石ピンを引
張・っていた係止板を押しのけので、この係止板が一部
を支承窪みに入り、断面でケースに固定した穴仮に喰い
込むように移動させられる。従って、この状態ではスラ
イダは移動位置になっていない。磁気カードが入ると、
カードの符号が正しい時、初めて、カード及び対応する
磁石ピンの同じ磁極に対向させることによって、磁石ピ
ンを支承窪みに完全に押し戻す。かくして、穴仮に合わ
せ込むことが省略される。磁気カードを介して、スライ
ダは支承位置に導入され、錠が解除位置にされる。これ
までの記述は、基本コードに対して当てはまる。即ち、
このコードは永久磁石に従って動作する。正規のカード
の場合、カードの点状の磁石ではなく、電磁的に動作し
補助コードで操作される装置によって、補助的に配設し
た施錠部−多数あってもかまわない−を移動させている
。正しい補助コードを施錠装置の読取装置によって検出
したら、直ちに、補助施錠部の周りに配設したコイルが
動作し、補助施錠部を開放位置に移動させる。非常用の
鍵カードの場合には、補助施錠部の移動が電磁的でなく
、同じ様に一基本コードの場合の様に一永久磁石による
励磁によって行われる。
この発明の好適実施形状では、センサを電気開閉器で形
成できる。この開閉器を開閉接点がスライダと協動する
マイクロスイッチで形成すると有利である。
この発明を多数の実施例に基づき図面で詳細に説明する
第1図によると、錠1がドア2に組み込んであり、錠ケ
ース3を有する。このケースは、底部4で下部下地ケー
ス5上に置いである。下部下地ケース5は、このケース
側でドア2に固定してある。
錠ケース3は、回転ノブ6を装備している。このノブの
助けにより、突起7又は図示していない閉鎖部分を、錠
1が解除位置にある限り、引っ込ませることができる。
ドア2の反対側に配設してある回転ノブ8は、直接、突
起7又は図示していない閉鎖部に接続してあるので、ド
ア2のこの側からも、このドアを開放することができる
。ホテルの部屋の場合、ドアの部屋の内側に回転ノブ8
が装備してある。一方ドア2の外側(廊下側)には、錠
ケース3、下部下地ケース5及び回転ノブ6がある。
第2図から、錠ケース3には差し込み口9があることが
分かる。この差し込み口に、鍵10を挿入することがき
る。鍵10は、その表面12にバーコード13を付けた
磁気コードを有するカード11で形成してある。バーコ
ード13は、カード11の表面12上に貼り付けたステ
ッカ−14に取り付けである。しかし、この代わりにバ
ーコード13をカード11の表面12に書き込んでおく
こともできる。
第3図によると、錠ケース3の内部には、平板状に形成
され、このケースの支持面16上に穴板17を載せたス
ライダ15がある。穴板17の穴18は、第3図に示す
錠1の遮断位置で、支持面16から出て、袋穴として形
成してある前記の穴に対応する支承窪み19に填まる。
この支承窪み19には、磁石ピン21として形成である
施錠部20が挿入されている。
この場合、支承窪み19の寸法は、磁石ピン21を支持
面16に垂直にずらせることができるように選定してあ
る。第3図から分かるように、全ての支承窪み19に必
ずしも磁石ピン21を差し込む必要はない。何故なら、
磁石ピン21の数、位置及び極性が各開放コードの組み
合わせに応じて定まっているからである。
穴板17には、案内板22があり、この板の上に係止板
23が配設してある。係止板23は、バネ24によって
位置止めされている。
引っ張りバネ25は、その一端26をケース側に固定し
ていて、他端をスライダ15の突起28に噛み合わせて
いる。更に、スライダ15は取り付は面に対向するスラ
イダ側部29で制御板31と協働する傾斜支持面30を
形成している。制御板31は、分岐した端部32と一緒
に長手方向に滑動する結合スリーブ34の切り口33の
上に載っている。このスリーブは、スパイラル圧縮バネ
35によって矢印36の方向に引張っである。回転ノブ
6は、その軸37と一緒に錠ケース3の内部に填まり、
この錠ケースの上に回転止めした歯車38を有する。こ
の場合、歯車38の歯は、結合スリーブ34の内側の歯
に噛み合っている。錠ケース3の底面39には、支承ブ
ツシュ40によって端部に歯車42を付けた四角の角4
1が回動可能に支承されている。四角の角41は、突起
部4又は閉鎖機構の引き戻しのために設置したレバー機
構と協働する。
第3図によると、−個の支承窪み19は、磁気コイル4
3で取り巻かれている。このコイルは、更にスライダ1
5の対応する窪みに入れて・ある。
錠ケース3の底面39には、下部下地ケース5が繋がっ
ている。このケースには、光学読取装置44及び詳しく
示していない電子回路が収納されている。更に、下部下
地ケース5は、電子回路及び読取装W44を給電する電
流源も収納できる。
第3図に示す錠1の閉鎖位置では、回転ノブ6に結合す
る歯車38が、四角の角41の歯車42上に長手方向に
移動して支承される結合スリーブ34の相手側の歯に填
まっていない。回転ノブ6と四角の角41の間に結合が
ない限り、錠1は閉鎖位置を占めている。回転ノブ6に
回転が加わると、突起も遮断部も操作することができな
い。
第4図は、開放位置にある錠1を示す。この開放位置は
、カード11を差し込み口9に挿入して、カード11の
符号組み合わせが正しい時に生じる。
この場合、カード11は案内板22と係止板23の間に
差し込まれていて、この差し込みは、これ等の部材の対
応する湾曲部45に従って非常に簡単に行える。第3図
をもう一度眺めるると、カード11が差し込まれていな
い場合、磁石ピン21は穴板17のこのピンに対応する
穴18に填まっていて、前面で案内板22に当たってい
ることが分かる。磁石ピン21のこの位置は、他の構成
要素とは異なって、強磁性材料で形成した係止板23に
よってもたらされる。
更に、係止板23は磁石ピン21を引き付けるので、磁
気ピンは記載した位置を占める。この位置では、スライ
ダ15は、第3図に示した基準位置からずれることはな
い。何故なら、磁石ピン21がケースに固定した穴板1
7に入り込んでいて、ずれを阻止しているからである。
しかし、これに対して、今度は第4図を眺めると、磁石
ピン21は、完全に付属する支承窪み19に入っていて
、穴板17に対して最早連結していないことが分かる。
このことは、カードにある磁気符号が磁石ピン21に作
用し、互いに同じ磁極を対向させることによって支承窪
み19の中にこの磁石ピンを押し戻すことに基づいてい
る。カード11を差し込むと、係止板23はバネ24の
ために曲がる。しかし、カード11を挿入した後、全体
の磁石ピン21が開放位置になると、スライダ15はカ
ード端部46をスライダストッパ47に当てて、第4図
に示す位置になる。こうして、傾斜支持体30は操作板
31の端部32が結合スリーブ34を矢印36の反対方
向に移動させ、結合スリーブ34の内側の歯が歯車38
に噛み合うように、操作板31を作動させる。従って、
この位置では、回転ノブ6が四角の角41に回転止めさ
れて結合している。それ故、錠1は解除位置となり、突
起部7又は遮断部を操作でる。
この発明によれば、磁気コイル43によって取り囲まれ
ていない磁石ピン21は、カード11の基本コードによ
って開放位置にされている。磁気コイル43で取り囲ん
だ磁石ピン21は、磁気コイル43を励磁して開放位置
に達する。これに対して、カード11には一既に記述し
たように一バーコード13が付けである。このバーコー
ドは、カード11を差し込み口9に挿入する場合、セン
サ48によって光学的に読み取られる。センサ48は、
導線49を介して読取装置44に連結している。従って
、読み取った情報は電子回路に達する。この電子回路は
、読み取ったコードを錠1の開放コードと比較する。一
致していれば、磁気コイル43が励磁され、対応する磁
石ピン21を第4図の開放位置にする。
しかし、この代わりに、多数の磁石ピン21を対応する
磁気コイル43で取り囲むこともできる。
この発明の他の実施形状によると、非常用鍵を提供する
ため、以下の準備がされている。つまり、この非常用の
鍵は、特別なカード11で同じ様に形成してあるが、磁
気コイル43を有する磁石ピン21に対向する位置に磁
気符号を装備していて、この符号が磁石ピン21を開放
位置にさせる。従って、磁石ピン21の移動が技術的な
欠陥、ないしは電源の故障のため磁気コイル43の助け
なしにできるには、前記の非常用鍵の助けでも実行でき
る。
鍵10の好適実施形状によると、バーコード13は周期
トレースと情報トレースから合成されていて、両方のト
レースは互いに平行に延びている。この場合実行される
ことは、カードを挿入すると、読取装置44の対応する
センサ48が、周期トレースを介して情報トレースの連
続走査に対する読取周期を受は取ることである。このシ
ステムは、既に***特許第2431497号公報に開示
してある。
符号組み合わせの可能性を更に拡大するため、第5図に
よれば、支承窪み19の少なくとも一個がスライダ15
の所で回転可能に支承されていて、一定の回転位置に固
定してある磁石ピン支持体50に配設してある。この磁
石ピン支持体50は、特別な工具で錠ケース3の開口部
を通して回転させることができる。こうして、支承窪み
19の位置を変更できる。この様な方式で、錠1の再プ
ログラミングを非常に早(処理できる。二種類の磁石ピ
ン支持体5〇−第5図に示してある様に−がスライダ1
5にあると有利である。
第7図には、この発明による施錠装置の他の実施例が示
してある。この装置は、前に示した実施例と比べて、ス
ライダ15に磁気コイル43が無いことで相違している
。その個所には、次の処置が講じである。即ち、読取装
置44から出て、スライダ15のスライダ側部29まで
達する通路51が形成してある。この通路には、施錠ピ
ン53として構成されている施錠部52が配設してある
。この施錠ピン53は、図示してない電子磁気装置によ
って動かすことができる。その場合、この施錠ピンは遮
断位置でスライダ15のスライダ端部29の所で窪み5
4に入り込んでいる。
第7図は、遮断位置にある錠を示している。この錠では
、一方で磁石ピン21が穴板17の対応する穴に入り、
他方で施錠ピン53が窪み54に填まっている。かくし
て、スライダ15は基準位置に固定されている。錠1が
開放位置を占める移動位置にこのスライダ15を移動さ
せると、カード11を一第8図に従って−差し込み口9
に差し込む必要がある。
か(して、−正しい符号の場合−一方で磁石ピン21が
開放位置になり、他方でセンサ48が正しいバーコード
を読取る。こうして、読取装置44又はこの装置に結合
している電子回路が、電子磁気装置を介して施錠ピン5
3を下方に移動させるので、このピンは窪み54から出
る。この位置では一既に前に記載したように−スライダ
15は、回転ノブ6が四角の角41に連結する第8図の
移動位置にある。
第9図と第10図から、施錠ピン53はスライダ15の
一方の側面に、またセンサ48は他方の側面に配設して
ある。しかし、この配置は強制されるものではない。
閉鎖位置及び解除位置は、それぞれ第11図及び第12
図から特に明確になる。これによって、施錠ピン53は
スパイラル圧縮バネ55によってスライダ15の方向に
引っ張られていることも分かる。更に、施錠ピンを移動
させる電子磁気装置のコイル56を認めるとこができる
。しかも、スライダ15、穴板17及び案内板22は、
スリット窪み62によって貫通されているため、センサ
48はカード11のバーコード13用の通路を有するこ
とも分かる。
第13図は、錠l・のスライダ領域の断面を模式的に示
したものである。錠のケース3に衝撃を与えると、磁石
ピン21が移動してたちまち対応する支承窪み19に入
る(第13図の状態を参照)。この瞬間、スライダ15
の位置移動が差し込み口に入れた工具又は類似の物によ
って可能であるから、錠1を解除することができる。こ
の種の不正な解除を阻止するため、スライダ15の支持
面16に対向するスライダ側部29上に、磁石ビン58
が滑動して入り込む支承窪み57が配設してある。錠1
に衝撃を加えることによって、全体の磁石ピンは同時に
同じ方向に移動するので、これ等の磁石ピン58は、磁
石ピン21と丁度同じ様に、矢印59の方向に移動する
。その場合、磁石ピン58は、ケース側のストッパ60
に対する背後の噛み合わせに入る。従って、スライダ1
5が矢印61の方向に移動することは効果的に抑圧され
る。
第14図には、カード11を差し込んだ状態が示してあ
る。ここで明らかなことは、磁石ピン21が同じ磁極の
対向部によって完全に対応する支承窪み19に入り込み
、他方磁石ビン58の完全な入り込みが対向する逆磁極
の吸引作用によって行われている。第14図の開放位置
では、スライダ15は移動位置にされている。
この発明の内容は、光学的なコードを読取ることによっ
て遮断機能又は解除機能をもたらす機械(磁気)に対し
て補助的に動作する電子システムによって系の高度な信
頼性を提供している。
この光学コードは、鍵に印刷又は貼り付けて(一時にで
も)付けることができる。この種の改良された鍵は、特
に通行管理された領域の高度な安全基準を提供する。
更に、機械的なシステムをこの発明による光電的な解決
法によって改良でき、巻頭に述べた利点を実現できる。
カードで形成したこの発明による施錠装置の鍵には、表
面上の異なった位置に分布している施錠部と協働する磁
気ゾーンがある。この場合、一つの実施例によれば、こ
れ等のゾーンが基本コードを形成することができる。更
に、これ等のゾーンの一つ又はそれ以上のゾーンが、前
記の非常用の鍵の機能のために使用できる。この発明に
よる鍵の補助コードは、表面に貼り付けたバーコード及
び/又はカードを貫通する穴及び/又はカードの表面に
取り付けである、あるいは埋め込んだ磁気テープによっ
て形成される。その場合、この補助コードが前記の磁気
ゾーンの一つ又それ以上の個所を占めていることも可能
である。特別な実施例によれば、基本コードが磁気ゾー
ンの一部で、補助コードがこの磁気ゾーンの他の部分で
構成されてあってもよい。
これ等の磁気ゾーンは、その極性(N極又はS極)に関
して相違がある。それに応じて、施錠部の磁石ピンを形
成する必要がある。
鍵カードを貫通する穴は、それに対応する鍵の内容に応
じてカードの表面上で種々の位置に分散して配設してあ
るが、これ等の穴を検出するには、読取装置中の適当な
センサを介して行われる。この場合、読取は一前記の他
の全ての符号化様式の場合でも同じように一周期トレー
ス及び情報トレースに分割される。
第15の実施例では、錠1は錠ケース3を装備している
。このケースは、底面を下部下地ケース5の上に載せて
いる。錠ケース3は、開放位置にある限る、図示してい
ない突起部又は遮断部を引き戻す回転ノブ6を装備して
いる。この実施例は、原則的には既に述べた錠の構造に
一致する。ここで、もう一度重要な点をまとめる。
錠ケース3は一部に前に述べた様に一部10を差し込め
る差し込み口9を装備している。鍵10は、磁気符号を
装備したカード11として形成されていて、このカード
は表面12上にバーコード13を付けている。
錠ケース3の内部には、平板状に形成され、支持面16
上に穴板17を載せたスライダ15を収納している。穴
板17の穴18は、第15図に示す錠1の遮断位置で支
持面16から出発し、袋穴として形成してあるスライダ
15の対応する支承窪み19に嵌まる。
支承窪み19には、磁石ピン21で形成した施錠部2゜
が入っている。この場合、支承窪み19の寸法は、磁石
ピン21が支持面16に対して垂直に滑動できるように
選んである。第15図から明らかなように、との支承窪
み19にも磁石ピン21を入れる必要はない。その理由
は、磁石ピン21の数、位置及び極性が、各開放コード
の組み合わせに応じて指定されるからである。穴板17
の上には、係止板23を配設している案内板22がある
。この係止板23は、バネ24によって位置が保持され
ている。
引張りバネ25は、その一端26でケース側に固定して
あり、他端27でスライダ15の突起部28に填まって
いる。更に、スライダ15は支持面に対向するスライダ
側部29上に操作板31と協働する傾斜支持体30を形
成している。この操作板31は、分岐している端部32
で長手方向に移動できる結合スリーブ34の段33上に
載っていて、このスリーブはスパイラル圧縮バネ35に
よって矢印36の方向に引張られている。回転ノブ6が
錠ケース3の内側でこのノブの軸37と噛み合っていて
、このケース上で回転止めした歯車38をを有する。こ
の場合、歯車38の歯は、結合スリーブ34の内側の歯
に填まっている。
錠ケース3の底面39には、支承ブツシュ40によって
、端部で歯車42を有する四角の角41が回転可能に支
承されている。この四角の角41は、図示していない突
起部又は図示していない遮断部を引き戻すために設置し
たテコ機構と協働する。
第15図によると、支承窪み19は対応するスライダ1
5の窪みに填まっている磁気コイル43によって取り巻
かれている。
錠ケース3の底面39には、下部下地ケース5が繋がっ
ている。このケースには、光学読取装置44及び詳しく
は図示していない電子回路が収納されている。更に、下
部下地ケース5には、電子回路及び読取装置44の電源
も収納してある。しかし、その代わり、配線網を介して
一場合によっては、トランスと整流器の中間接続の下に
一拾電を行うこともできる。
第15図に示す錠1の遮断位置では、回転ノブ6に結合
している歯車38は、結合スリーブ34の対応する相手
側の歯に噛み合っていない。このスリーブは、四角の角
41の歯形42の上で長手方向に移動できるように支承
してある。回転ノブ6と四角の角41の間に結合が無い
限り、錠1は、遮断位置を占める。回転ノブ6を回して
も、突起部も遮断部も操作できない。
第16図は、差し込み口9にカード11を差し込み、こ
のカード11の符号の組み合わせが正しい場合、導入で
きる開放位置の錠1を示している。カード11は、案内
板22と係止板23の間で滑動し、この場合、差し込み
は係止板の対応する湾曲部45によって非常に簡単に行
える。今一度第15図を参照すると、カード11を差し
込んでいない場合、磁石ピン21は穴板17の対応する
穴18に填まり、前面で案内板22に填まっていること
が分かる。磁石ピン21のこの位置は、他の構成要素と
は異なって、強磁性材料製の係止板23によってもたら
される。更に、この係止板23は、磁石ピン21を引張
り、それ等のピンを前記した位置に納める。この位置で
は、スライダ15を第15図に示す基準位置から移動さ
せることはできない。何故なら、磁石ピン21をケース
に固定した穴板17に噛み合わせることが、この移動を
阻止しているからである。
しかし、これに反して、第16図を参照すると、磁石ピ
ン21は所属する支承窪み19に完全に填まり、穴板1
7に対して最早端部を形成しいないことが分かる。この
とは、カードの磁気符号が磁石ピン21に作用し、これ
等のビンを同じ磁極を向かい合わせて支承窪み19に押
し戻すことに起因している。
カード11を差し込んだ場合、係止板23はバネ24に
よって湾曲する。しかし、カードを差し込んで後、全体
の磁石ピン21が開放位置に導入されると、カード11
のその後の滑動で、スライダ15はカードの端部46を
スライダストッパ47に当て第16図に示した位置に置
(ことができる。こうして、傾斜支持部30は制御板3
1に作用し、その端部32を結合スリーブ34が矢印3
6の反対方向に移動させ、結合スリーブ34の内側の歯
が歯車38と噛み合うようにさせる。従って、この位置
では、回転ノブ6は四角の角41に回転止めして結合す
る。従って、錠1は開放位置を占め、突起部又は閉鎖部
を操作できる。
この場合、磁気コイル43で取り巻かれていない磁石ピ
ン21が、力、−ド11の基本コードによって開放位置
にされる配置になる。磁気コイル43で取り巻かれた磁
石ピン21は、磁気コイル43を励磁して開放位置に達
する。これに対して、カード11には一部に述べた様に
一バーコードが取り付けである。
このコードは、カード11を差し込み口9に差し込んだ
場合、センサ48によって光学的に走査される。
センサ48は、導線49を介して読取装置44に接続さ
れている。それ故、読取った情報は読取ったコードを錠
1の記憶してある開放コードと比較する電子回路に達す
る。一致があれば、磁気コイル43が励磁され、対応す
る磁石ピン21が第16図の開放位置になる。
図示していない他の構成によれば、複数の磁石ピン21
を対応する磁気コイル43で取り囲むこともできる。
他の実施形状によれば、非常用の鍵を提供するため、こ
の非常用の鍵は、同じ様に特別なカード11で形成して
あるが、−磁気コイル43を装備した磁石と721に対
向する位置に磁気符号を備えている。
この符号は、ピン21を移動させて開放位置にする。
従って、技術的な欠陥−例えば、電源の故障−のため、
磁石ピン21の移動が磁気コイル43の助けがあっても
不可能であれば、前記の非常用の鍵の助けでこの移動が
行える。
符号組み合わせの可能性を更に向上させるためには、第
17図により、支承窪み19の少な(とも−個が、スラ
イダ15に回転可能に支承され、一定の回転位置で固定
できる磁石ピンの支持体50の所に配設してある。この
磁石ピンの支持体50は、特別な工具により錠ケース3
の開口部を通して回転させることができ、支承窪み19
の位置を変更できる。
この方式によると、錠1の再プログラミングを非常に早
く処理できる。この種の二つの磁石ピンの支持体が一第
17図に示す様に−スライダ15に設置してあると有利
である。
第18図は、第17図に対応するものであるが、この場
合、錠は開放位置にある。
第19図には、この発明による施錠装置の他の実施例が
示してある。この装置は、前記の実施例と対比して、ス
ライダ15に磁気コイル43が無い点で相違している。
その位置には、次の処置が講じである。即ち、読取装置
44から出発して、スライダ15のスライダ側部29ま
で達する通路51が形成されている。この通路には、施
錠部ピン53として形成できる施錠部52が配設してあ
る。この施錠部ピン53は、図示していない電磁装置に
よって移動させることが出来る。この場合、このピンは
、遮断位置にあってスライダ15のスライダ側部29の
窪み54中に入る。
第19図は、遮断位置の錠を示す。この位置では、一方
で磁石ピン21が穴板17の対応する穴に入り、他方で
施錠部ピン53が窪み54に嵌まる。かくして、スライ
ダ15は基準位置に固定される。スライダ15を錠1が
開放位置を占める移動位置に導入するには、カード11
を一第20図に従って−差し込み口9に挿入する必要が
あり、−正しい符号の場合−一方で磁石ピン21は開放
位置にされ、他方でセンサ48が正しいバーコードを読
み取る筈である。従って、読取装置44又はこの装置に
連結する電子回路は、電子装置を介して施錠部ピン53
を下方に移動させるので、このピンが窪み54から出る
。この位置では、−既に前に記載したように−スライダ
15が第20図の移動位置にされ、この位置では、回転
ノブ6が四角の角41に結合する。
第21図及び第22図から、施錠部ピン53はスライダ
15の一方の側面領域に、またセンサ48はスライダ1
5の他方の側面領域に配設されていることが分かる。し
かし、この配置は強制されるものではない。
第15〜22図の前記した。全ての実施例の場合、この
発明により、スライダ15はセンサ80と協働する。
このセンサ80は、電気開閉器で形成すると有効である
。特に、このセンサをレバー運動する接点83を有する
マイクロスイッチ82で形成するとよい。
センサ80は、図示していないケーブル接続によって一
前記の様に一下部下地ケース5にある錠電子回路に連結
している。錠電子回路は、簡単化のため図面には示して
いない。
マイクロスイッチ82は、第15図によると、スライダ
15が移動していな場合、−即ち、錠の遮断位置で一マ
イクロスイッチ82に向けたスライダ15の端部とマイ
クロスイッチ82のレバー接点83の間に自由空間があ
るように、位置決めされている。しかし、スライダが第
16図のように移動位置にされると、スライダ15の端
部はレバー接点83とは逆に進むので、マイクロスイッ
チ82はその接続状態を変える。
第17図及び第18図によれば、マイクロスイッチ82
はスライダの長手軸に対して横方向にずらして配設し、
第17図のスライダ位置ではマイクロスイッチ82のレ
バー接点83を動作させないことも出来る。第18図に
は、レバー接点は動作しているので、マイクロスイッチ
82の切り換え状態の変化が生じるスライダ15の支承
位置が示してある。
磁気コイル43の代わりに、施錠部52が施錠部ビン5
3を備えている第19図及び第20図の実施例の場合で
も、マイクロスイッチ82は一第15図及び第16図の
ように−スライダ位置の面と協働するか、又は−第21
図及び第22図に示すように一スライダ15の横にマイ
クロスイッチ82が位置を占めてもよい。
相違していることは、スライダが移動していない場合、
マイクロスイッチは、スライダ15が移動位置に移動し
ている場合とは別な切り換え状態を占めていることであ
る。
この発明では、マイクロスイッチ82は次の機能を受は
持っている。
スライダ15の移動を「正規の鍵」、(カード11)で
行う場合、スライダ15の移動位置でマイクロスイッチ
82が操作される。この操作は、図示していない設電子
回路によって記録される。更に、設電子回路は読取装置
44を介して、正規の鍵が使用されていると言う情報を
受は取る。その時、この鍵は主にバーコードで形成した
補助コード13を有する。非常用の鍵を挿入する限り、
バーコードは無視される。その理由は、それに相当する
磁石ピン21の移し変えが、磁気コイル43でな(、非
常用の鍵の対応する磁気ゾーンによって行われるからで
ある。従って、バーコードの付けてない側は、この設電
子回路を、非常用の鍵が挿入されていないと信号化する
。また、以下のことも準備されている。即ち、設電子回
路は、補助コードの特別な符号を介してその都度正規カ
ードが使用されていると言うことを伝達される。補助コ
ードにこの特別な符号がない限り、例えば、非常用の鍵
の場合、非常用の鍵で駆動されると言うことが登録され
る。
そうすると、第16図のスライダ支承位置で、マイクロ
スイッチ82が応答し、設電子回路に属するモニター回
路が設電子回路と同期して信号を受は取る。このモニタ
ー回路は、同時に設電子回路の機能、特に電源が使用可
能かどうかを調べる。非常用の鍵が使用されている限り
、設電子回路が機能しているとモニター回路に伝達して
あっても、このモニター回路からその時の動作状態を知
らせる信号が出力される。この信号は、音響警告信号で
あってもよいが、この信号が錠の補助遮断を遮断位置に
するので、錠の中味を開けることが不可能になるように
もできる。更に、信号の発生を設電子回路の記憶器に書
き込むことできる。
錠の開閉が非常用の鍵で操作され、モニター回路が機能
し0いない設電子回路を記録している限り、信号に出力
が行われないので、その種の動作様式は警告信号の出力
につながらないか、あるいは補助遮断を遮断位置にしな
い。最後に記載した場合は、望ましい動作様式を示す。
何故なら、設電子回路が中断したら、直ちに非常用の鍵
が機能するからである。
この発明の他の実施例によれば、マイクロスイッチ82
は、前記の機能に加えて、あるいはこの機能の代わりに
、読取装置44で検出されるプログラム命令を設電子回
路の記憶器に受は入れるために使用される。設電子回路
のプログラミングに対して、基本コード以外に施錠部2
1を移動させるため、磁気作用による、特にバーコード
で形成した特別な符号を有する特別な鍵を使用する必要
がある。
しかしながら、このバーコードの代わりに、カード11
上にセンサ48を用い、光学読取装置44によって検出
される穴パターンを配設してもよい。更に、これに代わ
るものとしては、読取装置44に連結する誘導読取ヘッ
ドを配°設し、特別なコードであるカード11の磁気バ
ーコードを走査することも出来る。
マイクロスイッチ82が対応するスライダの移動によっ
て応答した時のみ、特別な鍵の命令コードを設電子回路
の記憶器に書き込むように、この回路が設定してある。
この方法で、悪用を排除できる。つまり、設電子回路の
記憶器のプログラミング又は消去は、特別な鍵でスライ
ダの移動が行える時、この特別な鍵でのみ可能である。
従って、この特別な鍵を差し込み口9に挿入した時でも
、記憶器が特別な鍵の特別な符号のプログラムを受は取
っていないと言うことが阻止される。むしろ、マイクロ
スイッチ42を作動させて時初めて対応する記憶が許さ
れるためには、先ずスライダの移動が必要であり、この
ことが「適合」している鍵の前提になる。従って、プロ
グラミングは、付属する鍵−基本コード及び補助コード
に関して−を有する人物によってのみ行えることが保証
される。
カードi、錠に付属する特別な鍵と同じ命令プログラム
を有するものであるが、全体の施錠部20の移動を発生
させなく、設電子回路の再プログラミングに導くことが
できない。即ち、プログラミングの前に先ず「機械的な
」(永久磁石の)コードが問い合わせられる。
この場合、補助施錠部をバーコードによって電磁的な方
法で移動させることは必要なく、むしろ補助施錠部ピン
をカード11の対応する磁気符号位置によって移動させ
ることもできる。そうすると、再プログラムの作業のた
めに導入さる非常用の鍵が見掛は上大切である。
明細書中に述べ、図面に示した全ての新規な特徴は、特
許請求の範囲に記載していなくても、この発明の本質で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ドアに組込んである施錠装置の側面図、 第2図は、表面にバーコードを有する磁気カードを備え
た施錠装置の平面図、 第3図は、錠が遮断位置にある第2図の線分■−■に沿
った縦断面図、 第4図は、開放位置にある錠の場合の第3図の縦断面図
、 第5図は、錠が遮断位置にある場合の第1図で線分V−
Vに沿った断面図、 第6図は、開放位置の場合の第5図の断面図、第7図は
、遮断位置にある錠の他の実施例による縦断面図、 第8図は、開放位置にある第7図の縦断面図、第9図は
、底壁を取り外した場合の遮断位置にある錠の下面図、 第10図は、錠が開放位置にある第9図の下面図、第1
1図は、第9図で線分XI−XIに沿った断面図、 第12図は、第10図で線分xi−xnに沿った断面図
、 第13図は、衝撃を加え、磁気カードが挿入されていな
い場合の錠のスライダ領域の模式図、第14図は、磁気
カードが差し込まれた場合の錠のスライダ領域の模式図
、 第15図は、錠が遮断位置にある施錠装置の他の実施例
による断面図、 第16図は、開放位置にある錠の場合の第15図による
縦断面図、 第17図は、遮断位置を占め、錠の底を取り外した場合
の錠の下面図、 第18図は、開放位置にある第17図による下面図、第
19図は、遮断位置にある錠の他の実施例による縦断面
図、 第20図は、開放位置にある第19図による縦断面図、 第21図は、底壁を取り外した場合め遮断位置にある錠
の下面図、 第22図は、錠が開放位置の場合の第21による下面図
、 図中引用記号: 1・・・錠、 10・・・鍵、 11・ ・ ・カード、 13・・ ・バーコード、 15・・・スライダ、 17・・・穴板、 19・・・支承窪み、 21.58・・・磁石ピン、 43・・・磁気コイル、 44・・・読取装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)鍵によって開放位置に導入できる施錠部を有する錠
    と鍵から成る施錠装置において、施錠部(20)の少な
    くとも一つは、それに対応する鍵(10)の基本コード
    を直接制御することに加え、又はその代わりに、磁気コ
    イル(43)を用いて鍵(10)の少なくとも一つの補
    助コードを検出する読取装置(44)によって設定でき
    る開放位置に持ち込めることを特徴とする施錠装置。 2)施錠部を開放位置にする鍵によって移動させること
    ができ、支承位置で錠を開放位置にするスライダが収納
    してあるケースを備えた錠と磁気鍵から成る施錠装置に
    おいて、鍵(10)の補助コード(13)を検出し、ス
    ライダ(15)を解放する少なくとも一つの付加施錠部
    (20、施錠ピン)を制御する読取装置(44)が装備
    してあることを特徴とする施錠装置。 3)補助コードは、光学読取装置(44)によって読取
    できるバーコード(13)であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の施錠装置。 4)補助コードは、光学読取装置で検出でき、鍵を通す
    穴パターンによって形成してあることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の施錠装置。 5)補助コードは、読取装置の誘導読取ヘッドによって
    走査される磁気コードであり、このコードの位置は、基
    本コードを表す磁気領域の間に配分して設定してあるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    施錠装置。 6)補助コードは、情報コードと読取周期コードを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜5項のいずれ
    か1項に記載の施錠装置。 7)正しい符号の場合、磁気鍵(10)によって移動さ
    せることができ、支承位置で錠(1)を解放位置にする
    スライダ(15)が収納してある錠ケースを具備するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれか1
    項に記載の施錠装置。 8)磁気鍵(10)は、カード(11)で形成してある
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜7項のいずれか
    1項に記載の施錠装置。 9)カード(11)は、側面の少なくとも一方にバーコ
    ードを有することを特徴とする特許請求の範囲第1〜8
    項のいずれか1項に記載の施錠装置。 10)スライダ(15)は、ケースに固定した穴板(1
    7)に載せる支持面(16)の所に支承窪み(19)を
    有し、この窪み中に磁石ピン(21)で形成した施錠部
    が滑動して差し込まれ、穴板(17)の穴(18)は、
    スライダ(15)の基準位置で支承窪み(19)に嵌ま
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜9項のいずれ
    か1項に記載の施錠装置。 11)少なくとも一個の支承窪み(19)は、スライダ
    (15)の所で回動可能に支承され、一定の回転位置に
    固定される磁石ピン支持体(50)の中に配設してある
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜10項のいずれ
    か1項に記載の施錠装置。 12)支承窪み(19)の一つは、磁気コイル(43)
    によって取り囲まれていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1〜11項のいずれか1項に記載の施錠装置。 13)施錠部は、電磁的に移動させることのできるケー
    ス側の施錠部ピン(53)によって形成してあり、遮断
    位置でスライダ(15)の窪み(54)に嵌まることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の施錠装置。 14)読取装置(44)をほぼ収納し、錠ケース(3)
    に取り付けた下部下地ケース(5)を備えていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1〜13項のいずれか1項
    に記載の施錠装置。 15)支承窪みの磁石ピン(58)が、遮断位置でケー
    ス側のストッパ(60)と協働する、スライダ(15)
    の支持面(16)に対向するスライダ側部(29)上に
    配設した少なくとも一個の支承窪み(57)を備えてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜14項のいず
    れか1項に記載の施錠装置。 16)電磁制御される施錠部を配設した符号個所の所に
    、非磁性ゾーンを有する下位の正規鍵カードが使用され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜15項のいず
    れか1項に記載の施錠装置。 17)電磁制御される施錠部に付属する符号個所の所に
    磁性ゾーンを有する上位の非常用の鍵を使用することを
    特徴とする特許請求の範囲第1〜16項のいずれか1項
    に記載の施錠装置。 18)例えば、浴場、太陽照射室、ホテル等、特に閉鎖
    区域及び/又は有資格者の通行領域等、施錠装置の利用
    を無人管理する設備において、施錠装置は、前記の特許
    請求項の一つ又はそれ以上の項に従って複数の錠と、個
    々の利用者に付属する個別鍵カードとから形成してあり
    、その場合、遮断しようとする下位の錠は、カードの基
    本コードを、また遮断しようとする上位の錠は、補助コ
    ード又は基本コードと補助コードの組み合わせを装備し
    ていることを特徴とする設備。 19)上位の錠の操作は、検出ユニットに伝達されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第18項記載の設備。 20)検出ユニットは、個々の錠の遮断数及び/又は遮
    断時点を記録することを特徴とする特許請求の範囲第1
    8項又は第19項記載の設備。 21)利用者が替わった場合、同じ基本コードであれば
    、補助コードを変更することを特徴とする特許請求の範
    囲第18〜20項のいずれか1項に記載の設備。 22)鍵は、施錠部を磁気力のため移動させる磁気コー
    ドである基本コードを有し、支承位置で錠を開放位置に
    し、施錠部を開放位置にする鍵によって移動させること
    のできるスライダが収納されているケースと、鍵の補助
    コードを検出し、少なくとも一個の施錠部を電磁制御す
    る読取装置と、非常用の鍵が、磁気基本コードの外、電
    磁制御される施錠部に属する符号個所に施錠部の支承用
    磁気ゾーンを有する、特に錠電子回路が機能しなくなっ
    た場合に使用するための非常用鍵とを備えた錠と磁気鍵
    から成る施錠装置において、錠電子回路の機能に関して
    検査する監視回路のスライダ(15)を支承位置に持ち
    込むと応答するセンサ(80)が配設してあり、この監
    視回路は、錠電子回路が機能し、非常用の鍵を使用して
    いる場合、その時の動作状態を知らせる信号がセンサの
    応答時に出力されることを特徴とする施錠装置。 23)前記の信号は、音響警告信号であることを特徴と
    する特許請求の範囲第22項記載の施錠装置。 24)前記の信号が生じた場合、錠(1)の補助遮断を
    遮断位置で導入することを特徴とする特許請求の範囲第
    22項又は第23項記載の施錠装置。 25)出現した前記の信号が、錠電子回路の記憶器中に
    記憶されることを特徴とする特許請求の範囲第22〜2
    4項のいずれか1項に記載の施錠装置。 26)鍵は、施錠部を磁気力で移動させる磁気コードで
    形成した基本コードを有し、支承位置で錠を開放位置に
    し、施錠部を開放位置にする鍵によって移動させること
    のできるスライダが収納してあるケースと、鍵の補助コ
    ードを検出し、少なくとも一個の施錠部を電磁制御する
    読取装置とを備えた錠と磁気鍵から成る施錠装置におい
    て、錠電子回路をプログラミングに対する基本コードと
    命令コードを装備する特別な鍵(カード11)を備え、
    その場合、命令コードは読取装置(44)によって検出
    され、特別な鍵の利用は、命令出力の外、補助施錠部(
    20)を含めて、全ての施錠部(20)を解放移動させ
    、プログラムの命令は、スライダ(15)を支承位置に
    すると応答するセンサ(80)が作動した時、初めて錠
    電子回路の記憶器に記憶されることを特徴とする施錠装
    置。 27)補助コード及び/又は命令コードは、光学読取装
    置によって検出でき、鍵を貫通している穴パターンで形
    成してあることを特徴とする特許請求の範囲第1〜17
    、22〜26項のいずれか1項に記載の施錠装置。 28)補助コード及び/又は命令コードは、読取装置の
    誘導読取ヘッドで走査される磁気バーコードであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜17、22〜27項
    のいずれか1項に記載の施錠装置。 29)補助コード及び/又は命令コードは、読取装置(
    44)によって読取できるバーコード(13)であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1〜17、22〜28
    項のいずれか1項に記載の施錠装置。 30)鍵、非常用の鍵及び特別な鍵は、それぞれ一枚の
    カードで形成してあることを特徴とする特許請求の範囲
    第1〜17、22〜29項のいずれか1項に記載の施錠
    装置。 31)スライダ(15)は、ケースに固定された穴板(
    17)に載せてある支持面(16)に磁石ピン(21)
    で形成した施錠部が滑動して入る支承窪み(19)を有
    し、穴板(17)の穴(18)はスライダ(15)の基
    準位置で支承窪み(19)に嵌まることを特徴とする特
    許請求の範囲第1〜17、22〜30項のいずれか1項
    に記載の施錠装置。 32)センサ(80)は、電気開閉器(81)で構成し
    てあることを特徴とする特許請求の範囲第1〜17、2
    2〜31項のいずれか1項に記載の施錠装置。 33)開閉器(81)は、レバー接点(83)がスライ
    ダ(15)と協働するマイクロスイッチ(82)である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第32項記載の施錠装
    置。
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DE19873702730 DE3702730A1 (de) 1987-01-30 1987-01-30 Schliesseinrichtung mit grosser schliesskombinationsanzahl
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