JPS63191156A - 静電荷像の現像方法 - Google Patents

静電荷像の現像方法

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JPS63191156A
JPS63191156A JP62022588A JP2258887A JPS63191156A JP S63191156 A JPS63191156 A JP S63191156A JP 62022588 A JP62022588 A JP 62022588A JP 2258887 A JP2258887 A JP 2258887A JP S63191156 A JPS63191156 A JP S63191156A
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JP
Japan
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lubricant
toner
fatty acid
photoreceptor
developer
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Pending
Application number
JP62022588A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hanezawa
羽沢 均
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静電荷像の現像方法に係り、より詳しく述べる
と、キャリヤとトナーを含有する現像剤を用いて感光体
上の静電荷像を現像するに当って、初期現像剤および補
給用トナーに感光体のクリーニング性を向上させる滑剤
を供給する方法に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕電子写
真複写機あるいはプリンターにおいて感光体ドラム上の
残留トナーをクリーニングする方法としてブレード法、
ブラシ法、ウェブ法等の様々な方法により行なわれてい
るが、数万回複写工程を続けているうちにこれらのクリ
ーニング方法では除去しきれないトナーが徐々に感光体
の表面に蓄積しいわゆるクリーニング不良あるいはトナ
ーフィルミングといった不都合を生じる。
そこで、このような現象に対処し、感光体ドラム上の残
留トナーのクリーニング性能を良くするために、感光体
表面にステアリン酸亜鉛等の金属セッケンから成る低摩
擦係数物質(滑剤)を供給し、100〜500人程度の
非常に薄い膜として被着させ、この低摩擦被膜によって
残留トナーを容易にはく離できるようにした技術が公知
である。
また、ステアリン酸亜鉛から成る微粒子(滑剤)をトナ
ー中に混入し、トナーが現像に供される際にこの微粒子
を感光体上に付着させ、それによって感光体上にその滑
剤の薄膜を形成することも行なわれている。
しかしながら、ステアリン酸亜鉛の亜鉛は感光体、特に
アモルファスセレンの結晶化を促進する作用があり、感
光体の特性を劣化させる欠点がある。
そこで、セレンの結晶化を防止する効果のある銅または
銅合金をセレン層中に供給することが提案されている(
特開昭57−72173号及び同57−97572号公
報)。しかしながら、この方法では、銅や銅合金の供給
速度や供給量の制御が困難であり、セレンの結晶化防止
効果よりも感光体の帯電量の低下が問題となっている。
また、ステアリン酸亜鉛等の金属セッケンからなる滑剤
はキャリヤに対してプラス帯電するためトナーの帯電を
不安定にし、その結実現像時に画質が乱れるという問題
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記の如き従来技術の問題点に鑑みて、感光
体のクリーニング性を良好に維持しつつ、アモルファス
セレンの結晶化を促進させることがなく、かつ帯電量等
の特性を劣化させることがない方法を提供することを目
的としてなされたものである。
そして、上記目的を達成する本発明の要旨は、キャリヤ
とトナーを含有する現像剤を用いて感光体上の静電荷像
を現像する方法において、初期現像剤および補給用トナ
ーに感光体のクリーニング性を向上させる滑剤を供給し
、且つ該滑剤として分子量100〜5000の脂肪酸、
脂肪酸エステルまたはこれらのオリゴマーと分子量10
00〜1000000のポリオレフィンとからなりかつ
軟化温度が50〜150℃である微粒子を用いることを
特徴とする静電荷像の現像方法にある。
本発明において滑剤として用いる脂肪酸、脂肪酸エステ
ルまたはこれらのオリゴマーとポリオレフィンとからな
る粒子はキャリヤに対してマイナス帯電であるため、現
像剤(トナー)の帯電性が不安定にされることがなく、
その結果画質が安定化される。また、この滑剤はステア
リン酸亜鉛のようにアモルファスセレンを結晶化させ、
感光体の特性を劣化させることもない。
このような本発明において用いる滑剤のクリーニング性
向上効果は脂肪酸、脂肪酸エステルまたはこれらのオリ
ゴマーによって提供されるが、これらの物質は酸官能基
またはそのエステル化した官能基を有することを特徴と
する。但し、官能基の数は問題ではない。このような脂
肪酸の例としては、カプロン酸、ステアリン酸、カプリ
ン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、アラ
ギン酸、ベヘニン酸、リグノセリン酸などの飽和脂肪酸
、およびミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイ
ン酸、リノール酸、リルン酸などの不飽和脂肪酸を挙げ
ることができる。また、脂肪酸エステルの例としては、
ブチルステアレート、ブチルラウレート、イソプロピル
ミリステート、イソプロピルパルミテート、オクチルパ
ルミテート、ステアリルステアレート、ラウリン酸メチ
ル、ミリスチン酸メチル、オレイン酸メチル、及び中鎖
脂肪酸グリセリドなどを挙げることができる。
このような脂肪酸、脂肪酸エステルのほか、これらのオ
リゴマーも用いることができるが、これらの分子量は1
00〜5000でなければならない。分子量が小さすぎ
ると摩擦熱で溶解しその結果トナーを凝集させ、また大
きすぎると紙への定着性が悪くなるからである。
本発明において用いる滑剤を構成するポリオレフィン(
例えばポリエチレン、ポリプロピレン、)は分子量は1
000〜1000000のものを用いる。分子量が小さ
すぎると摩擦熱で溶解し、その結果トナーを凝集させ、
大きすぎると紙への定着性が悪くなる。こうして、本発
明において用いる滑剤の軟化温度は感光体のクリーニン
グ性を向上させる滑剤という機能をはたすために50〜
150℃の範囲内になるように調整する。軟化温度が5
0℃より低いと溶解しやすくその結果トナーを凝集させ
、150℃より高いと紙への定着性が悪くなる。
また、本発明で用いる滑剤における脂肪酸、脂肪酸エス
テルまたはこれらのオリゴマーとポリオレフィンとの組
成は、基本的に滑剤の軟化温度が50〜150℃の範囲
内にあればよ(、特に限定されないが、一般的には前者
は1〜50重景%、後者が50〜99重量%である。
また、この滑剤は、クリーニング特性賦与のために、1
〜10μmの粒径を有することが望ましい。
本発明の方法において用いられるトナーおよびキャリヤ
は従来慣用のものである。代表的なトナーとしてはスチ
レン−アクリル系樹脂にカーボンブランクを添加したも
のがある。トナーとキャリヤの種類、形状、粒径、混合
比等は必要に応じて適宜選択採用されるが、本発明の方
法では、感光体に供給されるトナーの量に対して上記滑
剤を0.01〜3重量%、特に0.03〜2重量%の量
で外部添加することが好ましい。滑剤の量が少なすぎる
と、クリーニング性が不足したりあるいは安定せず、一
方多すぎると、潤滑効果が過剰となり現像剤の流動性が
良すぎて現像スリーブから滑り易くなり、現像がうまく
いかなくなるからである。また、この滑剤の現像剤への
供給あるいは補給方法は、トナーと混合しであるいはト
ナーと別途に行なってもいずれでもよい。
〔実施例〕
実施M 電子写真複写機としてアモルファスセレンを感光体材質
とする東芝レオドライ4515(商品名)を使用し、次
の現像剤についてクリーニング特性を評価した。この複
写機は感光体上に正電荷像を形成し、磁気ブラシ法で現
像し、転写後感光体上に残留するトナーはクリーニング
ブレード(ウレタンゴム製)でクリーニングする機構で
ある。現像剤を構成するトナーとしては、スチレン、n
−メチルメタクリレート、カーボンブラック、ニグロシ
ン染料等から懸濁重合法で作製した球形トナー(平均粒
径12μm)を用いた。キャリヤとしては、EFJ 2
00 /300  (日本鉄粉■)を用いた。また、滑
剤は次のようにして作製したものを用いた。即ち、ステ
アリン酸ブチル50wt%ポリエチレン(分子量800
0) 50wt%を溶解粉砕して得たものを用いた。こ
の現像剤は平均分子量3000、軟化温度102℃、平
均粒径3pm、帯電量−10p C/gであった。なお
、帯電量はブローオフ法(東芝ケミカル■製帯電量測定
装置)にて測定した。上記のトナーに滑剤を0.1重量
%添加したものを用意し、その一部をキャリヤと混合し
て現像剤とすると共に、残りを補給用トナーとした。
この現像剤、補給用トナーを用いて上記複写機で5万枚
の連続コピーを実施したところ、何らクリーニング不良
は発生せず、かつ画質も初期と全く変化がなかった。
北較聞 実施例と同様にして、但し滑剤としてステアリン酸亜鉛
(日本油脂側型、帯電量OIOμC/g、粒径2μm)
を用いて同様の試験を実施した。
その結果、5000枚の連続コピーでクリーニング不良
の傾向が現われ、しかもそれ以上に画質の低下が目立ち
、評価に値するものではなかった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電子写真複写機あるいはプリンターに
おける感光体上の静電荷像の現像において、感光体のク
リーニング性を良好に維持し、かつ現像剤の帯電特性を
悪化することなく、しかもアモルファスセレンの結晶化
を促進しない現像方法が提供される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、キャリヤとトナーを含有する現像剤を用いて感光体
    上の静電荷像を現像する方法において、初期現像剤およ
    び補給用トナーに感光体のクリーニング性を向上させる
    滑剤を供給し、且つ該滑剤として、分子量100〜50
    00の脂肪酸、脂肪酸エステルまたはこれらのオリゴマ
    ーと分子量1000〜1000000のポリオレフィン
    とからなりかつ軟化温度が50〜150℃である微粒子
    を用いることを特徴とする静電荷像の現像方法。 2、前記滑剤の粒径が1〜10μmであり、かつ該滑剤
    をトナーに対して0.01〜3重量%の量で外部添加す
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP62022588A 1987-02-04 1987-02-04 静電荷像の現像方法 Pending JPS63191156A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59228666A (ja) * 1983-06-10 1984-12-22 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 現像方法
JPS6187162A (ja) * 1985-09-20 1986-05-02 Canon Inc 画像形成方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59228666A (ja) * 1983-06-10 1984-12-22 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 現像方法
JPS6187162A (ja) * 1985-09-20 1986-05-02 Canon Inc 画像形成方法

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