JPS63187726A - 光学式タツチ・スイツチ装置におけるキ−画像表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 光学式タッチφスイッチとＣＲＴで操作スイッチを構成
するシステムにおいて、指入力可能な高密度スイッチ画
像をＣＲ７表示画面上に表示したとき、しゃ光するタッ
チ・スイッチ・エリアをＣＲＴ中央部と周辺部とで不等
間隔とすることにより、指入力による誤操作を防ぐ。

発明の背景 この発明はＣＲＴ表示装置の画面上にキー・スイッチ位
置を表示し、このキー・スイッチ位置がタッチされたか
どうかをまたはどのキー・スイッチ位置がタッチされた
かを光学式タッチ位置検出装置で検出する光学式タッチ
・スイッチ装置におけるキー中スイッチ画像の表示方法
に関する。

このタッチ拳スイッチ装置に備えられる光学式タッチ位
置検出装置は、多数の投光素子と受光素子の対を含んで
おり、対をなす投光素子と受光素子が対向するようにＣ
ＲＴ表示装置の画面の４辺に所定間隔で配列されている
。これらの投、受光素子対による光路は一平面内におい
てＣＲ７画面上を縦、横に基盤の目のように走る。ＣＲ
Ｔ画面は一般に曲面に形成され２周辺部にいくほど曲率
が大きくなっている。このＣＲＴ画面の前面に近接して
上記の投、受光素子対の光路が走る。操作者がその指を
ＣＲ７画面上に押し当てると（タッチ）、その指によっ
て１またはいくつかの縦および横の光路が遮光される。

この遮光検知信号によって指によってタッチされた位置
のＸ、Ｙ座標が検知される。ＣＲＴの画面に表示さ、れ
るキー画像の位置はあらかじめ分っているので、遮光検
知信号の表わす位置座標と表示されているキー画像の位
置座標とを対応させることによって、どのキー画像が指
によってタッチされたかが識別される。この識別信号が
キー・スイッチ入力信号となる。

さて、ＣＲ７表示画面上に多数のキー画像を表示するこ
とがある。たとえば５０音すべての文字を縦、横に配列
するとかなり高密度となり、キー画像相互の間隔も狭く
なる。他方、ＣＲＴ画面は一般に凸状の曲面であり１周
辺にいくほどその曲率が大きくなっている。この画面上
に上述した多数の光路を含む平面がある。この平面（光
路）と画面との距離は画面の中央部で最も小さく１周辺
部ではかなり大きくなっている。したがって、光路を画
面の中央部とほとんど接する位置に設定しても２画面の
周辺部では光路は画面からかなり離れることになる。

操作者の指が画面をタッチするときに指が画面または光
路を含む平面にほぼ垂直に動く場合には問題ないが、と
くに画面の周辺部において操作者の指が画面等に対して
斜めに進入または退出したような場合には、上述のよう
に光路と画面との垂直距離が長いから、指が斜めに進入
または退出するときに近接するキー画像の位置座標の光
路を遮光することになることがある。そうすると、操作
者が希望したキー画像とは異なるキー画像がタッチされ
たのと等価であるから、操作者が誤入力した意識が無い
のに誤入力した結果となる。

発明の概要 この発明は、とくにキー画像が高密度に表示されたＣＲ
Ｔ画面において１画面周辺部での誤入力を極力防止する
ことを目的とする。

この発明は、上述したような、タッチすべき位置を示す
キー画像をその画面りに表示するＣＲＴ表示装置、多数
の光路が］二記ＣＲＴ画面上を縦。

横に走るように画面の４辺の位置に配置された多数の役
、受光素子を含み９画面上のタッチ位置に関する信号を
出力するタッチ位置検出装置、およびタッチ位置検出装
置の出力信号とＣＲ７表示画面との対応により、タッチ
・スイッチ入力を識別する判定手段を備えた光学式タッ
チ・スイッチ装置に適用される。そしてこの発明による
表示方法は、ＣＲ７画面上に縦、横に並んだキー画像を
表示するときに１画面の周辺部の２列のキー画像の相互
間隔が１画面の中央部の２列のキー画像の相互間隔より
も大きくなるように配列されたキー画像を表示すること
を特徴とする。

この発明によると、ＣＲＴ画面に多数のキー画像を表示
するときに１表示されるキー画像の間隔を中央部よりも
周辺部においてより広くとっている。このため、ＣＲＴ
画面の周辺部ではたとえＣＲＴ画面と投、受光素子の光
路との間隔が大きくても、そして操作者の指が多少斜め
に人出しても、１のキー画像をタッチするときにそれに
隣接するキー画像があたかもタッチされたかのように遮
光検知信号が出力されてしまう可能性が減少する。この
ことによって誤入力の防止が図られ、再入力回数が減少
するので相対的に入力操作時間が短縮され、操作性も向
上する。

実施例の説明 この実施例は、銀行取引処理装置にこの発明を適用した
ものである。光学式タッチ・スイッチ装置は顧客操作用
のもので、このタッチ・スイッチ装置によって取引種類
の選択、確認、取消等のファンクション入力、金額、暗
証番号等の数値情報の入力、振込先名等の文字、記号情
報の入力が行なわれる。また、このタッチ・スイッチ装
置に含まれるＣＲＴ表示装置の画面には上記の各種入力
のためのキー・スイッチ位置およびその機能に加えて、
顧客操作案内画像もまた表示される。

第１図は銀行取引処理装置の外観および内部の構成の一
部を示している。この取引処理装置の上面に光学式タッ
チ・スイッチ装置１０が設けられている。このタッチ・
スイッチ装置ｌＯの詳細が第２図に示されている。タッ
チ・スイッチ装置１０はＣＲＴ表示装置２０と光学式タ
ッチ位置検出装置３０とから構成されている。

第１図において銀行取引処理装置内の下部は制御部とな
っており、ここに取引処理装置の全体的な動作を制御す
るための主制御装置４４が設けられた基板、ＣＲＴ２０
への顧客操作案内の表示を含むタッチ・スイッチ装置１
０の制御を行なうためのパネル制御装置４３が設けられ
た基板、ＣＲＴ２０の表示制御を行なうＣＲＴ制御装置
４２が設けられた基板等が設けられている。また、銀行
取引処理装置の−Ｌ部の側部には投光／受光制御装置４
１が設けられている。これらの制御装置４１．４２．４
３の電気的接続状態が第３図に示されている。投光／受
光センサ・マトリクス回路４０には、投光素子としての
発光ダイオード３１ａ、３２ａ、受光素子としてのフォ
ト・ダイオード３１ｂ、３２直第２図、第４図参照）が
含まれている。

第２図において、ＣＲＴ２０の画面上にはＣＲＴ保護板
２１が実装されている。この保護板２１はたとえば透明
アクリル板からなり、顧客（操作者）はスイッチ入力操
作のためにＣＲＴ２０の画面を直接にタッチせずに、こ
の保護板２１をタッチする。この保護板２１は周囲に緩
衝材２２を介してＣＲＴ画面上に置かれかつ取引処理装
置のケーシング１１上部に固定されている。

第４図はタッチ位置検出装置３０の水平断面を概略的に
示すとともにＣＲＴ２０の表示画面の一例を示している
。第２図および第４図を参照して。

ＣＲＴ　２０の画面の若干上方の周囲には、縦、横に多
数の光電センサが配置されている。これらの光電センサ
は、たとえば赤外光を用いるセンサであり、直交する二
辺に各−列に並べて所定間隔で配列された投光素子３１
ａ、３２ａと、直交する他の二辺に各投光素子３１ａ、
３２ａに対応して配列された受光素子３１ｂ、３２ｂと
から構成されている。横方向（Ｘ軸方向）に並べられた
対をなす投、受光素子３１ａ。

３１ｂにはθ〜３３までのＸ方向センサＮｏ　（番号）
か、縦方向（Ｙ軸方向）に並べられた対をなす役、受光
素子３２ａ、　３２ｂには０〜３０までのＹ方向センサ
Ｎｏがそれぞれ割当てられている。すべての投、受光素
子３１ａ〜３２ｂは同一水平面一ヒに配置されており、
これらの投、受光素子対の光路もこの水平面、Ｌにある
。ＣＲＴ２０の画面は上方に凸状の曲面であり、保護板
２１も画面にほぼ沿っているので、投、受光素子対の光
路とタッチすべき保護板２１との間の間隔は２画面の中
央で最も小さく１周辺にいくほど大きくなっている。

投光素子３１ａ、　３２ａ、受光素子３１ｂ、３２ｂは
方形枠状の基板３３に取付は固定されている。この基板
３３は取付部材３４によってケーシング１１に固定され
ている。基板３３と投、受光素子３１ａ〜３２ｂとは方
形枠状のカバー３５によって被われている。このカバー
３５はこれらの基板３３．投、受光素子３１ａ〜３２ｂ
の上面と内側と外側とを被っている。カバー３５は上述
した基板３３の取付部材３４に固定されている。

カバー３５は投、受光素子３１ａ〜３２ｂの投射光を透
過させかつ外乱光を遮断するフィルタとしても働き、ま
た、投、受光素子３１ａ〜３２ｂ、基板３３等が顧客か
らみえないようにする役割ももっている。

この実施例ではＣＲＴ　２０の画面は、第４図に示され
ているように、横６６×縦３１−２，０４８の画素Ｅに
分割されている。したがって１画素は横方向（Ｘ方向）
にθ〜６５までの画素Ｎｏ、が、縦方向にＯ〜３０まで
の画素Ｎαがつけられている。投、受光素子対３Ｌａ、
３１ｂの光路は横方向に画素の１つおきに走り、投、受
光素子対３２ａ、　３２ｂの光路は各画素ごとに走って
いる。さらに、各段、受光素子の対３１ａ、　３１ｂの
位置に対応してＸ方向座標データＯ２１，２，・・・、
３３が割当てられ、これらの座標の中間の位置にＸ方向
座標データＯ’ｌｌ’ｌｌ３２′が割当てられている。

同じように投、受光素子対３２ａ、　３２ｂの位置に対
応してＹ方向座標データ０．１，２．・・・、３０が、
それらの中間にＹ方向座標データＯ’　、１’　、・・
・、２９′がそれぞれ割当てられている。

第４図に示すＣＲＴ　２０に表示された画像は、たとえ
ば振込の取引において振込先を銀行名、支店名１氏名２
口座番号等を表わすキャラクタによって入力するための
ものである。画面の中央部から操作者にとって手前の周
辺部まで５０音（カッコ。

ハイフォン等を含む）を表わすキャラクタを入力するた
めのキー画像が表示され、その左側に「株式」　「会社
」　「英数」、右側に「指定」　「訂正」「スペース」
等の文字を入力するためのキー画像が１画面の左上には
「取消」入力のためのキー画像がそれぞれ表示されてい
る。

５０音のキー画像のみについていうと、ア行およびイ行
およびオ行のキー画像は横２画素、縦３画素によって構
成されている。中間のつ行および二行のキー画像は横２
画素、縦２画素によって構成されている。そして、ア行
とイ行との間およびイ行と゛つ行との間の縦間隔は１画
素分である。これに対してより手前の位置においては、
つ行と二行との間および二行とオ行との間の縦方向間隔
は２画素分となっている。このように１手前すなわちＣ
ＲＴ画面の周辺部において各行間の縦方向間隔が広くな
っているのは、後述するところから分るように、誤入力
を防止するためである。

第３図も参照して、パネル制御装置４３は。

ＣＰＵとメモリとを含み、メモリには第４図に示すよう
なキー画像を含む所定の画像を表゛示するための画像デ
ータが記憶されている。またこのメモリには、各画像デ
ータごとに、その画像データによって表示されるキー画
像の表わすキャラクタ・コードとそのキー画像の位置を
表わすＸ、Ｙ方向座標データとの対応関係を示すタッチ
・スイッチ・テーブルが設けられている。たとえばこの
テーブルにおいて、「ア」のキー画像コードは、Ｘ方向
座標データ４’　、５．Ｙ方向座標データ１２゜１２’
　、　１３．１３’　、　１４に対応している。これに
よって２　これらの座標データに含まれる座標データが
入力すればこの装置４３のＣＰＵは「ア」のキーがタッ
チされたと判断することができる。このタッチ・スイッ
チ・テーブルは画像データに基づいて表示にさいして作
成してもよい。

パネル制御装置４３は、主制御装置４４の制御の下にＣ
ＲＴ制御装置４２に表示すべき画像データと表示指令と
を送る。すると、第４図に示すような画像がこの制御装
置４２の制御の下にＣＲＴ２０に表示される。

操作者（顧客）が自分の指を保護板２１の上にタッチさ
せると、その位置の１または複数のＸ方向投、受光素子
対３１ａ、３１ｂ、Ｙ方向投、受光素子対３２ａ、３２
ｂの光路が遮光される。この遮光検知信号は投光／受光
センサ・マトリクス回路４０から投光／受光制御装置４
１に入力する。

制御装置４１は入力する遮光信号から中心のＸ方向座標
データ、Ｙ方向座標データを検出する。上述した中間の
座標データ０’、１’、２’等は。

その両側の座標データに対応する投、受光素子の光路の
両方が遮光されたときに用いられるものである。たとえ
ば０′データは座標Ｏと１の両方の位置が遮光されたと
きに採用される。制御装置４１は、たとえば操作者が「
ア」のキー画像をタッチしたときに、Ｘ方向でＮα４と
５の投、受光素子対３Ｌａ、３１ｂの光路が遮光され、
Ｙ方向でＮｏ、１３と１４の段、受光素子対３２ａ、３
２ｂの光路が遮光されたとすると、中心の座標データと
して（Ｘ、Ｙ）−（４’　、　１３’　）を出力してパ
ネル制御装置４３に送る。

パネル制御装置４３は、この入力座標データを上述した
タッチ・スイッチ・テーブルと照合し。

入力座標データ（ｘ、ｙ）＝　（４’　、１３’　）が
「ア」の画像コードに対応する座標データ（ｘ、　ｙ）
　＝　Ｃ（４’　、　５）、　　（１２，１２’　、　
１３゜１３”、　１４）　］内に含まれていることに基
づいて。

タッチされたキー画像は「ア」のものであり。

キャラクタ「ア」が入力したと判断する。このようにし
てタッチ入力処理が行なわれる。

さて、上述のようにタッチ位置検出装置３０の投、受光
素子対の光路とタッチすべき保護板２Ｉとの間の間隔は
ＣＲＴ画面の周辺にいくほど大きくなっている。第４図
に示すように、ＣＲＴ画面周辺の「ネ」キー画像を操作
者がタッチしたのち指を−１−にあげるときに、指をや
や手前に引き気みになるために、もし「ネ」キー画像と
その手前の「ノ」キー画像との間隔が狭いと、指は「ノ
」の上をかすめるおそれがある。そうすると「ノ」のキ
ー画像がタッチされたものと誤検知されるおそれがある
。この実施例では「ネ」と「ノ」の間の縦方向間隔は、
２画素分あるので、上述のような誤入力のおそれは非常
に少なくなっている。画面の中央部では、投、受光素子
対の光路と保護板との間隔は狭いので上述のような問題
の発生するおそれは少く、ア行とイ行との間、イ行とつ
行との間のように縦間隔が狭くても問題はない。むしろ
狭くして多数のキー画像を配置できるようにすることが
好ましい。

この実施例では、より多くのキー画像を表示するために
、つ行と工行のキー画像を小さくして間隔を広くとるよ
うにしているが、場合によってはキー画像を小さくしな
くてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１は取引処理装置の全体を示す一部破断斜視図、＠２
図はタッチ位置検出装置とＣＲＴを示す拡大縦断面図、
第３図はタッチ・スイッチ装置の電気的構成を示すブロ
ック図、第４図はタッチ位置検出装置とＣＲＴ画像の例
を示す平面図である。 １０・・・タラチースイッチ装置。 ２０・・・ＣＲＴ表示装置。 ３０・・・タッチ位置検出装置。 ３Ｌａ、３２ａ・・・投光素子。 ３１ｂ、３２ｂ・・・受光素子。 ４３・・・パネル制御装置。 以　　上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 タッチすべき位置を示すキー画像をその画面上に表示す
   るＣＲＴ表示装置、 多数の光路が上記ＣＲＴ画面上を縦、横に走るように画
   面の４辺の位置に配置された多数の投、受光素子を含み
   、画面上のタッチ位置に関する信号を出力するタッチ位
   置検出装置、および タッチ位置検出装置の出力信号とＣＲＴ表示画面との対
   応により、タッチ・スイッチ入力を識別する判定手段、 を備えた光学式タッチ・スイッチ装置において、 ＣＲＴ画面上に縦、横に並んだキー画像を表示するとき
   に、画面の周辺部の２列のキー画像の相互間隔が、画面
   の中央部の２列のキー画像の相互間隔よりも大きくなる
   ように配列されたキー画像を表示することを特徴とする
   、 光学式タッチ・スイッチ装置におけるキー画像表示方法
   。