JPS6318304Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6318304Y2 JPS6318304Y2 JP1983159712U JP15971283U JPS6318304Y2 JP S6318304 Y2 JPS6318304 Y2 JP S6318304Y2 JP 1983159712 U JP1983159712 U JP 1983159712U JP 15971283 U JP15971283 U JP 15971283U JP S6318304 Y2 JPS6318304 Y2 JP S6318304Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- screw hole
- spare tire
- bolt
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主としてワゴン型車両などのように車
体の外壁部に取付けられるスペアタイヤの盗難防
止装置に関するものである。
体の外壁部に取付けられるスペアタイヤの盗難防
止装置に関するものである。
オフロード走行のために車高が高くなつている
多用途車両では、車体の後壁例えば後部ドアにス
ペアタイヤが装着されている。このような車両で
は後壁に固定したブラケツトの軸部にスペアタイ
ヤのホイールデイスクを外挿し、キヤツプボルト
を捩込んで固定しているだけで、スペアタイヤ全
体が車体の外部に露出しているので、その脱着が
簡単であり、盗難の恐れがある。
多用途車両では、車体の後壁例えば後部ドアにス
ペアタイヤが装着されている。このような車両で
は後壁に固定したブラケツトの軸部にスペアタイ
ヤのホイールデイスクを外挿し、キヤツプボルト
を捩込んで固定しているだけで、スペアタイヤ全
体が車体の外部に露出しているので、その脱着が
簡単であり、盗難の恐れがある。
従来は、このような盗難防止のためにキヤツプ
とブラケツトの間に回止めピンを装着し、このピ
ンを抜くことができないように周知の南京錠など
を取付けているが、この南京錠もまた車体の外部
に露出されるので万全とは言えない。
とブラケツトの間に回止めピンを装着し、このピ
ンを抜くことができないように周知の南京錠など
を取付けているが、この南京錠もまた車体の外部
に露出されるので万全とは言えない。
本考案の目的は、車室からでなければスペアタ
イヤを締結するキヤツプボルトを弛めることがで
きる構成の簡単なスペアタイヤの盗難防止装置を
提供することにある。
イヤを締結するキヤツプボルトを弛めることがで
きる構成の簡単なスペアタイヤの盗難防止装置を
提供することにある。
このため、本考案の構成はスペアタイヤのホイ
ールデイスクを支持するためのブラケツトを車体
の壁部外面に固定し、前記ホイールデイスクを押
え付けるためのキヤツプに前記ブラケツトのねじ
穴に螺合するキヤツプボルトを形成し、該キヤツ
プボルトに前記ねじ穴と反対向きのねじ穴を設
け、該反対向きのねじ穴に螺合するロツクボルト
を前記車体の壁部に貫通支持したものである。
ールデイスクを支持するためのブラケツトを車体
の壁部外面に固定し、前記ホイールデイスクを押
え付けるためのキヤツプに前記ブラケツトのねじ
穴に螺合するキヤツプボルトを形成し、該キヤツ
プボルトに前記ねじ穴と反対向きのねじ穴を設
け、該反対向きのねじ穴に螺合するロツクボルト
を前記車体の壁部に貫通支持したものである。
本考案を実施例に基づいて説明すると、第1図
に示すように、車体の壁部5の外面に、ほぼコ字
形に折り曲げられた板材からなるブラケツト1が
溶接などにより固定される。このブラケツト1の
壁部5から離れている中間壁部2に絞り加工によ
り円筒部14が一体に形成される。
に示すように、車体の壁部5の外面に、ほぼコ字
形に折り曲げられた板材からなるブラケツト1が
溶接などにより固定される。このブラケツト1の
壁部5から離れている中間壁部2に絞り加工によ
り円筒部14が一体に形成される。
円筒部14の端壁13には円形の開口が設けら
れ、この開口にねじ穴3aを有する円筒体3が溶
接により結合される。そして、円筒部14にスペ
アタイヤ6のホイールデイスク7が外挿支持さ
れ、かつキヤツプ9と一体のキヤツプボルト12
を捩込んで、ホイールデイスク7が締結される。
れ、この開口にねじ穴3aを有する円筒体3が溶
接により結合される。そして、円筒部14にスペ
アタイヤ6のホイールデイスク7が外挿支持さ
れ、かつキヤツプ9と一体のキヤツプボルト12
を捩込んで、ホイールデイスク7が締結される。
なお、中間壁部2に外方へ突出する回止めピン
8を固定し、この回止めピン8がホイールデイス
ク7のピン穴に係合されるように構成することが
望ましい。
8を固定し、この回止めピン8がホイールデイス
ク7のピン穴に係合されるように構成することが
望ましい。
キヤツプ9はこの端壁外面に***した半径方向
に延びるつまみ10が一体に形成されるととも
に、内面中心に前述したねじ穴3aに螺合するキ
ヤツプボルト12が一体に構成される。このキヤ
ツプボルト12に通常のねじと反対向きの、すな
わち左ねじ穴12aが設けられる。この左ねじ穴
12aに螺合するロツクボルト4が壁部5に貫通
支持される。
に延びるつまみ10が一体に形成されるととも
に、内面中心に前述したねじ穴3aに螺合するキ
ヤツプボルト12が一体に構成される。このキヤ
ツプボルト12に通常のねじと反対向きの、すな
わち左ねじ穴12aが設けられる。この左ねじ穴
12aに螺合するロツクボルト4が壁部5に貫通
支持される。
次に、本考案装置の作動について説明する。ス
ペアタイヤ6を装着した状態では、ホイールデイ
スク7がブラケツトの円筒部14に外挿され、か
つ壁部5と平行な中間壁部2にキヤツプ9の周縁
部によつて押付けられる。このため、キヤツプ9
はキヤツプボルト12をブラケツトのねじ穴3a
に螺合される。そして、キヤツプボルト12のね
じ穴12aに車室からロツクボルト4をねじ込む
ことによりキヤツプ9のねじ戻しが防止される。
ペアタイヤ6を装着した状態では、ホイールデイ
スク7がブラケツトの円筒部14に外挿され、か
つ壁部5と平行な中間壁部2にキヤツプ9の周縁
部によつて押付けられる。このため、キヤツプ9
はキヤツプボルト12をブラケツトのねじ穴3a
に螺合される。そして、キヤツプボルト12のね
じ穴12aに車室からロツクボルト4をねじ込む
ことによりキヤツプ9のねじ戻しが防止される。
すなわち、ねじ穴3aとキヤツプボルト12は
右ねじに構成されるのに対し、ロツクボルト4と
ねじ穴12aは左ねじとなつているので、キヤツ
プ9を弛めようとして左回転すると、キヤツプボ
ルト12のねじ穴12aにロツクボルト4が一層
締付けられることとなり、外部からキヤツプ9を
弛めることはできず、したがつて、スペアタイヤ
6を取り外すことはできない。
右ねじに構成されるのに対し、ロツクボルト4と
ねじ穴12aは左ねじとなつているので、キヤツ
プ9を弛めようとして左回転すると、キヤツプボ
ルト12のねじ穴12aにロツクボルト4が一層
締付けられることとなり、外部からキヤツプ9を
弛めることはできず、したがつて、スペアタイヤ
6を取り外すことはできない。
スペアタイヤ6を外す場合には、まず、車室か
らロツクボルト4を弛めて外すと、キヤツプボル
ト12を弛めることができるから、スペアタイヤ
6の取り外しが可能となる。
らロツクボルト4を弛めて外すと、キヤツプボル
ト12を弛めることができるから、スペアタイヤ
6の取り外しが可能となる。
第2,3図に示す実施例では、キヤツプボルト
をブラケツトのねじ穴に螺合する代わりに、より
簡単な機構を備えたものである。すなわち、キヤ
ツプ9の内面中心にキヤツプボルトに代わる軸部
32が備えられ、これに好ましくは偏心してねじ
穴12aが設けられるとともに、軸部32とキヤ
ツプ9の周壁との間に径方向に延びるピン21が
一体的に構成される。
をブラケツトのねじ穴に螺合する代わりに、より
簡単な機構を備えたものである。すなわち、キヤ
ツプ9の内面中心にキヤツプボルトに代わる軸部
32が備えられ、これに好ましくは偏心してねじ
穴12aが設けられるとともに、軸部32とキヤ
ツプ9の周壁との間に径方向に延びるピン21が
一体的に構成される。
一方、ブラケツト1の円筒部3についてはこの
周面に周方向に延びる溝23が設けられるととも
に、この溝23と端壁13の開口24とを結ぶ軸
方向に延びるスリツト22が設けられる。
周面に周方向に延びる溝23が設けられるととも
に、この溝23と端壁13の開口24とを結ぶ軸
方向に延びるスリツト22が設けられる。
スペアタイヤを取付ける場合には、円筒部3に
ホイールデイスクを外挿し、キヤツプ9の軸部3
2を開口24に挿通し、かつピン21をスリツト
22に係合するように押し込んでホイールデイス
クを中間壁部2に押付けたうえ、キヤツプ9を左
回りに回転すると、ピン21が溝23に係合して
キヤツプ9が抜けないように押えられる。そこ
で、右ねじのロツクボルト4をキヤツプのねじ穴
12aに螺合すればキヤツプ9が固定される。キ
ヤツプ9を右回りに回転してピン21と溝23と
の係合を外そうとしても、ねじ穴12aにロツク
ボルト4が一層締付けられることとなり、キヤツ
プ9を取り外すことはできない。
ホイールデイスクを外挿し、キヤツプ9の軸部3
2を開口24に挿通し、かつピン21をスリツト
22に係合するように押し込んでホイールデイス
クを中間壁部2に押付けたうえ、キヤツプ9を左
回りに回転すると、ピン21が溝23に係合して
キヤツプ9が抜けないように押えられる。そこ
で、右ねじのロツクボルト4をキヤツプのねじ穴
12aに螺合すればキヤツプ9が固定される。キ
ヤツプ9を右回りに回転してピン21と溝23と
の係合を外そうとしても、ねじ穴12aにロツク
ボルト4が一層締付けられることとなり、キヤツ
プ9を取り外すことはできない。
なお、キヤツプ9とロツクボルト4が共回りを
する恐れもあるので、ねじ穴12をキヤツプ9に
対して偏心して設けておけば確実であり、この場
合にはロツクボルト4のねじの向きと溝23の向
きとは反対でなくても差支えない。
する恐れもあるので、ねじ穴12をキヤツプ9に
対して偏心して設けておけば確実であり、この場
合にはロツクボルト4のねじの向きと溝23の向
きとは反対でなくても差支えない。
本考案は上述のように構成したので、構成が簡
単でありながら、車室からでなければスペアタイ
ヤを締結するキヤツプボルトを弛めることができ
ないので、盗難を回避することができる。
単でありながら、車室からでなければスペアタイ
ヤを締結するキヤツプボルトを弛めることができ
ないので、盗難を回避することができる。
なお、第1図において、キヤツプボルトを螺合
する円筒体3はこれをブラケツト1から外方へ突
出するように構成し、この部分にスペアタイヤの
ホイールデイスクを支持するように構成してもよ
い。
する円筒体3はこれをブラケツト1から外方へ突
出するように構成し、この部分にスペアタイヤの
ホイールデイスクを支持するように構成してもよ
い。
第1図は本考案の第1実施例に係るスペアタイ
ヤの盗難防止装置の側面断面図、第2図は本考案
の第2実施例に係るスペアタイヤの盗難防止装置
の側面断面図、第3図は第2図の線−による
背面断面図である。 1:ブラケツト、3:円筒体、3a:ねじ穴、
4:ロツクボルト、6:スペアタイヤ、9:キヤ
ツプ、12:キヤツプボルト、12a:ねじ穴、
21:ピン、22:スリツト、23:溝。
ヤの盗難防止装置の側面断面図、第2図は本考案
の第2実施例に係るスペアタイヤの盗難防止装置
の側面断面図、第3図は第2図の線−による
背面断面図である。 1:ブラケツト、3:円筒体、3a:ねじ穴、
4:ロツクボルト、6:スペアタイヤ、9:キヤ
ツプ、12:キヤツプボルト、12a:ねじ穴、
21:ピン、22:スリツト、23:溝。
Claims (1)
- スペアタイヤのホイールデイスクを支持するた
めのブラケツトを車体の壁部外面に固定し、前記
ホイールデイスクを押え付けるためのキヤツプに
前記ブラケツトのねじ穴に螺合するキヤツプボル
トを形成し、該キヤツプボルトに前記ねじ穴と反
対向きのねじ穴を設け、該反対向きのねじ穴に螺
合するロツクボルトを前記車体の壁部に貫通支持
したことを特徴とするスペアタイヤの盗難防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983159712U JPS6067285U (ja) | 1983-10-15 | 1983-10-15 | スペアタイヤの盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983159712U JPS6067285U (ja) | 1983-10-15 | 1983-10-15 | スペアタイヤの盗難防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6067285U JPS6067285U (ja) | 1985-05-13 |
JPS6318304Y2 true JPS6318304Y2 (ja) | 1988-05-23 |
Family
ID=30351487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983159712U Granted JPS6067285U (ja) | 1983-10-15 | 1983-10-15 | スペアタイヤの盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6067285U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101714297B1 (ko) | 2016-01-20 | 2017-03-08 | 현대자동차주식회사 | 도난방지를 위한 스페어타이어 장착구조 |
-
1983
- 1983-10-15 JP JP1983159712U patent/JPS6067285U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6067285U (ja) | 1985-05-13 |
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