JPS6318191B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318191B2 JPS6318191B2 JP748980A JP748980A JPS6318191B2 JP S6318191 B2 JPS6318191 B2 JP S6318191B2 JP 748980 A JP748980 A JP 748980A JP 748980 A JP748980 A JP 748980A JP S6318191 B2 JPS6318191 B2 JP S6318191B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- heating roller
- transfer paper
- air
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 18
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 11
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 14
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 5
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000013557 residual solvent Substances 0.000 description 2
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 2
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、湿式電子複写機の定着乾燥装置、よ
り詳しくはシートに付着した溶剤を効率よく加熱
蒸発させる手段を備えた定着乾燥装置に関する。
り詳しくはシートに付着した溶剤を効率よく加熱
蒸発させる手段を備えた定着乾燥装置に関する。
湿式電子複写機は、帯電、露光工程を経て感光
体上に形成した潜像を現像液によつて現像する方
式を採るものであるため、転写時にシートが吸収
する現像液の量は、A4サイズ1枚当り数10mg乃
至数100mgに達し、通常の加熱源を備えた定着乾
燥装置によつては十分に現像液を除去することが
できず、また、この装置内で生じた石油類からな
る溶剤蒸気が機外に漏洩して人体に悪影響を及ぼ
す問題を抱えている。
体上に形成した潜像を現像液によつて現像する方
式を採るものであるため、転写時にシートが吸収
する現像液の量は、A4サイズ1枚当り数10mg乃
至数100mgに達し、通常の加熱源を備えた定着乾
燥装置によつては十分に現像液を除去することが
できず、また、この装置内で生じた石油類からな
る溶剤蒸気が機外に漏洩して人体に悪影響を及ぼ
す問題を抱えている。
このような問題を解消するために、溶剤蒸気収
集室で密閉した加熱板上にシートを面接触させつ
つ搬送加熱し、シートから発生する溶剤蒸気を空
気とともに吸引除去するようにした装置が特開昭
48−83838号公報に提案されている。しかしなが
ら、この装置では、シート裏面から加熱するた
め、溶剤を蒸発させるのに長時間を必要とし、十
分な乾燥を行うには加熱板を長くしなければなら
なくなつて定着乾燥装置が大型化するばかりでな
く、電力消費も多くなるといつた不都合を有す
る。
集室で密閉した加熱板上にシートを面接触させつ
つ搬送加熱し、シートから発生する溶剤蒸気を空
気とともに吸引除去するようにした装置が特開昭
48−83838号公報に提案されている。しかしなが
ら、この装置では、シート裏面から加熱するた
め、溶剤を蒸発させるのに長時間を必要とし、十
分な乾燥を行うには加熱板を長くしなければなら
なくなつて定着乾燥装置が大型化するばかりでな
く、電力消費も多くなるといつた不都合を有す
る。
本発明は、上述した従来装置が抱える不都合を
解決すべく、シート上面から直接加熱して溶剤を
短時間に蒸発させるとともに、加熱空気をシート
の進行方向と直交する方向から当てて蒸発速度を
さらに高めることにより、効率的なシートの乾燥
が行える小型の装置を提供するもので、以下に本
発明の詳細を図面に基づいて説明する。
解決すべく、シート上面から直接加熱して溶剤を
短時間に蒸発させるとともに、加熱空気をシート
の進行方向と直交する方向から当てて蒸発速度を
さらに高めることにより、効率的なシートの乾燥
が行える小型の装置を提供するもので、以下に本
発明の詳細を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は、本発明の一実施例をなす
装置をそれぞれ側面、上面、前面から画いたもの
であり、1は内部にヒータ1aを持つ加熱ロー
ラ、2はこの加熱ローラ1に転写紙Pを密着させ
るための密着ベルト、3はこのベルト2を駆動す
るプーリ、4は搬送ローラ、5は一対のシールロ
ーラを示し、これらは転写紙Pの搬送経路に沿つ
て配設された定着乾燥装置の要部をなしている。
しかして、本発明の特徴をなす機構は、この定着
乾燥装置を被覆するハウジング6内に設けた加熱
空気の流路にあり、これをさらに詳細に説明する
と、このハウジング6の入口側通紙ガイド7の上
方には、シヤツタ8によつて開度が自由に調節で
きる空気取入口6aが設けられ、ここから取入れ
た外気を加熱ローラ1の周面に沿つて導びくよう
構成されている。9は加熱ローラ1の排紙側とシ
ールローラ5間に橋架された通紙ガイド、10は
溶剤蒸気を含んだ気体を吸引するために通紙ガイ
ド9上に配設された吸引室で、ハウジング6の天
板6bと両側壁6c,6cとの間には間隙が形成
されて加熱空気の流路11,12をなしている。
なお図中符号10aは吸引室10の底面に設けら
れた吸引口、14は吸引室から図示しない溶剤蒸
気の凝縮部に到る管路内に設けられた吸引フア
ン、6dはハウジング6の両側壁6cに張設され
たシール材、10eはシールローラ5とハウジン
グ6との間隙を埋めるシール材をそれぞれ示して
いる。
装置をそれぞれ側面、上面、前面から画いたもの
であり、1は内部にヒータ1aを持つ加熱ロー
ラ、2はこの加熱ローラ1に転写紙Pを密着させ
るための密着ベルト、3はこのベルト2を駆動す
るプーリ、4は搬送ローラ、5は一対のシールロ
ーラを示し、これらは転写紙Pの搬送経路に沿つ
て配設された定着乾燥装置の要部をなしている。
しかして、本発明の特徴をなす機構は、この定着
乾燥装置を被覆するハウジング6内に設けた加熱
空気の流路にあり、これをさらに詳細に説明する
と、このハウジング6の入口側通紙ガイド7の上
方には、シヤツタ8によつて開度が自由に調節で
きる空気取入口6aが設けられ、ここから取入れ
た外気を加熱ローラ1の周面に沿つて導びくよう
構成されている。9は加熱ローラ1の排紙側とシ
ールローラ5間に橋架された通紙ガイド、10は
溶剤蒸気を含んだ気体を吸引するために通紙ガイ
ド9上に配設された吸引室で、ハウジング6の天
板6bと両側壁6c,6cとの間には間隙が形成
されて加熱空気の流路11,12をなしている。
なお図中符号10aは吸引室10の底面に設けら
れた吸引口、14は吸引室から図示しない溶剤蒸
気の凝縮部に到る管路内に設けられた吸引フア
ン、6dはハウジング6の両側壁6cに張設され
たシール材、10eはシールローラ5とハウジン
グ6との間隙を埋めるシール材をそれぞれ示して
いる。
上述した実施例において、転写工程を経た転写
紙Pは、背面から密着ベルト2に押圧されつつ、
現像液付着面を直接加熱ローラ1に接触させ、十
分な加熱作用を受けて通紙ガイド9上に排出され
る。他方、吸引フアン14の吸引作用によつて負
圧状態となつているハウジング6内には、空気取
入口6aより外気が侵入し、その外気は加熱ロー
ラ1に沿つて流れる間に加熱されてハウジング6
の天板6bと吸引室10との間に形成された流路
11内に入り込む。さらに、この空気は吸引作用
の影響を受けてハウジング6の両側壁6cと吸引
室10との間に形成された流路12に沿つて流れ
下り、通紙ガイド9上に達して転写紙Pの進行方
向と直交する方向から転写紙P上に吹き込む。こ
の結果、転写紙Pはさらに加熱され、また、転写
紙Pの移動方向と異なる方向からの吹き込みによ
つて、転写紙P上で蒸発しかかつている溶剤は強
制的に運び去られ、短い蒸発区間にもかかわら
ず、転写紙Pの乾燥作用は効果的に達成される。
紙Pは、背面から密着ベルト2に押圧されつつ、
現像液付着面を直接加熱ローラ1に接触させ、十
分な加熱作用を受けて通紙ガイド9上に排出され
る。他方、吸引フアン14の吸引作用によつて負
圧状態となつているハウジング6内には、空気取
入口6aより外気が侵入し、その外気は加熱ロー
ラ1に沿つて流れる間に加熱されてハウジング6
の天板6bと吸引室10との間に形成された流路
11内に入り込む。さらに、この空気は吸引作用
の影響を受けてハウジング6の両側壁6cと吸引
室10との間に形成された流路12に沿つて流れ
下り、通紙ガイド9上に達して転写紙Pの進行方
向と直交する方向から転写紙P上に吹き込む。こ
の結果、転写紙Pはさらに加熱され、また、転写
紙Pの移動方向と異なる方向からの吹き込みによ
つて、転写紙P上で蒸発しかかつている溶剤は強
制的に運び去られ、短い蒸発区間にもかかわら
ず、転写紙Pの乾燥作用は効果的に達成される。
加熱ローラの径35mm、加熱温度150〜160℃、密
着ベルトの接触長さ7mm、蒸発区間40mmの40cpm
複合機を用い、これに現像液付着量90mgのA4サ
イズ転写紙を通して実験を行つたところ、次の結
果を得た。すなわち、転写紙と同一方向から加熱
空気を当てた場合、その残留溶剤量はもとの20〜
30%であつたのに対し、転写紙の移動方向と直角
な方向から加熱空気を吹き込んだ場合には、残留
溶剤量はもとの2%以下となり、捕集率は96%以
上に達した。なお、この際の加熱空気中の溶剤蒸
気濃度は2300〜2900ppmであつた。
着ベルトの接触長さ7mm、蒸発区間40mmの40cpm
複合機を用い、これに現像液付着量90mgのA4サ
イズ転写紙を通して実験を行つたところ、次の結
果を得た。すなわち、転写紙と同一方向から加熱
空気を当てた場合、その残留溶剤量はもとの20〜
30%であつたのに対し、転写紙の移動方向と直角
な方向から加熱空気を吹き込んだ場合には、残留
溶剤量はもとの2%以下となり、捕集率は96%以
上に達した。なお、この際の加熱空気中の溶剤蒸
気濃度は2300〜2900ppmであつた。
第4図は本発明の他の実施例を示すものであつ
て、加熱空気を転写紙Pの両側から中央に向けて
吹き込ませるほかに、吸引室10の中央部にも加
熱空気の流路15を形成し、中央から左右に向か
う流れを作ることによつて、転写紙Pの全面に等
しく加熱空気を当てるようにしたものである。
て、加熱空気を転写紙Pの両側から中央に向けて
吹き込ませるほかに、吸引室10の中央部にも加
熱空気の流路15を形成し、中央から左右に向か
う流れを作ることによつて、転写紙Pの全面に等
しく加熱空気を当てるようにしたものである。
なお、上述した各装置の空気流路に適宜の案内
フインを設けて、加熱空気の吹き出し方向を転写
紙移動方向と直角をなすよう強制的に誘導させれ
ば、溶剤蒸気の払拭作用はさらに効果的に行え
る。
フインを設けて、加熱空気の吹き出し方向を転写
紙移動方向と直角をなすよう強制的に誘導させれ
ば、溶剤蒸気の払拭作用はさらに効果的に行え
る。
以上述べたように本発明によれば、現像液の付
着した面を加熱ローラに直接接触させて短時間に
溶剤を蒸発させるとともに、このシート面をさら
に加熱気体によつて加熱しながら溶剤蒸気を吹き
払うようにしているから、シートの乾燥はきわめ
て効果的に行える。しかも、加熱気体の吹き込む
方向をシートの搬送方向とほぼ直角方向にし、シ
ート面上における加熱気体の相対的速度を倍加さ
せているから、蒸発区間を特に長くしなくとも溶
剤蒸気の払拭作用は確実に行われ、装置の小型化
と定着乾燥に要する電力の節減が可能となる。
着した面を加熱ローラに直接接触させて短時間に
溶剤を蒸発させるとともに、このシート面をさら
に加熱気体によつて加熱しながら溶剤蒸気を吹き
払うようにしているから、シートの乾燥はきわめ
て効果的に行える。しかも、加熱気体の吹き込む
方向をシートの搬送方向とほぼ直角方向にし、シ
ート面上における加熱気体の相対的速度を倍加さ
せているから、蒸発区間を特に長くしなくとも溶
剤蒸気の払拭作用は確実に行われ、装置の小型化
と定着乾燥に要する電力の節減が可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示す装置の側面
図、第2図、第3図は同上装置の上面図と正面
図、第4図は本発明の他の実施例を示す装置の側
面図である。 1……加熱ローラ、2……密着ベルト、4……
搬送ローラ、5……シールローラ、6……ハウジ
ング、6a……空気取入口、10……吸引室、1
1,12,15……流路、14……吸引フアン。
図、第2図、第3図は同上装置の上面図と正面
図、第4図は本発明の他の実施例を示す装置の側
面図である。 1……加熱ローラ、2……密着ベルト、4……
搬送ローラ、5……シールローラ、6……ハウジ
ング、6a……空気取入口、10……吸引室、1
1,12,15……流路、14……吸引フアン。
Claims (1)
- 1 密着ベルトによりシートの現像液付着面を加
熱ローラに接触させて定着、乾燥を行う装置にお
いて、該装置を被覆部材により被覆するととも
に、該被覆部材内に空気取入れ口と、該取入れ口
より導入した気体を上記加熱ローラに沿わせて加
熱する流路と、該加熱された気体を上記加熱ロー
ラの排紙側においてシートの搬送方向とほぼ直角
をなす方向にシート面上に吹き込ませる流路と、
該吹き込んだ気体を吸引排出する吸引部材を設け
たことを特徴とする湿式電子複写機における定着
乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP748980A JPS56104364A (en) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | Fixing and drying device in wet type electrophotographic copier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP748980A JPS56104364A (en) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | Fixing and drying device in wet type electrophotographic copier |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56104364A JPS56104364A (en) | 1981-08-20 |
JPS6318191B2 true JPS6318191B2 (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=11667170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP748980A Granted JPS56104364A (en) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | Fixing and drying device in wet type electrophotographic copier |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56104364A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0553694U (ja) * | 1991-12-20 | 1993-07-20 | 株式会社学習研究社 | ジャンプ玩具 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4639405A (en) * | 1985-09-30 | 1987-01-27 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for fixing toner images |
US5262829A (en) * | 1988-06-06 | 1993-11-16 | Spectrum Sciences, B.V. | Composition of matter useful for fusing of developed images and method and apparatus using same |
JP3229308B2 (ja) * | 1988-06-06 | 2001-11-19 | インデイゴ ナムローゼ フェンノートシャップ | 像の形成方法 |
KR100343178B1 (ko) * | 1998-12-28 | 2002-09-18 | 삼성전자 주식회사 | 습식전자사진방식인쇄기의드라이유니트용백플레이트결합장치 |
JP2006058646A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1980
- 1980-01-24 JP JP748980A patent/JPS56104364A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0553694U (ja) * | 1991-12-20 | 1993-07-20 | 株式会社学習研究社 | ジャンプ玩具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56104364A (en) | 1981-08-20 |
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