JPS63179283A - 回転テ−ブル装置 - Google Patents

回転テ−ブル装置

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JPS63179283A
JPS63179283A JP1079987A JP1079987A JPS63179283A JP S63179283 A JPS63179283 A JP S63179283A JP 1079987 A JP1079987 A JP 1079987A JP 1079987 A JP1079987 A JP 1079987A JP S63179283 A JPS63179283 A JP S63179283A
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JP
Japan
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base plate
air
compressed air
rotation
hole
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JP1079987A
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Inventor
加茂 安彦
猿渡 盛之
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SAYAKA KK
Original Assignee
SAYAKA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子機器などの組み立てや調整、あるいは検
査等に使用するための回転テーブル装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
電子機器類の組み立てや調整、あるいは検査等に使用す
る回転式のテーブルとしては9例えば台盤の中央部に軸
受を設け、この軸受にテーブルの裏面中央に設けた軸を
支承すると共に、前記台盤とテーブルとの間にベアリン
グを介装し、テーブルを水平状態で回転自在に保持する
よう構成し。
前記テーブルを手で回転・停止させる手動式のターンテ
ーブルが知られている。
一方、前記テーブルを電動によって回転・停止させるよ
う構成した電動式のターンテーブルも知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記手動式の回転テーブルの場合9回転
のためのアクションと回転を停止するためのアクション
がすべて手動であるために作業動作が多くなると共に1
手動回転を行うことによって作業の流れが中断するなど
きわめて非能率なものであった。
また2回転テーブルを支承する軸受にベアリングか若し
くはブツシュを使用しているため1回転による慣性によ
って直ちにテーブルを所定の位置で止めることが困難で
あった。
これに対して電動式の回転テーブルは、テーブルの回転
を電動で行うため手動式よりは便利であ   ′るが、
電動機器を用いると共に、この電動機器を取付けるため
の新たな装置を必要とするため製品のコストが嵩み、ま
た回転を止める際に惰性によって所望する位置に正確に
止めることが困難であるという難点があった。
さらに2手動式、電動式のいずれの装置においても8回
転テーブルに機器類を載置したとき、その重量を支え、
かつテーブルを水平状態に保持するための保持機構が不
可欠である。
したがって、装置の組み立てに多くの部品を必要とする
と共に、′その構造も複雑なものとならざるを得す、メ
ンテナンスも厄介となるなどコストパフォーマンスが低
く、シかも台盤とテーブルとの接触面が機械的であるの
で装置が破損し易く。
寿命も短いなど実用上多くの問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明はか〜る現状に鑑み、テーブルを空気圧によっ
て台盤上に浮上させ、この浮上状態を維持しながらテー
ブルを慣性で回転させるという画期的な技術によって既
存のターンテーブルが存する問題点をすべて解消したも
のである。
すなわち、第1の発明は台盤の中心に軸を立設すると共
に、この軸に裏面にブレーキパッドを有する物品を載置
するためのテーブルを回転かつ上下動自在に取付け、前
記台盤の上面から圧縮空気を噴出せしめ、この圧縮空気
の空気圧によって前記テーブルを台盤上に浮上させ、浮
上したテーブルに人為的若しくは自動的に回転方向に初
速を与えることによってテーブルを継続的に回転させ。
圧縮空気の供給を中止することによってテーブルの浮上
を止め、前記ブレーキパッドが台盤と接することによっ
てテーブルの回転を停止させるよう構成したことを特徴
とす為回転テーブル装置である。
また、第2の発明は上面に所定の数のエアホールを形成
した台盤の中心に上下に支軸を連設した軸を回転かつ上
下動自在に遊嵌し9台盤上に突出した支軸に裏面にブレ
ーキパッドを有するテーブルを取付けると共に、前記軸
とテーブルとをボルトによって一体的に取付け9台盤の
下方に突出した支軸にワンウェイクラッチを介して連結
杆の基端を装着し、この連結杆の先端にジヨイントを介
して、基端を前記台盤の裏面に回動自在に設けたエアシ
リンダのピストンロッドを連結し、前記台盤の各エアホ
ールに同時に圧縮空気を供給することによってテーブル
を台盤上に浮上させると共に。
エアシリンダにエアを供給し、ピストンロッドをテーブ
ルの回転方向に伸長させてテーブルに回転初速を与える
ことによってテーブルを回転せしめ。
圧縮空気の供給を停止することによってテーブルの浮上
を止め、前記ブレーキバッドが台盤と接することによっ
てテーブルの回転を停止させるよう構成したことを特徴
とする回転テーブル装置である。
〔作   用〕
この発明における回転テーブル装置は、いずれも台盤2
と、この台盤2の上面に同心円上に配されるテーブル3
と、このテーブル3の裏面に設けられるブレーキバッド
4とから構成されるものであって2台盤2の上面から圧
縮空気を噴出させて台盤2上にテーブル3を浮上させ、
浮上したテーブル3に初速を付与することによってテー
ブル3を慣性によって回転させるものである。
以下、第1の発明と第2の発明に分けてその作用を説明
する。
第1の発明の台盤2は第2図に示すように9台盤2の上
面に同心円上に8つの底が浅く、かつ比較的径の大きな
凹陥状のエアホール6.6・・・を所定の間隔を存して
配設し、各エアホール6゜6・・・の底部の中央に設け
られた供給孔7.7・・・を環状のエアパイプ8によっ
て連結すると共に、エアパイプ8の一端をスパイラルチ
ューブ9を介して足踏み式のフットスイッチ10に連結
したものである。
したがって、フットスイッチ10を押圧すると。
圧縮空気がエアパイプ8を通してそれぞれエアホール6
.6・・・に供給され、各エアホール6を圧縮空気で満
たすと共に、その浮力によって台盤2上にテーブル3を
浮上させるので2台盤2上に浮上したテーブル3に例え
ば人の手によって一定方向への回転のための初速を付与
すれば、テーブル3は慣性によって一定の方向に回転を
維持するものである。
その際、各エアホール6は、比較的径を大きく形成する
と共に、底を浅くしているので、供給孔7から吹出す圧
縮空気で各エアホール6が直ちに満たされるためテーブ
ル3を台盤2上に一気に浮上させ、その状態を維持する
ことができる。
しかも、各エアホール6に連通ずる供給孔7の径をエア
ホール6の径に比べきわめて小さなものとしているので
、浮上したテーブル3の逆圧による圧縮空気の供給孔7
への逆流が全くなく、常に一定の流量の圧縮空気を供給
し続けることができるので、テーブル3を台盤2に対し
、一定かつ均等な間隙Xで浮上状態を保持することがで
きるものである。
発明者等の知見によれば、直径400mφ、厚みLow
のアルミニニウム製のテーブル3の裏面に厚み1m讃の
ブレーキバッド4を形成したテーブルを使用する回転テ
ーブル装置において2台盤2に設けた直径30mφの8
つのエアホール6に、このエアホール6に圧縮空気を供
給する直径5fiφの供給孔7から圧力約5 kg/a
Jの圧縮空気を供給すことによって、テーブル3を台盤
2上にはソ0゜2fiの均等な間隔で浮上状態を保持す
ることができ、この浮上状態はテーブル3に機器類を載
置しない場合も、また機器類を載置した場合の当該機器
類の重量にも殆ど関係なく一定であった。
また、この浮上によってテーブル3は9手によって正逆
いずれの方向にも自在に回転させることができ、かつそ
の回転は載置した機器類の重さにかかわらず、きわめて
軽く、シかも順調に回転することが認められた。
この状態において、フットスイッチ10の押圧を中止し
、エアホール6への圧縮空気の供給を停止すると、テー
ブル3は自重によって台盤2上に下降すると共に、テー
ブル3の裏面に設けたブレーキバッド4が台盤2の上面
と接触し、その摩擦抵抗によってテーブル30回転が直
ちに停止するものである。
このような圧縮空気の供給・停止によるテーブル3の浮
上、降下および降下による回転停止の各作用は瞬時にし
て行われるもので、特に前記の如くテーブル3は9作業
者が載置した機器類若しくは浮上状態にあるテーブル3
に僅かに手を触れることによって、テーブル3に一定方
向の初速を与えるだけで容易に回転し、爾後慣性によっ
て回転状態を維持する。
かくして回転状態にあるテーブル3は9台盤2からの圧
縮空気の噴出を停止すると同時に台盤2上に下降して停
止するので、圧縮空気の供給と停止を適宜実施すること
によってテーブル3上の機器類を作業者の希望する正し
い位置に置くことができる。
つぎに第2の発明は、前記第1の発明の回転テーブル装
置において1台盤上に浮上したテーブルに自動的に一方
向への回転初速を付与し、付与された回転初速で生じた
付勢力による回転をテーブルの浮上中はフリーの状態と
する機構を付加したものである。
すなわち8台盤2の中心部に上下両面にそれぞれ突出す
る支軸17.18を連設した縦断面が十字状の軸16を
回転かつ上下動自在に遊嵌すると共に、この台盤2の上
面から突出した前記支軸18にテーブル3の中心部が取
付けられ、前記軸16とテーブル3とはボルト19によ
って一体化されている。
また、前記台盤2の下面から突出する支軸17には、ワ
ンウェイクラッチ20と、このワンウェイクラッチ20
を支軸17に保持するためのハウジング21が設けられ
、ハウジング21の外周面には連結杆22の基端部がナ
ツトによって固定されている。
この連結杆22は、その先端がジヨイント23を介して
、その基端を台盤2の裏面に設けたブラケット26に回
動自在に設けたエアシリンダ24のピストンロッド25
の先端部に連結され、このエアシリンダ24にもフット
スインチを押圧することによって圧縮空気が供給される
よう構成されている。
一方、前記台盤2は、その上面には第1の発明における
台盤と同様に、同心円上に8つの底が浅く、かつ比較的
径の大きな凹陥状のエアホール6゜6・・・を所定の間
隔を存して配設し、各エアホール6.6・・・の底部の
中央に設けられた供給孔7.7・・・を環状のエアパイ
プ(図示せず)によって連結すると共に、エアパイプの
一端をスパイラルチューブ(図示せず)を介して足踏み
式のフットスイッチ(図示せず)に連結したものである
したがって、圧縮空気を供給・停止するためのフットス
イッチを押圧すれば、圧縮空気がそれぞれの供給孔7を
介してエアホール6.6・・・に供給されるので、その
浮力によってテーブル3は台盤2上に一気に浮上し、そ
の状態を保持するものである。
この圧縮空気は同時にエアシリンダ24にも供給される
ので、ピストンロッド25が伸長する。
このピストンロッド25の伸長にともない、ジヨイント
24も第5図における当初のYの位置からZの位置に移
動するので、連結杆22も同時に水平方向に移動し、ハ
ウジング21を一方向に回転させる。
この回転において、ワンウェイクラッチ20は軸16を
クラッチしてこれを一定の角度で回転させるため、軸1
6に一体的に結合したテーブル3は、一定方向への回転
のための初速が付与されると同時に、慣性によって回転
を続ける。
しかして、テープ、ル3はエアシリンダ24によって一
定の角度だけ回転させた後もその付勢力を維持している
が、この付勢力は回転を停止しているワンウェイクラッ
チ20に対しては相対的な逆方向の回転作用に転するた
め、ワンウェイクラッチ20のクラッチ作用が解かれて
テーブル3は前記の付勢力によりエアシリンダ24の力
によることなく同方向に回転を続行する。
したがって、このエアシリンダ24による回転付与の作
用は、テーブル3に対して回転のための初速を与えるの
みのもので、その後の回転の続行はワンウェイクラッチ
20の作用によって惹起されるものである。
か\る状態において、フットスイッチの押圧を解除する
と、圧縮空気の供給が断たれるためテーブル3の台盤2
に対する浮上状態が解消し、テーブル3は自重によって
台盤2上に下降し、テーブル3の裏面に設けたブレーキ
パッド4が台盤2の表面に接触してブレーキの役割をな
し、前記の付勢力による回転を即時に停止する。
したがって、テーブル3に載置した機器類を作業者の所
定の方向に位置させたい時には、フットスイッチの押圧
と解除を逐次行なって圧縮空気によるテーブル3の浮上
回転作動およびその停止を行うことにより、テーブル3
上の機器類を作業者の手を煩わすことなく希望する位置
に正しく置くことができる。
なお、前記の作用において、テーブル3の浮上および降
下に伴って、軸16.ワンウェイクラッチ20.連結杆
22およびエアシリンダ24が上下し、かつピストンロ
ッド25の作用でエアシリンダ24が水平方向に回動す
るが、エアシリンダ24のピストンロッド25の伸長側
に対向する端部をブラケット26によって適度にフリー
の状態として取付けているので、この上下および水平方
向への動きに充分に対処することができる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を添付の図面に基づいてより詳
細に説明する。
第1図乃至第4図は、第1の発明の回転テーブル装置の
実施例を示したもので、この回転テーブル装置1は回転
しない台盤2と、この台盤2上において浮上回転するテ
ーブル3と、このテーブル3の裏面に取付けられるブレ
ーキパッド4とで構成される。
台盤2は、金属製の円盤で中央部に上方に突出する支軸
5を有し9円盤外周より内側の上面には均等な間隔で8
個の比較的大きな径を有し、かつ底の浅い凹陥状のエア
ホール6.6・・・・と。
この各エアホール6の底部に裏面に向けて格段に小径の
供給孔7が形成され、さらに裏面には四本の脚11が均
等間隔で設けられている。
一方のテーブル3は、前記台盤2と同一直径の金属製の
盤体の裏面の全面に合成ゴム等の摩擦係数の大きい材料
で作られたブレーキパッド4を貼着したもので、このテ
ーブル3の中央部に形成した孔を前記台盤2の支軸5と
係合させることによってテーブル3を台盤2上に同心的
に配設したものである。
台盤2の裏面には、前記各供給孔7の下部を通ってこの
各通孔7に共通に連通される1本のエアパイプ8が固定
され、このエアパイプ8の一端はスパイラルチューブ9
.フットスイッチ10を経て1図示しないコンプレッサ
ー等の圧縮空気の供給装置に連結されている。
この圧縮空気の供給装置から供給される圧縮空気は、フ
ットスイッチ10.スパイラルチューブ9及びエアパイ
プ8を経て台盤2の各供給孔7゜7・・・にそれぞれ供
給され、各エアホール6゜6・・・を満たし、その浮力
によって台盤2上にテーブル3を一定の高さで、しかも
水平状態で浮上させ、その状態を保持する。
したがって、この浮上状態にあるテーブル3に対して人
為的(手動)に、或いは自動的(機械的)に回転方向へ
の初速を与えれば、テーブル3は支軸5を支点として一
定方向に爾後慣性によって回転を続ける。
一方、ソフトスイッチ10への押圧を停止すれば、エア
ホール6への圧縮空気の供給が停止されるので、テーブ
ル3はその浮上を中止して自重によって台盤2の上面に
下降し、テーブル3の裏面に設けたブレーキパッド4と
台盤2の表面との摩擦抵抗によって惰性による回転を生
ずることなく台盤2上に載置した状態となる。
なお、前記台盤2への圧縮空気の供給乃至停止は、この
実施例においては足踏み式のフットスイッチ10を採用
しているが、これを手動操作によるスイッチとしてもよ
く、いずれにしても操作によって圧縮空気を断続するも
のであればよい。
こ−で5台盤2における圧縮空気の吹き出し構造は種々
な態様が採用される。
例えば第4図で示すように2台盤2の表面に8個の凹陥
状のエアホール6.6・・と、このエアホール6のそれ
ぞれに圧縮空気を供給する供給孔7.7・・・を共通し
て囲繞する溝12を台盤2の裏面に形成し、この溝12
の開口部分をカバー13で覆うと共に、この台盤2の側
壁の一部からこの溝12に連通する連通孔14を形成し
て、圧縮空気をこの連通孔14より溝13を経て各供給
孔7.エアホール6に供給し、エアホール6から圧縮空
気をテーブル3の裏面に噴出させる構造とすることによ
って1台盤2の裏面に圧縮空気を導入のためのエアパイ
プ8を配設する必要がなく。
すっきりしたデザインの回転テーブル装置とすることが
できる。
なお2台盤2に設ける圧縮空気の吹き出し用の孔は、前
記した8個のエアホール6のみに限定されるものではな
く0図示しないが台盤2の全面に多数の噴出孔を均一に
形成し、各噴出孔に圧縮空気を均一に供給するようエア
パイプを連通させてもよい。
つぎに、第5図〜第7図は第2の発明の回転テーブル装
置の実施例を示すもので、この回転テーブル装置1aは
9回転しない台盤2と、この台盤2上において浮上回転
するテーブル3と、このテーブル3の裏面に取付けられ
るブレーキバンド4と、浮上したテーブル3に回転のた
めの初速を付与するための回転機構とで構成される。
前記台盤2は、金属製の円盤で中央部に後述の軸16を
遊嵌するための孔を有すると共に9円盤外周より内側の
上面には均等な間隔で8個の比較的大きな径を有し、か
つ底の浅い凹陥状のエアホール6.6・・・・と、この
各エアホール6の底部に裏面に向けて格段に小径の供給
孔7が形成され、各供給孔7.7・・・は一本のエアパ
イプ(図示せず)によって連結され、このエアパイプの
一端はスパイラルチューブ、フットスイッチを経て2図
示しないコンプレッサー等の圧縮空気の供給装置に連結
されている。
さらに9台盤2の裏面には四本の脚11が均等間隔で設
けられている。
この台盤2の中央部の孔には第6図で示すように、上下
面にそれぞれ支軸17.18を連設した縦断面十字型の
軸16を回転かつ上下動自在に遊嵌すると共に1台盤2
の上面から突出した支軸18にテーブル3を取付け、こ
のテーブル3と軸16とをボルト19によって一体化さ
せる。
一方1台盤2の下面から突出した支軸17には前記テー
ブル3の回転を一方向にのみ許し、逆回転時にはクラッ
チが作動して回転を止めるためのワンウェイクラッチ2
0と、このワンウェイクラッチ20を支軸17に保持す
るためのハウジング21とを設け、このハウジング21
の一側に連結杆22の基端部をナツトによって一体的に
固定させる。
この連結杆22の先端には、ジヨイント23を介して基
端部を台盤2の裏面に設けたブラケット26に上下及び
水平方向に対して適宜の範囲で動くことができるよう取
付けられたエアシリンダ24のピストンロッド25の先
端が連結されると共に、前記エアシリンダ25にはフッ
トスイッチの押圧、解除によってエアが供給、停止され
るよう構成されている。
このエアシリンダ24はスピードコントローラ付きのも
ので、フットスイッチの操作によるテーブル3の浮上に
同調して作動し、既述のように台盤2の上面から噴出す
る圧縮空気によりテーブル3が浮丸すると同時に、エア
シリンダ24のピストンロッド25が伸長し、シライン
ド23.連結杆22.ハウジング21.ワンウェイクラ
ッチ20、および軸16を介してテーブル3に一定方向
への回転の初速を与え、ワンウェイクラッチ20により
実質的に回転をフリーとして回転め惰性により同方向の
回転を続行させるものである。
また、テーブル3の回転は、フットスイッチへの押圧を
解除することによってエアホール6への圧縮空気の供給
を停止すれば、テーブル3は自重によって台盤2上に下
降し、テーブル3の裏面に設けたブレーキパッド4と台
盤2とが摩擦接触することにより止まる。
なお、第5図乃至第7図において、27は連結杆22と
ピストンロッド25の可動範囲を覆ってなるカバーであ
る。
また、第1の発明及び第2の発明において、テーブル3
を台盤2の中央部に回転かつ浮上自在に設ける支軸5.
或いは軸16の中心に上下に貫通する圧縮空気の供給孔
を形成し2台盤2の裏面から圧縮空気を供給するように
構成しておけば、テーブル3上において圧縮空気の供給
ができ、きわめて好都合である。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、第1の発明における回転テーブル装
置は9台盤上にテーブルを浮上かつ回転自在に設け1台
盤の上面からテニブルの下面に圧縮空気を噴出させるこ
とによってテーブルを台盤上に浮上させ、かつ浮上した
テーブルに適宜の手段で回転のための初速を付与するこ
とによってテーブルを回転せしめ、圧縮空気の供給を停
止すればテーブルが自重によって台盤上に下降し、テー
ブルの裏面に設けたブレーキパッドと台盤との摩擦抵抗
で台盤上にテーブルを瞬時に停止させるよう構成したも
のである。
したがって、圧縮空気の供給、停止を適宜コントロール
することによってテーブルを任意の位置に停止させるこ
とができ、従来のターンテーブルのごとくテーブルを水
平に保持するための水平保持機構や回転止めのための特
殊な機構は一切なくなるため、装置自体をきわめてシン
プルなものとすることができる。
また、テーブルを空気圧によって浮上させ、接触抵抗を
殆どなくしているため2回転による装置の損傷が殆どな
く、高い耐久性と長い寿命を産み出すなど産業上多大な
効果を有する。
一方、第2の発明の装置は、前記第1の発明に加えて、
浮上したテーブルに回転のための初速を自動的に付与す
るよう構成したものである。
したがって、この第2の発明の装置は第1の発明が奏す
る全ての効果を有すると共に、実質的に浮上したテーブ
ルを回転させるための手動操作を必要とせず、圧縮空気
を供給・停止するためのコドンロールを例えば足等を利
用して行うことによって手はテーブルに載置した物品の
検査等にのみ集中させることができるので8作業能率を
大幅に向上させることができる。
なお、第1および第2の各発明の回転テーブル装置にお
けるテーブルの停止機構は、いずれも面接触による摩擦
抵抗に依存しているため、テーブルの回転停止を瞬時に
行うことができる。
この発明の回転テーブル装置は、民生用機械器具等の組
み立て、調整および検査等に際し9作業者が動くことな
く製品を回転させる場合に使用することによって、その
利点を遺憾なく発運するもので、他にも自動化ラインに
おける方向転換、ロボット等に同期させた位置決めにも
用いることができるなど、その利用価値はきわめて大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、この発明における第1の発明の回
転テーブル装置の実施例を示すもので。 第1図は縦断面図、第2図は第1図における台盤の平面
図、第3図はテーブルが浮上した状態を示す縦断面図、
第4図は他の圧縮空気の噴き出し機構を有する台盤の縦
断面図である。 第5図乃至第7図は、この発明における第2の発明の回
転テーブル装置の実施例を示すもので。 第5図は台盤の裏面図、第6図は要部の拡大断面図、第
7図は回転テーブル装置の側面図である。 1、la・・回転テーブル装置。 2・・・台盤、      3・・・テーブル。 4・・・ブレーキバッド、5・・・支軸9.6・・・エ
アホール、   7・・・供給孔8・・・エアパイプ。 10・・・フットスインチ、12・・・溝。 13・・・カバー、16・・・軸 17、18・・・支軸。 20・・・ワンウェイクラッチ。 21・・・ハウジング、22・・・連結杆。 23・・・ジョイント。 24・・・エアシリンダ。 25・・・ピストンロッド、26・・・ブラケット特許
出願人 株式会社 サ   ヤ   カ代 理 人 弁
理士 幸  1) 全  弘第1図 第4図 第5図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)台盤の中心に軸を立設すると共に、この軸に裏面
    にブレーキパッドを有する物品を載置するためのテーブ
    ルを回転かつ上下動自在に取付け、前記台盤の上面から
    圧縮空気を噴出せしめ、この圧縮空気の空気圧によって
    前記テーブルを台盤上に浮上させ、浮上したテーブルに
    人為的若しくは自動的に回転方向に初速を与えることに
    よってテーブルを継続的に回転させ、圧縮空気の供給を
    中止することによってテーブルの浮上を止め、前記ブレ
    ーキパッドが台盤と接することによってテーブルの回転
    を停止させるよう構成したことを特徴とする回転テーブ
    ル装置。
  2. (2)前記台盤は、上面に多数の圧縮空気の噴出孔を設
    けたものである特許請求の範囲第1項記載の回転テーブ
    ル装置。
  3. (3)前記台盤は、上面に比較的大きな径を有し、かつ
    底の浅い所定数のエアホールを形成し、各エアホールの
    中心にきわめて径の小さな圧縮空気の供給孔を設け、こ
    の供給孔から供給された圧縮空気によってエアホールを
    満たし、その浮力によってテーブルを台盤上に浮上させ
    るよう構成されたものである特許請求の範囲第1項記載
    の回転テーブル装置。
  4. (4)上面に所定の数のエアホールを形成した台盤の中
    心に上下に支軸を連設した軸を回転かつ上下動自在に遊
    嵌し、台盤上に突出した支軸に裏面にブレーキパッドを
    有するテーブルを取付けると共に、前記軸とテーブルと
    をボルトによって一体的に取付け、台盤の下方に突出し
    た支軸にワンウェイクラッチを介して連結杆の基端を装
    着し、この連結杆の先端にジョイントを介して、基端を
    前記台盤の裏面に回動自在に設けたエアシリンダのピス
    トンロッドを連結し、前記台盤の各エアホールに同時に
    圧縮空気を供給することによってテーブルを台盤上に浮
    上させると共に、エアシリンダにエアを供給し、ピスト
    ンロッドをテーブルの回転方向に伸長させてテーブルに
    回転初速を与えることによってテーブルを回転せしめ、
    圧縮空気の供給を停止することによってテーブルの浮上
    を止め、前記ブレーキパッドが台盤と接することによっ
    てテーブルの回転を停止させるよう構成したことを特徴
    とする回転テーブル装置。
  5. (5)前記台盤のエアホールは、それぞれ底部の中心に
    供給孔を有し、各供給孔が台盤に形成された一本の溝に
    よって連結されてなる特許請求の範囲第4項記載の回転
    テーブル装置。
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