JPS63174411A - 平面アンテナ - Google Patents
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- JPS63174411A JPS63174411A JP637487A JP637487A JPS63174411A JP S63174411 A JPS63174411 A JP S63174411A JP 637487 A JP637487 A JP 637487A JP 637487 A JP637487 A JP 637487A JP S63174411 A JPS63174411 A JP S63174411A
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Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野1
本発明は、静止衛星からの電波を受信する環状スロット
を有する平面アンテナに関するものである。
を有する平面アンテナに関するものである。
[背景技術]
従来、赤道上空の静止衛星(放送衛星、通信衛星)から
の電波を受信するこの種の平面アンテナとしては、第5
図および第6図に示すように、地導体板1と、給電ライ
ン2が形成された給電回路板3と、放射回路パターン4
が形成された放射回路板5とを空気層よりなる誘電体N
6a、6bを介して積層した所謂トリプレート・エアー
サスペンド型のものがあり、放射回路パターン4は、導
電体に設けた正方形の開口窓7内に正方形のパッチ素子
8を設けた環状スロット9にて形成されており、放射回
路パターン4の環状スロット9と給電ライン2とは静電
誘導結合されていた。ところで、この種の平面アンテナ
を家屋の壁面に取着して静止衛星からの電波を受信する
場合においで、その壁面が静止衛星方向に向いていない
場合には、平面アンテナのビーム指向性を静止衛星方向
に傾ける所謂ビームチルトを行う必要がある。そこで、
一方向に列設された環状スロット9に順次適当な位相差
をもって給電し、アレイファクターのピークを任意の角
度に傾斜(チルト)させ、このアレイファクターと1個
の環状スロット9の放射パターンとの積で所定のビーム
チルトが付与された放射パターンを得るようになってい
た。しかしながら、このような従来例において、多数の
環状スロット9をマトリクス状に配置し、ビームチルト
を付与するために各環状スロット9に適当な位相差をも
って給電しようとした場合、給電ライン2が長くなって
給電損失が大きくなる上、スペース的に環状スロット9
を等間隔で配置することが不可能になってしまうという
問題があった。
の電波を受信するこの種の平面アンテナとしては、第5
図および第6図に示すように、地導体板1と、給電ライ
ン2が形成された給電回路板3と、放射回路パターン4
が形成された放射回路板5とを空気層よりなる誘電体N
6a、6bを介して積層した所謂トリプレート・エアー
サスペンド型のものがあり、放射回路パターン4は、導
電体に設けた正方形の開口窓7内に正方形のパッチ素子
8を設けた環状スロット9にて形成されており、放射回
路パターン4の環状スロット9と給電ライン2とは静電
誘導結合されていた。ところで、この種の平面アンテナ
を家屋の壁面に取着して静止衛星からの電波を受信する
場合においで、その壁面が静止衛星方向に向いていない
場合には、平面アンテナのビーム指向性を静止衛星方向
に傾ける所謂ビームチルトを行う必要がある。そこで、
一方向に列設された環状スロット9に順次適当な位相差
をもって給電し、アレイファクターのピークを任意の角
度に傾斜(チルト)させ、このアレイファクターと1個
の環状スロット9の放射パターンとの積で所定のビーム
チルトが付与された放射パターンを得るようになってい
た。しかしながら、このような従来例において、多数の
環状スロット9をマトリクス状に配置し、ビームチルト
を付与するために各環状スロット9に適当な位相差をも
って給電しようとした場合、給電ライン2が長くなって
給電損失が大きくなる上、スペース的に環状スロット9
を等間隔で配置することが不可能になってしまうという
問題があった。
[発明の目的]
本発明は」二記の点に霞みて為されたものであり、その
目的とするところは、環状スロットに順次適当な位相差
をもって給電することによりビームチルトを付与するよ
うにした場合における給電ラインを短くして給電損失を
少なくするとともに、環状スロットを等間隔に配置でき
るようにした平面アンテナを提供することにある。
目的とするところは、環状スロットに順次適当な位相差
をもって給電することによりビームチルトを付与するよ
うにした場合における給電ラインを短くして給電損失を
少なくするとともに、環状スロットを等間隔に配置でき
るようにした平面アンテナを提供することにある。
[発明の開示1
(実施例)
第1図乃至第4図は本発明一実施例を示すもので、地導
体板1と、給電ライン2が形成された給電回路板3と、
放射回路パターン4が形成された放射回路板5とを誘電
体M6a、6bを介して積層し、適当な間隔をもってマ
トリクス状に配列された多数の環状スロット9にて放射
回路パターン4を形成し、一方向に列設された環状スロ
ット9に順次適当な位相差をもって給電することにより
所定のビームチルトを付与するようにした従来例と同様
の平面アンテナにおいて、放射回路を4×4個の環状ス
ロット9毎に分割してサブアンテナブロック又とし、各
サブアンテナブロックXの一方向の環状スロット9に対
して位相差をもって給電する給電回路を形成するととも
に、各給電回路に同位相で給電するようにしたものであ
る。また、実施例にあっては、環状スロット9の開口窓
゛7を長方形(長辺と短辺との差が11以上)とし、開
口窓7の短辺方向を位相差をもって給電される環状スロ
ット9の列設方向とするとともに、開口窓7の長辺側の
スロット幅が短辺側のスロット幅よりも狭くなるように
パッチ素子8を形成している。
体板1と、給電ライン2が形成された給電回路板3と、
放射回路パターン4が形成された放射回路板5とを誘電
体M6a、6bを介して積層し、適当な間隔をもってマ
トリクス状に配列された多数の環状スロット9にて放射
回路パターン4を形成し、一方向に列設された環状スロ
ット9に順次適当な位相差をもって給電することにより
所定のビームチルトを付与するようにした従来例と同様
の平面アンテナにおいて、放射回路を4×4個の環状ス
ロット9毎に分割してサブアンテナブロック又とし、各
サブアンテナブロックXの一方向の環状スロット9に対
して位相差をもって給電する給電回路を形成するととも
に、各給電回路に同位相で給電するようにしたものであ
る。また、実施例にあっては、環状スロット9の開口窓
゛7を長方形(長辺と短辺との差が11以上)とし、開
口窓7の短辺方向を位相差をもって給電される環状スロ
ット9の列設方向とするとともに、開口窓7の長辺側の
スロット幅が短辺側のスロット幅よりも狭くなるように
パッチ素子8を形成している。
なお、パッチ素子8の形状としでは、第3図(、)〜(
d)に示すように、正方形、長方形、円形、多角形のも
の、および正方形のパッチ素子8の対角方向の角をカッ
トしたものや、突起を設けたもの、円形のパッチ素子8
の直径方向にくぼみや、突起を設けたものなどが考えら
れる。また、実施例では、誘電体層6 a、 6 bを
空気層とし、Q値が小さく広帯域で、しかも給電損失が
少なく高効率の平面アンテナが得られるようにしている
が、誘電体/i6a、6bとして誘電率が1.5以下の
発泡合成樹脂を使用しても良い。また、長辺方向の環状
スロット間隔Aは0.8〜1.0λg1短辺方向の環状
スロット間隔Bは0.5〜0.8λgに設定することが
望ましく、環状スロット間隔が1.0λgを越えると、
グレーティングローブが発生するという問題がある。さ
らに、サブアンテナブロックの環状スロット数を4×4
以上に設定すると、所定の位相差を持たせるための給電
ライン2の長さの差が大きくなって設計が困難になる。
d)に示すように、正方形、長方形、円形、多角形のも
の、および正方形のパッチ素子8の対角方向の角をカッ
トしたものや、突起を設けたもの、円形のパッチ素子8
の直径方向にくぼみや、突起を設けたものなどが考えら
れる。また、実施例では、誘電体層6 a、 6 bを
空気層とし、Q値が小さく広帯域で、しかも給電損失が
少なく高効率の平面アンテナが得られるようにしている
が、誘電体/i6a、6bとして誘電率が1.5以下の
発泡合成樹脂を使用しても良い。また、長辺方向の環状
スロット間隔Aは0.8〜1.0λg1短辺方向の環状
スロット間隔Bは0.5〜0.8λgに設定することが
望ましく、環状スロット間隔が1.0λgを越えると、
グレーティングローブが発生するという問題がある。さ
らに、サブアンテナブロックの環状スロット数を4×4
以上に設定すると、所定の位相差を持たせるための給電
ライン2の長さの差が大きくなって設計が困難になる。
一方、環状スロット数を4×4よりも少なくすると、こ
れらを同位相で配置する場合のアレイファクターのグレ
ーティングローブが放射パターンのO゛(平面アンテナ
の正面方向)付近に発生するため、ビームチルトが付与
できないという問題がある。
れらを同位相で配置する場合のアレイファクターのグレ
ーティングローブが放射パターンのO゛(平面アンテナ
の正面方向)付近に発生するため、ビームチルトが付与
できないという問題がある。
以下、実施例の動作についで説明する。いま、各サブア
ンテナブロックX内において、開口窓7の短辺方向に列
設された環状スロット9には、適当な位相差をもって給
電されており、ビームチルト角をθ、短辺方向の環状ス
ロット間隔をB、給電回路内の波長をλgとすれば、位
相差をもって給電するための給電ライン2の長さの差a
−b(Q部分)、c−cl(P部分)は、 a−b=(2x B /λg)sinθc−cl=(4
yr B/λg)sinθとなっており、上式に基いて
所定のビームチルトが得られるように各環状スロット9
に対する給電ライン2の長さく位相差)が設定される。
ンテナブロックX内において、開口窓7の短辺方向に列
設された環状スロット9には、適当な位相差をもって給
電されており、ビームチルト角をθ、短辺方向の環状ス
ロット間隔をB、給電回路内の波長をλgとすれば、位
相差をもって給電するための給電ライン2の長さの差a
−b(Q部分)、c−cl(P部分)は、 a−b=(2x B /λg)sinθc−cl=(4
yr B/λg)sinθとなっており、上式に基いて
所定のビームチルトが得られるように各環状スロット9
に対する給電ライン2の長さく位相差)が設定される。
なお、開口窓7の長辺方向に列設された環状スロット9
に対してはそれぞれ同位相で給電で給電されていること
は言うまでもない。ところで、このように環状スロット
9に順次適当な位相差をもって給電することによりビー
ムチルトを付与するようにした場合における給電ライン
2は、環状スロット数が4×4個以上になると、所定の
位相差を設けるために給電ライン2の長さが長くなって
環状スロット9を等間隔に配置することができず、スペ
ース的に設計が困難になってしまうが、本発明では、各
サブアンテナブロックXを4×4個の環状スロット9に
て構成し、複数個のサブアンテナブロックXを組み合わ
せて平面アンテナを形成しているので、給電ライン2を
必要以上に長くすることなく所定の位相差をもって短辺
方向の環状スロット9に給電することができ、給電損失
を少なくすることができるとともに、環状スロット9を
等間隔に配置できるようになっている。
に対してはそれぞれ同位相で給電で給電されていること
は言うまでもない。ところで、このように環状スロット
9に順次適当な位相差をもって給電することによりビー
ムチルトを付与するようにした場合における給電ライン
2は、環状スロット数が4×4個以上になると、所定の
位相差を設けるために給電ライン2の長さが長くなって
環状スロット9を等間隔に配置することができず、スペ
ース的に設計が困難になってしまうが、本発明では、各
サブアンテナブロックXを4×4個の環状スロット9に
て構成し、複数個のサブアンテナブロックXを組み合わ
せて平面アンテナを形成しているので、給電ライン2を
必要以上に長くすることなく所定の位相差をもって短辺
方向の環状スロット9に給電することができ、給電損失
を少なくすることができるとともに、環状スロット9を
等間隔に配置できるようになっている。
また、実施例では、長方形に形成された開口窓7の短辺
方向を位相差をもって給電される環状スロット9の列設
方向としており、位相差給電が行なわれる短辺方向の環
状スロット間隔Bを短くしているので、グレーテングロ
ーブが発生してアンテナ効率が低下することなく、所望
のビームチルトを実現できるようになっている。また、
長方形に形成された開口窓7の長辺側のスロット幅が短
辺側のスロット幅よりも狭くなるようにパッチ素子8を
形成しており、一般にアンテナ利得はスロッ7一 ト幅が広くなるにしたがって高くなるので、両スロット
幅ta、tbを適当に設定することにより、アンテナ利
得を低下させることなくビームチルトを行えるようにな
っている。
方向を位相差をもって給電される環状スロット9の列設
方向としており、位相差給電が行なわれる短辺方向の環
状スロット間隔Bを短くしているので、グレーテングロ
ーブが発生してアンテナ効率が低下することなく、所望
のビームチルトを実現できるようになっている。また、
長方形に形成された開口窓7の長辺側のスロット幅が短
辺側のスロット幅よりも狭くなるようにパッチ素子8を
形成しており、一般にアンテナ利得はスロッ7一 ト幅が広くなるにしたがって高くなるので、両スロット
幅ta、tbを適当に設定することにより、アンテナ利
得を低下させることなくビームチルトを行えるようにな
っている。
(具体例1)
以下に、ビームチルト角が20゛の平面アンテナの作製
手順について詳述する。いま、放射回路板5を構成する
プリント基板は、市販の厚さ50μmのポリエステルフ
ィルムに、市販の35μmの銅箔を既存の方法でラミネ
ートして形成され、このプリント基板に放射回路パター
ン4がエツチング形成される。なお、第2図および第3
図において、導電体部分を明示するために斜線を付して
いる。ここに、放射回路パターン4の環状スロット9は
、長辺が1611110.短辺が13mmの開口窓7内
に、−辺が7mmの正方形のパッチ素子8を配置して形
成され、パッチ素子8の対角方向の一対の角を31に亘
ってカットしている。また、環状スロット9の長辺方向
の環状スロット間隔Aを20+n+n、短辺方向の環状
スロット間隔Bを17制0とし、16×16個(256
個)の環状スロット9をマトリクス状に配列して16個
のサブアンテナブロックXを構成する環状スロット9を
一括形成する。
手順について詳述する。いま、放射回路板5を構成する
プリント基板は、市販の厚さ50μmのポリエステルフ
ィルムに、市販の35μmの銅箔を既存の方法でラミネ
ートして形成され、このプリント基板に放射回路パター
ン4がエツチング形成される。なお、第2図および第3
図において、導電体部分を明示するために斜線を付して
いる。ここに、放射回路パターン4の環状スロット9は
、長辺が1611110.短辺が13mmの開口窓7内
に、−辺が7mmの正方形のパッチ素子8を配置して形
成され、パッチ素子8の対角方向の一対の角を31に亘
ってカットしている。また、環状スロット9の長辺方向
の環状スロット間隔Aを20+n+n、短辺方向の環状
スロット間隔Bを17制0とし、16×16個(256
個)の環状スロット9をマトリクス状に配列して16個
のサブアンテナブロックXを構成する環状スロット9を
一括形成する。
また、環状スロット9に給電する給電ライン2が形成さ
れる給電回路板3は、上述のプリント基板をエツチング
して各環状スロット9に給電する給電回路が形成される
。すなわち、4×4個の環状スロット9よりなるサブア
ンテナブロックX毎に、短辺方向に列設された環状スロ
ット9へ順次給電する位相差が86°になるように給電
ライン2の長さを設定するとともに、16個のサブアン
テナブロックXに対応する各給電回路をマトリクス状に
対称配置し、各給電回路に同位相で給電するように給電
ライン2を形成している。
れる給電回路板3は、上述のプリント基板をエツチング
して各環状スロット9に給電する給電回路が形成される
。すなわち、4×4個の環状スロット9よりなるサブア
ンテナブロックX毎に、短辺方向に列設された環状スロ
ット9へ順次給電する位相差が86°になるように給電
ライン2の長さを設定するとともに、16個のサブアン
テナブロックXに対応する各給電回路をマトリクス状に
対称配置し、各給電回路に同位相で給電するように給電
ライン2を形成している。
また、枠幅30+ntaのスペーサ枠10は、厚さが2
++unの鉄板にて形成され、内寸が給電回路板3、放
射回路板50回路寸法よりも大きくなるように形成され
、このスペーサ枠10に給電回路板3および放射回路板
5を接着剤を用いて接着する。なお、接着剤としては、
酢酸ビニルを変性したボリエチレンシートを用い、14
0°〜160°Cに加熱して圧力2〜4Kg/cm2で
プレスすることによりプレス接着している。
++unの鉄板にて形成され、内寸が給電回路板3、放
射回路板50回路寸法よりも大きくなるように形成され
、このスペーサ枠10に給電回路板3および放射回路板
5を接着剤を用いて接着する。なお、接着剤としては、
酢酸ビニルを変性したボリエチレンシートを用い、14
0°〜160°Cに加熱して圧力2〜4Kg/cm2で
プレスすることによりプレス接着している。
一方、地導体板1は、21のアルミ板にで形成され、こ
の地導体板1上にスペーサ枠10に取着された給電回路
板3および放射回路板5を載置してスペース枠10部分
を固定(例えば、ねじ固定)し、給電ライン2の給電点
に給電端子Tを設けることにより平面アンテナが完成す
る。
の地導体板1上にスペーサ枠10に取着された給電回路
板3および放射回路板5を載置してスペース枠10部分
を固定(例えば、ねじ固定)し、給電ライン2の給電点
に給電端子Tを設けることにより平面アンテナが完成す
る。
上述のようにして形成された平面アンテナのアンテナ特
性を、測定周波数11.7〜12.2GHzで評価した
ところ、21°のビームチルト(短辺方向)が得られ、
かつアンテナ利得が29.2〜30.0dBi、軸比≦
1〜2dBの円偏波用の平面アンテナが得られることが
確認でたな。
性を、測定周波数11.7〜12.2GHzで評価した
ところ、21°のビームチルト(短辺方向)が得られ、
かつアンテナ利得が29.2〜30.0dBi、軸比≦
1〜2dBの円偏波用の平面アンテナが得られることが
確認でたな。
(具体例2)
具体例1のバッチ素子8に代えて、−辺が71の正方形
のバッチ素子8として環状スロット9を形成し、この平
面アンテナのアンテナ特性を測定周波数11.7〜12
.2GHzで評価したところ、21°のビームチルトが
得られ、かつアンテナ利得が29.5〜30,2dBi
、交差偏波特性≦−2’5dBの直線偏波用の平面アン
テナが得られることが確認で鰺だ。
のバッチ素子8として環状スロット9を形成し、この平
面アンテナのアンテナ特性を測定周波数11.7〜12
.2GHzで評価したところ、21°のビームチルトが
得られ、かつアンテナ利得が29.5〜30,2dBi
、交差偏波特性≦−2’5dBの直線偏波用の平面アン
テナが得られることが確認で鰺だ。
(具体例3)
具体例1,2のスペーサ枠10に代えて、格子状に加工
した発泡ポリエチレンボード(発泡倍率30倍、誘電率
1.1)をスペーサとして用いた場合にあっても、上述
の具体例1,2と同様のアンテナ特性が得られることが
確認できた。
した発泡ポリエチレンボード(発泡倍率30倍、誘電率
1.1)をスペーサとして用いた場合にあっても、上述
の具体例1,2と同様のアンテナ特性が得られることが
確認できた。
[発明の効果1
本発明は上述のように、地導体板と、給電ラインが形成
された給電回路板と、放射回路パターンが形成された放
射回路板とを誘電体層を介して積層し、適当な間隔をも
ってマトリクス状に配列された多数の環状スロットにで
放射回路パターンを形成し、一方向に列設された環状ス
ロットに順次適当な位相差をもって給電することにより
所定のビームチルトを付与するようにした平面アンテナ
において、放射回路を4×4個の環状スロット毎に分割
してサブアンテナブロックとし、各サブアンテナブロッ
クの一方向の環状スロットに対して位相差をもって給電
する給電回路を形成するとともに、各給電回路に同位相
で給電するようにしたので、環状スロットに順次適当な
位相差をもって給電することによりビームチルトを付与
するようにした場合における給電ラインを短くして給電
損失を少なくすることができるとともに、環状スロット
を等間隔に配置できるという効果がある。
された給電回路板と、放射回路パターンが形成された放
射回路板とを誘電体層を介して積層し、適当な間隔をも
ってマトリクス状に配列された多数の環状スロットにで
放射回路パターンを形成し、一方向に列設された環状ス
ロットに順次適当な位相差をもって給電することにより
所定のビームチルトを付与するようにした平面アンテナ
において、放射回路を4×4個の環状スロット毎に分割
してサブアンテナブロックとし、各サブアンテナブロッ
クの一方向の環状スロットに対して位相差をもって給電
する給電回路を形成するとともに、各給電回路に同位相
で給電するようにしたので、環状スロットに順次適当な
位相差をもって給電することによりビームチルトを付与
するようにした場合における給電ラインを短くして給電
損失を少なくすることができるとともに、環状スロット
を等間隔に配置できるという効果がある。
第1図(a)〜(c)は本発明一実施例の要部構成を示
す図、第2図は同上の要部正面図、第3図(a)〜(L
L)は同上の環状スロットの具体例を示す図、$4図は
同上の概略構成図、第5図は従来例の要部正面図、第6
図は同上の要部断面図である。 1は地導体板、2は給電ライン、3は給電回路板、4は
放射回路パターン、5は放射回路板、6a、6bは誘電
体層、7は開口窓、8はバッチ素子、9は環状スロット
、Xはサブアンテナブロックである。 2・・・給電ライン (b)(c) 第2図 第3図 (a) (b) (C) (d)
す図、第2図は同上の要部正面図、第3図(a)〜(L
L)は同上の環状スロットの具体例を示す図、$4図は
同上の概略構成図、第5図は従来例の要部正面図、第6
図は同上の要部断面図である。 1は地導体板、2は給電ライン、3は給電回路板、4は
放射回路パターン、5は放射回路板、6a、6bは誘電
体層、7は開口窓、8はバッチ素子、9は環状スロット
、Xはサブアンテナブロックである。 2・・・給電ライン (b)(c) 第2図 第3図 (a) (b) (C) (d)
Claims (3)
- (1)地導体板と、給電ラインが形成された給電回路板
と、放射回路パターンが形成された放射回路板とを誘電
体層を介して積層し、適当な間隔をもってマトリクス状
に配列された多数の環状スロットにて放射回路パターン
を形成し、一方向に列設された環状スロットに順次適当
な位相差をもって給電することにより所定のビームチル
トを付与するようにした平面アンテナにおいて、放射回
路を4×4個の環状スロット毎に分割してサブアンテナ
ブロックとし、各サブアンテナブロックの一方向の環状
スロットに対して位相差をもって給電する給電回路を形
成するとともに、各給電回路に同位相で給電するように
したことを特徴とする平面アンテナ。 - (2)環状スロットを導体面に形成された長方形の開口
窓と、該開口窓内に配置されたパッチ素子とで形成し、
開口窓の短辺方向に列設された環状スロットに順次適当
な位相差をもって給電するようにしたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の平面アンテナ。 - (3)長辺方向の環状スロット間隔を0.5〜0.8λ
gとし、短辺方向の環状スロット間隔を0.8〜1.0
λgとしたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
の平面アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62006374A JP2501809B2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | 平面アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62006374A JP2501809B2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | 平面アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63174411A true JPS63174411A (ja) | 1988-07-18 |
JP2501809B2 JP2501809B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=11636602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62006374A Expired - Lifetime JP2501809B2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | 平面アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501809B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8964891B2 (en) | 2012-12-18 | 2015-02-24 | Panasonic Avionics Corporation | Antenna system calibration |
US9583829B2 (en) | 2013-02-12 | 2017-02-28 | Panasonic Avionics Corporation | Optimization of low profile antenna(s) for equatorial operation |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57184303A (en) * | 1981-05-09 | 1982-11-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Phased array antenna for travelling object |
JPS63135003A (ja) * | 1986-11-13 | 1988-06-07 | コミュニケイションズ サテライト コーポレーション | 印刷回路アンテナおよびその製造方法 |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP62006374A patent/JP2501809B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57184303A (en) * | 1981-05-09 | 1982-11-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Phased array antenna for travelling object |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8964891B2 (en) | 2012-12-18 | 2015-02-24 | Panasonic Avionics Corporation | Antenna system calibration |
US9583829B2 (en) | 2013-02-12 | 2017-02-28 | Panasonic Avionics Corporation | Optimization of low profile antenna(s) for equatorial operation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2501809B2 (ja) | 1996-05-29 |
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