JPS63174197A - ナンバ−プレ−ト位置検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のナンバープレートの番号を自動的に
読み取る際に所定の画像からナンバープレート部のみを
抽出するナンバープレート位置検出装置に関する。

従来の技術 第１０図は従来のナンバープレート位置検出装置におけ
る画像メモリ図、第１１図は同従来例のナンバープレー
トの標準°パターン図である。

従来のナンバープレート位置検出装置は、第１０図のよ
うに画像メモリ１ヘナンバープレートを含む画像を一旦
記憶させ、この画像メモリ１の画像から、標準パターン
３と一致したところをナンバープレート２として抽出（
切出し）している。

発明が解決しようとする問題点 この従来の抽出方法はパターンマツチング法という。

しかしながら、従来のパターンマツチング法によれば、
画像メモリ１中のナンバープレート２は画像メモリ１よ
りかなり小さいので、標準パ９−ン３との単なる比較で
は、１ピツトずつ比較する必要があるので、比較判定回
路が非常に多くなり処理に長時間を要する。また、標準
パターンのサイズと異なるナンバープレートや、車両へ
の取付は角度が傾いているナンバープレートに対しては
、切出し精度が大幅に低下したり、画像メモリ内のナン
バープレートの画像には縦横の歪が発生したりするので
、数種類の標準パターンを準備してそれぞれパターンマ
ツチングを行なう必要があった。

それに加えて自家用と自架用でプレートの文字色と背景
色が反転するため、上記パターンに対してさらに非反転
を反転の倍の種類のパターンを準備する必要があった。

そのため多種類の標準パターンをひとつひとつ比較する
ので、処理時間が大幅に増加するという問題があった。

本発明は、上記従来例の問題点を除去するものであり、
異なるサイズのナンバープレートや、ナンバープレート
の傾きに対しても精度良く、かつプレート色の反転と非
反転を区別することなく高速にナンバープレート部を画
像メモリから抽出し、その位置を求めるという優れたナ
ンバープレート位置検出装置を提供することを目的とす
る。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、画像メモリ中の各
ブロック別の投影和を求めた結果を白と黒とその中間の
３値に分類する３値化回路を設けたもので、この３値の
各レベル毎の連続的に対し、プレートサイズやプレート
傾きの誤差を考慮したプレート判定条件設定値と比較す
るものである。

比較（＝際して白と黒はどちらも背景部で、中間レベル
を文字部とすることができる。

作　　　　用 したがって、本発明によれば白又は黒の連続長と中間レ
ベルの連続長の長さを設定値と比較するだけで良く、１
ビツトずつずらしてサイズや色の異なる多種類のパター
ンとマツチングする必要がなく、大幅（−処理時間が短
縮できる。

実施例 以下に本発明の一実施例の構成について、図面とともに
説明する。第１図は本発明の一実施例によるナンバープ
レート位置検出装置のブロック図である。

第１図において、２１はナンバープレートを含む画面を
撮像するカメラ、２２はカメラ２１の画像信号をディジ
タル信号に変換するＡ／Ｄ変換回路、２３はこのＡ／Ｄ
変換回路２２のディジタル信号をナンバープレートの濃
淡を規準とした２値信号に変換する２値化回路である。

２４はこの２値信号を記憶する画像メモリ、２５は画像
メモリ２１Ｉ　中のナンバープレートの水平位置を検出
するプレート水平位置検出回路、２６は画像メモリ２４
　中のナンバープレートの垂直位置を検出するプレート
垂直位置検出回路、２７はプレート水平位置検出回路２
５とプレート垂直位置検出回路２６　の位置情報から画
像メモリ２４中のナンバープレートの部分のみを抽出す
る文字切り出し回路である。２８は画像メモリ２４から
ナンバープレートの部分のみを文字切出し回路２７で切
り出した信号を出力する出力端子である。

尚、プレート水平位置検出回路２５、プレート垂直位置
検出回路２６はそれぞれ第２図、第３図に示すように構
成されている。

第２図において、２４ａは画像メモリ２４の出力を入力
する入力端子、３０は画像メモリ２４内のアドレスを演
算し、各分割ブロックアドレスを算出するメモリアドレ
ス演算回路、３１はこのメモリアドレス演算回路３０の
アドレスのデータを順次加算する投影加算回路、３２は
この加算結果を白、中間、黒の３レベルに３値化し、各
分割ブロックを縦一列のｌ’−００Ｊ又は「０１」又は
「１０」に変換する値化回路、３３　はこの３値化信号
を計算する白又は中間又は黒の連続数カウント回路であ
る。

３５はあらかじめ設定されている水平方向のプレート判
定条件設定値３４と３値の連続数とを比較する比較判定
回路であり、連続数が設定値の範囲内であれば、プレー
ト水平位置出力３６へ一致信号を出力し、一致していな
ければメモリアドレス演算回路３ｏへ不一致信号を出力
して、次の分割ブロックの処理をさせるものである。

第３図；二おいて、第２図と同一機能を持つものは同一
番号を付しである。、：　２５２はプレート水平位置検
出回路２５の出力を入力する入力端子、　３７は入力端
子２５ａの入力信号のアドレスを演算し、画像メモリ２
４の垂直アドレスを算出するメモリアドレス演算回路、
３８はあらかじめ設定されている垂直方向のプレート判
定条件設定値、３９は比較判定回路３５から一巻信号を
入力すると、ナンバープレートの垂直位置を出力するプ
レート垂直位置出力である。この垂直位置信号は出力端
子２６ａから出力される。

第４図は本実施例によるナンバープレートの標準パター
ン図を示し、第５図はこの標準パターンの水平方向の投
影図、第６図（ａ）　、　（ｂ）は上記標準パターンの
垂直方向の投影図、第７図は本実施例によるナンバープ
レート撮像後の２値化画像メモリ図、第８図はこの画像
メモリ図の水平方向の投影図である。

第４図〜第８図（＝おいて、４１はナンバープレート、
４２は地域、車種を示す符号、４３は一連番号、４２ａ
は符号４２の水平方向の投影図、４３ａは一連番号４３
の水平方向の投影図、４２ｂは符号４２　の垂直方向の
投影図、４３ｂは符号４３の垂直方向の投影図である。

４４はナンバープレート４１　を撮像して２値化した画
像メモリ図であり、この画像メモリ図４４は最小プレー
トの横幅４１ａの半分以下（＝なる幅で垂直方向に分割
している境界線５１〜５７によらて分割されている。４
５は検出されるナンバープレートである。

次（＝、上記実施例の動作について説明する。

第１図において、カメラ２１がナンバープレートを含む
画面を撮像すると、Ａ／Ｄ変換２２がその画像なディジ
タル値に変換する。このディジタル値を２値化回路２３
が白黒の２値に変換して、画像メモリ２４へ記憶させる
。

この画像メモリ２４の画像からナンバーフレートの部分
を切り出しするため、まず、プレート水平位置検出回路
２５が水平位置を判定する。第２図〜第８図（＝おいて
、メモリアドレス演算回路３０が画像メモリ４４の境界
線５１の位置を検出し、投影加算回路３１が投影和を求
め、それを３値化回路３２が、白、黒、中間レベルで３
値化する。そして、その３値化データに対して、上から
中間レベルの連続数を３３でカウントし、これが判定条
件回路３４の設定値を満たすか比較判定回路２５で判定
する。

第７図１＝おいて、画像メモリ４４　の境界線５１と５
２で囲まれたブロックは中間レベルの連続数がないので
、メモリアドレス演算回路３０は次の境界線５２と５３
で囲まれたブロック（一ついて同様に比較する。

メモリアドレス演算回路３０が、５３　と５４で囲まれ
たブロックを処理すれば、第８図における４２ａと４３
ａが中間レベルで連続数が第５図の１２と２４の許容幅
に入いり、かつ４２ａの上、４２ａと４３２の間、４３
ａの下がすべて白又はすべて黒でありかつその連続数が
４２２と４３８の間は１３以内で４２８の上が１１以上
で４３２の下が１５以上であればプレートと判定し、４
２ａを陸事・車種コード部、４３ａを一連番号部の水平
アドレスとする。

次に、プレート垂直位置検出回路２６が垂直位置を第６
図（ａ）　、　（ｂ）と分けて投影する。この場合文字
数が異なるので、プレート判定条件設定値３８の設定値
は複数１＝なるが、基本的には水平方向と同様の処理で
、メモリアドレス演算回路３７が画像メモリ４４上を指
定する。

このように、プレート水平位置検出回路２５とプレート
垂直位置検出回路２６で画像メモリ２４中のナンバープ
レートの位置を検出すると、文字切り出し回路２７がナ
ンバープレートを切り出し、出力端子２８から出力する
。

第９図は、本発明の一実施例であるプレート位置検出装
置の応用例を示すブロック図である。第１１　図におい
て、４６は本実施例による（ナンバー）プレート位置検
出装置であり、このプレート位置検出装置４６は所定の
画面からナンバーブン。

−トの部分のみを切出して、文字認識回路４７へ送出す
る。４８は文字認識回路４７が認識したナンバープレー
トの文字を出力する判定結果出力部である。このように
（ナンバー）プレート位置検出装置４６はナンバープレ
ートの文字を切り出した後、ナンバープレートの文字の
読み取りに応用される。

発明の効果 本発明は上記実施例から明らかなように、以下に示す効
果を有する。

（１）画像メモリ中の各ブロック別の投影向を白、黒、
中間レベル３値化するが、白・黒はプレート背景部で、
中間レベルはプレート文字部として判定するので、判定
は２値の比較で済み、回路が簡単なままで、自家用と業
務用の背景の白黒が反転したプレートに対し反転を意識
せずに同一の処理でプレートを切り出せる。

（２）３値化のスライスレベル設定値上限・下限、を変
更することによ（ハ明るさ変動やプレート汚れに対する
リトライ処理に効果を発揮し、プレート切出し率の向上
が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるナンバープレート位置
検出装置のブロック図、第２図は同実施例のプレート水
平位置検出回路のブロック図、第３図は同実施例のプレ
ート垂直位置検出回路のブロック図、第４図は同実施例
のナンバープレートの標準パターン図、第５図は同実施
例の標準パターンの水平方向の投影図、第６図（ａ）　
、　（ｂ）は同実施例の標準パターンの垂直方向の投影
図、第７図は同実施例のナンバープレート撮像後の２値
化された画像メモリ図、第８図はこの画像メモリ図の水
平方向の投影図、第９図は同実施例の応用例を示すブロ
ック図、第１０　図は従来例の画像メモリ図、第１１図
は従来のナンバ・−プレートの標準パターン図である。 ２１・・・カメラ、２２・・・Ａ／Ｄ変換回路、２３・
・・２値化回路、２４・・・画像メモリ、２５・・・プ
レート水平位置検出回路、２６・・・プレート垂直位置
検出回路、２７・・・文字切り出し回路、３０・・・メ
モリアドレス演算回路、３１・・・投影加算回路、３２
−・・２値化回路、３３・・・３値の連続数カウント回
路、３４・・・プレート判定条件設定回路、３５・・・
比較判定回路、３６・・・プレート水平位置出力、３９
・・・プレート垂直位置出力、４１．、、ナンバープレ
ートの標準パターン、４４・・・画像メモリ図れるナン
バープレート。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名第１
図 乙づ 第２図 第３図 第４図　　　　　第５図 第６図 ２ｂ 、・　４１ 第７図 Ｍ　８　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ナンバープレートを含む画像を白黒に２値化して記憶す
   る画像メモリと、この画像メモリの指定領域を水平、垂
   直方向に投影する投影加算回路と、この投影加算回路の
   出力の数の和を白と黒とその中間の３レベルに分割する
   ３値化回路と、この３値化回路の出力から３値それぞれ
   に各レベル毎の連続幅を求める連続数カウント回路と、
   プレートサイズおよびプレート傾きの誤差を許容するよ
   うにあらかじめ定められたプレート判定条件設定回路と
   、３レベルの上記連続数カウント回路の出力および上記
   プレート判定条件設定値回路の出力とを比較し、条件を
   満たせば、その領域をプレート水平位置として出力し、
   満たさなければ上記投影加算回路の指定領域を次のレベ
   ルまで進める比較判定回路とを具備するナンバープレー
   ト位置検出装置。