JPS6317369A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気調和機の冷媒制御装置に関するものである
。

従来の技術 従来ヒートポンプ式空気調和機の冷媒制御装置は第３図
に示すような冷媒回路となっている。すなわち、室外機
６８における圧縮機５ｏから冷暖房を切替える四方弁５
１，１回路よりなる室外熱交換５５２．パルス信号によ
って冷媒の絞り量を変化させる電動膨張弁５３．さらに
室内機５９０室内熱交換器５４．室外機６９の四方弁６
１．アキュームレータ６６を介して圧縮機５ｏに戻る回
路と、前記圧縮機６ｏの吐出管と前記室外熱交換器６２
の液側とを結ぶバイパス用電磁二方弁５６と、そのバイ
パス量を減らすバイパス用キャピラリチューブ５７より
構成されている。そして、前記室外熱交換器５２のガス
側温度を感知するコイル温度サーミスタ６０が管壁に取
付けられている。

このような冷凍サイクルにおいて、暖房運転時前記室外
熱交換器５２に着霜し、ガス側の温度がある温度以下に
なるとその温度をコイル温度サーミスタので感知し、あ
る温度以下になった時間が、一定時間を越えると、前記
コイル温度サーミスタ６０によって前記バイパス用電磁
二方弁６６が開き、吐出管より高温高圧ガスがバイパス
用キャピラリチューブ６７を通って室外熱交換器６２を
流れ、高温冷媒によって室外熱交換器５２についた霜を
溶かし、また同時に電動膨張弁６３を大きく開けて、減
圧量を減らし、低圧側圧力を上げ圧縮機の保護も行うも
のであった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、室外熱交換器６２の着霜し
ていない部分、つまり風下側の回路などにも高温高圧ガ
スが流れるため、デフロスト時間が長くなり、またバイ
パス量や増やさなければならないため、室内熱交換器６
４に流れる冷媒量が減り、デフロスト中の暖房能力が減
るという問題点があった。

またバイパスされた高温高圧ガスが室外熱交換器５４で
凝縮されて高圧液となって、アキュームレータ５５に入
るため、圧縮機６０で液圧縮する率が高く圧縮機６０の
耐久性が劣化するという問題も有していた。

本発明は、こうした問題点を解決するもので、良好なデ
フロスト運転とデフロスト中の圧縮機の保護を行なうこ
とのできる空気調和機を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は圧縮機、室外熱交
換器、膨張機構、室内熱交換器を順次連設してなる冷凍
サイクルを備え、前記室外熱交換器を互に並列接続した
風上側の第１熱交換器と、風下側の第２熱交換器に分割
し、前記第１熱交換器の法制と圧縮機の吐出管の間に第
１熱交換器の温度を検出するコイル温度センサーによっ
て開閉する電磁二方弁とバイパス用キャピラリチューブ
をもつバイパス管を接続したものである。

作　　用 この構成により、暖房時デフロスト運転に入ると、着霜
の大きい第１熱交換器の温度をコイル温度センサーによ
って検出し、電磁二方弁を開にしてバイパス管のキャピ
ラリチューブを経て前記第１熱交換器のみに吐出管から
の高温高圧の冷媒を送シデフロストを行なうこととなる
。

実施例 以下本発明による一実施例を第１図および第２図にもと
づき説明する。図において、１１は室外機、１２は室内
機である。冷凍サイクルは室外機１１の圧縮機１から四
方弁２．室外熱交換器３゜膨張機構となる電動膨張弁６
．室内機１２における室内熱交換器６．室外機１１にも
とづいて四方弁２．アキュームレータ７を経て圧縮機１
に戻る回路となっている。前記室外熱交換器３は互に並
列接続され、かつ風上側の第１室外熱交換器３ａと風下
側の第２室外熱交換器３ｂに分割されている。そして圧
縮機１の吐出管と、前記風上側の第１室外熱交換器３ａ
の法制聞に、電磁二方弁８とバイパス用キャピラリチュ
ーブ９をもつバイパス管１３を接続している。そして前
記電磁二方弁８は、第１室外熱交換器３ａのガス側に設
けたコイル温度センサー１０によって制御されるように
している。図中の１７はファンを示す。

上記構成において、暖房運転時、風上側となる方の第１
室外熱交換器３ａに着霜しはじめ、コイル温度が低下し
、ある温度以下になるとコイル温度サーミスタ１ｏがこ
の温度を感知し、ある温度以下になって、一定時間がす
ぎると、前記コイル温度サーミスタ１０によって前記電
磁二方弁８が開き、吐出管より高温高圧ガスがキャピラ
リチューブ９とバイパス管１３を通って風上側に位置す
る第１室外熱交換器３ａを流れ、最も多く着霜する風上
側の第１室外熱交換器３ａについだ霜を溶かし、また同
時に前記電動膨張弁５をほぼ最大に開けて、減圧量を減
らし、吸入管側の低圧を上げて圧縮機１の保護を行うの
である。

発明の効果 前記実施例の説明よシ明らかなように本発明は、四方弁
を暖房運転のままで、着霜した風上側の第１室外熱交換
器の法制だけへ、吐出管より高温高圧ガスをバイパスさ
せながらデフロストを行うようにしたものであるから、
着霜していない風下側の第２室外熱交換器にはバイパス
されず、室内熱交換器で凝縮されだ液冷媒を蒸発するた
め、従来よりデフロスト運転中の暖房能力が向上し、ま
たデフロスト運転時間の短縮が図れ、より快適な暖房運
転が可能となり、したがってＥＥＲの向上等の効果を発
揮するものである。

また、従来よりバイパスされる量が減るため、液バツク
による圧縮機の故障が減り、耐久性が向上するという効
果も発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による空気調和機の冷凍サイ
クル図、第２図は同室外機内部の斜視図、第３図は従来
の空気調和機の冷凍サイクル図である。 １・・・・・圧縮機、３・・・・・・室外熱交換器、３
ａ・・・・・・第１室外熱交換器、３ｂ・・・・・・第
２室外熱交換器、６・・・・・・電動膨張弁、６・・・
・・・室内熱交換器、８・・・・・・電磁二方弁、９・
・・・・・キャピラリチューブ、１ｏ・・・・・・コイ
ル温度サーミスタ、１３・・・・・・バイパス管。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名Ｉ−
迩鵬機 ３ａ−すｆ／Ｉｉ昇差老訣春 ３ｂ−歩Ｚデ 第１図　　　　５＝質跡お張子 ｔ；−ｍ−・ｇ円鮎気祷呑 ８・−を涌二牙午 ９□−キャＣ°ラソｆ’ａ−プ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、室外熱交換器、膨張機構、室内熱交換器を順次
   連設してなる冷凍サイクルを備え、前記室外熱交換器を
   互に並列接続され、かつ風上側の第１室外熱交換器と、
   風下側の第２室外熱交換器に分割して構成し、前記第１
   室外熱交換器の液側と圧縮機の吐出側間にバイパス管を
   接続し、このバイパス管に第１室外熱交換器の温度を検
   出するコイル温度サーミスタによって開閉する電磁二方
   弁とバイパス用キャピラリチューブを設けた空気調和機
   。