JPS6316662Y2 - - Google Patents

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JPS6316662Y2
JPS6316662Y2 JP1984178237U JP17823784U JPS6316662Y2 JP S6316662 Y2 JPS6316662 Y2 JP S6316662Y2 JP 1984178237 U JP1984178237 U JP 1984178237U JP 17823784 U JP17823784 U JP 17823784U JP S6316662 Y2 JPS6316662 Y2 JP S6316662Y2
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heavy unit
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、プレハブ住宅等のユニツトの積荷
を施工現場までトラツク輸送する際の大型搬送車
から小型搬送車への積み換えを行う装置の構造の
技術分野に属する。
而して、この考案は、大重量ユニツト積荷を複
数個積載可能な11tトラツク等の搬送車の荷台か
ら混成輸送に用いられ、4t車等の小型搬送車の荷
台へ該大重量ユニツト積荷を1つ積み換えして施
工現場までピストン輸送をする際に用いるローラ
を装備している大重量ユニツト積荷積換装置に関
する考案であり、特に、工場出荷時に大重量ユニ
ツト積荷の四隅等のコーナに取り付けられて荷台
に介装されている支持体と、積み換える際に、該
支持体と、荷台に対する持ち上げ用のジヤツキを
有しており、更に、該支持体に一体化させる掛止
体を有している連結体とより成り、又、移動用の
ローラが該支持体と連結体の一方、或は、双方に
設けられて荷台に対する移動がし易いようにされ
ている大重量ユニツト積荷積換装置に係る考案で
ある。
〈従来技術〉 近時、周知の如く、民生用の屋舎や個人住宅の
需要は極めて根強いものがあり、注文建築等に対
して所謂プレハブ住宅等のユニツト構法による屋
舎住宅は工場で各ユニツトを製造し、施工現場へ
輸送して現地で据え付け、組み付け完成させる方
式のものであつて、そのコスト、及び、正確さ、
施工の短縮等数々の利点から広く用いられるよう
になつてきている。
而して、当該ユニツト構法による住宅や建物は
上述の如く、工場で各ユニツトを製造し、現地ま
で輸送する都合上所謂陸送方式がとられ、該ユニ
ツトは相当重量を有する大重量ユニツト積荷であ
るため、トラツク輸送を用いているのが一般的で
ある。
而して、所謂民生用屋舎や個人住宅について
は、都市部に於いても、地方に於いても、施工現
場は立地条件から所謂幹線道路や産業道路から離
れており、しかも、構築に際し道路も整備されて
いない場合が多く、したがつて、工場から据付施
工現場までは、該据付現場に近いほど道路事情が
良くない場合が屡々である。
ところで、工場で製造される該種大重量ユニツ
ト積荷は規格やユニツトの制約から相当重量があ
るため、輸送コストも無視出来ず、したがつて、
輸送上の効率の問題、コストの問題、及び、大型
ユニツトほど現地施工がし易く、工期も短縮され
る等の種々の条件から2ユニツトや3ユニツト
を、例えば、4tトラツク等の小型搬送車による多
回数輸送よりも11tトラツク等の大型搬送車によ
り一挙に大量輸送する方が極めて有効である。
さりながら、上述の如き道路事情による制約が
あるために、可能な限り11t等の大量搬送車で施
工現場まで輸送し、隘路から施工現場までは4tト
ラツク等の小型搬送車に積み換えして搬入する方
式がとられるようになつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 そこで、例えば、大重量ユニツト積荷を1回に
つき2つ11tトラツク等の大型搬送車に工場から
積み込んで幹線道路を輸送し、隘路では4tトラツ
ク等の小型搬送車に積み換えして施工現場まで輸
送する混成輸送方式をとることが行われ、第12
図に示す様に、工場出荷の際に、例えば、11tト
ラツクの大型搬送車1に対し、大重量ユニツト積
荷2を2個載架するに際し、その各四隅のコーナ
部に、第13図に示す様な支持台車3を介装さ
せ、所定部位に設けたローラ4,4…を介して移
動可能にし、載架するに際しては、該支持台車3
のピン孔5、及び、第14図に示す荷台6のピン
孔7を位置決めして移動防止ピン7により、該支
持台車3を荷台6に固定し、更に、該支持台車3
にネジ込み方式により固定用ピン8を植設して各
大重量ユニツト積荷2を該支持台車3上に載架
し、幹線道路を混成輸送し、一方、隘路から施工
現場までの4tトラツクの小型搬送車9を随伴走行
させ、該大型搬送車1が走行不能な隘路に来る
と、該小型搬送車9を第12図に示す様に、大型
搬送車1の後部に臨ませて両者の荷台相互をみち
板10、及び、ジヤツキ11を介して連結させ、
支持台車3、及び、荷台6に対する固定ピン7を
抜き取り、小型搬送車のウインチ12により大重
量ユニツト積荷2を大型搬送車1の荷台6から小
型搬送車9の荷台13に積み換えし、それから、
該大重量ユニツト積荷2を載架された小型搬送車
9は隘路を施工現場まで搬入する手段がとられて
いた。
さりながら、これまでの積み換え方式では、ま
ず、ジヤツキやウインチ12等の大型重機を用い
ねばならず、装備が大がかりになつて作業性が悪
く、能率が向上しないという難点があり、装備の
点でそれだけコスト高になる不利点もあり、又、
各大重量ユニツト積荷2を支持台車3に載架した
状態で輸送するために、輸送途中での激しい振動
を受けるために、該支持台車3のローラ4,4…
が破損し易く、保守点検整備交換を要するという
欠点があつた。
又、大重量ユニツト積荷2と大型搬送車1の荷
台6との間に介装する支持台車3の分だけ常に蒿
高になり、それだけ、大重量ユニツト積荷2の高
さに制限を受け、結果的に、大重量ユニツト積荷
2の設計の自由度が阻害されるという不具合もあ
つた。
又、小型搬送車9はウインチ等を装備するため
に、搬送車の特殊な改造が必要であるうえに、ウ
インチ等が大重量ユニツト積荷2と干渉してそれ
だけ荷台のスペースが制限され、その結果、大重
量ユニツト積荷2のサイズに設計上制限が加えら
れるという不具合があつた。
而して、例えば、実開昭55−20330号公報考案
に示されるように、大型荷物の四隅に支持用兼ジ
ヤツキアツプ用の金物を取り付けて安定用と持ち
上げ用の孔を設けたフツクを装備する技術もある
が、大重量のユニツト荷物を大型搬送車から小型
搬送車へ移し換えるには上述同様の問題があつ
た。
この考案の目的は上述従来技術に基づく大重量
ユニツト積荷の大型搬送車と小型搬送車の混成輸
送において、その積み換え時の問題点を解決すべ
き技術的課題とし、大型搬送車の小型搬送車によ
る混成輸送の潜在的利点を充分に生かしながら
も、積み換えがスムースに行え、大重量ユニツト
積荷の設計の自由度を何ら損うことなく、搬送車
の改造等も不要であり、保守点検整備もし易く故
障や破損もなく、反復使用が可能であつて経済的
にも充分メリツトがあり、作業もし易いようにし
て輸送産業における積荷載架技術利用分野に益す
る優れた大重量ユニツト積荷積換装置を提供せん
とするものである。
〈問題点を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は前述問題点を解決す
るために、プレハブ住宅用のユニツトや大型機械
装置等の大重量ユニツト積荷を工場から据付施工
現場まで陸上輸送にするに際し、工場からの出荷
時に、大型搬送車の荷台に複数個その荷台に積み
換えのコーナに支持体を介して荷積載架して固定
し、一方、小型搬送車の荷台には1つの大重量ユ
ニツト積荷を同様に荷積載架して幹線道路を施工
現場近くの隘路まで混成輸送し、該隘路に到達す
ると、小型搬送車のみがまず施工現場にその載架
大重量ユニツト積荷を搬入し、続いて、戻る小型
搬送車はその荷台と大型搬送車の荷台とをみち板
等を介して連結し、大型搬送車の荷台に載架され
ている大重量ユニツト積荷の各支持体に対して
は、連結体をしてその掛止体を介して連結固定
し、一方、支持体を大型搬送車の荷台に対する固
定を解き、連結体のジヤツキをして大重量ユニツ
ト積荷を各支持体ごと持ち上げ、該連結体、及
び、支持体の一方、又は、双方に設けたローラを
介して大型搬送車の荷台から連結された小型搬送
車の荷台へ大重量ユニツト積荷を積み換えするよ
うにし、これらの作業は全て手作業により効率良
く、スムースに行われ、小型搬送車の荷台に積み
換えされた大重量ユニツト積荷は上述操作とは逆
操作により連結体を各支持体から取り外し、支持
体をして小型搬送車の荷台に固定し、該小型搬送
車は隘路を施工現場まで積み換えをスムースに搬
入し、再び戻ることによりこれらの操作を反復し
て、順次大型搬送車から小型搬送車によるピスト
ン輸送で大量の大重量ユニツト積荷を輸送搬入す
ることが出来るようにし、輸送中途の大重量ユニ
ツト積荷は単に支持体を介して荷台に載架される
ために、各荷台のスペースは充分に利用され、
又、大重量ユニツト積荷のサイズの設計、及び、
製造中の制約とはならないようにされた技術的手
段を講じたものである。
〈実施例−構成〉 次に、この考案の実施例を第1〜11図に基づ
いて説明すれば以下の通りである。尚、全ての実
施例における共通態様部分には同一符号を付して
説明するものとし、又、第12〜15図と同一態
様部分は同一符号を用いて説明するものとする。
第1〜7図に示す実施例において、この考案の
要旨を成す大重量ユニツト積荷積換装置14は、
第4図に示す様に、積み換え作業に際し一体化さ
れるように、第1,2,3図に示す様な連結体1
5、及び、支持体16と副連結体17から成つて
おり、これらを各治具ごとに説明すると、まず、
連結体15については外形直方体型のホルダ18
の1つの側面には上下に対向する掛止体としての
フツク19,19′が一体固定されており、又、
その内部の略下半分には断面方形の腔部20が穿
設されており、上部の肉厚部21には上下方向に
中心部に於いて、めねじ22が刻設されており、
又、上記フツク19,19′が設けられている反
対側の面の上下一側寄りには横方向にめねじ2
3,23が刻設されている。
而して、該ホルダ18の上部肉厚部21のめね
じ22に対しては、ボルト24が螺装されるよう
にされており、その下端の細径25の内部には下
側からめねじ26が刻設されている。
又、該ホルダ18の内部下半分の腔部20に対
しては、ローラベアリング27を介して孔28を
上部に上下方向に穿設されたフオーク29が挿入
され、ワツシヤ30を介しボルト31が該フオー
ク29の孔28を挿通する上記ボルト24のシヤ
ンク25のめねじ26に螺合して、該フオーク2
9をホルダ18の腔部20にセツトするようにさ
れ、又、該フオーク29の下側の両側の孔32,
32に対してはピン33が移動用に用いられるロ
ーラ34を遊支してピン35により抜け止めされ
るようにされ、したがつて、該連結体15はボル
ト24,31を介してホルダ18内にフオーク2
9、及び、ローラ34、及び、ローラベアリング
29を、第6図に示す様に、一体組み付けされ、
ボルト24を回動することにより、ホルダ18に
対するローラ34の、第6図に示す様な収納状
態、及び、第7図に示す様な突出状態にし得るよ
うな一種の治具として1ユニツト化されている。
そして、第2図に示す支持体16は、大型搬送
車1の荷台6(小型搬送車9の荷台13の場合も
同様であるが)テーパ状の固定穴36に対する固
定用の截頭円錐形のストツパ37を裏面から下向
きに一体的に突出させている(第2図に於いては
斜視図の都合上示されていないが)三角形状の支
持台38には大重量ユニツト積荷2の横移動防止
フランジ39,40が一体的に垂立して形成され
ており、一方のフランジ40の側面には該支持体
16をして荷台6,13に設けられた図示しない
固定ネジ穴に一致するネジ穴41を刻設されたブ
ラケツト42がその下部に一体固定されていると
共に、同側面には上記ホルダ18の掛止体として
のフツク19,19′に対応するフツク43,4
3′が一体的に形成されている。
したがつて、図示する様に、ホルダ18はその
フツク19,19′を支持体16のフツク43,
43′に横方向からスライドして係合することに
より、支持体16と連結体15を掛止して一体化
固定されるようにされている。
又、第3図に示す副連結体17は長方形状のプ
レート44の上部一側寄りにこれに直交する形で
プレート45が一体的に固定して設けられてお
り、該プレート45の上下には所定間隔を介し平
行して一対の長孔46,46が穿設されて、上記
ホルダ18の一側面のネジ穴23,23に螺合す
るボルト47,47が遊挿されている。
又、該長方形のプレート44の略中央部、及
び、下部にはブラケツト48,48が一体的に固
定延設されてピン49を介し、大型搬送車1、及
び、小型搬送車9の荷台6、及び13の垂立外側
面に対するサイドローラ50を遊支している。
そして、これらの連結体15、及び支持体1
6、及び、副連結体17は連結体を組み付け、一
体的にユニツト化した治具として用意し、更に、
副連結体17をも組み付けしてユニツト化治具と
して用意しておくことにより、連結体15はフツ
ク19,19′の支持体16のフツク43,4
3′に対する横方向からのスライド係合により、
又、副連結体17をそのプレート45をしてボル
ト47,47をホルダ18のめねじ23,23に
螺合させることにより、三者は一体組み付けされ
て、第15図に示す様な積換装置14とすること
が出来、又、上述とは逆操作により、三者は相互
に分解されてユニツト化治具とすることが出来、
各大型搬送車1、又は、小型搬送車9の所定部位
に格納しておくことが出来る。
〈実施例−作用〉 而して、プレハブユニツトの大重量ユニツト積
荷2を工場から可及的大量に能率良く施工現場ま
で陸上輸送するに際し、大型搬送車1と小型搬送
車9の混成輸送により、まず、1混成搬送車群に
3個の大重量ユニツト積荷2,2,2を荷積して
輸送するに際し、上述の如く所定部位に格納して
おいた積換装置14の、第2図に示す支持体16
をして1つの大重量ユニツト積荷2の四隅のコー
ナに介装してブラケツト42のネジ穴41を荷台
6、及び、13の図示しないネジ穴にボルトを介
して固定し、該各支持体16に対し、大重量ユニ
ツト積荷の四隅のコーナ部を位置決めして大型搬
送車1には2つの大重量ユニツト積荷2,2を、
又、小型搬送車9に対しては1つの大重量ユニツ
ト積荷2を荷積固定する。
そして、大型搬送車1と小型搬送車9の混成ト
ラツクにより3個の大重量ユニツト積荷2,2,
2を輸送する。
尚、複数台の大型搬送車1に各々2個づつの大
重量ユニツト積荷2,2を荷積し、1台小型搬送
車9に1つの大重量ユニツト積荷2を荷積して複
数混成輸送、即ち、数台の搬送車1と1台の小型
搬送車9で混成輸送するようにしても良い。
而して、幹線道路を走行し、施工現場の近くの
隘路に到達すると、まず、小型搬送車9のみがそ
の1つの大重量ユニツト積荷2を施工現場まで輸
送して荷卸しし、戻つて来ると、第11図に示す
様に、大型搬送車1と小型搬送車9の荷台6,1
3との間にみち板10を渡設して荷台6,13相
互を連通させ、スタンド11′,11′で両者の荷
台6,13の後端を支持し、そこで、各支持体1
6のブラケツト42と大型搬送車1の荷台6との
ボルトを取り外して各支持体16をフリーにす
る。
そこで、所定の格納場所より連結体15を取り
出して、そのホルダ18のフツク19,19′を
支持体16の側方からそのフランジ40のフツク
43,43′に側方から侵入させて係合一体化す
る。
尚、この場合、連結体15のホルダ18のボル
ト24を、第6図に示す様に、回転させることに
よりフオーク29、及び、ローラ34をホルダ1
8の内部に完全に収納した状態にして、上記係合
一体化をし易くする。
そして、各連結体15のボルト24をそのヘツ
ドを介して適宜に逆転させることにより、第7図
に示す様に、フオーク14をしてホルダ18から
突出させ、ローラ34が荷台6に当接しているこ
とにより、反作用を介してホルダ18が上昇し、
したがつて、フツク19,19,43,43′を
介して該ホルダ18に一体化されている支持体1
6を介し、大重量ユニツト積荷2は荷台6から上
昇し、ストツパ37は固定穴36から外れる。
したがつて、大重量ユニツト積荷2は各支持体
16ごと所定間隔で上昇した状態になる。
そこで、該連結体15のホルダ18に対し、第
3図に示す副連結体17を側方からそのプレート
45をホルダ18のめねじ23,23のある側面
に当接させ、該プレート45の長孔46,46を
介してボルト47,47をホルダ18のめねじ2
3,23に位置決め調節して、サイドローラ50
が荷台6の垂立側面に当接するようにして捩じ込
み、したがつて、連結体15、支持体16、副連
結体17は一体化され、しかも、大重量ユニツト
積荷2の側面に於いて、各サイドローラ50が荷
台6の側面に当接することにより、横方向へのガ
タツキは防止される。
そこで、大重量ユニツト積荷2を小型搬送車9
側に手作業により押すことにより、各ローラ34
を介して大重量ユニツト積荷2は、第10図矢印
に示す様に、みち板10を介して大型搬送車1の
荷台6から小型搬送車9の荷台13に転入積み換
えされる。
当該プロセスにおいて、大型搬送車1の荷台6
と小型搬送車9の荷台13の幅が異なる場合に
は、副連結体17のプレート45のボルト47,
47を長孔46,46に対して調節することによ
り、連結体15のホルダ18に対し、副連結体1
7が側方変位してサイドローラ50の小型搬送車
9の荷台13に対する当接を調整することが出来
る。
而して、このようにして小型搬送車9に積み換
えされた大重量ユニツト積荷2は上述操作と逆操
作により、連結体15、副連結体17を解離さ
れ、荷台13に降下されてストツパ37が固定穴
36に座着して大重量ユニツト積荷2は充分に低
い状態で小型搬送車9の荷台13に荷積され、支
持体16のブラケツト42と荷台13をボルトに
より固定して隘路を走行して施工現場まで行き、
大重量ユニツト積荷2を荷卸しした後、再び大型
搬送車1に戻つて上述作業を反復し、各大重量ユ
ニツト積荷2をピストン輸送することが出来る。
したがつて、このような作業を行うことによ
り、複数台の大型搬送車1に各々2個づつの大重
量ユニツト積荷2,2を荷積して大量輸送しても
1台の小型搬送車9による能率的な施工現場への
大重量ユニツト積荷2の輸送が行える。
又、第8,9図に示す実施例は、上述実施例の
連結体15のローラ34を省略したフオーク2
9′のみをホルダ18内に内装するようにし、一
方、支持体16のフランジ39の外側面に凹部5
1を形成させてボルト52を螺装しておき、連結
体15′のボルト24によるフオーク29′の相対
突出により、第9図に示す様に、ホルダ15′を
上昇させて支持体16′ごと大重量ユニツト積荷
2を大型搬送車1の荷台6から充分に上昇させた
状態で、該支持体16′のフランジ39の凹部5
1に対し、ローラ53を有するキヤスタ54の足
をボルト52によつて取り付け固定し、そこで、
再びボルト24を逆操作することにより、支持体
16′ごと大重量ユニツト積荷2を下降させるこ
とにより、該キヤスタ54のローラ53を荷台6
に座着させるようにして大型搬送車1の荷台6か
ら小型搬送車9の荷台13に転入積み換えさせる
ことが出来る。
尚、当該実施例において、副連結体17は前述
実施例同様に使用出来るものである。
而して、積換装置14は、反復使用するもので
あるがために、不測にして連結体15のローラ2
7が破損したような場合には上述実施例等によ
り、使用の弾力性が図れる利点が生じるものであ
る。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、副連結体側
に荷台に対するローラを設けたりする等種々の態
様が採用可能である。
又、適用対象はプレハブ住宅用の大重量ユニツ
ト積荷のみならず、例えば、製造工場に於ける工
作機械等の大重量ユニツト積荷に対しても、又、
適宜コンテナ等の大重量ユニツト積荷の輸送に際
しても適用出来るものである。
〈考案の効果〉 以上、この考案によれば、基本的に、プレハブ
住宅ユニツト等の大重量ユニツト積荷を大量に効
率良く施工現場まで陸上輸送にするに際し、複数
の大重量ユニツト積荷を大型搬送車と小型搬送車
との混成輸送を行うメリツトを充分に生かしなが
ら、該大型搬送車から小型搬送車間の荷台への積
み換えに際し、ウインチ等の大型重機を何ら使用
することなく、手作業により出来るために作業が
し易く、能率的に行えるという優れた効果が奏さ
れ、又、積換装置の各ユニツト化治具は小さく、
格納するに何ら手間をとらず、又、大重量ユニツ
ト積荷と荷台との間のスペースは単なる支持体だ
けで良いために、荷台に対するスペースや大型搬
送車や小型搬送車の空間を充分に利用出来るため
に、大重量ユニツト積荷の設計サイズにそれだけ
自由度が出来、製造をプラスする優れた効果が奏
される。
又、輸送途中では、大重量ユニツト積荷と荷台
との間に何らローラ等が介装されないために、振
動によるローラの破損等もなく、したがつて、装
置の耐久性が向上し、保守点検整備交換等もほと
んど不要であるという効果があり、そのため、装
置の小型化、及び、耐久性によるコストダウンを
図れるという効果も奏される。
又、大型搬送車や小型搬送車に上述の如くウイ
ンチ等が設けられなくて済むために、搬送車の改
造等も必要なく、この点からもコストダウンが図
れ、搬送車の汎用性も何ら阻害されないという効
果も奏される。
そして、搬送車の荷台には上述の如く、ウイン
チ等も不要であるために、他の目的のためにも搬
送車が使用出来るという弾力性がある効果もあ
る。
又、積換装置は上述の如く、小型にユニツト
化、自由化されて、しかも、分解が出来るために
格納がし易く、したがつて、多くの大型搬送車と
1台の小型搬送車の混成輸送に際しても、1つの
装置だけを格納するだけで良いために、格納がし
易く場所をとらないうえに、ピストン輸送に際
し、高頻度に反復使用出来るという利点もある。
而して、この考案においては大重量ユニツト積
荷のコーナ部に設けられた支持体に荷台の上面に
対する支持ローラと、連結体には該支持体の側面
に対するサイドローラとが取り付けられているこ
とにより、大型搬送車から小型搬送車へ荷台を介
して大重量ユニツト荷物を輸送するに際し極めて
スムースに搬送出来るのみならず、横方向への搬
送途中でのガタツキが防止されてスムースに振動
や揺動なく搬送することが出来る効果が奏され
る。
又、連結体には支持体に荷台に対する支持ロー
ラの高さを調節するジヤツキが設けられているた
めに、大型搬送車から小型搬送車へ荷台を介して
大重量ユニツト積荷を搬送するに際して上下方向
に不測の揺動や振動をなくして適正なレベルで搬
送することが出来るために、搬送中途における大
重量ユニツト積荷が転倒する等の虞もないという
安全上の効果もある。
そして、先述の如く、かかる高頻度の反復使用
にもかかわらず、耐久性に富むという半永久的な
効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1〜11図はこの考案の実施例の説明図であ
り、第1図は1実施例の連結体の分解図、第2図
は支持体の斜視図、第3図は副連結体の斜視図、
第4図は積換装置の背面図、第5図は同側面図、
第6図は大重量ユニツト積荷に対する支持体と連
結体の荷台の取付部分縦断面図、第7図は同荷台
に対する支持体と大重量ユニツト積荷の持ち上げ
状態部分縦断面図、第8,9図は他の実施例の第
6,7図対応部分縦断面図、第10図は大型搬送
車から小型搬送車の積み換えの積換側面図、第1
1図は第10部分拡大側面図、第12図は従来態様
の第10相当側面図、第13図は第12図の従来態
様支持台車の斜視図、第14図は第12図部分拡
大側面図、第15図は従来態様の小型搬送車の斜
視図である。 1……大型搬送車、6……荷台、9……小型搬
送車、13……荷台、34……ローラ、2……大
重量ユニツト積荷、14……積換装置、16,1
6′……支持体、24……ジヤツキ、19,1
9′……掛止体、15,15′……連結体、50…
…サイドローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大型搬送車の荷台から小型搬送車の荷台へのロ
    ーラと支持体とを有する大重量ユニツト積荷積換
    装置において、該大重量ユニツト積荷の各コーナ
    に取り付けられる支持体と上記荷台に対するジヤ
    ツキを有すると共に該支持体に対する掛止体を有
    する連結体とより成り、該連結体と支持体に荷台
    の上面と側面とに対するローラとサイドローラと
    が取り付けられていることを特徴とする大重量ユ
    ニツト積荷積換装置。
JP1984178237U 1984-11-26 1984-11-26 Expired JPS6316662Y2 (ja)

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JP5905814B2 (ja) * 2012-11-27 2016-04-20 株式会社五常 変電設備の設置構造及び設置方法
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JPS5520330B2 (ja) * 1975-03-28 1980-06-02
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