JPS63165210A

JPS63165210A - 分散供給装置

Info

Publication number: JPS63165210A
Application number: JP31426386A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Oshima; 大志万　靖
Original assignee: Yamato Scale Co Ltd
Current assignee: Yamato Scale Co Ltd
Priority date: 1986-12-26
Filing date: 1986-12-26
Publication date: 1988-07-08
Anticipated expiration: 2011-11-20
Also published as: JP2556316B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、物品を複数の径路へ向けて均等に分散供給
する装置にか！す、特に組合せはかりの各計量ホッパへ
物品を均等に供給するための装置に関する。

〔従来の技術〕

組合せはかりにおいては、中央に供給された物品を、そ
の周囲に配置された計量ホッパに分散供給することが打
われている。これを第４図によって説明すると、パケッ
トコンベヤ１、水平フィーダ２等によシ、物品３を漏斗
状の供給ファンネル４内に供給する。供給ファンネル４
の直下には笠状の分散テーブル５が位置し、この分散テ
ーブル５は物品をその周囲に放射状に設けた直進フィー
ダ６．６・・・に供給する。直進フィーダ６．６・・・
の先方には供給ホッパ７．７・・・がそれぞれ位置し、
各供給ホッパの下方には計１ホッパ８．８・・・がそれ
ぞれ位置する。各計量ホッパ８．８・・・　が排出した
物品は集合シュート９によって集め、袋または箱のよう
な容器に充填する。

分散テーブル５は、振動を与えられない場合も存するが
、多くの場合、加振器１０によって、上下振動、偏心振
動、または螺旋状振動などを与えられている。また、直
進フィーダ６．６・・・も加振器１１．１１・・・によ
って、上下振動または水平振動を与えられている。各計
量ホッパ８．８・・・には例えばロードセルのような適
当な計量機構１２．１２・・・がそれぞれ結合されてい
る。

各計量ホッパ８．８・・・内の物品の重量は、電子計算
機１３によって種々の組合せ加算が行われ、の条件に適
合しているから物品がシュート９内へ排出される。空に
なった計量ホッパへはその上方へ位置する供給ホッパ７
．７・・・から直ちに物品が再供給され、空になった供
給ホッパへは、対応する直進フィーダ６．６・・・の加
振器１１．１１・・・を動作させることによって、物品
が再充填される。

上述した装置の組合せ計量の精度を高めるためには、各
計量ホッパ８．８・・・内の物品の重量を可能な限り高
度に規制することが有効である。例えば、組合せの目標
値を３００グラムとし、その組合せを３台の計量器によ
って得ようとするならば、各計量ホッパ内の物品が１０
０グラムを中心に可及的に小さな偏差で分布するように
規制する。

このような、各計量ホッパ８．８・・・への物品供給量
の規制は、各直進フィーダ６．６・・・上の物品の層厚
りを可及的に所定値に保ち、供給ホラ６゜・・・の振動損傷及び運転時間を所定値に規制すればよ
い。そして、各直進フィーダ６．６・・・上の物品の層
厚りの調節は、供給ファンネル４の下端と分散テープ／
Ｌ１５との間隔を調節して行う。なお、供給ファンネル
４及び分散テーブル５の中心軸の不一致や、装置の煩き
などがあれば、物品が各直進フィーダ６．６・・・上に
均等な、・層厚で供給されなくなるので、その場合は供
給ファンネル４を水さが大きく変動すると、直進フィー
ダ６．６；・・上の物品の厚さｈを所定値に維持できな
くなるの〔発明が解決しようとする問題点〕被計量物品が、例えばボテトチラグのように、見掛は比
重が軽くかつ単体の寸法が大きなものは、供給ファンネ
ル４の内部やその下端の出口附近でブリッジ（停滞現象
）を起こし易く、また、ブリッジの発生に至らなくても
流動性が悪くて移動が円滑に行われない。このような場
合は、直進フィーダ６上の物品の層厚を十分規制し難く
なる。

この発明は、このような流動性が悪い物品の場合でも、
各計量ホッパへの物品の供給量を高度に規＆３　Ｌ得て
、高い組合せ計量精度を実現することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明による分散供給装置は、上述の従来技術と同様
に、漏斗状の供給ファンネ／１７４、分散テーブル５及
び放射状に配置された複数の振動型直進フィーダ６．６
・・・を有し、更に上記供給ファンネルにはこれに振動
を与える手段が附設されている。

供給ファンネルに与える振動の形態は、水平面内での円
運動または単方向往復運動、上下運動等自由である。そ
して、この振動は物品の性状に応じて振幅または周期を
変えたり、振動を間歇的に印加してそのデユーティサイ
クルを変えることもできる。また、この振動は、組合せ
計量動作を中止しているときや、分散テーブル５や直進
フィーダ６．６・・・が一時停止状態にあるときは、こ
れて連動して休止するようにしてもよい。

〔作　　用〕

上述のように、供給ファンネル４に摂動が与えられるた
めに、その内部での物品の流動性が高まり、ブ惧ツジの
発生を防ぎ、物品の排出を円滑にすることができる。

なお、物品の種類によっては、過度に振動を与えると見
掛は比重が高まり、いわゆる締った状態になって、却っ
て流動性が損：ｂれることもある。

従って、物品の性質に応じて、振動の振幅または周期を
調節したシ、振動を間歇的にしてそのデユーティサイク
ルを調節したりすることが望ましい。

また、上述のような流動性の阻害は、分散テーブル５や
直進フィーダ６．６・・・が一時的或いは継続的に停止
状、熊にあるときに起り易いから、供給ファンネルへの
振動の口重は、分散テーブル５や直進フィーダ６．６・
・・の運転と連動させることが望ましい。

〔実　施　例〕

第１図及び第２図において、供給ファンネル４の中途に
フランジ２１が設けられ、このフランジは屑状の突出部
２２を有する。２３は供給ファンネル４が挿入される窓
孔２４を有する支持板で、フランジ２１は連結棒２５．
２５・・・によって支持板２３に支持されている。連結
棒２５．２５・・・とじては、自由に撓曲しうるゴム材
やコイルばね等を使用する。２６は支持板２３に取付け
たギャードモータで、その回転軸２７には偏心軸２８が
接続され、偏心軸２８はフランジ２１の突出部２２に連
結されている。

２９．２９は支柱で、その上部には螺条３０．３０が形
成されており、これに雌螺筒３１．３１が螺合している
。雌螺筒３１．３１を抱持する昇降部材３２．３２から
は水平腕３３．３３には滑動部材３４．３４が嵌められ
、滑動部材３４．３４間には平行な梁３５．３５が渡さ
れている。支持板２３の一端の両隅には滑動部材３６．
３６が設けられ、各滑動部材３６．３６は共に梁３５．
３５に跨って嵌められている。３７．３７は滑動部材３
４．３４に固定するための螺子、３８．３８は滑動部材
３６．３６を固定するための螺子である。

供給ファンネル４の直下には分散テーブル５が位置し、
１０はこれを駆動する加振器である。分散テーブル５の
周囲には放射状に直進フィーダ６ａ。

ａｂ、　ｅａ　・−・６ｎが位置し、ｌｌａ　〜ｌｌｎ
はそれぞれこれらの直進フィーダを駆動する。加振器で
ある。

第３図は電気回路を示し、３９ａ、３ｑｂ・・・３９ｎ
はそれぞれ２連型のスイッチであり、これらスイッチを
閉じるとそれぞれ加振器ｘｘａ、　ｘｘｂ・・・１１ｎ
が交流電源４０に接続され、かつ何れのスイッチを閉じ
た場合もギャードモータ２６及び加振器１０が交流電源
４０に接続されるようになされている。

上述の装置において、第４図に示した供給ホッパ７．７
・・・のうちの成るものが空になると、スイッチ３９ａ
、　３９１）・・・３９ｎのうちの対応するものが一定
時間閉成し、加振器１１ａ、　１１１）・・・ｌｌｎの
うちのこれに接続されたものと、ギャードモータ２６と
加振器１０とに通電される。その結果、空になった供給
ホッパの上の直進フィーダが動作して、所定量の物品を
空の供給ホッパへ投入し、その直進フィーダ上へは分散
テーブル５上から同じ量の物品が供給され、分散テーブ
ル５上へは供給ファンネル４から物品が降下する。供給
を終ると、動作していた加振器及びギャードモータは停
止するので、物品の移動は停まる。

上述の物品の移動中、ギャードモータ２６の回転により
軸２８が偏心回転し、フランジ２１を水平面内で振動さ
せる。これにより供給ファンネル４が摂動して、その内
部では物品の移動が円滑に行われる。そして、供給ファ
ンネル４の振動は、空になった供給ホッパへ物品を投入
する時だけ行われるので、内部の物品が不必要に振動を
受けて締まるのを防ぐことができる。

なお、上述の実施例では、ギャードモータ２６の偏心軸
２８によって供給ファンネル４のフランジ２１に水平振
動を与えているが、供給ファンネル４を支持板２３に直
接固定し、滑動部材３６．３６を梁３５．３５に沿って
振動させ、或いは滑動部材３４．３４を水平腕３３．３
３に沿って振動させ、更に昇降部材３２．３２と水平腕
３３．３３との間で上下振動を発生するようにしてもよ
い。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によるときは、振動により供給
ファンネル内での物品の流動性が高められるので、ブリ
ッジを発生し易い物品の場合でも、円滑に物品を分散テ
ーブル上に降下させることができ、これにより各計量ホ
ッパへ供給される物品の量を効果的に規制することが可
能になり、結果的には組合せ計量の精度の向上に貢献す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施した分散供給装置の側面図、第
２図は同実施例の一部切除平面図、第３図は同実施例の
電気回路図、第４図は従来の分散供給装置を使用した組
合せはかりの側面図である。４・・・供給ファンネル、５・・・分散テーブル、６ａ
〜６ｎ・・・直進フィーダ、１０・・・加振器、ｌｌａ
〜ｌｌｎ・・・加振器、２６・・・ギャーモモータ（振
動印加手段の一部〕、２８・・・偏心軸（振動印加手段
の一部）。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）中央へ供給された物品を周辺へ向けて均等に分散
する分散テーブルと、この分散テーブルの中央上方に配
置された概略漏斗状をなす供給ファンネルと、上記分散
テーブルの周囲に放射状に配置された複数の振動型直進
フィーダとを有し、上記供給ファンネルにこれに振動を
与える手段を附設したことを特徴とする分散供給装置。
（２）特許請求の範囲第１項において、上記供給ファン
ネルに与えられる振動は間歇振動であることを特徴とす
る分散供給装置。
（３）特許請求の範囲第１項において、上記供給ファン
ネルへの振動印加は、上記振動型直進フィーダにおける
振動印加に同期して行われることを特徴とする分散供給
装置。
（４）特許請求の範囲第１項において、上記分散テーブ
ルは振動型分散テーブルであり、上記供給ファンネルへ
の振動印加は、上記分散テーブルにおける振動印加に同
期して行われることを特徴とする分散供給装置。