JPS63164836A

JPS63164836A - リング状ド−ナツの押し出し成形装置

Info

Publication number: JPS63164836A
Application number: JP30884486A
Authority: JP
Inventors: 茂青木
Original assignee: Rheon Automatic Machinery Co Ltd
Current assignee: Rheon Automatic Machinery Co Ltd
Priority date: 1986-12-26
Filing date: 1986-12-26
Publication date: 1988-07-08
Also published as: EP0273760A2; JPH046322B2; EP0273760A3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、リング状ドーナツの白ｆＪＩ　Ｍ　ｍ装置に
関し、特に、リング状ドーナツの成形が容易であるとと
もに、任息のサイズのドーナツを成形可能なリング状ド
ーナツの押し出し成形装置に関する。

（従来の技術）リング状ドーナツ製造においては、小麦粉、バター、卵
、砂糖、ミルク、その他の材料を混合攪拌し、比較的流
動性の高い材Ｆｌ（以上材料と称する）をリング状に成
形して、加熱されている油に落下させ、フライにするこ
とによって製造される。

従来一般に用いられているリング状ドーナツ製造装置に
おいては、例えば、実公昭５６−１８２８７号公報等に
示されているように、内外２重の筒部材の一方を摺動可
能に設け、内筒の下部に所定の間隔を介して円板状のカ
ッタディスクを設け、該ディスクと内筒との間にリング
状の開口を形成している。

そして、リング状ドーナツの材料を前記間口から押し出
し、その後で、外筒を摺動さＵて開口を閉じるようにす
ることによって切断を行うようにしている。また、前記
￥Ｊ造装置の材料排出口番ユ、フライヤーの油の上に位
置されているので、成形されたリング状ドーナツの材料
は、σちに所定の潟痕に加熱された油によってフライさ
れるようになる。

さらに、上記した従来例においては、リング状ドーナツ
の内部にぜり−、クリーム等の他の材料を充填して形成
した複合食品として生産を行うことが出来るような装置
として構成されたものが示されている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記したような従来のリング状ドーナツ
製造装置においては、前記従来例に示されるように、ノ
ズル部材よりリング状ドーナツの材料を排出させるため
には、圧縮空気等による加圧手段を用いるか、或いは材
料収容タンク部分全体を加圧するような加圧￥Ｆ置を用
いることが必要とされている。

したがって、従来の製造装置においては、材料の加圧等
のための装置が比較的高価であるとともに、！ＪＪ造装
訂全体の機構が複雑であり、その制御が困難である等の
問題を有している。

また、ドーノツのサイズ等を変化させることは、従来の
装置においては、比較的困難なものであり、お客の需要
に十分に対応が出来ない等の多くの問題点を有していた
のであった。

（発明の目的）本発明は上記したような従来の５Ａ置の欠点を解消する
もので、材料の押し出しのための機構を簡素化するとと
もに、材料の押し出し闇の調節を容易に出来るような装
置を１２供することを目的としている。

（問題点を解決するための手段および作用）本発明のリ
ング状ドーナツの押し出し成形装置は、攪拌用の羽根を
有するホッパーと、該ホッパーの下部に摺動可能なシャ
ッター、ピストンとをそれぞれ一対ずつ設けるとともに
、該ピストンの）部に下部室を形成し、該下部室を介し
て成形部材を設け、該成形部材を内筒に対して外筒が摺
動するようにして設けている。

そして、本発明のリング状ドーナツの押し出し成形装置
においては、該シャッターを閏じた後でピストンを移動
させ、該ピストンによって材料を成形部材の下部に設け
たリング状の開口より押し出し、その後で、外筒を摺動
させることによって切断を行い、リング状ドーナツを形
成するようにしている。

さらに、本考案のリング状ドーナツの押し出し成形装置
においては、ピストンのストロークを変化させることに
よって、リング状ドーナツのサイズを変化させることが
出来るようになっているので、該リング状ドーナツの大
きさ等を任意に形成覆ることが可能になる。

（実施例）図示される例にしたがって、本発明のリング状ドーナツ
の押し出し成形装置を説明する。

第１図に示されるように、本発明のリング状ドーナツの
押し出し成形装置においては、上部にホッパー１０を設
け、該ホッパー１０の下部に、上部室１７を設けている
。このホッパー１０内には、閉口に設けた軸１１にアー
ム１２を介して羽根１３を設けており、該羽根によって
ホッパー１０内に収容されたリング状ドーブツの材料が
攪拌されるとともに、下部室１７に向けて送り込まれる
ようになる。

また、前記ホッパー１０の両側部には、走行輪１５が形
成されており、該走行輪１５が案内レール１６に沿って
移動することによって、ホッパ一部材を移動させ、その
下部の装置を修理点検または清掃することが容易に出来
るように構成している。

前記ポツパ一部分の下部には、下部フレーム２５が設け
られており、該下部フレーム２５には、前記上部室１７
に対応する位置に、下部室１８が形成されている。

イして、前記下部室１８の上部分に、開閉可能な状態で
シャッター２０設けている。このシャッターは、前記上
下の質の間を遮断することが出来るように、左右から出
入可能な状態で設けられている。さらに、本発明の一対
のシャッターは、この装置の左右両側に設けた駆ｆｊｌ
軸２２．２２ａに対して、それぞれ揺動部＋４２１．２
１ａを介して連動された状態で、前記開口を開閉出来る
にうにされている。

前記シャッターの手向には、シャッターと同様に、左右
一対のピストン３０．３０ａ、ｌけられている。このピ
ストン３０は、先端部が垂直面で形成され、その下部に
下りに向けて斜めに切り欠いた形状の面が形成されてい
る。

したがって、該ピストン３０を閉じると、上部は閉じら
れるが、そのｍじ面の下方には、略山型の部分が形成さ
れるとともに、該ピストン３０．３０ａを閉じる際の動
作によって、下部室１８内の材料が加圧されて、その加
圧される材料は成形部材下部の開口から排出されるよう
になる。

前記下部室１８の下部には、成形部材４０が設けられて
いる。この成形部材４０は、下部フレーム２５に対して
固定されている内筒・１１と、その内筒の内部に貫通す
る軸弁支持部４２を介して設けられた弁４３、および、
内筒の外側に活動される外ｆｎ４５とから構成される。

これらの外１ｉ１４５は、被係合リング４５を介して、
駆動＠４９によって揺動されるアームによって駆動され
るようになっている。

これらの本発明のリング状ドーナツの即し出し成形装置
を構成する各部材は、第２図に示されるようにして設け
られている。つまり、下部室１８の上部には、それぞれ
左右一対のシャッター２０．２０ａ、および、ピストン
３０．３０ａが設けられ、該下部室１８の下には、７Ｍ
数四の成形部材４０．４０・・・・・・が下方に突出し
た状態で形成されている。

本発明の成形部材４０としては、図示されるように、円
筒状の内１ｉ４１の下には、弁４３が所定の間隔を介し
て設けてあり、さらに、内筒４１の外面には外ＦＩ４５
が活動可能に設けられる。該外筒４５は、その周囲に環
状の突起４６．４６ａを設けており、該突起の間にアー
ム４８の係止部４７が係合されるようになっている。

本発明の上記実施例の場合に、駆動軸４９によって揺動
されるアーム４８は、その先端部が２又状に形成されて
いて、該アームの先端部に設けた係止１１４７が前記外
１ｍ４５の周囲に設けた突起間の溝に係合され、該駆動
軸４９が駆動されることによって、外筒４５を上下動さ
せ、それによって、間口４４を開閉出来るようにする。

本発明の上記した装置において、その各構成部材の動作
によるリング状ドーナツの成形動作は、第３図ないし第
１１図に示されるようになる。第３図に示されるように
、ホッパー１０内に収容された材料を羽根１３によって
下刃に掻ぎ集める。しかる後に、上部室１７、下部室１
８との間にシャッター２０．２０ａを差し込み、下部室
を区画するようにし、その後で、ピストン３０．３０ａ
をイれぞれ互いに接近する方向に駆動する。

その動作によって、下部室内部に収容された材料は、圧
力が上昇し、弁４３と内筒４１の下部との間の開口４４
から次第に押し出され、リング状の突出部Ｄ１を形成す
るようになる。

さらに、ピストン３０．３０ａの先端部が完全に接近す
る状態になると、装置において設定された量の材料がリ
ング状Ｄ２に排出されることになり、該リング状部分Ｄ
２を外ｒＦＡ４５の１時によって切断することによって
、リング状ドーナツの形状のリングＤ２が切り取られ、
下部に設けられているオイルバスの中に落下し、フライ
されることになる。

なお、本発明のリング状ドーナツの押し出し成形装置に
おいて、上記ピストン３０のストロークは、駆動軸３７
によって容易に変化させ得るものであり、さらに、一方
のピストン３０を駆動軸から外１と、一方のピストン３
０のみが駆動され、全部を駆動する場合に比較して、そ
の半分のボリュームのリング状ドーナツを形成すること
が出来るようになる。

また、本発明の実施例においては、リング状ドーナツの
ボリュームは、両方のピストンのストロークの調節を行
う場合、または、片方のピストンのス１〜ロークの調節
を行うこと等によって、任意に調節が可能である。

本発明の上記実施例において、羽根１３、シトツタ−２
０、ピストン３０、および、成形部アーム４８の１ヱ動
の動作は、それぞれ第５図のタイムチャートに示される
ような状態で連動されるようになっている。この第５図
に示されるブーヤードにおいて、■は非作動状態を、■
は作動状態をそれぞれ示している。

第５図のタイムチャートに示されるように、竹動開始誤
同特に、シャッター２０は閉じる方向に移、勤され、そ
のシャッター２０の移動と同時に、アーム４８が揺動さ
れて、外筒４５を情報に移動させ、開口４４を形成する
。

シャッター２０が閉じられたことをリミットスイッチに
よって検知すると、ピストン３０が移動を開始され、所
定の時間Ｔ２１１に完全に閉じられる状態になる。そし
て、前記ピストンが閉じられることによって、下部室１
８の圧力が上昇するので、材料は成形部の開口から押し
出されることになる。

前記所定の時間Ｔ２紅過後に、アーム４８が揺動され、
外筒４５がド降されて開口４４を閉じる動作を行い、間
口部から突出していたドーナツを切り離ず。これらの各
部材の移動の間、小ツバ−内の羽根１３は一定のタイミ
ングで駆動され、下部室１７に向けて材料を送り込む動
作を行う。

なお、本発明の実施例において、ピストンを閉じる動作
に連動させてアーム４８を揺動させるが、該ビス１ヘン
とアームの揺動、つまり、外１１４５のｆＩＪ作をとの
時点で開始するかを、任意に設定することが出来るもの
である。したがって、リング状ドーナツを形成する材料
の混合比率、材料の粘性等のファクターによって、ピス
トンと外筒の移動のコントロールが行われるようになる
。

さらに、本発明の上記した実施例における説明とは別に
、内筒４１の下部の周囲に所定の大きさの開口を複数個
形成し、その開口から押し出される材料を、外筒によっ
て切断するような方法を用いる場合には、リング状ドー
ナツではなく、ボール状のドーナツを成形することが出
来るものとなる。

（発明の効果）本発明のリング状ドーナツの押し出し成形Ｒｆｉｆｆは
、上記したような構成を有するものであるから、リング
状ドーナツの製造が非常に容易に出来るものであり、そ
のリング状ドーナツの大きさ等も容易に調節が出来るこ
とになる。

また、本発明のリング状ドーナツの押し出し成形装置は
、すべてがメカニカルな部材の組み合わせによって構成
されるので、それらの調節等に際しでも容易に出来、任
意の勺イズのリング状ドーナツをも容易に製造出来ると
ともに、均一なサイズのリング状ドーナツを高速度で製
造することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のリング状ドーナツの押し出し成形装置
の構成を示す所面図、第２図は本発明の各構成部Ｉの関
係を示す斜視図、第３図および第４図はそれぞれ本発明
の本発明の装置の動作を示す説明図、第５図は本発明の
構成部材のｆ１動タイミングを示すタイムチャートであ
る。図中の符号１０・・・・・・ホッパー、１１・・・・・・軸、１２
・・・・・・アーム、１３・・・・・・羽根、１５・・
・・・・走行輪、１６・・・・・・案内レール、１７・
・・・・・上部室、１８・・・・・・下部室、２０・・
・・・・シャッター、２１・・・・・・揺動部材、２２
・・・・・・駆動軸、２５・・・・・・下部フレーム、
３０・・・・・・ピストン、３１・・・・・・先端部、
３２・・・・・・下方傾斜部、３３・・・・・・ロッド
、３４・・・・・・係止部、３５・・・・・・軸、３６
・・・・・・揺動部材、３７・・・・・・駆動軸、４０
・・・・・・成形部材、４１・・・・・・内筒、４２・
・・・・・弁支持部、４３・・・・・・弁、４４・・・
・・・開口、４５・・・・・・外筒、４６・・・・・・
被係合リング、４７・・・・・・係止部、４８・・・・
・・アーム、４９・・・・・・駆動軸。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）攪拌用の羽根を有するホッパーと、該ホッパーの
下部に設けたシャッターと、該シャッターの下部に摺動
可能に設けたピストン、該ピストンの下部に下部室を介
して設けた成形部材と、該成形部材を中心部を貫通する
弁支持部と、その下端部に設けた弁、および内筒、外筒
とから構成され、上記各部材を連動させるようにして駆動を行うことによ
り、ホッパー内の材料をシャッター、ピストンを介して
成形部材下端より排出させるように構成したことを特徴
とするリング状ドーナツの押し出し成形装置。
（２）ホッパーの下部に上部室を設け、該上部室の下部
に開閉可能にシャッターを設け、前記シャッターの下面に接するようにしてピストンを設
け、該ピストンの下部に下部室を設けて成形部材の筒内
部に連通させ、成形部材下部の開口を開いた状態でシャッターを閉じ、
次いで、ピストンを作動させることにより、下部室内の
材料を成形部の開口から排出し、その後で内筒に対して
外筒を摺動させることにより、リング状に切断させるよ
うに構成した駆動機構を設けたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項に記載のリング状ドーナツの押し出し成
形装置。
（３）成形部材は、下部室に連通される内筒と、その外
側に摺動される外筒とから構成されるとともに、該内筒
の下部に隙間を介して設けられる弁とからなり、該弁と
内筒との間には略リング状の開口を形成し、該開口から
ピストンにより押出される材料を外筒の下降によって切
断し、成形出来るように構成したことを特徴とする特許
請求の範囲第１項または第２項に記載のリング状ドーナ
ツの押し出し成形装置。
（４）ピストンのストロークを変化させることによって
、サイズのコントロールを行い得るように構成したこと
を特徴とする特許請求の範囲第３項に記載のリング状ド
ーナツの押し出し成形装置。