JPS6316015Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6316015Y2 JPS6316015Y2 JP14862881U JP14862881U JPS6316015Y2 JP S6316015 Y2 JPS6316015 Y2 JP S6316015Y2 JP 14862881 U JP14862881 U JP 14862881U JP 14862881 U JP14862881 U JP 14862881U JP S6316015 Y2 JPS6316015 Y2 JP S6316015Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- slider
- erase
- write
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 26
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 5
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N barium titanate Chemical compound [Ba+2].[Ba+2].[O-][Ti]([O-])([O-])[O-] JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910002113 barium titanate Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- NJLLQSBAHIKGKF-UHFFFAOYSA-N dipotassium dioxido(oxo)titanium Chemical compound [K+].[K+].[O-][Ti]([O-])=O NJLLQSBAHIKGKF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Digital Magnetic Recording (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ストラドルイレーズタイプに準じた
書き込み幅トリミング方式のデジタル磁気ヘツド
に関するものである。
書き込み幅トリミング方式のデジタル磁気ヘツド
に関するものである。
例えば、フロツピーデイスクドライブに採用さ
れている磁気ヘツドは、データの互換性を保証す
るため、コアの読出し／書き込みギヤツプの両側
近傍にイレーズギヤツプを設けた構造となつてい
る。イレーズ方式の相違によつて、この種の磁気
ヘツドには、トンネルイレーズタイプのものと、
ストラドルイレーズタイプのものがあるが、いず
れにしても、１つのトラツクにデータを書込むと
き、書き込み幅をトリミングして隣接するトラツ
クのデータへの干渉を防止するようになつてい
る。
れている磁気ヘツドは、データの互換性を保証す
るため、コアの読出し／書き込みギヤツプの両側
近傍にイレーズギヤツプを設けた構造となつてい
る。イレーズ方式の相違によつて、この種の磁気
ヘツドには、トンネルイレーズタイプのものと、
ストラドルイレーズタイプのものがあるが、いず
れにしても、１つのトラツクにデータを書込むと
き、書き込み幅をトリミングして隣接するトラツ
クのデータへの干渉を防止するようになつてい
る。
ところで、従来公知のストラドルイレーズタイ
プの磁気ヘツドは、第１図Ａ（メデイア摺動面側
からみた図）及びＢ（それと反対側からみた分解
斜視図）に示されているように、スライダー１と
呼ばれる非磁性セラミツク円盤の中央に十字型の
孔２を穿設し、読出し／書込みギヤツプ３を有す
る薄肉の読出し／書込みコア４を挿入すると共
に、該読出し／書込みギヤツプ３の両側に１対の
イレーズ用ポールピース５ａ，５ｂを配設し、間
隙部に結合材を充填して一体化したものである。
プの磁気ヘツドは、第１図Ａ（メデイア摺動面側
からみた図）及びＢ（それと反対側からみた分解
斜視図）に示されているように、スライダー１と
呼ばれる非磁性セラミツク円盤の中央に十字型の
孔２を穿設し、読出し／書込みギヤツプ３を有す
る薄肉の読出し／書込みコア４を挿入すると共
に、該読出し／書込みギヤツプ３の両側に１対の
イレーズ用ポールピース５ａ，５ｂを配設し、間
隙部に結合材を充填して一体化したものである。
しかし、このような構造だと、読出し／書込み
用磁路と交差するような向きにイレーズ用の磁路
７を設けねばならず、しかもそれにイレーズコイ
ル８を装着する必要があるから、それら各部品の
位置合せや保持などが困難となり、組立てが煩瑣
となるし、またこのスライダー１には磁気シール
ドの効果がない等の問題点がある。
用磁路と交差するような向きにイレーズ用の磁路
７を設けねばならず、しかもそれにイレーズコイ
ル８を装着する必要があるから、それら各部品の
位置合せや保持などが困難となり、組立てが煩瑣
となるし、またこのスライダー１には磁気シール
ドの効果がない等の問題点がある。
本考案の目的は、上記のような従来技術の問題
点を解消し、組立て容易なデジタル磁気ヘツドを
提供することにある。
点を解消し、組立て容易なデジタル磁気ヘツドを
提供することにある。
かかる目的を達成するため、本考案ではスライ
ダーを強磁性体からなる板状体で構成し、その孔
形状並びにコア部材の構造を工夫することによ
り、該スライダーを磁気シールドとしてのみなら
ず、イレーズ（消去）用磁路の一部としても機能
するように構成した点にその特徴がある。
ダーを強磁性体からなる板状体で構成し、その孔
形状並びにコア部材の構造を工夫することによ
り、該スライダーを磁気シールドとしてのみなら
ず、イレーズ（消去）用磁路の一部としても機能
するように構成した点にその特徴がある。
以下、図面に基づき本考案の一実施例について
詳述する。本考案に係るデジタル磁気ヘツドは、
第２図のメデイア摺動面からみた斜視図及びその
断面図にて明らかなように、基本的には、従来の
ストラドルイレーズタイプと多少類似した構造で
あるといえる。すなわち、読出し／書込みギヤツ
プ１３を介して接合される読出し／書込みコア１
４を備えたコア部材２０が、スライダー１１の中
央部に設けたコア挿入孔１２に装着される構造で
ある。しかし、スライダー１１の形状、材質等及
びコア部材２０の構造等は従来技術とは全く異な
つている。
詳述する。本考案に係るデジタル磁気ヘツドは、
第２図のメデイア摺動面からみた斜視図及びその
断面図にて明らかなように、基本的には、従来の
ストラドルイレーズタイプと多少類似した構造で
あるといえる。すなわち、読出し／書込みギヤツ
プ１３を介して接合される読出し／書込みコア１
４を備えたコア部材２０が、スライダー１１の中
央部に設けたコア挿入孔１２に装着される構造で
ある。しかし、スライダー１１の形状、材質等及
びコア部材２０の構造等は従来技術とは全く異な
つている。
まず、コア部材２０は、読出し／書込みコア１
４に対して他のギヤツプ２１を介して一連状に接
合されたイレーズコア２２を有する薄肉状の構造
である。次に、スライダー１１は、例えばフエラ
イトの如き硬質の強磁性体からなる。スライダー
１１の中央部に設けられるコア挿入孔１２は、前
記コア部材が孔壁面に対して間隔をおいて挿入さ
れるに十分な開口を有し、かつその孔壁の一部１
２ａが相対向する位置にて前記イレーズコア２２
に向つて突出してギヤツプ２３を介して該イレー
ズコア２２に対接可能な形状である。コア部材２
０と磁性体スライダー１１の孔壁面との空隙には
非磁性材２４（例えばチタン酸バリウムやチタン
酸カリウムの如きセラミツク等）が嵌込まれ、結
合一体化される。
４に対して他のギヤツプ２１を介して一連状に接
合されたイレーズコア２２を有する薄肉状の構造
である。次に、スライダー１１は、例えばフエラ
イトの如き硬質の強磁性体からなる。スライダー
１１の中央部に設けられるコア挿入孔１２は、前
記コア部材が孔壁面に対して間隔をおいて挿入さ
れるに十分な開口を有し、かつその孔壁の一部１
２ａが相対向する位置にて前記イレーズコア２２
に向つて突出してギヤツプ２３を介して該イレー
ズコア２２に対接可能な形状である。コア部材２
０と磁性体スライダー１１の孔壁面との空隙には
非磁性材２４（例えばチタン酸バリウムやチタン
酸カリウムの如きセラミツク等）が嵌込まれ、結
合一体化される。
読出し／書込みコア１４にはコイル２５が嵌装
され、バツクバー２６によつて後部が閉磁路とさ
れる。また、イレーズコイル２７を巻装したＵ字
型コア２８の一端はイレーズコア２２に、他端は
磁性体スライダー１１にそれぞれ当接するように
跨設される。
され、バツクバー２６によつて後部が閉磁路とさ
れる。また、イレーズコイル２７を巻装したＵ字
型コア２８の一端はイレーズコア２２に、他端は
磁性体スライダー１１にそれぞれ当接するように
跨設される。
磁気ヘツドの動作は、従来のストラドルイレー
ズタイプのものと同様であり、書込み時、イレー
ズコイル２７により励磁すれば、イレーズコア２
２とスライダーの孔壁突出部１２ａとの間で磁束
が漏洩し、書込みトラツク幅をトリミングするこ
とができる。
ズタイプのものと同様であり、書込み時、イレー
ズコイル２７により励磁すれば、イレーズコア２
２とスライダーの孔壁突出部１２ａとの間で磁束
が漏洩し、書込みトラツク幅をトリミングするこ
とができる。
本考案の磁気ヘツドでは、磁性体スライダー１
１は磁気シールドの機能とともにイレーズ用磁路
の一部としての機能を兼ね備えている。以上、本
考案の一実施例について詳述したが、図示の構造
のみに限定されるものでないこと無論であり、ス
ライダーの形状、孔の形状、コア部材の構造等、
用途や取付け状態に応じて適宜変更しうるもので
ある。
１は磁気シールドの機能とともにイレーズ用磁路
の一部としての機能を兼ね備えている。以上、本
考案の一実施例について詳述したが、図示の構造
のみに限定されるものでないこと無論であり、ス
ライダーの形状、孔の形状、コア部材の構造等、
用途や取付け状態に応じて適宜変更しうるもので
ある。
本考案は上記のように構成されているから、書
込みトラツク幅のトリミングを実施できるのは勿
論のこと、従来技術に比しコアやコイルの配置
等、構造がシンプルとなり、製造容易であるし、
更にはスライダーが強磁性体で構成されているた
め、それがフロントシールドの役割を果し、磁気
特性の向上を図ることができるし、また、読出
し／書込みギヤツプとイレーズギヤツプの位置が
かなりずれているので、同位置の従来例に較べて
読出し／書込みとイレーズとの相互干渉が少なく
てすみ、具体的には、波形対称性、ピークシフト
等がイレーズの影響を受けて悪化することがない
など、数々のすぐれた実用的効果を奏しうるもの
である。
込みトラツク幅のトリミングを実施できるのは勿
論のこと、従来技術に比しコアやコイルの配置
等、構造がシンプルとなり、製造容易であるし、
更にはスライダーが強磁性体で構成されているた
め、それがフロントシールドの役割を果し、磁気
特性の向上を図ることができるし、また、読出
し／書込みギヤツプとイレーズギヤツプの位置が
かなりずれているので、同位置の従来例に較べて
読出し／書込みとイレーズとの相互干渉が少なく
てすみ、具体的には、波形対称性、ピークシフト
等がイレーズの影響を受けて悪化することがない
など、数々のすぐれた実用的効果を奏しうるもの
である。
第１図Ａ，Ｂは従来技術の説明図、第２図は本
考案の一実施例を示す斜視図、第３図はその断面
図である。 １１……磁性体スライダー、１２……コア挿入
孔、１３……読出し／書込みギヤツプ、１４……
読出し／書込みコア、２０……コア部材、２１…
…ギヤツプ、２２……イレーズコア、２３……ギ
ヤツプ、２４……非磁性材。
考案の一実施例を示す斜視図、第３図はその断面
図である。 １１……磁性体スライダー、１２……コア挿入
孔、１３……読出し／書込みギヤツプ、１４……
読出し／書込みコア、２０……コア部材、２１…
…ギヤツプ、２２……イレーズコア、２３……ギ
ヤツプ、２４……非磁性材。
Claims (1)
- 読出し／書込みギヤツプを介して接合される読
出し／書込みコアを備えたコア部材をスライダー
の中央部に設けたコア挿入孔に装着する構造の磁
気ヘツドにおいて、コア部材は読出し／書込みコ
アに対して他のギヤツプを介して一連状に接合さ
れたイレーズコアを有するものであり、スライダ
ーは磁性体からなり、該スライダーに設けられる
コア挿入孔は、前記コア部材が孔壁面に対して間
隔をおいて挿入されるに十分な開口を有すると共
に、その孔壁の一部が相対向する位置にて前記イ
レーズコアに向つて突出してギヤツプを介して該
イレーズコアに対向可能な形状であり、コア部材
と磁性体スライダー孔壁面との空隙には非磁性材
が挿入され結合一体化されていて、イレーズコア
とスライダー間に起磁力を印加し書込みトラツク
幅をトリミングするようにしたデジタル磁気ヘツ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14862881U JPS5852623U (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | デジタル磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14862881U JPS5852623U (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | デジタル磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5852623U JPS5852623U (ja) | 1983-04-09 |
| JPS6316015Y2 true JPS6316015Y2 (ja) | 1988-05-09 |
Family
ID=29941439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14862881U Granted JPS5852623U (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | デジタル磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852623U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0411346Y2 (ja) * | 1986-03-28 | 1992-03-19 |
-
1981
- 1981-10-06 JP JP14862881U patent/JPS5852623U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5852623U (ja) | 1983-04-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3882544A (en) | Combined wide-erase and read-write magnetic head | |
| US4849841A (en) | Transducer head core structure with recessed magnetic closures | |
| JPS6316015Y2 (ja) | ||
| US4819107A (en) | Magnetic transducer head structure | |
| EP0174714A1 (en) | Magnetic transducer head structure and method of use | |
| JPS6316014Y2 (ja) | ||
| JPS5914113U (ja) | 磁気ヘツド | |
| EP0572098B1 (en) | Magnetic transducer head structure | |
| JPS6224330Y2 (ja) | ||
| JPS6116703U (ja) | 消去磁気ヘツド | |
| JPS6346890Y2 (ja) | ||
| JP2507517B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH075529Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JP2553494B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH0237125Y2 (ja) | ||
| EP0408808A1 (en) | Magnetic transducer head structure | |
| JPH0234085B2 (ja) | Jikihetsudo | |
| JPS60180311U (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPS60121504A (ja) | 磁気消去装置 | |
| JPS63173706U (ja) | ||
| JPS6113313U (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPS58101316U (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPS63273204A (ja) | 浮動式磁気ヘツド | |
| JPS6060008U (ja) | 磁気ヘツド装置 | |
| JPS60140215U (ja) | 磁気ヘツド |