JPS63157082A - 紙幣鑑別装置の磁気センサ感度調整方法 - Google Patents

紙幣鑑別装置の磁気センサ感度調整方法

Info

Publication number
JPS63157082A
JPS63157082A JP61305649A JP30564986A JPS63157082A JP S63157082 A JPS63157082 A JP S63157082A JP 61305649 A JP61305649 A JP 61305649A JP 30564986 A JP30564986 A JP 30564986A JP S63157082 A JPS63157082 A JP S63157082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic sensor
sensitivity
magnetic field
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61305649A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Inoue
智明 井上
Hiroshi Kunieda
浩 國枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP61305649A priority Critical patent/JPS63157082A/ja
Publication of JPS63157082A publication Critical patent/JPS63157082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、紙幣鑑別装置の磁気センサ感度調整方法、
とくに周囲につ(られた磁界による磁気センサの出力を
測定して磁気センサの感度を求め、この感度を見掛は上
、所定水準に調整する方法に関する。
【従来の技術] 従来、この種の磁気センサの感度調整方法とし′て、磁気センサの正面に磁気印刷紙□表面に磁性層を形成した紙片−を搬送させ、動的な磁気センサ出力を測定するとともに、この出力値に基づいて、磁気センサ感度を見掛は上、所定水準に調整することがおこなわれてきた。 一般に、磁気センサの感度には、磁気センサごとに“ばらつき”があるから、この磁気センサごとの感度の“ばらつき”を所定水準(基準値)に整えることが必要になる。そうすることによって、鑑別すべき紙幣の磁気特性が検出されたとき、磁気センサの感度の違いによるその検出値の違いが補正され、以後のデータ処理が適正におこないうるからである。 なお、紙幣の磁気特性は、磁気センサ□磁気ヘッドや磁気抵抗素子□によって、表面の所定箇所ごとに、ある通過時間についての積分値として検出される場合が多い。 そして、この積分値のパターンに基づいて紙幣の真偽または種類が判定される。 【発明が解決しようとする問題点】
以上説明したような従来の方法では、磁気印刷紙の磁気
特性が、それ自体に経年変化があり、また、温度、湿度
などの環境変化によって影響を受ける;したがって、こ
れにに基づく感度測定ないし出力調整では誤差が生じる
;または、その誤差の補正が面倒である□という問題点
がある。 この発明の目的は、従来の技術がもつ以上の問題点を解
消し、経年変化や環境変化の影響を受けない磁気的状態
に基づいて磁気センサの出力を測定し、この測定値に基
づいて磁気センサの感度を求め、この感度を見掛は上、
所定水準(基準値)に調整する、という紙幣鑑別装置の
磁気センサの感度調整方法を提供することにある。
【問題点を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、この発明は次の構成をと
る。 (1)  紙幣鑑別装置に設けられた磁気センサのまわ
りに磁界をつくり、 (2)  これによって生じる前記磁気センサの出力を
求め、 (3)  この出力と前記磁界の強さとに基づいて前記
磁気センサの感度を求め、 (4)  この感度を見掛は上、所定水準(基準値)に
調整する。 なお、磁界を、磁気センサ正面と平行に流れる直線電流
によってつくる、または、磁気センサ正面の中心をとお
りこの正面と直角な軸線をもつソレノイド電流によって
つくることができる。 そして、磁気センサが磁気ヘッドの場合には、磁界とし
て、その強さの時間に対する変化率が周期的に変わる交
番磁界にすることができる。 また、磁気センサが磁気抵抗素子の場合には、磁界とし
て、その強さが一定な定常磁界にすることができる。
【作 用】
以上説明したような構成であるから、この発明の作用は
次のようになる。 磁気センサの周囲につくられた磁界の強さをHlこれに
よって生じる磁気センサの出力を■、磁界の強さがゼロ
(無磁界)のときの磁気センサ出力をVoとすると、こ
の磁気センサの感度Sは、S= (V−Vo)/H で求めることができる。ただし、磁界の強さに対する磁
気センサ出力はリニア特性をもつ、との前提があるもの
とする。 この磁気センサ感度Sを、所定水準(基準値)Soに見
掛は上、調整するために、次のように定義される調整係
数Kを決めることができる。 K=So/S この調整係数には、個々の磁気センサの感度の違い、つ
まり“ばらつき”を見掛は上、所定水準(基準値)So
に整えるための調整程度の大きさを表す。すなわち、調
整係数Kが大きいことは、磁気センサの固有の感度Sが
小さいから、見掛は上、所定水準(基準値)Soの感度
にするために大きく調整する必要がある〜ということを
意味する。
【実施例】
この発明の一実施例を、以下に第1図の−実施例のブロ
ック図を参照しながら説明する。 第1図で、1は磁気センサとしての磁気ヘッド、2は磁
界をつくるための直線状電線、3は商用電源、6は増幅
器、7はA/Dコンバータ、8は切替器、9はマイクロ
コンピュータである。 磁気へラド1は、基本的には、コイル1cをほどこした
、磁性体からなる閉磁路を構成するコア1aと、このコ
ア1aの記録媒体と対向する部分に設けた磁気ギャップ
1bとからなる。 切替器8は、直線状電線2に電源3から電力を供給した
り、停止したりするとともに、磁気へラド1の出力信号
(電圧)を、増幅器6、A/Dコンバータ7をへて増幅
、変換したものを、所定時間だけマイクロコンピュータ
9に入力させる。 以上説明したような構成であるから、この実施例の作用
は次のようになる。 電源3からの電力供給により、直線状電線2を流れる交
番直線電流は、その周囲に同心円状の交番磁界を形成す
る。磁気ヘッド1は、速度微分型の動作原理に基づいて
動作するから、磁気ギャップ1bから交番磁界による時
間的に変化する磁束が入り込み、コア1aを一周し、コ
イルlcと鎖交する。 その結果、電磁誘導の法則にしたがいコイルlcの両端
に誘起された電圧が、この両端から出力信号(電圧)と
して取り出される。この出力信号の大きさは、直線状電
線2の周囲につくられた磁界の時間的変化率にほぼ比例
する。、。 磁気ヘッドlの周囲の磁界の強さHの時間的変化率: 
D=dH/d t、これによって生じる磁気ヘッド1の
出カニ■、直線状電線2を流れる電流がゼロ、つまり磁
界の強さHがゼロ(無磁界)のときの磁気ヘッドl出カ
ニ■oとすると、この磁気ヘッドlの感度Sは、 S −(V −Vo)/ D で求めることができる。ただし、磁界の強さHの時間的
変化率りに対する磁気ヘッド1の出力■は、リニア特性
をもつものとする。 この磁気ヘッド1の感度Sを、基準値Soに見掛は上、
調整するために、次のような調整係数Kを決める。 K=So/S この調整係数には、一つの紙幣鑑別装置に組み込まれる
複数個の磁気ヘッド各々の感度の違い、つまり“ばらつ
き゛を、見掛は上、基準値Soに整えるための、各感度
の調整程度の大きさを表す。 調整係数Kが大きいことは、その磁気ヘッドの固有の感
度Sが小さいから、見掛は上、基準値S。 の感度にするために、大きくなるように調整する必要が
ある□ということを意味する。 以上説明したような、調整係数Kを求める計算は、マイ
クロコンピュータ9でなされ、その結果の各磁気ヘッド
に対応する調整係数にの値は、マイクロコンピュータ9
のメモリに格納される。 紙幣鑑別のときには、紙幣の表面の磁性層□紙幣固有の
磁性の強さと分布パターンをもつ□が、磁気ヘッドの直
前で直流バイアス電流によって磁化され残留磁束が形成
される。この残留磁束の密度は、紙幣の搬送とともに時
間的変化を生じ、磁気ヘッド1によって取り込まれて、
コイル1cの両端から電圧変化として出力される。 この出力値は、マイクロコンピュータ9で、その磁気ヘ
ッドlに対応して、既にメモリに格納されている調整係
数Kが乗じられて補正(調整)される、この補正(調整
)値に基づいて、以後のデータ処理がおこなわれ、紙幣
の真偽1種類の判定がなされる。 別の実施例について、第2図を参照しながら説明する。 この実施例では、磁気センサが磁気抵抗素子11である
こと、磁界がソレノイド12によって形成されることが
、最初に説明した実施例と異なる。 磁気抵抗素子llは、磁電変換素子の一種で、磁界の強
弱を電気抵抗の変化として取り出すように構成した固体
電子部品である。 第2図のように、磁気抵抗素子11、電池14、可変抵
抗15を直列に接続し、磁気抵抗素子11に対向してソ
レノイド12を設置する。このソレノイド12には、電
池13から電力が供給され、定常電流が流れる。この定
常電流によって、ソレノイド12の軸線方向を主方向と
する定常磁界が形成される。 磁気抵抗素子11の両端から取り出される出力信号(電
圧)は、ソレノイド12による磁界の強さにほぼ比例す
る。この出力信号は、増幅器6、A/Dコンバータ7、
切替器8をへてマイクロコンピュータ9に送出される。 なお、増幅器6、A/Dコンバータ7、切替器8、マイ
クロコンピュータ9は、第1図に示したものと機能的に
は全(同じである。 磁気抵抗素子11の周囲の磁界の強さ:H1これによっ
て生じる磁気ヘッドlの出カニV1ソレノイド12を流
れる電流がゼロ、つまり磁界の強さがゼロ(無磁界)の
ときの磁気抵抗素子11の出カニVoとすると、この磁
気抵抗素子11の感度Sは、S = (V−Vo)/H で求めることができる。ただし、磁界の強さに対する磁
気抵抗素子11の出力は、リニア特性をもつものとする
。 この磁気抵抗素子11の感度Sを、基準値Soに見掛は
上、調整するために、次のような調整係数Kを決める。 K=So/S この調整係数Kについては、既に最初の実施例で説明し
たとおりである。また、調整係数Kを求める計算が、マ
イクロコンピュータ9でなされ、その結果の、各磁気抵
抗素子に対応する調整係数にの値がメモリに格納される
ことも同様である。 なお、以上の説明で用いた記号、磁界の強さH1出力V
n  Vo s G度S、So、調整係数になどは、便
宜上、最初に説明した実施例での記号と同じものを用い
である。 さて、紙幣鑑別のときには、紙幣の表面の磁性層が、磁
気抵抗素子11の直前で、紙幣鑑別装置に組み込まれて
いる永久磁石によって磁化され、残留磁束が形成される
。この残留磁束の密度が、磁気抵抗素子11によって変
換され、その両端の端子から電圧信号として出力される
。 この出力値は、マイクロコンピュータ9によって、その
磁気抵抗素子11に対応して、既にそのメモリに格納さ
れている調整係数Kが乗じられて補正(調整)される。 そして、この補正(調整)値に基づいて、以後のデータ
処理がおこなわれ、紙幣の真偽1種類の判定がなされる
【発明の効果】
以上説明したように、この発明においては、紙幣鑑別装
置に設けられた磁気センサのまわりに磁界をつくり、こ
れによって生じる前記磁気センサの出力を求め、この出
力と前記磁界の強さとに基づいて前記磁気センサの感度
を求め、この感度を見掛は上、所定水準に調整するよう
にした。 したがって、この発明によれば、従来の技術に比べ次の
ようなすぐれた効果がある。 (11つくられる磁界は、その強さ、方向が正確で、か
つ、すぐれた再現性をもつ。この磁界に基づいて磁気セ
ンサ出力を測定するから測定値の確度が高く、したがっ
て、正確な感度調整が可能で、ひいては紙幣鑑別装置の
向上が図れる。 (2)実装置に取り付けられた状態のままで、磁気セン
サの出力が測定できるから、変換誤差や状態の違いによ
る誤差が除去でき、測定値が正確であるのはもちろん、
測定作業も容易、かつ短時間におこなえる。 (3)磁界のつくり方が、そのときの状況に応じて便利
なように適宜選択できる。 (4)磁気センサの感度調整のための手段1手続きをそ
のまま利用して、磁気センサの不良を発見することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る一実施例のブロック図、第2図
は同じく別の実施例のブロック図である。 符号説明 1:磁気へ7ド、laiコア、lb :T61気ギ+7
プ、1c:コイル、2:直線状電線、3:電源、6:増
幅器、’7:A/Dコンバータ、8:切替器、9:マイ
クロコンピュータ、11 :[気抵抗素子、12:ソレ
ノイド、13.14  :電池、15:可変抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)紙幣鑑別装置に設けられた磁気センサのまわりに磁
    界をつくり、これによって生じる前記磁気センサの出力
    を求め、この出力と前記磁界の強さとに基づいて前記磁
    気センサの感度を求め、この感度を見掛け上、所定水準
    に調整しうるようにしたことを特徴とする、紙幣鑑別装
    置の磁気センサ感度調整方法。 2)特許請求の範囲第1項記載の方法において、磁界が
    、磁気センサ正面と平行に流れる直線電流によることを
    特徴とする、紙幣鑑別装置の磁気センサ感度調整方法。 3)特許請求の範囲第1項記載の方法において、磁界が
    、磁気センサ正面の中心をとおりこの正面と直角な軸線
    をもつソレノイド電流によることを特徴とする、紙幣鑑
    別装置の磁気センサ感度調整方法。 4)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかの項
    に記載の方法において、磁気センサが、磁気ヘッドであ
    り、磁界が、その強さの時間に対する変化率を周期的に
    変える交番磁界であることを特徴とする、紙幣鑑別装置
    の磁気センサ感度調整方法。 5)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかの項
    に記載の方法において、磁気センサが、磁気抵抗素子で
    あり、磁界が、その強さを一定とする定常磁界であるこ
    とを特徴とする、紙幣鑑別装置の磁気センサ感度調整方
    法。
JP61305649A 1986-12-22 1986-12-22 紙幣鑑別装置の磁気センサ感度調整方法 Pending JPS63157082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61305649A JPS63157082A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 紙幣鑑別装置の磁気センサ感度調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61305649A JPS63157082A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 紙幣鑑別装置の磁気センサ感度調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63157082A true JPS63157082A (ja) 1988-06-30

Family

ID=17947674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61305649A Pending JPS63157082A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 紙幣鑑別装置の磁気センサ感度調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63157082A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06251223A (ja) * 1992-12-28 1994-09-09 Nhk Spring Co Ltd 被検出物の真偽を判別する方法および装置
JP2017194455A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 キヤノン電子株式会社 磁気識別装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06251223A (ja) * 1992-12-28 1994-09-09 Nhk Spring Co Ltd 被検出物の真偽を判別する方法および装置
JP2017194455A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 キヤノン電子株式会社 磁気識別装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5090250A (en) Electromagnetic flowmeter utilizing magnetic fields of a plurality of frequencies
EP0133695B1 (en) Sensing system for measuring a parameter
JP4105142B2 (ja) 電流センサ
JP2004132790A (ja) 電流センサ
US5537038A (en) Magnetic flux measuring method and apparatus for detecting high frequency components of magnetic flux with high speed orientation
JP3283931B2 (ja) 磁気質検出装置
US3742357A (en) Noncontact electric apparatus for magnetically measuring strains
US6068102A (en) Coin identification device for identifying a coin on the basis of change in magnetic field due to eddy currents produced in the coin
US5532584A (en) MR sensor including calibration circuit wherein signals are averaged for determining a correction factor and pole pieces are shaped to reduce field in gap therebetween
JPS6352345B2 (ja)
JP2009186433A (ja) 渦電流式試料測定方法と、渦電流センサと、渦電流式試料測定システム
EP3309570B1 (en) Magnetic sensor device
US5808273A (en) Process for tuning a magneto-resistive sensor
JPS63157082A (ja) 紙幣鑑別装置の磁気センサ感度調整方法
US3434048A (en) Eddy current apparatus for testing the hardness of a ferromagnetic material
GB2230636A (en) Coin discriminator
WO2005017547A1 (ja) 磁気センサ
JP2004020371A (ja) 電流検出装置
JP3283930B2 (ja) 磁気質検知方法
JP4035773B2 (ja) 電流センサ
JP4104923B2 (ja) 磁性体検出装置
JP2008145302A (ja) 磁気センサ
US6382386B1 (en) Eddy-current sensor for coin evaluation
JP2004108955A (ja) 磁気読取装置
JP2000055930A (ja) 加速度センサ