JPS63155092A - マトリクス形表示パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 不発明は、ガス放電が発生する可視光または紫外光など
を利用する放電表示素子により構成される１文字１画像
表示用ガス放電表示パネルに関するものである。

〔従来の技術〕

従来のメモリ機能付ガス放電パネルは、例えば特願昭６
１−２５８５４号に述べられている。第５図は上記公知
例に示された表示パネルの構造を示す部分断面斜視図で
ある。図において、１は絶縁基板、２は陰極リード、３
はメモリ用の抵抗で陰極４に直列に接続されている。５
は補助陽極、６は補助数′成空間、７は表示放電空間、
８シま放電空間を形成するためのスペーサ、９は蛍光体
、１０は表示陽極、１１は透光性面板である。上記パネ
ルミー１．陰ｆｆｌ　ＩＪ−ド２を水平方向に、補助陽
極リード１２を垂直方向に配線し、第６図に示すように
マトリクス状に配列されている。第６図において。

２０は表示パネル、２１は放電セル、１７は補助陽極駆
動回路１１８は陰極駆動回路である。簡単のため抵抗、
表示陽極等は省略しである。

本構成の表示パネルは一つおきの放電セルが同一の走査
信号電極、すなわち陰極リード２に接続され、隣接セル
へは互に上下に振り分けて接続されている。そのため、
互に隣接する放電セル（σ同−の陰極リードに接続され
ていない。このパネルに、例えば補助陽極駆動回路１７
でＶｓＩ〜Ｖ　ｓ　４まで全ての補助陽極と、陰極駆動
回路１８によりＶＫ２に電圧を印刀口し、放電を発生さ
せると、放電セル（２，１）、（１，２）、（２，３）
、（１゜４）が同時に放成し、隣接したセル（１，ｌ）
。

（２，２）、（１，３）、（２，４）は放心しない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来構造の表示パネルは、隣接した放電セルが同時
に放電することがないため、互に隣り合ったでル間のク
ロストークがほぼ防止でさ、安定な放電の点滅かでさる
優れた構成である。しかし。

本構造では周囲の放心セル全てのクロストークを完全に
は防止できず、放電によって斜め方向の近接した放心セ
ルの影響を受け、放心電圧が上昇したり、チラッキが発
生したりする欠点があった。

本発明の目的は上記した従来技術の長所を生がし、簡単
な構成で放電電圧を低下させ、安定な動作のガス放邂表
示パ坏ルを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は同一の走査信号ト極、たとえば陰極リードに
接続されて、同時に放電を開始する放電セル同志のセル
間距離を長くシ、放電によるセル間クロストークを防止
することで連取でさる。

〔作用〕

不発明による表示パネルは水平方向に配置された陰極リ
ードに一つおきのセルが接続され、隣接セルは上下別の
リードに振り分けて接続され、さらに隣り合うセルを互
に半ピッチ陰極リードと垂直方向にずらせてやる。（表
示陽極も同様）本構成により、各々の放電セルは周囲の
放電セル全てと別の陰極リードと結線される。このため
同一の陰極リードで同時に放電するセルとセルの距離は
従来より半ピッチ分長くなり、これによりセル間クロス
ト？−りがほとんど無くなり、動作電圧を低下させるこ
とができ、かつチラッキの防止ができる。

〔実施例〕

以下１本発明の実施例を図面とともに説明する。

第１図は本発明による表示パネルの電極結図を示す。図
中４は陰極、５は補助陽極、２０は表示パネル、２１は
放電セルである。陰極リード２と補助陽極リード１２と
でマトリクスを形成している。水平方向に配列された陰
極リード２には−っおきの放心セルの陰極が接続さ牡（
例えば、（１゜１）と（Ｌ、　３）、　（２，２）と（
２，４）など）。

隣接セルの陰極は互に上か下かの別の陰極リードに接続
され半ピツチ垂直方向にずれている。従って、同一の陰
極リード２に接続されている隣りのセルは垂直方向に１
．５ピツチずれている。

本構成による表示パネルに、例えば補助陽極駆動回路１
７でＶｓｌ〜Ｖｓ４まで全ての補助陽極ＩＪ−ド１２と
陰極駆動回路１８により例えばＶＫ３に電圧を印加し、
放電を発生させる。この場合、放電するセルは（２，１
）、（３，２）、（２，３）。

（３，４）であり、放心セル（２，３）に着目して見る
と、セル（２，３）の周囲にあるセルは（１，３）、（
１，２）、（２，２）、（３，３）。

（２，４）、（１，４）で、いずれもセル（２゜３）と
同時に放電することはない。前記した図６の従来例と比
較すると、同一のタイミングで放電するセルのセル間距
離ははるかに長くなっており。

この結果、放電によるセル間クロストークが大幅に減少
し、３０〜５０Ｖ放這電圧を低下できた。

第２図は本発明を適用したガス放電表示パネルの構造を
示す部分断面図、第３図は上記ガス放電表示パネルの陰
極および表示陰極の配線パターンと示す図である。ここ
で１はソーダガラス、セラミック等の絶縁基板であり、
陰極リード２．抵抗３、陰極４が厚膜印刷法等で形成さ
れている。これらのパターンの詳細は第３図（ａ）に示
した。抵抗３は各陰極に直列に接続されており、メモリ
動作を行なう。同一の陰極リード２には１つおきの抵抗
３と陰極４が接続され１両隣りの陰極４は上又は下の別
の陰極リード２に接続されている。陰極４を除いた全面
は絶縁層１４で覆われている。

８は放電空間を形成するためのスペーサであり。

薄板ガラスを化学エツチングしたものを積層して使用し
たり、感光性ガラスセラミックをエッチングして用いた
りする。

補助放電空間６は断面が例えば幅０．３　ｒｔａｎ、高
さ０．２−で、その一端に補助陽極５が設けられ前記陰
極４とで補助放電を行なう。補助陽極５はスペーサ上に
ニッケルペーストを印刷、構成して形成したり、金属を
用いたりする。

補助陽極リードを垂直方向に、陰極リードを水平方向に
配置し、マトリクスを形成させる。

７は表示放電空間で１例えばセルピッチ１間の場合、断
面が０．８　ｒｒａ　口で、透光性面板１１と直角方向
に０．５〜３ｍｍの長さて形成する。表示放電空間７の
壁面には蛍光体９が塗布されており１表示放電で発生し
た紫外線で発光表示する。例えばｌセル１色で赤、緑、
青に発光する蛍光体を塗布しておけば、カラーテレビ画
像などの表示が可能である。

°１１はソーダガラス等の透光性面板であり１表示陽極
１０が厚膜印刷法等で形成され、さらに表示部を除いて
黒色絶縁層（図示せず）が設けられているつ表示陽極の
詳細なパターンは第３図（ｂ）に示した。ジグザグに折
り曲げて、水平方向に配列された表示陽極リード１３は
１表示陽極１０を表示放電空間７内に出し、この表示陽
極１０は陰極４と対応したセルに位置している。

以上のような構成で製作されたガス放電表示パネルぽ、
さらに各放電空間に外界と気密にＸｅ。

Ａｒ、）［ｅ、Ｎｅ、Ｋｒ等の布ガスを一種あるいは混
会して封入し、完成する。少量のＨｇを封入すると電極
のスパッタ防止に効果がある。

第４図は上記ガス放電表示パネルの表示陽極の他の実施
例を示す結線図である。本実施例によれば水平方向に直
線で、表示陽極リードと表示陽極を兼ねた表示陽極１０
′を設け、表示陽極１０′をパネル端部又は外部で信号
に台せて結線してやｎば、その結線に応じた放電セルが
選択できる。

以上説明した実施例は抵抗付３電極の表示バ坏ルである
が、本発明はこの他２電極、４電極マトリクスパネル等
に適用できるのはもちろんである。

〔発明の効果〕

以上、詳述したように本発明によれば、簡単な構成でマ
トリクス形表示パネルの放電セル間のクロストークを大
幅に減少でき、放電電圧が低下できるので１回路構成が
簡単になり製作コストの低減を実現できる。また、放電
のチラッキを解消し、動作が安定になり、寿命、信頼性
の向上も図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の衣示パネル醒極結傑図、第
２図は本発明によるガス放電表示パネルの放電セル断面
図、第３図は陰極１表示陽極の結線図、第４図は表示ｉ
４極の結線図、第５図は従来のガス放電表示パネルの部
分断面９ｐｐ＋視図、第６図は電極結線図。 １・・・絶縁基板、２・・陰憾リード、３・・・抵抗、
４・・・陰極、５・・・補助陽極、６・・・補助放電空
間、７・・・表示放電空間、８・・・スペーサ、９・・
・蛍光体、１０・・・表示１４極、１１・・透光性面板
、１２・・・補助ｌ′ａｔ唯リード、１７・・・補助陽
極駆動回路、１８・・・陰極駆動回路。　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　＝、￥Ｉ　１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、少なくともマトリクス状に配列された表示セルと、
   該表示セルを駆動するための画像信号を供給する画像信
   号電極群と、上記表示セル中、画像信号を書込む表示セ
   ルを指定するための走査信号を供給する走査信号電極群
   により構成される表示パネルにおいて、隣接するセルが
   同一の走査信号電極に接続されないよう走査電極群を上
   下に振り分け、かつ隣接するセルを走査信号電極配線と
   垂直方向にずらせたことを特徴とするマトリクス形表示
   パネル。