JPS63154827A - 多連スロツトル機構を用いた内燃機関 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多連スロットル形の内燃機関に係り、特に、ア
イドリング回転の調節が容易なように改良した多連スロ
ットル形内燃機関に関するものである。

〔従来技術〕

、開昭５８−１０１５６号公報等で知られる多連スロッ
ト握構は、レーシングカー用の内燃機関としてよく用い
られている。

レーシングカー用エンジンにおいては、例えばアイドリ
ング回転を安定させること等を犠牲にしても機関の高出
力化とレスポンス向上とが優先されるので、アイドリン
グ回転数の調節を容易ならしめるということに関して格
別の考慮は為されていない。

従って、レーシングカー用の多連スロットル形内燃機関
のアイドリング調整は、従来一般に、各絞弁の開度を恋
人りに調節して行われ、定期的に点検調整が行われてい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記の多連スロットル形内燃機関を、一般の通路走行用
の乗用１等（例えばスポーツカー）仏適用車 しようとすると、アイドリング回転数の調節が容易であ
ること、及び、その調節状態が長期間安定していて、車
検整備の際以外には分解点検調整を必要としないことが
望まれる。

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ア。

ｆ’、−ｉ′その目的は、アイドリング回転数のセット
を迅速。

゛容易に行うことが出来、しかも安定したアイドリング
回転が長時間持続される、多連スロット機構を用いた内
燃機関を提供しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的を解決するため、本発明の内燃機関は、絞弁
の上流側（吸気の流動方向に関して上流側の意）と下流
側とを連通ずる連通管を設けると共に、上記連通管の途
中に制御弁を設ける。

〔作用〕

上記のように構成した多連スロットル形内燃機関は、絞
弁を微開状態としたままで前記の制御弁の開度を調節す
ることによって、迅速かつ容易にアイドリング回転数を
調節することが出来る。従って、車検整備時期以外に絞
弁を分解点検整備する必要が無い。

本発明を実施する際、内燃機関に付設した回転数センサ
の信号を入力される制御回路を設けて。

この制御回路によって前記制御弁の開度を調節するよう
に構成すると、自動的に安定したアイトリ、１ ング回転数を維持せしめることが容易である。

また、本発明を実施する際、前記の連通管は、これをブ
ローバイのパージ管路と別個の独立部材とすることによ
り、該連通管がブローバイによって汚損される虞れが無
く高信頼性を維持し得る。

〔実施例〕

第１図は本発明の１実施例の断面を模式的に描いた説明
図である。

本例のエンジン１は４シリンダ形であり、吸気多岐管２
は４本の吸気枝管３を有している。

上記４本は枝管３のそれぞれに絞弁６が設けられていて
、これらの絞弁６は連動リンク７を介して一斉に開閉操
作される構造である。

８は、エンジン１のオイルパン内空間と吸気多岐管２と
を連通しているブローバイのパージ用通路である。

多岐管形の連通管５を構成し、その集合管部分の端を吸
気多岐管２に連通せしめるとともに、その枝管部のそれ
ぞれを吸気枝管３に連通せしめる。

上記の連通／ｒ７５の集合管部分に、制御バルブ４を介
装接続する。本実施例においては上記の制御バルブ４と
して比例ソレノイドバルブを用い、該制御バルブ４を制
御回路９によって開閉制御する構造である。

図示を省略するが、エンジン１には回転数センサが設け
られていて、エンジン回転数を表わす信号が出力される
。前記の制御回路９は、このエンジン回転信号のフィー
ドバックを受けて制御バルブ４を開閉制御する。

当該エンジン１がアイドリング回転（熱負荷低速回転を
いう。詳しくは定格回転速度の１／１０以下の回転速度
における無負荷回転をいうものとする）しているとき、
絞弁６は微開状態に保たれる。この状態（絞弁微開）に
おいて、制御回路９はエンジン１の回転数が所定のアイ
ドリング回転数となるように制御バルブ４を開閉制御す
る。このため、絞弁６の開度調節を厳密に行わなくても
、殖定したアイドリング回転が維持される。

また、一般走行時は絞弁６が微開状態よりも全開に近い
状ｆｉ（全開を含む）で開度調節される。

この状態（絞弁が微開以外のとき）においては。

制御回路９は、制御バルブ４を全閉させる。このため、
本発明の適用によって付設した構成により、一般走行時
のエンジン性能に影響を蒙る虞れが無し１１１ 一方、エンジン１のブローバイガスを処理するために必
要なブローバイパージ用の通路８は、前記の連通管５に
対して相互に独立した別個の部材である。このため、前
記の連通管５の中にブローバイガスが流入して汚損を生
じる虞れが無い。

本実施例の多連スロットル形エンジンは、上述の構成と
作用とにより、持続的に安定したアイドリング回転が可
能である。

〔発明の効果〕

本発明を適用すると、多連スロットル形内燃機関のアイ
ドリング回転数が安定した状態で持続され、しかもアイ
ドリング回転数の調節が容易であるという優れた実用的
効果を奏し、従来レーシングカー用に限定されていた多
連スロット形内燃機関の用途拡大に貢献するところ多大
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例における断面を模式化して描
き、制御系統を付記した説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、吸気多岐管の各枝管にそれぞれ絞弁を設けて多連ス
   ロットル機構を構成した内燃機関において、絞弁の上流
   側と下流側とを連通する連通管を設けると共に、上記連
   通管に制御弁を介装接続したことを特徴とする、多連ス
   ロットル機構を用いた内燃機関。 ２、前記の制御弁は、絞弁が微開状態のときに該制御弁
   の開度を調節する制御回路を設けたものであることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の多連スロットル
   機構を用いた内燃機関。 ３、前記の制御弁は、絞弁が微開状態以外のときに、該
   制御弁が閉塞するように作動せしめる制御回路を設けた
   ものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は
   同第２項に記載の多連スロットル機構を用いた内燃機関
   。 ４、前記の連通管は、ブローバイのパージ通路に対して
   独立の部材であることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項若しくは同第２項又は同第３項に記載の多連スロット
   ル機構を用いた内燃機関。