JPS63154113A

JPS63154113A - 電気コ−ヒ−沸し器

Info

Publication number: JPS63154113A
Application number: JP61301544A
Authority: JP
Inventors: 三好　基; 利男中村; 政博小山; 小幡　英夫; 英明小林
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-12-19
Filing date: 1986-12-19
Publication date: 1988-06-27
Also published as: JPH0423531B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、コーヒー豆を粉砕し自動的にコーヒー抽出が
行なえる電気コーヒー沸し器に関する。

（従来の技術）一般にコーヒー豆の粉砕機能を有する電気コーヒー沸し
器では、より簡単に操作ができ、コーヒーの風味を逃さ
ずコーヒーが飲め、且つあらゆる操作のパターンにおい
ても安全性の確保できる器具が要望されていた。

このようなことから、従来の電気コーヒー沸し器では、
たとえば第７図および第８図に示すように、コーヒー豆
を粉砕し、直ちに自動的にコーヒー抽出を行なう形態の
ものがあった。

（発明が解決しようとする問題点）前記従来の電気コーヒー沸し器では、第７図に示すコー
ヒー豆粉砕と抽出が同一箇所、即ち粉砕・抽出部７１で
行なわれるものにあっては、濾過部にメツシュフィルタ
ーを用いるために抽出液にコーヒー豆の微粉末が混入し
濁り、且つ舌ざわりが悪く、さらに使用後の手入れにお
いてもメツシュフィルターにコーヒー粉の残滓が詰まり
、手入れが困難である等の問題があった。又第８図しこ
示す粉砕部８１と抽出部８２とを並設し、コーヒー豆を
粉砕し順次抽出部８２ヘコーヒー粉を４心力により転送
し、転送が完了した後自動的に抽出が行なわれるものに
あっては、コーヒーの微粉末が粉砕部や粉砕及び抽出部
を覆う蓋内面に静電気等で付着し、抽出されないコーヒ
ー粉ができるため不経済であり、又使用後の手入れにお
いても洗浄すべき部品が多く煩わしいという問題点があ
った。

（発明の目的）本発明は上記従来の問題点を解決し、操作が簡単で、コ
ーヒーの風味を逃さずおいしいコーヒーが抽出でき、且
つあらゆる操作パターンの中で不安全な状態になること
を避ける構成の電気コーヒー沸し器を提供することを目
的とするものである。

（問題点を解決するための手段）抽出室上部にコーヒー豆を収容する収納庫と、開閉自在
に設けた収納庫の蓋と、収納庫に連通し、且つ多孔状の
フィルターを介し抽出室に連通し、内部にモーターによ
り駆動されるカッターを装着した粉砕室と、水を収容す
るタンクと、タンク内の水を導入して加熱するヒーター
と、加熱された水をタンク又は収納庫のどちらかに導く
流路切換室と、モーターの駆動及びヒーターへの通電を
制御するタイムスイッチと、前記蓋を閉塞状態に係止又
は解除するロックつまみより成り、前記流路切換室の流
路構成はタイムスイッチの動作に関連して切換り、且つ
タイムスイッチを切にした時は収納庫側の流出路を閉塞
し、スリにした時のみ蓋の係止解除操作を可能としたも
のである。

（作　用）上記構成によって、コーヒー豆の粉砕からコーヒーの抽
出まで自動的に行なわれると共に、粉砕室に付着した微
粉末も除去でき、且つ連続してコーヒー抽出の準備をす
る際、タンク内の水がヒーターの余熱で加熱され吐出さ
れるが、タイムスイッチが切以外の時には収納庫の蓋は
開かず、又タイムスイッチが切の時は蓋は開くことはで
きるが、収納庫側の流出路が閉塞されている為収納庫へ
の湯の吐出はなく、あらゆる操作パターンにおいて使用
者への危険が回避できる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。第１図ないし第６図において、１は粉砕室で、モータ
ー２により駆動されるカッター３を内蔵し、底部に所定
の粒度に粉砕された粒のみ通過する多孔状のフィルター
４を備えている。又粉砕室１はコーヒー豆収納庫５と一
体に形成されており、底部においてそれぞれ連通してい
る。コーヒー豆収納庫５の上部には湯を噴出する吐出口
６を配置している。７は防水パツキンで、粉砕室１に吐
出された湯がモーター２へ浸入するのを防止している。

８は本体カバーで、上面にコーヒー豆投入口９を形成し
、又投入口９を開閉する蓋１０を備えている。蓋１０は
投入口９上部を酩ドーム状に突出させると共に、その周
辺部に円筒状のりブ１１を形成し、コーヒー豆収納庫５
に吐出口６より湯を噴出した際、湯が蓋１０と投入口９
の隙間から漏れ出るのを防いでいる。フィルター４は本
体Ｂ１２にネジ（図示せず）により着脱自在に取付けた
フィルター押え１３に一体に形成され、使用後容易に粉
砕室１内部が手入れできる構成としている。

１４はコーヒー抽出室で、上面に抽出蓋１５を着脱自在
に載置している。抽出蓋１５には逆Ｕ字断面形状の環状
の弾性体より成る粉シール１６が一体に設けられ、抽出
室１４を本体Ｂ１２に挿入した時、フィルター押え１３
端面に弾性嵌合し、同嵌合部より粉や湯が漏れ出るのを
防止する。

１７は水を収容するタンクで、本体Ａ１８に着脱自在で
ある。１９はヒーターで、タンク１７から導入した水を
加熱部２０で加熱し、昇水管２１を通じ流路切換室２２
へ湯を押し上げる。流路切換室２２は、湯の流入路２３
と、タンク１７側に開口する流出路２４と。

コーヒー豆収納庫５側に開口する流出路２５と、それぞ
れの流出路２４．２５のいずれか一方を閉塞する作動弁
２６を外方よりａを支点として作動させるしバー２７と
、レバー２７の動作に付随して動く可撓体２８より成る
。レバー２７の一端２９は、ばね３０により常時時計方
向に付勢され、流出路２５を閉塞している。

３１はタイムスイッチで、内部に時限動作用のタイマー
モーター３２を有し、主電源をモーター２側から所定の
時間が経過すると、ヒーター１９側へ切換える。又タイ
ムスイッチ３１には１時限設定用主軸３３にカム３４を
装着し、時限動作に関連して、アーム３５を介し作動杆
３６を駆動する構成としている。

作動杆３６は、カム３４の山部とアーム３５が当接して
いる場合は、前述のレバー２７をばね３０に抗して流出
路２４を閉塞し、又カム３４の谷部とアーム３５が当接
している場合は、流出路２５を閉塞する構成としている
。カム３４は、タイムスイッチ３１が主電源をモーター
２側に接続した時と切の時には谷部がアーム３５に当接
し、主電源をヒーター１９側に接続した時、山部がアー
ム３５に当接するように形成されている。さらに、カム
３４には凹部３７を形成し、主電源を切にした状態にお
いて、蓋１０を閉塞状態に係止するロックつまみ３８と
一体に形成し、且っばね３９により常時矢印方向４０へ
付勢されたロックレバ−４１の先端４２に対向する配置
とし、タイムスイッチ３１を切にしないと蓋１０を開く
ことのできない構成としている。４３は時限設定後、タ
イムスイッチ３１をスタートさせるスタートつまみであ
る。４４はタイムスイッチ３１やロックレバ−４１等を
取付ける取付板である。

４５は主電源回路に直列に接続した安全スイッチで０本
体カバー８に取付けられ、且っばね４６により常時上方
向に付勢した押棒４７を介し、蓋１０を閉塞した時、閉
じられる構成としている。

上記構成において、コーヒー豆をコーヒー豆収納庫５に
入れ蓋１０を閉じ、水をタンク１７に入れ、又コーヒー
抽出室１４を所定の位置に入れタイムスイッチ３１を所
定の時限に設定した後、スタートっまみ４３を押すとモ
ーター２に通電され、モーター２により駆動するカッタ
ー３がコーヒー豆収納庫５から粉砕室１に入ったコーヒ
ー豆から順次粉砕し、所定の粒になるとフィルター４を
通過し、コーヒー抽出室１４に排出される。この時はカ
ム３４は谷部とアーム３５が当接し、流出路２５は閉塞
されている。コーヒー豆収納庫５に入れられたコーヒー
豆が全て粉砕され、コーヒー抽出室１４に入り所定の時
間が経過すると、タイムスイッチ３１がモーター２から
ヒーター１９への通電に切換え、又カム３４の山部がア
ーム３５と当接し流出路２４は閉塞され、流出路２５が
開放されヒーター１９から加熱され、流路切換室２２へ
送られて来た湯は吐出口６から吐出する。吐出口６から
吐出された湯は、コーヒー豆収納庫５内、粉砕室１内、
フィルター４等に付着したコーヒー粉を洗流しながらフ
ィルター４部からコーヒー抽出室１４に滴下され、コー
ヒー液抽出が開始される。使用後の手入れはコーヒー抽
出室１４を引出し、抽出後のコーヒー粉を排出した後、
洗浄して終了する。

（発明の効果）以上の実施例の説明により明らかなように、本発明は抽
出部上部にコーヒー豆を収納する収納庫と、開閉自在に
設けた収納庫の蓋と、収納庫に連通し、且つ多孔状のフ
ィルターを介し抽出室に連通し、内部にモーターにより
駆動されるカッターを装着した粉砕室と、水を収容する
タンクと、タンク内の水を導入して加熱するヒーターと
、加熱された水をタンク又は収納庫のどちらかに導く流
路切換室と、モーターの駆動及びヒーターへの通電を制
御するタイムスイッチと、前記蓋を閉塞状態に係止又は
解除するロックつまみより成り、前記流路切換室の流路
構成はタイムスイッチの動作に関連して切換り、且つタ
イムスイッチを切にした時は収納庫側の流出路を閉塞し
、スリにした時のみ益の係止解除操作を可能としたこと
により、コーヒー豆粉砕からコーヒー抽出を自動的に行
ない、抽出中に湯が各所に付着したコーヒー粉を洗浄す
るため、粉砕室などあらためて洗浄する必要はなく、極
めて使い勝手が薄側であり、且つ連続してコーヒー抽出
を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部縦断面図、第２図
は同タンク及び流路の部分断面図、第３図は同タイムス
イッチ及び流路切換室の縦断面図、第４図は同タイムス
イッチ部正面図、第５図は蓋の開閉に応じて開閉する安
全スイッチ部の部分断面図、第６図は同コーヒー沸し器
の外観図、第７図、第８図は従来の電気コーヒー沸し器
の縦断面図を示す。１・・・粉砕室、　６・・・吐出口、　１ｏ・・・蓋、
２２・・・流路切換室、　２６・・・作動弁、３１・・
・タイムスイッチ、３４・・・カム、　３８・・・ロッ
クつまみ。特許出願人　松下電器産業株式会社第１図ｎ１−１１号砕！　　６−０１エロ　　１０　　　ＪＬ第
２図第４図３ＥＬ、口、、りっ４み第５図第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】抽出室上部にコーヒー豆を収容する収納庫と、開閉自在
に設けた収納庫の蓋と、収納庫に連通し、且つ多孔状のフィルターを介し抽出室
に連通し、内部にモーターにより駆動されるカッターを
装着した粉砕室と、水を収容するタンクと、タンク内の水を導入して加熱するヒーターと、加熱され
た水をタンク又は収納庫のどちらかに導く流路切換室と
、モーターの駆動及びヒーターへの通電を制御するタイム
スイッチと、前記蓋を閉塞状態に係止又は解除するロックつまみより
成り、前記流路切換室の流路構成はタイムスイッチの動作に関
連して切換り、且つタイムスイッチを切にした時は収納
庫側の流出路を閉塞し、又切にした時のみ蓋の係止解除
操作を可能とした電気コーヒー沸し器。