JP2737319B2 - 電気コーヒー沸かし器 - Google Patents

電気コーヒー沸かし器

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JP2737319B2 JP1298216A JP29821689A JP2737319B2 JP 2737319 B2 JP2737319 B2 JP 2737319B2 JP 1298216 A JP1298216 A JP 1298216A JP 29821689 A JP29821689 A JP 29821689A JP 2737319 B2 JP2737319 B2 JP 2737319B2
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隆男 神庭
正 犬塚
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水道水等に含まれるカルキ等の不純物を除
去し美味しくかつ安全なコーヒーの抽出を行う電気コー
ヒー沸かし器に関するものである。
従来の技術 一般にコーヒーの抽出には、不純物の少ない良質な水
を用いることが必須とされ、電気コーヒー沸かし器でも
浄水する機能が要望されてきた。このようなことから従
来の電気コーヒー沸かし器では例えば第7図に示すよう
に水タンクの底部にカルキ、トリハロメタン除去目的の
活性炭を収納した容器35を設けた形態のものがあった。
発明が解決しようとする課題 前記従来の電気コーヒー沸かし器では、第8図に示す
ような水タンク36底部に活性炭収納容器35を設けたもの
では、活性炭が撥水性を持った性質のため初期時活性炭
の濡れていない状態のときに水は活性炭収納容器内を通
過しにくい。つまり活性炭収納容器は水の流路抵抗とな
り、コーヒー抽出時にタンクの水が加熱部へスムースに
流出するのを阻害する原因となっていた。また活性炭の
撥水特性により、活性炭層内に特定の流路が形成され、
水はそのまま特定の流路のみを流れ、抽出が完了する時
点でも水は活性炭を均一に通過せずカルキ等の除去性能
は悪いものであった。
更にタンクに水を入れると活性炭収納容器を通過した
水は加熱部を素通りして昇水管37に充てんされその部分
の水はドリップが開始されると加熱されないまま抽出室
38へ供給されコーヒー抽出が行われる。通常一般の家庭
用浄水器等でも浄水器内の雑菌繁殖の問題が指摘されて
いる。同様にこの種のコーヒー沸かし器でも加熱による
十分な減菌ができない問題があった。
本発明は、上記問題に鑑み水道水に含まれたカルキ等
の不純物を除去し美味しくかつ安全なコーヒーの抽出が
できる電気コーヒー沸かし器を得ることを目的としてい
る。
課題を解決するための手段 活性炭の上下を網によって覆っており更に上部注水面
側には、注水面を復数に区分するリブを設けた活性炭収
納容器を装着した水を収納するタンクとこのタンク内の
水を加熱する加熱部とコーヒーを抽出する抽出室と、一
端を逆止弁を介してタンクの底部に連通されかつ他端を
タンクの上端開口部側と抽出室側のいずれかへ切り換え
可能な流路切り換え室に臨ませた昇水管と、タンク内の
水温が所定の温度に達するとその水温を感知して前記流
路切り換え室の流路をタンク側から抽出室側に切り換え
せしめる駆動装置とを設けたものである。
作用 上記構成により水道水に含まれる不純物を少量の活性
炭で除去でき、安全でかつドリップ性能を損うことなく
美味しいコーヒーの抽出ができる。
実 施 例 以下、本発明の実施例を、第1図〜第7図に基づいて
説明する。先ず、第1図において1は収納部2上部に配
置される抽出室で、ひさし部3下面にスライドして挿脱
自在に取りつけられる。
本体4上部のひさし部3には、第2図に示したよう
に、モータ5により駆動される粉砕体としてのカッター
6を内装し、底部で連通し粉砕室8と、一体に形成した
コーヒー豆収納庫9が設けられている。また、コーヒー
豆収納庫9上部には、湯を噴出する吐出口10を配置して
いる。
第3図に示す11は水を収納する水タンクで、本体4に
側方より着脱自在な構成とし、底部が弁12を介して本体
4に設けられた受感室13に連通している。受感室13の底
面にはサーモスタット14と逆止弁15が取りつけられる。
タンク11上端部16には活性炭収納容器17を設けている。
第4図は、活性炭収納容器17の上下面及び一部断面拡大
投影図を示している。18,19はそれぞれ活性炭収納容器1
7の注水面と流水面を示している。また33は前記注水面1
8を3つに区分するために設けられたリブである。
また20はヒーターで、タンク11から導入した水を加熱
部21で加熱し、昇水管22を通じ流路切り換え室23へ湯を
押し上げる。
流路切り換え室23は、第5図に示したように一方向弁
の構成で、昇水管22からの湯をタンク側流出路24もしく
はコーヒー豆収納庫流出路25いずれか一方にばね力付勢
を利用して開放するようになっている。駆動装置32は、
次の構成から成っている。26は、タイムスイッチで、タ
イマーモーター27と、第6図に示す主電源をヒーター20
回路か、タイマーモーター27およびモーター5回路に選
択的に切り換えるスイッチS1a,S1bと、タイマーモータ
ー27回路に介在させたスイッチS2と、モーター5回路を
介在させたスイッチS3を内蔵している。又、ヒーター20
回路とタイマーモーター27およびモーター5回路は所定
温度になるとオンになる、受感室13配置のサーモスタッ
ト14を介在し接続している。更に第5図に示すタイムス
イッチ26には、時限設定用主軸28にカム29を装着し、時
限動作に連動してアーム30を介して作動棒31を駆動し、
前記流量切り換え室23の流路切り換えを行うようになっ
ている。
上記構成において、コーヒー豆を収納庫9に入れ、水
をタンク11に入れ、また抽出室1を本体4にセットし
て、タイムスイッチ26を所定の時間に設定した後、タイ
ムスイッチ26を作動させるとスイッチS1bが閉じられて
モーター5が駆動しはじめると共にタイマーモーター27
が時限動作を開始する。流量切り換え室23は、タンク11
側流出路24が開放されている。コーヒー豆は順次粉砕さ
れ、フィルター7より抽出室1への排出が完了した後、
スイッチS1bがスイッチS1aに切り変わり、モーター5及
びタイマーモーター27の作動が停止すると同時にヒータ
ー20への通電が開始される。タンク11内の水は、約90度
に加熱されタンク側流出路24より活性炭収納容器17の注
水面18に噴出される。この時、リブ33が設置されている
為、タンク側流出路24より噴出される水は、注水面18上
に分散させられる。そして活性炭収納器17を通過し流水
面19より再びタンク11内に戻される。タンク11内の水温
が約60度の所定の温度になると、サーモスタット14がオ
ンになり再びモーター5及びタイマーモーター27の通電
が開始される。タイマーモーター27の動作により、カム
29は作動棒31を動かし、流路切り換え室23の流路開放を
コーヒー豆抽出庫9側へ切り換える。従って予備加熱さ
れた湯は再びヒーター20により高温沸騰して収納庫9へ
吐出され、モーター5により収納庫9の側面に向けて拡
散され、収納庫9内、粉砕室8内、フィルター7面に付
着した微粉を洗浄する。モーター5は、所定時間後、タ
イムスイッチ26によりスイッチS3が開かれ停止する。タ
イマーモーター27はその後も時限動作を続け、カム29は
さらに移動して再び流路切り換え室23の流路をタンク側
11に開放し、収納庫9側への吐出を止めてコーヒー抽出
手順で言う1次給湯後のむらしを一定時間おこなう。更
にカム29の移動により、再び収納庫9側に吐出し、抽出
室1への2次給湯を開始すると共にスイッチS3を開きタ
イマーモーター27を時限動作も終了する。コーヒーの抽
出はその後も続けられ、タンク11内の水がすべて吐出さ
れるとサーモスタット34がヒーター20への通電を断続制
御して保温状態を保つ。
以上のように本実施例においては、本体流路中に活性
炭収納器17がないために流路抵抗とならず安定したドリ
ップ性能が得られる。また、活性炭の撥水特性により活
性炭層内に特定の流路を形成することをリブ33によって
散水させながら水を供給することにより活性炭収納容器
17内を均等に通過させることができる。
更に一度加熱された水が活性炭収納容器17を通るので
活性炭に雑菌等が付着していても加熱殺菌することがで
きる。
発明の効果 以上のように本発明は、活性炭の上下を網によって覆
っており更に上部注水面側には、注水面を複数に区分す
るリブを設けた活性炭収納容器を装着した水を収納する
タンクとこのタンク内の水を加熱する加熱部とコーヒー
を抽出する抽出室と、一端を逆止弁を介してタンクの底
部に連通されかつ他端をタンクの上端開口部側と抽出室
側のいずれかへ切り換え可能な流路切り換え室に臨ませ
た昇水管と、タンク内の水温が所定の温度に達するとそ
の水温を感知して前記流路切り換え室の流路をタンク側
から抽出室側に切り換えせしめる駆動装置とを有した構
成とすることにより水道水に含まれる不純物を活性炭で
除去でき、かつ活性炭に発生した雑菌も循環するお湯で
殺菌されて安全なコーヒーを得ることができる。
また活性炭収納容器17に散水しながら水を供給するこ
とにより、活性炭を均一に通過させカルキ等の除去性能
を向上させることができ、ドリップ性能を損うことなく
美味しいコーヒーの抽出ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図はその縦断
面図、第3図は同タンク及び流路の要部断面図、第4図
は活性炭収納容器を示し、aは上面図、bは斜視図、c
は下面図、第5図は流量切り換え室の部分断面図、第6
図は同電気回路図、第7図は従来の電気コーヒー沸かし
器の縦断面図である。 1……抽出室、11……タンク、15……逆止弁、16……上
端開口部、17……活性炭収納容器、18……注水面、21…
…加熱部、23……流量切り換え室、32……駆動装置、33
……リブ、36……活性炭収納容器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性炭の上下を網によって覆っており更に
    上部注水面側には、注水面を復数に区分するリブを設け
    た活性炭収納容器を装着した水を収納するタンクとこの
    タンク内の水を加熱する加熱部とコーヒを抽出する抽出
    室と、一端を逆止弁を介してタンクの底部に連通されか
    つ他端をタンクの上端開口部側と抽出室側のいずれかへ
    切り換え可能な流路切り換え室に臨ませた昇水管と、タ
    ンク内の水温が所定の温度に達するとその水温を感知し
    て前記流路切り換え室の流路をタンク側から抽出室側に
    切り換えせしめる駆動装置とを有した電気コーヒー沸か
    し器。
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