JPS63153900A - 部品配置装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、部品、特にＩＣ，ｈランジスタ等の電子部品
（以下、パーツという）を所定の間隔で配置する部品配
置装置に関するものである。

従来の技術 従来、この種のパーツ配置装置は、第１２図の平面図お
よび第１２図に示したＨ−Ｈ線に沿った第１３図の断面
図に示す構造であった。１はパーツ配置ボード、２はパ
ーツ配置ボードに所定の間隔で配設されたパーツ装着用
ソケット、３はパーツ、４はパーツのチャックヘッド、
５はビン６を中心に回転可能なパーツのエスケープ板、
７はパーツが収納されているアルミマガジン、８はアル
ミマガジンの延長上にあるパーツ案内板、９はパーツ送
り爪である。

以下、このパーツ配置装置の動作機構を説明する。パー
ツ送り爪９によりパーツを矢印Ｃ方向に送り、パーツ案
内板８を通過してパーツのエスケープ板５の先端部まで
送り出し、ここで同パーツ３をチャックヘッド４により
チャックし、同チャツクヘッド９を真下に降ろすことに
より、エスケープ板５が回転してのがれ下方に位置する
パーツ装着ソケット２にパーツ３を１個装着する。パー
ツ配置ボード１は第１２図に示すように、Ｘ方向とＹ方
向に移動することができ、前述の動作内容の繰り返しで
パーツ装着用ソケット２に１個ずつパーツ３を装着して
パーツ配置を行なう。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、パーツを１個ずつしかパー
ツ配置ボードに配置できないため、装着稼働速度が遅く
なる不都合があった。また、パーツ配置ボードをＸ−Ｙ
方向に動作してパーツ配置を行なうため、装置の実質の
占有面積が、Ｘ−Ｙ動作範囲より大きくなり、配置スペ
ースをかなり広（とる必要があった。

本発明は上記従来の装置の欠点を解消するものであり、
一括で同時に複数個パーツ配置を行なうとともに、装置
の占有面積を低減した部品配置装置を提供するものであ
る。

問題点を解決するための手段 本発明の部品配置装置は、下面より上方向に部品を収納
する溝を所定の間隔で設け、同溝の底部に前記部品を吸
着する磁石を備えた部品吸引治具と、同部品吸引治具と
平行して前記部品の厚み以上の間隔で下部に位置する搬
送レールと、同搬送レールに沿って前記部品を前記部品
吸引治具に搬送する送り爪と、前記部品吸引治具を稼働
させて溝に収納された部品を部品装着部に配置する機構
とを備えたものである。

作用 上記の構成により、被配置パーツが複数で連続して送り
爪によりパーツ搬送レール上を搬送され、パーツ吸引治
具の磁石を装備した溝の下方向に位置した際、磁石の吸
引力により溝部分に吸い込まれるように移動して１個目
のパーツが溝内に収納される。次に、連なっているパー
ツは所定の間隔でパーツ吸引治具に配置された次の溝に
収納されるまで送り爪で搬送され、順次、磁石の吸引力
により複数個のパーツがパーツ吸引治具の溝に各々、収
納される。こうして複数個のパーツが所定の間隔で収納
されたパーツ吸引治具を所定の間隔で配置されたパーツ
装着部へ移動させることにより、複数個のパーツを同時
にパーツ装着部へ配置することができる。

実施例 本発明のパーツ配置装置の一実施例を第１図〜第５図を
参照して説明する。

第１図の正面断面図および第１図のＢ−Ｂ線に沿った第
２図の断面図において１０はパーツ３のガイドカバーも
兼ねた機能を有するパーツ吸引治具、１１はパーツ吸引
治具１０に所定の間隔で設けられた溝に装着された磁石
、１２はパーツ３用搬送レール、１３はパーツ３を搬送
する送り爪、１４はパーツ３のリード部３ａを保持する
パーツリード保持具である。第３図の装置の基本構成の
平面図および第３図のＡ−Ａ線に沿った第４図の断面図
において、１はパーツ装着ソケット２をＸ−Ｙ方向に所
定の間隔で配列したパーツ配置ボード、７はパーツ収納
アルミマガジンである。

以下、作業操作を説明する。パーツ３を収納しているア
ルミマガジン７から送り出されたパーツ３をパーツ搬送
レール１２に移し替えて送り爪１３により、前記パーツ
搬送レール１２と平行に位置したパーツ吸引治具１０の
下方を通過させ、前記パーツ吸引治具１０に所定の間隔
で設けられた溝（パーツ形状より少し大きい形状の溝）
の下方にパーツが位置すると、溝の底部に装備された磁
石１１の吸引力により、鉄部分を有するパーツ３は溝方
向に吸い寄せられる。詳しくは、第５図の（ａ）→（ｂ
）→［ｃｌ→（ｄ）に示すようなパーツ軌跡でパーツ３
は溝に収納される。パーツ吸引治具１０のパーツ進行方
向に対して最初の溝にパーツが収納されると連続して送
り爪１３により送り出されてくる次のパーツが第１図に
示すように溝に収納されたパーツの下方を通過して次の
溝に前記パーツと同様に収納されていき送り爪１３の連
続送りにより溝の数だけパーツがパーツ吸引治具１０の
溝に収納される。

第２図に示したパーツリード保持具１４をＦ方向に作動
させてパーツ吸引治具１０に収納されたパーツのり一ド
３ａを寸法りに規正した後に第４図に示す矢印■■■方
向に沿ってパーツ吸引治具１０を動作させることにより
、パーツ配置ｆｌｌＩｚ−Ｚ上にあるパーツ装着用ソケ
ット２にパーツ吸引治具１０に収納された複数個のパー
ツを同時に装着配置する。

このようにパーツ配置ボード１に設置されたパーツ装着
用ソケット２の１列にパーツを装着した後、パーツ配置
ボード１とパーツ収納アルミマガジン７をＹ方向に１列
分移動させて、上記の動作を繰り返すことによりパーツ
装着用ソケット２の全てにパーツを装着配置する。

なお、パーツ吸引治具１０をパーツ配置ボード′１の列
数に合わせて複数列用いるならば、パーツ配置ボード１
とパーツ収納アルミマガジン７を固定して、パーツ装着
用ソケット２の全てにパーツを一括配置することも可能
である。

次に、本発明の第２の実施例を第６図〜第１０図を参照
して説明する。

第６図（ａ）に示すように溝の底部に一個の磁石が装備
されていると、図示するように広い磁界Ｇ１が発生し、
溝内にパーツ３を収納した後も、次に送られてきたパー
ツ３１を第６図（ｂ）に示すように吸着してしまう場合
がある。特に、第７図に示した一方向から外部リードが
取り出され、Ｐ、＞Ｐ２である形状のパーツ１５である
場合、第８図に示すように２個パーツが吸着されると外
部リード１５ａが絡まりパーツ流れが阻害される。この
ため、第９図に示すように、溝の底部に装備される磁石
を面着磁で異極を隣接するように複数個設置するもので
ある。このようにすると磁界Ｇ２が広がらず、溝にパー
ツが吸着された後、次のパーツがきても吸着するだけの
磁力がなく吸着されず、第１０図に示すように外部リー
ド間の間隔Ｎが保たれて次の溝まで円滑にパーツが搬送
される。

次に、本発明の第３の実施例を第１１図を参照して説明
する。

パーツ吸引治具１の溝と溝との間の仕切り１６の下面に
傾斜角αを設けるものである。この傾斜角αを設けるこ
とにより、パーツ３を磁石１１に近づけ溝内へのパーツ
収納を円滑にすることができる。

なお、実施例ではパーツとして半導体製品を示したがこ
れに限られたわけでなく、磁石に引き付けられる金属部
分を有するものであればどのような部品であってもよい
。

発明の効果 このように本発明のパーツ配置装置によれば連続して送
られてくるパーツを所定の間隔でパーツ吸引治具の溝内
に収納し、パーツ吸引治具を操作することにより複数個
同時にパーツ装着用ソケットに装着配置でき、装着の稼
働速度を速めることができる。また、パーツ配置ボード
は、従来のようにＸ−Ｙ方向に動作する必要はなく第３
図に示すように少なくともＹ方向にのみ動作することで
パーツ配置が行なえるため、装置の設置スペースを広（
とる必要がな（なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における装置の正面断面図、
第２図は第１図におけるＢ−Ｂ線に沿つた断面拡大図、
第３図は本発明の装置の基本構成の平面図、第４図は第
３図のＡ−Ａ線に沿った断面拡大図、第５図は本発明に
おけるパーツ搬送軌跡、第６図は磁界とパーツ吸着の関
連図、第７図は外部リード部が一方向に出た形状のパー
ツ、第８図は２個のパーツが吸着された場合の図、第９
図と第１０図は面磁石を２個装備した場合の磁界とパー
ツの様子を示した図、第１１図はパーツ吸引治具に傾斜
角を設けた時のパーツ軌跡図、第１２図は従来の装置の
平面図、第１３図は第１２図のＨ−Ｈ線に沿った断面図
である。 １・・・・・・パーツ配置ボード、２・・・・・・パー
ツ装着用ソケット、３，３１・・・・・・パーツ、３ａ
・・・・・・パーツリード、７・・・・・・パーツ収納
アルミマガジン、１０・・・・・・パーツ吸引治具、１
１・・・・・・磁石、１２・・・・・・搬送レール、１
３・・・・・・パーツ送り爪、１４・・・・・・パーツ
リード保持具、１５・・・・・・一方向から外部リード
が取り出された形状のパーツ、１５ａ・・・・・・外部
リード、１６・・・・・・溝と溝との仕切り。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名３−°ハー
プ ｔ２−−一搬通Ｌ−ル １−−−ノｌ’−７ｊシ１１（−卜′ 第４図　　　１

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）下面より上方向に部品を収納する溝を所定の間隔
   で設け、同溝の底部に前記部品を吸着する磁石を備えた
   部品吸引治具と、同部品吸引治具と平行して前記部品の
   厚み以上の間隔で下部に位置する搬送レールと、同搬送
   レールに沿って前記部品を前記部品吸引治具に搬送する
   送り爪と、前記部品吸引治具を稼働させて溝に収納され
   た部品を部品装着部に配置する機構とを備えたことを特
   徴とする部品配置装置。
2. （２）磁石が異極を隣接して複数個装備されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の部品配
   置装置。
3. （３）部品吸引治具の溝と溝との仕切りの下面に傾斜を
   設けたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記
   載の部品配置装置。