JPS6315364A - 偽造ｃｄカ−ド使用防止方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金融機関等におけるＣＤカードによる現金引
出しシステムに関し、特て偽造ＣＤカードの使用を防止
する方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、ＣＤカードによる現金引出しシステムにおいては
、端末装置の操作者が金融機関等と契約した本人である
か否かの確認を操作者が入力した４桁の暗証番号と、Ｃ
Ｄカードの磁気ストライプ内又はセンタ計算機のファイ
ル内に記憶されている４桁の暗証番号とを比較すること
により行っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の端末操作者が金融機関等と契約した本人であるか
否かの確認を４桁の暗証番号のみで行う方法では、第三
者がＣＤカードを手に入れ使用した場合のみしか防止で
きなかった。こういう場合は、ＣＤカードを本来所持す
べき人の手元からＣＤカードが無くなるということで気
づき金融機関等へ屈は出るため、第三者の使用を事前に
防止することが出来た。

しかし、技術の進歩及びカードを利用したキャッジ−レ
ス時代の到来によ、！ｌ）、ＣＤカードと同じ形状、同
一位置に磁気ストライプを貼付しであるカードが数多く
出回っている。たとえば、クレジットカード等その種類
は数えきれない。こうしたカードにＣＤカードの磁気ス
トライプの内容を複写するということは、現在では、そ
の分野に知識があり、また、磁気内容を複写する機能を
持つ機械があれば、容易に作成することが可能である。

又、暗証番号は４桁の数字であシ任意の組合せとなって
いるが、一般に設定されるのは電話番号。

生年月日、車の標識番号等が多く何らかの形で知り得る
ことが可能である。

又、磁気ストライプ部を複写した後に本物のＣＤカード
を元の位置に返しておくと１本来所持している人も気づ
かず金融機関としても事前に不正使用を防止することが
できない。こうして同一磁気スドライブ内容を持つＣＤ
カードが複数枚できることによシ第三者が任意の時点で
不正使用することが可能となる。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による偽造ＣＤカード使用防止方式は。

前述の問題点を解決するものであシ、その特徴とすると
ころは、端末操作者が挿入したＣＤカードがセンタ計算
機のファイルに登録されてあるＣＤカード情報と同一で
あるか否かを見きわめる為。

暗証番号の比較のみではなく、それに加えてＣＤカード
の磁気ストライプ内とセンタ計算機のファイル内に同一
の番号を保持しておき、その番号を比較し一致した場合
には双方の番号を書き替えることにより磁気ストライプ
部を複写した偽、造ＣＤカードの使用を防止することを
特徴とする。

〔実施例〕

次に１本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示したブロック図である。

図中、現金自動支払機１は、顧客がＣＤカード、暗証番
号、現金引出し金額を入力操作し金融機関等から現金を
引出そうとする端末装置である。顧客ファイル２は、顧
客の預金残高、暗証番号、使用一連番号等のＣＤカード
情報を記憶した顧客レコードの集りである。暗証番号チ
ェックモジー−ル３は、現金自動支払機１の操作者が挿
入したＣＤカードの磁気ストライプ内の顧客番号を元に
、顧客ファイル２から該当の顧客レコードを読み出し、
操作者が入力した暗証番号と顧客レコードに記憶しであ
る暗証番号とを比較するプログラムである。使用一連番
号チェックモジー−ル４は、現金自動支払機１の操作者
が挿入したＣＤカードの磁気ストライプ内の使用一連番
号と、暗証番号チェックモジュール３で読み出した顧客
レコードに記憶されてある使用一連番号とを比較するプ
ログラムである。使用一連番号更新モジー−ル５は、暗
証番号チェックモジュール３で読み出した顧客レコード
の預金残高から現金自動支払機１の操作者が入力した現
金引出し金額を減算すると同時に該当顧客レコードと磁
気ストライプ内の使用一連番号に＠１″を加算し顧客フ
ァイル２に書直しを行うと共に、現金自動支払機１に対
して現金の放出指示と磁気ストライプ部の書直しを指示
するモジュールである。顧客ファイル２．暗証番号チェ
ックモジュール３．使用一連番号チェックモジー−ル４
．使用一連番号更新モジー−ル５は、センタ計算機６に
格納されている。

次に、動作について説明する。

今、ある顧客がＣＤカードを使用して金融機関等から現
金を引出そうとする時、顧客は現金自動支払機１に対し
てＣＤカードを挿入し、自分の暗証番号と現金引出し金
額を入力する。現金自動支払機１は、ＣＤカードの磁気
ストライプ内容ト。

暗証番号、現金引出し金額を現金引出し要求電文に付加
してセンタ計算機６に送る。センタ計算機６では、現金
自動支払機１から現金引出し要求電文を受は取ると、暗
証番号チェックモジュール３を呼び出し、現金引出し要
求電文を渡す。

暗証番号チェックモジュール３は、現金引出し要求電文
内のＣＤカード磁気ストライプ部の顧客番号を元に顧客
ファイル２より該当する顧客レコードを読み出し、現金
引出し要求電文内の顧客入力暗証番号４桁と該当顧客レ
コード内に記憶しである暗証番号４桁とを比較する。比
較した結果。

一致していれば使用一連番号チェックモジュール４を呼
び出し、現金自動支払機１から送られてきた現金引出し
要求電文と該当顧客レコードを渡す。

一致していなければ、現金自動支払機１に対して取引不
可の指示を送出する。

使用一連番号チェックモジュール４は、現金引出し要求
電文内のＣＤカード磁気ストライプ部の使用一連番号と
該当顧客レコード内に記憶しである使用一連番号とを比
較する。比較した結果が一致していれば、使用一連番号
更新モジュール５を呼び出し、現金自動支払機１から送
られてきた現金引出し要求電文と該当顧客レコードを渡
す。一致していなければ、現金自動支払機１に対して取
引不可及びＣＤカード回収の指示を送出する。

使用一連番号更新モジュール５は、該当顧客レコードに
記憶されてある預金残高から現金自動支払機１から送ら
れてきた現金引出し金額を減算するとともに、該当顧客
レコード内とＣＤカードの磁気ストライプ内の使用一連
番号に１″を加算し、顧客ファイル２に該当レコードの
書直しを行い、更に、現金自動支払機１に対して現金放
出指示とＣＤカードの磁気ストライプの書直しを指示す
る電文を送出する。

現金自動支払機１は、センタ計算機６の指示に従い現金
放出等の動作を行う。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ＣＤカードの磁気ストラ
イプ内とセンタ計算機にある顧客ファイルの顧客レコー
ド内に使用一連番号を保持し。

ＣＤカードが使用されるたびに双方の使用一連番号を更
新することによ、９．ＣＤカードの磁気ストライプ部分
を複写偽造したＣＤカードが使用された場合１片方が使
用されると他方のＣＤカードの使用一連番号が更新され
ていないので、他方のＣＤカードが使用されても使用一
連番号が不一致となり現金は放出されず、又、そのＣＤ
カードは回収されることとなり、偽造ＣＤカードが作成
されても以後の使用が防止できる効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例の構成を示したブロック図で
ある。 １・・・現金自動支払機、２・・・顧客ファイル、３・
・・暗証番号チェックモジー−ル、４・・・使用一連番
号チェックモジー−ル、５・・・使用一連番号更新モジ
ー−ル、６・・・センタ計算機。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、現金を放出する機能を持つ端末装置とセンタ計算機
   を有し、前記端末装置に磁気ストライプを貼付したＣＤ
   カードを挿入し、本人を確認する為の暗証番号、現金引
   出し金額を入力することによりその情報が前記センタ計
   算機に伝達され、前記センタ計算機では前記端末装置か
   ら伝達された内容を元にファイルに記憶されている該当
   レコードの内容と比較し、一致した場合にはその旨が前
   記端末装置に伝達され前記端末装置から操作者に対して
   現金が放出されるシステムに於いて、操作者が挿入した
   ＣＤカードが前記センタ計算機のファイルに登録されて
   あるＣＤカード情報と同一であるか否かを見きわめる為
   、前記暗証番号の比較のみではなく、それに加えてＣＤ
   カードの磁気ストライプ内と前記センタ計算機のファイ
   ル内に同一の番号を保持しておき、その番号を比較し一
   致した場合には双方の番号を書き替えることにより磁気
   ストライプ部内容を複写した偽造ＣＤカードの使用を防
   止することを特徴とする偽造ＣＤカード使用防止方式。