JPS63152504A - 自動上蓋嵌合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は例えばマーガリン容器に上蓋を覆せることので
きる自動上蓋嵌合装置に関するものである。

（従来技術） 従来のプラスチック容器の上蓋嵌合方法は定位置のカッ
プにバキューム方式で上から蓋を覆せるものが主流であ
るが、ライン上を流れるカップへの供給方式はマーガリ
ン容器の実例があるように、蓋はスプリップの力で押さ
えられ、カップが流れてくるとカップフランジ端で上蓋
を引掛け、スプリップを押し広げて嵌合させる方式があ
る。

（発明が解決しようとする問題点） 以上のような従来の方式によるとスプリップの強弱の調
整に難があり、又スプリップも使用中の疲労により強度
に変化を来たし、安定性に欠ける欠点がある。

（問題点を解決するための手段） したがって本発明の技術的課題は構造が簡単で安定して
上蓋を容器に覆せることのできる自動上蓋嵌合装置をう
ることを目的とするものでこの技術的課題を達成する手
段は搬送コンベア上にあってシュータ−排出口に向かっ
て容器を誘導するためのフランジに当接するスリップ防
止板と、シュータ−排出口に対向して懸吊されたもので
あって、蓋の自重に打ち勝つ重さをもち、かつ蓋の滑り
止め用くぼみをもつ、搬送される容器によってのみ押し
開かれるフラッパーと、シュータ−の中心に蓋の位置を
合わせるフランパー前方のシュータ−上に配置された芯
出しストッパーと、フランパーによって容器フランジに
先端が係合した蓋の前方、側面を容器フランジに係合せ
しめる上蓋修正パーとで構成された自動上蓋嵌合装置で
ある。

（発明の効果） この技術的課題によれば従来のスプリップ式のように微
妙な調整や金属疲労もなく安定性があり、又フラッパー
と、芯出しストッパーと上蓋修正バーを揃えるだけで搬
送される容器に向かって上蓋を覆せることができるので
構造が簡単であり、製造上安価に製作ができるという特
徴がある。又、蓋の大小、重さに合わせてフラッパー等
を変化させることにより広範に活用できるという特徴も
ある。

（実施例） 以下図面に示す実施例について説明する。

第２図乃至第５図において（１）はシュータ−であって
後述するストッカーから供給される上蓋（ａ）が自重で
連続的に滑り落ちてくるようになっている。

シュータ−（１）の排出口（２）に対向して左右一対の
フラッパー（３）（３）が左右揺動自在に支枠（４）に
取付けられている。

フラッパー（３）は上蓋の自重に打ち勝つ重さをもって
おり、蓋の先端が係合するくぼみ（５）がある。

（ぼみ（５）は蓋の滑り角に対し９０°の位置にあり、
又蓋の進行に合わせて次のように構成しである。すなわ
ち、向かって前面（Ｈの流れてくる方向）から第８図点
線部分で支点穴（ｆ）に対して４５°　（左右対照）の
角度で下方に従い順次浅くなっている。点線上方に向け
ては次第にひねりを少し、順次浅くしである。　このく
ぼみ（５）と重みによりシュータ−を滑り落ちる上蓋（
ａ）は一時ストップされる。すなわち点線下方の４５゛
からなる（ｄ）の面はシュータ−上を滑りおりてくる蓋
を止めるように働き、次の（ｅ）部分ではカップ流れと
共にフラッパー（３）（３）が開くようになる。

このフラッパー（３）（３）の前方にはシュータ−（１
）の中心に沿って芯出しストッパー（６）が配置されて
いる。芯出しストッパー（６）はシュータ−（１）の中
心に蓋の位置を合わせるためのもので図示のものでは蓋
（ａ）のフランジ中心にくぼみ（ｂ）があり、この（ぼ
み（ｂ）に対し芯出しストッパー（６）が素通りすれば
シュータ−の中心に蓋の位置が合ったことになる。

又、フラッパー（３）（３）の後方には、くぼみ（７ａ
）をもつ上蓋修正バー（７）が前後揺動自在に支枠（４
）に支持されている。

この上蓋修正バー（７）はｚｃａ）がカップ（Ｃ）より
先行するのを防ぐものである。

（８）はスリップ防止板であってチェーンコンベア（９
）のトップチェーン上に配設され、搬送されてくる容器
（ｃ）のフランジを押さえシュータ−（１）の排出口（
２）に向かって容器を正しく誘導するものである。

さて、シュータ−（Ｌ）上を滑りおりてくる上蓋（ａ）
の先端はシュータ−（１）の排出口（２）でフランパー
（３）のくぼみ（５）でストップされているが、チェー
ンコンベア（９）とスリップ防止板（８）とで誘導され
てきた容器（Ｃ）は、そのフランジが蓋の嵌合溝に合う
ので、蓋は自重と容器の引張りにより容器の流れに従い
容器に覆せられて行く。その際、フラッパー（３）　　
（３）は容器のフランジで左右に押し広げられるように
なっており、容器の移動を阻止しない。

そして、流れに従い蓋の位置に合わせて芯出しストッパ
ー（６）、フラッパー（３）（３）、上蓋修正バー（７
）により上方、側面、前方から蓋をコントロールして上
蓋を容器に覆せて行く。

蓋が終端に移動するにしたがい、蓋円周に沿ってフラッ
パー（３）（３）は閉じられ、次に滑りおりてくる蓋の
流れをストップさせ、次の容器が流れてくるのを待機す
るようになる。

第２．３図及び第４．５図は以上のような動作を図解し
たものである。

以上が本発明装置であり、蓋（ａ）が容器（ｃ）に覆せ
られたものは、第１図に示す如く圧着ローラー（１０）
により完全に嵌合せしめられ、更にチェーンコンベア（
９）上のガイド（１１）により誘導され排出される。

次に、第１図に示すシュータ−（１）上に上蓋（ａ）を
供給するストッカー（１２）について説明すると、シュ
ータ−（１）上の蓋（ａ）は順次容器に嵌合されるに従
い減して行く。

シュータ−（１）上のＭ　（ａ）が一定量以下になると
センサーが感知してシリンダ（１３）のピストンロッド
（１７）でレバー（１９）が支点（１８）を中心として
揺動し、吸盤（１４）が上昇する。分離爪（２０）で止
められていた蓋（ａ）は上昇した吸盤（１４）で自動的
にシュータ−（１）の上に供給される。

セパレーター（１５）　内のストックがセンサー（２１
）まで減じると、シリンダ（１６）が駆動され、シリン
ダロンド（２２）に固定されたスライドレール（２３）
も共に働き、図上で点線まで伸びる。これと同時にスト
ッカーゲート（２４）がレバー（２５）で開きスライド
レール（２３）上を蓋が滑り落ちセパレーター（１５）
に供給される。

一定時間後シリンダ（１６）が復動してスライドレール
（２３）が引き込むとゲー１−　（２４）が閉じる。か
くしてセパレーター（１５）内とストッカー　（１２）
間の蓋の縁切りが行われてセパレーク−の機能が確保さ
れる。ストッカー（１２）上の蓋が一定量以下になると
警報を発し、オペレータが予め用意したカートリッジの
交換を行い作業を続行する。

本発明装置は以上の如く作動するものでフラッパー（３
）（３）、芯出しストッパー（６）、上蓋修正バー（７
）の協同によりシュータ−（１）上を滑りおりてくる蓋
（ａ）をチェーンコンベア（９）で搬送されてくる容−
器（Ｃ）のフランジに覆せることができるもので、構造
が簡単で安定して蓋を容器に覆せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案自動上蓋嵌合装置の全体説明図第２．３図
は同上製品待機時における側面と前面の図面 第４．５図は上蓋取付開始時における側面と前面の図面 第６図は本案自動上蓋嵌合装置の平面図第７図はフラン
パーの正面図 第８，９図はスト７カーの正面図と平面図である。 （１）・・・・シュータ− （２）・・・・シュータ−排出口 （３）（３）　　・フラッパー （５）・・・・フラッパーくぼみ （６）・・・・芯出しストッパー （７）（７）　　・上蓋修正バー （８）・・・・スリップ防止板 （９）　　・・・・チェーンコンヘア 第８図 第ｓｖ！Ｊ 手続？市正書（自発） 昭和６１年１０月２８日 １、事件の表示 昭和６１年特許願第２２４３０５号 ２、発明の名称　自動上蓋嵌合装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　札幌市東区苗穂町６丁目１番１号名称　（６６９
）雪印乳業株式会社 取締役社長　山　本　庸　− ４、代理人　〒１０２ ５、補正命令の日付　自発 ８、補正の内容　明細書第１頁第７行目及び同第３頁第
２行目「スブリノプ」とあるを「ス リップ」と補正する。 手続（甫正書（方式） ％式％ ２、発明の名称 自動上蓋嵌合装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　札幌市東区苗穂町６丁目１番１号名称　（６６
９）雪印乳業株式会社 取締役社長　正　野　勝　也 ４、代理人　〒１０２ 正命令の日付　昭和６３年１月１９日 （発送日　同年２月２日） 正により増加する発明の数　　なし 正の対象　昭和６１年１０月２８日付提出の手続補正占
の差出書及び「特許請求の範囲、の全文を記載した書面 ８、補正の内容　別紙のとおり 手続主ｉｔ正吉（自発） 昭和６１年ＩＯ月２８日 特許庁長官　　黒　１）明　雄　殿 １、事件の表示 昭和６１年特許願第２２４３０５号 ２、発明の名称　自動上蓋嵌合装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　札幌市東区苗穂町６丁目１番１号名称　（６６
９）雪印乳業株式会社 取締役社長　山　本　庸　− ４、代理人　〒１０２ ５、補正命令の日付　　自発 ６、補正により増加する発明の数　　なし７、補正の対
象　明細書「特許請求の範囲」の憫及び「発明の詳細な
説明」の欄 ８、補正の内容　明細書第１頁第７行目及び同第３頁第
２行目「スプリップ」とあるを「ス リップ」と補正する。 補正された特許請求の範囲 搬送コンベア上にあってシュータ−排出口に向かって容
器を誘導するためのフランジに当接するスリップ防止板
と、シュータ−排出口に対向して懸吊されたものであっ
て、蓋の自重に打ち勝つ重さをもち、かつ蓋の滑り止め
用くぼみをもつ、搬送される容器によってのみ押し開か
れるフラッパーと、シュータ−の中心に蓋の位置を合わ
せるフラッパー前方のシュータ−上に配置された芯出し
ストッパーと、フランパーによって容器フランジに先端
が係合した蓋の前方、側面を容器フランジに係合せしめ
る上蓋修正バーとで構成された自動上蓋嵌合装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 搬送コンベア上にあってシューター排出口に向かって容
   器を誘導するためのフランジに当接するスプリップ防止
   板と、シューター排出口に対向して懸吊されたものであ
   って、蓋の自重に打ち勝つ重さをもち、かつ蓋の滑り止
   め用くぼみをもつ、搬送される容器によってのみ押し開
   かれるフラッパーと、シューターの中心に蓋の位置を合
   わせるフラッパー前方のシューター上に配置された芯出
   しストッパーと、フラッパーによって容器フランジに先
   端が係合した蓋の前方、側面を容器フランジに係合せし
   める上蓋修正バーとで構成された自動上蓋嵌合装置。