JPS6315190A - 音声入力電子時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は非存時刻が入力されたことを報告及び表示する
音声入力電子時計に関するものである。

〔従来の技術〕

従来時刻の修正などすべての操作を音声で行なう時計は
無かった。また音声で時刻の修正を行なう方法の一つに
数字を１字ずつ発音する方法、例えば１１時５３分なら
ば「１」　「１」　「５」「３」というように発音して
時刻を入力する方法がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながらこの方法では非存時刻、例えば４３時８２
分という時刻も入力出来てしまうがその非存時刻の処理
方法ははっきり確立されていないという問題点があった
。本発明の目的は以上のような問題点を解決した音声入
力電子時計を提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために本発明は次のような構成を
している。すなわち音声を入力するためのマイクと、マ
イクからの信号を受信し音声に対応した信号に変換゛す
る音声認識回路と、時刻を計時するための計時回路を有
し音声によって時刻の修正などの操作な行なう音声入力
電子時計において、音声によって入力された時刻が非存
時刻か否かを判定し入力された時刻が存在すればその時
刻を計時回路に入力する判定回路と、入力された時刻が
非存時刻であると前記判定回路が判定した場合に入力さ
れた時刻が非存時刻であることを報知する報知装置と、
入力された時刻のうちどこが非存であるか、例えば１０
時８２分と入力された場合は８２分の箇所というように
非存の箇所を表示する表示装置によって構成されている
。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面に基づし・て詳述する。

（第１実施例） 第１図は本発明の第１実施例を示す音声入力電子時計の
外観図、第２図は非存時刻を入力した場合を示した状態
図、第３図は回路構成図である。

第１図において１は音声入力電子時計、２はケース、３
はマイク、４は通常時刻表示装置、５は入力表示装置、
９は報知装置である。

音声入力電子時計１は通常時刻表示装置４によって時と
分をデジタル表示し、音声によって操作される時計であ
る。

第１図のように音声入力電子時計１は、音声を入力する
ためのマイクロと通常時刻を表示する通常時刻表示装置
４と音声によって入力された時刻を表示する入力表示装
置５と報知装置９をケース２に収納した構造をしている
。なお第１図では通常時刻表示装置４によって１０時２
４分が表示されている。この時計で時刻を修正する場合
は「修正」と発音することによって修正状態に移行する
。

そして例えば９時３５分に修正するときは「０」ｒ９Ｊ
　　ｒ３Ｊ　　ｒ５Ｊというように時、分を表す４個の
数字を句切って発音する。このとき数字をひとつ発音す
るごとに入力表示装置５に発音された数字が左から順に
表示される。第１図は「０」ｒ９Ｊ　　ｒ３Ｊまで入力
されたところである。そして４つ目の数字（ここでは「
５」）が入力されると自動的に時刻が９時３５分に修正
されて通常の時刻表示にもどる。ところが修正状態で非
存時刻を入力した場合は時刻の修正は行なわれずそのこ
とを使用者に知らせる。第２図は非存時刻を入力した場
合の例を示した図である。第２図（ａ）は３８時２１分
を入力した場合である。この場合３８時が非存であり、
４つ目の数字「１」が入力されると報知装置９が警告音
を発生し、入力表示装置５は非存である時の桁５ａの表
示する数字３８をフラッシング表示させる。同様に第２
図（ｂ）及び（ｃ）はそれぞれ非存時刻である１２時８
７分、５９時７２分を入力した場合である。第２図（ｂ
ｌ、（ｄの場合も報知装置９は警告音を発生し、入力表
示装置５はそれぞれ第２図（ｂ）の場合は非存である分
の桁５ｂの数字８７を、又第２図（ｃｌの場合は時の桁
５ａと分の桁５ｂの両方の表示する数字５９．７２をフ
ラッシング表示する。そして再び修正状態の最初の入力
待ちの状態に戻る。

次に第１実施例の回路構成について第３図に基づいて説
明する。第３図において８は計時回路であり時刻情報を
発生し通常時刻表示装置４で表示させる。６は音声認識
回路でありマイク３からの信号を発音された言葉に対応
する信号に変換する。

７は判定回路であり音声認識回路乙の信号を判断し報知
装置９、入力表示装置５及び計時回路８を制御する。

次にこの回路の動作について説明する。

マイクロは入力された音声を電気的な信号に変換し音声
認識回路６に出力する。音声認識回路６はマイクロから
の信号を認識し発音された言葉ｒＯＪ　ｒｌＪ　ｒ２Ｊ
などにそれぞれ対応した信号を出力する。判定回路７は
音声認識回路６からの信号を判断し報知装置９、入力表
示装置５、計時回路８を制御する。詳しくは判定回路７
に「修正」の信号が入力されると計時回路８を修正状態
にし、次に「０」　「１」「２」・・・・・・「９」の
数字の信号が入力されるとその都度入力表示装置５にそ
の数字を表示させ、さらに４個の数字、すなわち時刻と
しての一組の情報が入力されるとその時刻が非存時刻か
否かを判定し、非存時刻であれば報知装置９で報知する
とともに入力表示装置５で非存時刻を７ラツシング表示
する。以上のように音声入力電子時計１では修正状態で
非存時刻を入力されたことを使用者に報知及び表示する
ことが出来る。

（第２実施例） 第４図は本発明の第２実施例を示す音声入力電子時計の
外観図、第５図は非存時刻を入力した場合を示した状態
図、第６図は回路構成図である。

が１図において１１は音声入力電子時計、１２はケース
、１６はマイク、１４は外部スイッチ、１５は表示装置
である。

音声入力電子時計１１は表示装置１５によってｑｘ、分
、秒または月、日、曜を切換えてデジタル表示するとと
もに、音声によって操作される時計である。第４図のよ
うに音声入力電子時計１１はｆ５．　？を入力するため
のマイク１３と時刻または日刊を表示するための表示装
置１５と音声入力を可能にするためのスイッチ１４をケ
ース１２に収納した構造をして℃・る。なお報知装置１
９はケース（−′）裏ブタ（図示せず）に取り付けであ
る。また第４図では５月２７日火曜日を表示している。

この時計を操作する場合はスイッチ１４を押して音声人
力電子時計１１を音声入力可能な状態にする。

６℃に時刻と日付の表示を切換えに於いて時刻にす５　
出島は「時刻」、日付にする場合は「日付」とＪ　Ｒ−
すればよい。そして時刻あるいは日付を修正−（る場合
はそれぞれ時刻あるいは日付を表示しているときに「修
正」と発音することによって時刻あるいは日付の修正状
態に移行する。そしてｔＪ正状態であることを知らせる
ためた表示装置１５の表示はフラッシング表示となる。

また日付の場合は曜の代りに年が表示され月、日、年が
フラッシング表示される。そして例えば日付を８６年７
月１４日に修正するときはｒｏＪ　ｒ７Ｊ　　ｒＩＪ「
４」　「８」　「６」というように月、日、年を表す６
個の数字を句切って発音する。このとき数字をひとつ発
音するごとに表示装置１５に発音された数字が左から順
に表示される。そして６個の数字を入力したあとで「終
了」と発音することで通常の日付の表示に戻る。このと
き曜日は入力さす１゜た年に対応して自動的に修正され
る。時刻の場合も月、日、年のかわりに時、分、秒を表
す６個（ｎ数字を発音するだけであとは同様の操作であ
る。

ところが修正状態で非存時刻を入力した場合は時刻の修
正は行なわれずそのことを使用者に知らせる。第５図は
日付の修正で非存日を入力した場合の例を示したもので
ある。第５図（ａｌは８６年３月５；１日と入力した場
合である。この場合５９日が非存日であり６個の数字を
入力し終り「終了」と発音すると報知装置１９が警告音
を発生し、表示装置１５は非存である日の桁１５ｂの５
９をフラッシング表示させる。同様に第５図（ｂｌ及び
Ｉｃｌはそ・）１．ぞれ非存データである８６年２５月
１２日、８（５年４１月５７日を入力した場合である。

（ｂ）、（（・）の場合も報知装置１９が警告音を発生
し、表示棒ｔａ　１５はそれぞれ非存である月の桁１５
ａの数’、−ｒ：　（、！　５及び月の桁１５ａと日の
桁１５ｂの両方の数字４１．５７をフラッシング表示す
る。そして也び修正状態の最初の入力待ちの状態に戻る
。また修正状態で７個目の数字が入力されると桁オーバ
・−フローエラーとして報知装置１９が警告音を先生じ
７個目の数字入力を無視する。

、欠に第２実施例の回路構成について第６図に基−・ツ
いて説明する。第６図において１８は計時回路Ｑ　：、
）り時刻情報を作成する。１６は音声認識回路°Ｃ・あ
りマイク１６からの音声信号を発音された言イ玄に対応
する信号に変換する。スイッチ１４は音声認識回路１６
の電源を制御するスイッチでありスイッチ１４を押せば
音声認識回路１６が電源：二接続されて音声認識を行な
うようになる。１７は判定回路であり音声認識回路１６
の信号を判断１゜報知装置１９、表示装置１５及び計時
回路１８を制御する。

次にこの回路の動作について説明する。マイク１６は音
声を電気的な信号に変換し音声認識回路１６に出力する
。音声認識回路１６はマイク）からの信号を認識し発音
された言葉ｒＯＪｒｊＪ「２」などにそれぞれ対応した
信号を出力する３、判定回路１７は音声認識回路１６か
らの信号を判断し報知装置１９、表示装置１５、計時回
路１８を制御する。詳しくは判定回路１７に「修正」の
信号が入力されると計時回路１８を修正状態にし、表示
装置１５をフラッシング表示にさせる。次１ｖｒｏＪ　
　ｒｌＪ　　ｒ２ｊ・・・・・・「９」の数字の信号が
人力されるとその都度表示装置１５にその数字を表示さ
せる。６個の数字、すなわち時刻または日付としての一
組の・清報が入力され、続いて「終了」の信号が入力さ
れるとその情報が非存データか否かを判定し非存データ
であれば報知装置１９で報知するとともに表示装置１５
で非存データをブラッシング表示する。また７個目の数
字が入力された場合も報知装置１９で報知する。以上の
ように音声入力電子時計１１では修正状態で非存データ
が入力されたことを使用者に報知及び表示することが出
来るとともに必要以上の数字の入力を禁止することが出
来る。第２実施例ではスイッチ１４で音声認識回路１６
の電源を制御するため必要の無い時は音声認識回路１６
の電源を切って消費電流を抑えることが出来る。また音
声入力の表示と通常時刻の表示を兼用しているため時計
をよりコンパクトなものとすることが出来る。

〔発明の効果〕

以上の説明で明らかなように、本発明によれば音声で時
刻の修正を行なう音声入力電子時計において、時刻修正
で入力された時刻が非存時刻であった場合に報知し且つ
非存桁を表示するので音声入力装置を使用者にとって極
めて使いやすいものとする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す音声入力電子時計の
外観図、第２図は第１実施例を示す音声入力電子時計で
非存時刻を入力した場合の状態図、第３図は第１実施例
の回路構成図、第４図は本発明の第２実施例を示す音声
入力電子時計の外観図、第５図は第２実施例を示す音声
入力電子時計で非存時刻を入力した場合の状態図、第６
図は第２実施例の回路構成図である。 １．１１・・・・・・音声入力電子時計、６．１３・・
・・・・マイク、５・・・・・・入力表示装置、６．１
６・・・・・・音声認識回路、７．１７・・・・・・判
定回路、８・・・・・・計時回路、９．１９・・・・・
・報知装置。 第１図 第４図 ／２．ケース

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マイクと、該マイクより入力される音声信号を識別する
   音声認識回路と計時回路と表示装置を備え、前記音声信
   号によって時刻修正を行う電子時計に於いて、前記音声
   信号によって入力された時刻情報が、非存時刻であるこ
   とを判定する判定回路を設け、前記判定回路からの非存
   検出信号によって表示装置の非存時刻表示部分を明示す
   ることを特徴とする音声入力電子時計。