JPS6154191B2 - - Google Patents

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JPS6154191B2
JPS6154191B2 JP4826280A JP4826280A JPS6154191B2 JP S6154191 B2 JPS6154191 B2 JP S6154191B2 JP 4826280 A JP4826280 A JP 4826280A JP 4826280 A JP4826280 A JP 4826280A JP S6154191 B2 JPS6154191 B2 JP S6154191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
circuit
voice
time
snooze
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4826280A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56143988A (en
Inventor
Mitsuhiro Murata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP4826280A priority Critical patent/JPS56143988A/ja
Publication of JPS56143988A publication Critical patent/JPS56143988A/ja
Publication of JPS6154191B2 publication Critical patent/JPS6154191B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G13/00Producing acoustic time signals

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アラーム装置付き電子時計に関する
ものであり、さらに具体的には、音声認識装置を
設け、該音声認識装置を介して音声によつてアラ
ーム装置の動作を少くとも一部を制御できるよう
に構成したアラーム装置付き電子時計を提供する
ものである。
近年においては電子技術の発達に伴つて、音声
合成、音声認識等の音声関連技術も急速に発達し
つつあり、電子時計の分野でも音声合成、音声認
識技術を応用した商品が提案され始めている。し
かし従来において提案されてきた電子時計に関し
ては、音声合成技術を用いることにより、単に現
在時刻やアラーム設定時刻を音声出力で報知する
ように構成したり、あるいは音声認識技術を用い
ることにより、単に現在時刻やアラーム設定時刻
を音声入力で修正するように構成したりするもの
が全てであり、音声関連の技術の応用は単に計時
カウンターがアラームメモリーの内容の報知や修
正に関する範囲内に留まつていた。すなわち従来
において提案されてきた電子時計における、音声
関連技術の応用に関しては、電子光学的表示装置
による現在時刻やアラーム設定時刻の表示の代わ
りに音声出力による表示を置き換え、また外部操
作スイツチ類による現在時刻やアラーム設定時刻
の修正の代わりに音声入力による修正を置き換え
た程度に留まつている。しかし液晶表示装置等の
電子光学的表示装置による時刻の表示に比較し
て、音声出力による報知が格別に秀れているとは
言い難く、また同様に外部操作スイツチ類による
修正操作に比較して、音声入力による修正が格別
に便利であるとも認められないのが現実であり、
高度な音声関連技術を用いる割には、上述の構成
の電子時計は商品的な魅力に欠けたものとなつて
いる。参考までにその原因を挙げるとすれば、時
刻の報知にしろ、あるいは修正にしろ、いずれに
おいても時計のユーザーが時刻を知りたい、ある
いは修正したいという意思を予め持つて、その上
で時計と接する(具体的には表示時刻を目で見
る、あるいは手で修正操作する)というのが行動
の順序であるために、上記のような意思を持つた
後に、あらためて音声出力装置を働かせて音声に
よる時刻報知を聞き取つたり、あるいは音声入力
装置を働かせて音声による修正入力を行なつた
り、ということが決して簡便な手順とはならな
く、逆に煩わしくさえなりかねないという事情が
第1に挙げられる。すなわち上記のような意思を
持つたとき即、電子光学的表示装置を見たり、あ
るいは外部操作スイツチ類を操作したりする方が
簡便であるというのが実情である。しかも音声出
力装置や音声認識装置自体を働かせるために、少
くとも1度は該装置のONスイツチを操作しなけ
ればならないとすれば、わざわざ音声技術を応用
したことの意味も半減されてしまう。また逆に、
常に音声出力装置や音声認識装置を働かせ続けて
いるように構成して、ONスイツチの操作を省略
できるようにした場合には、時計は常に時刻を音
声で報知し続けることになるために騒々しい時計
になつたり、あるいは通常の会話の一部からも音
声を認識して誤動作したりする危険がある他、音
声装置の常時の駆動のために消費電力も著しく増
加するという欠点も挙げられる。
以上のように従来において提案されてきた音声
装置付き電子時計は、音声に関連した新規で高度
な技術を応用しているに比しては、必ずしも商品
的魅力が十分に向上したものとなつておらず、従
つて音声技術を応用しなければ実現しがたい新規
な魅力を備えた電子時計の提案が切望されている
のが現状である。
本発明の目的は、音声関連の技術を用いること
により、従来の時計に比して十分な魅力のある新
規な構成のアラーム装置付き電子時計を提供する
ことにあり、さらに具体的には、音声認識装置と
アラーム装置とを有機的に結合さることにより、
アラーム設定時刻到達後のアラーム装置の動作の
少くとも一部を音声入力によつて制御できるよう
に構成し、よつて新規な形態で使用することので
きるアラーム装置付き電子時計を実現しようとす
るものである。
以下、図に従つて本発明の具体例について説明
する。
第1図は、本発明の1実施例によるアラーム装
置付き電子時計の外観を示す正面図であり、本例
の時計は電子光学的表示装置としては現在時刻表
示部1aとアラームセツト時刻表示部1bと音声
認識動作表示部1cよりなる液晶表示装置1を有
し、さらに音声発生装置あるいは音響発生装置等
のアラーム素子としてはスピーカー2を、また音
声入力装置としてはマイクロフオン3を備えてい
る。
次に第2図は、本例の時計のシステムを概略的
に示すブロツク線図で、4は水晶発振回路、5は
分周回路であり、該分周回路5からの1Hzの出力
信号は、秒、分、時の各カウンターより構成され
る時計カウンター6に入力されて時刻の計数が行
なわれている。一方、7は分および時の各カウン
ターより構成されるアラームメモリーであり、該
アラームメモリー7および前記時計カウンター6
の出力は、両者の内容を比較するための比較回路
として設けられた一致検出回路8に入力されてい
る。またアラーム動作制御信号として前記一致検
出回路8から出力される一致検出信号Coは、後
述の音声認識ブロツク25、第1アラーム報知回
路33、第2アラーム報知回路34等を含む音声
制御部9に入力されるように構成されており、該
音声制御部9に対しては、前述のスピーカー2と
マイクロフオン3が接続されるとともに、アラー
ムメモリー7の修正信号入力端子7aも接続され
ている。なお前記時計カウンター6およびアラー
ムメモリー7の出力は、デコーダ・ドライバー回
路10にも入力され、前述の液晶表示装置1を駆
動するように構成されている。また前記計時カウ
ンター6を構成する分、時のカウンターの出力
は、前記音声制御部9にも入力されている。さら
に前記分周回路9の出力信号φは、前記音声制御
部9を動作させるために必要なクロツク信号とし
て、該音声制御部9に供給されているものであ
る。また前記音声制御部9からは、前記音声認識
動作表示部1cの表示状態を制御するための信号
が、前記デコーダ・ドライバー回路10に入力さ
れるように構成されている。
次に第3図は、上記音声制御部9の構成を示す
回路図であり、前記一致検出回路8からの一致検
出信号Coは、音声制御部9を構成するOR回路1
1の一方の入力側に入力されるように構成されて
いる。また該OR回路11の出力側は微分回路1
2に接続されており、該微分回路12の出力側
は、フリツプフロツプ回路(以下FFと略記す
る)13のセツト端子Sに接続されてい。さらに
該FF13のQ出力端子は、インバータ14の入
力側、AND回路15,16,17,23の一方
の入力側、およびINH回路22の一方の入力側に
接続されるとともに、音声認識ブロツク25の動
作制御端子25aにも接続されている。前述の分
周回路5からの出力信号(クロツク信号)φは、
前記AND回路15,16,17のもう一方の入
力側に入力されるとともに、AND回路28の一
方の入力側にも入力されるように構成されてい
る。また前記AND回路15,16,17の出力
側は、タイマー回路18,19,20にそれぞれ
接続されており、該タイマー回路18および19
の出力側T1およびT2は、EX−OR回路21の入
力側に接続されるとともに、それぞれ前記INH回
路22のINH端子およびAND回路23のもう一
方の入力側にも接続されている。またタイマー回
路20の出力側T3はOR回路24の一方の入力側
に接続されており、前記インバータ14の出力側
は、前記タイマー回路18,19,20のリセツ
ト端子Rに接続されている。
一方、前記EX−OR回路21の出力側は、前述
のデコーダ・ドライバー回路10に接続されると
ともに、音声認識ブロツク25の少くとも一部の
電源や動作のON、OFFを制御する機能に係わる
動作制御端子25bにも接続されている。なお前
記EX−OR回路21の出力側が、デコーダ・ドラ
イバー回路10に接続されているのは、音声認識
動作表示部1cの表示制御を行なうためである。
また前記INH回路22の出力側は、ブザー音信号
形成回路および時刻報知用音声合成回路等よりな
る第1アラーム報知回路33に接続されており、
前記AND回路23の出力側は、メロデイー信号
発生回路よりなる第2アラーム報知回路34に接
続されている。さらに前記第1、第2アラーム報
知回路33,34の出力側は、スピーカー駆動回
路45に接続されており、前記第1、第2アラー
ム報知回路33,34からの出力に従つて、前記
駆動回路45によりスピーカー2を駆動するよう
に構成されている。
一方、前記微分回路12の出力側はOR回路2
6の一方の入力側およびFF27のセツト端Sに
も接続されており、該FF27のQ出力端子は、
前述のAND回路28のもう一方の入力側に接続
されている。また該AND回28の出力側は、ス
ヌーズアラーム機能用の前段分周回路29に接続
され、該前段分周回路29の出力側は、スヌーズ
アラーム機能用のスヌーズカウンター30に接続
されている。さらに31はスヌーズアラーム機能
用のスヌーズメモリー回路であり、該メモリー回
路31および前記カウンター30の出力側は、ス
ヌーズアラーム機能用の一致検出回路32に接続
されている。また該一致検出回路32の出力側
は、前述のOR回路11のもう一方の入力側に接
続されており、前記OR回路26の出力側は、前
記前段分周回路29、スヌーズカウンター30、
スヌーズメモリー回路31のリセツト端子Rに接
続されている。
なお前述の音声認識ブロツク25から出力され
る各アラーム制御信号のうち、アラームストツプ
命令信号Aは前記OR回路24のもう一方の入力
側に、スヌーズアラーム時間指定信号Bは前記ス
ヌーズメモリー回路31の設定信号入力端子31
aに、スヌーズアラーム中止命令信号Cは前記
FF27のリセツト端子Rおよび前記OR回路26
のもう一方の入力側に、アラームセツト時刻指定
信号Dはアラームメモリー7の修正信号入力端子
7aに、それぞれ入力されるように構成されてい
る。さらに前記OR回路24の出力側は、前記FF
13のリセツト端子Rに接続されている。
次に第4図は、上述の音声認識ブロツク25の
システム構成例を概略的に示すためのブロツク線
図であり、前述のマイクロフオン3からの音声ア
ナログ信号は、音声認識ブロツク25を構成する
プリアンプ35に入力されるように接続されてい
る。該プリアンプ35によつて増幅された前記音
声アナログ信号は、音声特徴パラメータ抽出回路
36に入力され、該抽出回路36において音声ス
ペクトル包絡情報の検出、音声レベルの検出等が
行なわれるように構成されている。すなわち音声
スペクトルは20mS程度の間では定常的であるこ
とから、前記抽出回路36内のアナログマルチプ
レクサーによつて約20mSの間隔で前記音声アナ
ログ信号をサンプリングし、音声スペクトルから
波形エンベロープ情報(スペクトル包絡)を検出
する。この場合、前記波形エンベロープ情報を検
出するために、前記音声特徴パラメータ抽出回路
36内には音声スペクトル抽出回路が設けられて
いる。すなわち音声認識の際に必要とされる音声
情報は、一般に200Hz〜7KHz程度の範囲に対応し
ているために、前記音声スペクトル抽出回路にお
いては、上記200Hz〜7KHzの範囲をバンドパスフ
イルターによつて5〜20種類程度のバンドに分割
し、各バンドの出力に比例した電圧を発生させる
ことにより、前記の波形エンベロープ情報を検出
する。さらに前記抽出回路36内に設けられた音
声レベル検出回路によつて、音声アナログ信号の
レベルが検出され、この検出値が一定以上のレベ
ルになると、後述のA/D変換器37内のアナロ
グスイツチとインターフエイス38を介して、音
声入力の存在を後述のCPU42に知らせて、音
声認識のプログラムをスタートさせるように構成
されている。一方、前記音声スペクトル抽出回路
からの波形エンベロープ情報の出力信号は、前記
音声特徴パラメータ抽出回路36内のアナログマ
ルチプレクサーを介してA/D変換器37に入力
され、ここで8ビツトのデイジタルコード信号に
変換される。さらに該デイジタルコード信号は、
インターフエイス38を介してCPU42に入力
される。該CPUは、例えば16ビツトの論理演算
ユニツトから成り、コントロールユニツト43内
に一時記憶された音声認識プログラムを実行する
ことによつて前述のデイジタルコード信号に変換
された音声情報の読み込み処理、必要な場合にお
ける標準パターンの登録、音声認識処理の最終判
定等を行なうように構成されている。また前記コ
ントロールユニツト43は、後述のインターフエ
イスプロレツサー(以下IFPと略記する)41内
のPROMに記載されている音声認識プログラム
を、前記CPU42を介して読み込んで一時記憶
し、前記音声認識プログラムに従つてCPU43
が演算処理を行なうように制御する機能を果して
いる。この場合、前記IFP41からコントロール
ユニツト43に音声認識プログラムを読み込むタ
イミングについては、前述のFF13がセツト状
態になつた瞬間、すなわち前記OR回路11を介
して前記一致検出回路8または32より一致検出
信号CoまたはSoが微分回路12に入力された瞬
間に開始されるように制御されている。なお前記
FF13にQ出力端子が音声認識フロツク25の
動作制御端子25aと結合されているのは、上述
の音声認識プログラムの読み込みのタイミングを
制御するためである。一方、標準パターンメモリ
ーユニツト(以下SPMと略記する)40は、
RAMから構成されており、後述のようなアラー
ムの動作制御を行なう際に音声による命令入力を
認識する上で必要となる音声特徴の標準パターン
を記憶している。また入力パターンメモリーユニ
ツト(以下IPMと略記する)39は、前記CPU4
2に取り込まれた音声情報や認識単語名等を記憶
するワーキングメモリーである。さらに前述の
IFP41は、例えば8ビツトマイクロプロセツサ
ーより成り、音声認識ブロツク25と外部(音声
認識ブロツク以外の時計回路系)とのインターフ
エイスをとる機能等を有している。すなわち該
IFP41は、例えば外部から音声認識ブロツク2
5に入力されてくる信号のためのインターフエイ
ス回路、CPU42とのインターフエイス回路、
音声認識ブロツク25の全体の動作を制御するた
めの制御プログラムや認識出力を所定のコードで
出力するためのアプリケーシヨンプログラム等を
記憶するROM、最終的に認識された音声入力命
令の内容に基づいて、適切なインターフエイス制
御信号を外部に出力するためのインターフエイス
回路、等によつて構成されている。なお音声認識
の動作時には、前記CPU42はインターフエイ
ス38を介して入力されてくる音声情報のデイジ
タルコード信号を約20mSの間隔でサンプリング
し、一定のレベル以上の音声アナログ信号が検出
されたときには該信号を取り込んで前記IPM39
に記憶する。一方、前記SPM40内には、音声
認識を行なう上で必要となる音声特徴が標準パタ
ーンとして記憶されており、いわば該標準パター
ンを比較の基準として、入力されてきた音声情報
のデイジタルコード信号、すなわち入力パターン
と前記標準パターンとを比較することにより、入
力されてきた音声情報を認識することになる。こ
の場合の具体的な認識の手法としては、例えば入
力パターンと前記標準パターンとの距離を求め、
その距離の最も小さなものを選び出して、認識条
件を満足するかどうかを判定し、満足する場合に
は認識した結果に応じた出力を行なうように処理
を実行することになる。なお上記の距離を求める
際には、入力パターンと標準パターンの各々のデ
ータの差を求め、その絶対値の総和を計算するこ
とにより求められる。また音声入力による命令の
内容を認識した結果に応じて、アラーム動作制御
のための信号を音声認識ブロツク25の外部に出
力する処理は、前述のIFP41を介して実行され
る。
次に本発明の電子時計におけるインターフエイ
ス装置の動作を説明する。
なお前述の第3図に示される音声制御部9のう
ち、前記第1、第2アラーム報知回路33,34
およびスピーカー駆動回路45および音声認識ブ
ロツク25を除く部分が、後述の如くアラームの
動作時に、スピーカー2や音声認識ブロツク25
の動作の開始や終了、スヌーズアラーム動作、等
を制御する機能を果たす部分に相当しているもの
である。また、これらの回路は正論理で動作する
ものであり、単に〔H〕と記載されているときに
は論理的に〔H〕レベルにあることを、また
〔L〕と記載されているときには〔L〕レベルに
あることを、それぞれ示すものとする。
また前述の第2図においては、現在時刻の修正
すなわち計時カウンター6の内容の修正や、アラ
ームセツト時刻の修正すなわちアラームメモリー
7の内容の修正のための外部操作部材や回路的構
成要素の図示は省略されているが、これらについ
ては周知のデジタル表示式電子時計の場合と全く
同様なものでよいために、その具体的な説明につ
いても省略する。
最初に前記アラームメモリー7に記憶保持され
ているアラームのセツト時刻に対して計時カウン
ター6の現在時刻が一致すると、一致検出回路8
より一致検出信号Coが出力され、該一致検出信
号Coは、音声制御部9を構成するOR回路11を
介して微分回路12に入力される。この結果、該
微分回路12で形成された1個のパルス信号が、
FF13および27のセツト端子Sに入力され、
該FF13および27がセツト状態となることに
より、AND回路15,16,17,28がON状
態となる。また前記パルス信号がOR回路26を
介して、前述の前段分周回路29、スヌーズカウ
ンター30、スヌーズメモリー31に入力される
ことにより、一致検出と同時的かつ瞬間的に前記
各回路29,30,31がリセツトされ、後述の
ように以後にスヌーズアラームの動作命令が入力
されたときのための準備を予め行なつておくこと
になる。また前記FF13のQ出力端子が〔H〕
となることによつて、前記IFP41からコントロ
ールユニツト43への音声認識プログラムの読み
込みが開始される。一方、前述のタイマー回路1
8,19,20は、アラーム素子として設けられ
たスピーカー23と音声認識ブロツク25の動作
タイミングや動作継続時間を制御するために設け
られたもので、前述の如くFF13がセツト状態
となり、インバータ14の出力側が〔L〕になる
と、前記タイマー回路18,19,20はリセツ
ト状態から解除され、ON状態となつたAND回路
15,16,17を介して前述の分周回路5から
入力されてくる信号φの計数を開始する。なお本
実施例の場合の信号φは1Hz程度でもよい。ここ
で前記タイマー回路18,19,20は、それぞ
れ所定の個数の信号を計数すると(すなわち、そ
れぞれ所定の時間t1、t2、t3が経過すると)出力
側T1、T2、T3が〔H〕となるように構成されて
いるもので、本例の場合には前記各タイマー回路
18,19,20は、t1<t2<t3となるように構
成されている。すなわち、一例としてはt1=10
秒、t2=40秒、t3=60秒となるように構成すれば
よいわけである。従つて、上記のようにタイマー
回路18,19,20が信号φの計数動作を開始
した以後においては、まず最初にt1時間が経過す
るとタイマー回路18の出力側T1が〔H〕とな
り、次いでt2時間が経過するとタイマー回路19
の出力側T2が〔H〕となり、さらにt3時間が経過
するとタイマー回路20の出力側T3が〔H〕と
なるというように、所定の時間を間に介して順
次、各タイマー回路18,19,20の各出力側
が〔H〕となつていくことにある。ところで、前
記FF13がセツト状態となつた以後、すなわち
前記各タイマー回路18,19,20が計数動作
を開始した以後において、t1時間が経過するまで
は、前記出力側T1、T2、T3はいずれも〔L〕の
状態にあり、従つてAND回路23およびEX−
OR回路21の出力側は〔L〕となつている。一
方、前記FF13はセツト状態となつているため
に、INH回路22の出力側は〔H〕となつてお
り、この結果、前記第1アラーム報知回路33の
機能によつて第1のアラーム報知動作が開始され
ることになる。すなわち、前記INH回路22の出
力側が〔H〕の状態となると、例えば最初の2〜
3秒間は前記第1アラーム報知回路33内のブザ
ー音信号形成回路の動作によつて、前記スピーカ
ー2からアラーム・ブザー音が発生され、一旦は
時計のユーザーの注意を引いておく。しかる後に
同じく第1アラーム報知回路33内に設けられた
時刻報知用音声合成回路の動作によつて、アラー
ムのセツト時刻が到達したことを音声で報知する
という動作を行なう。この場合の音声による報知
動作としては、例えば「ただいま11時15分となり
ました。」というような発音が前記スピーカー2
によつて行なわれることになる。なお前記第1ア
ラーム報知回路33は、前記INH回路22の出力
側が〔H〕となると動作を開始されるように制御
されており、該報知回路33内の時刻報知用音声
合成回路には、前記計時カウンター6の分、時の
各カウンターの出力信号が入力されている。ただ
し前記時刻報知用音声合成回路の具体的な構成や
動作については、ここでは説明を省略するが、例
えば特開昭54−19789号公報に開示されている時
計の場合に準じて構成や動作を設定することが可
能である。また上記のような第1アラーム報知回
路33による音声報知も、t1時以内(例えば10秒
以内)に終了するように構成されている。次にt1
時間が経過して前記出力側T1が〔H〕となる
と、さらにt2時間が経過して出力側T2も〔H〕と
なるまでは、EX−OR回路21の出力側が〔H〕
となる。この結果、前記FF13がまだセツト状
態にあるにもかかわらず、INH回路22の出力側
は〔L〕となり、前記第1アラーム報知回路33
の動作は停止される。また前記EX−OR21の出
力側が〔H〕となつたことが、前述の音声認識ブ
ロツ25の動作制御端子25bによつて検出され
ることにより、音声認識ブロツク25を構成する
ブリアンプ35、音声特徴パラメータ抽出回路3
6、A/D変換器37、インターフエイ38等に
対する電源の投入や該ブロツク25の全体系の動
作の開始が実行されるように制御され、この間に
マイクロフオン3を介して音声によるアラーム制
御命令が入力されたときには、次に説明するよう
に以後のアラームの動作を制御するための処理が
実行される。
ここで本例の時計において、音声入力による命
令を介して処理することのできるアラームの動作
制御の種類を予め挙げておくと、さらにt2時間が
経過した以後における第2のアラーム報知動作、
すなわちメロデイー音の発生の停止命令(アラー
ム・ストツプ命令)と、適当な時間の経過後に、
再びアラーム素子を動作させるためのスヌーズア
ラーム機能の動作命令やスヌーズアラームの設定
時間の指定と、アラームのセツト時刻自体の変
更、等が含まれることになる。まず第1に、「ア
ラーム・ストツプ」という音声命令が、マイクロ
フオン3を介して音声認識ブロツク25に入力さ
れ、かつ前記SPU40に標準パターンとして記憶
されている「アラーム・ストツプ」という音声の
特徴情報との比較によつて、命令の意味が正しく
認識された場合には、前記音声認識ブロツク25
を構成するIEP41より、アラームストツプ命令
信号Aおよびスヌーズアラーム中止命令信号Cと
して、それぞれ1個のパルスが出力され、該パル
スの一方がOR回路24を介しFF13のリセツト
端子Rに入力され、また他方がFF27のリセツ
ト端子Rに入力されることにより、該FF13お
よび27はリセツト状態に復帰することになる。
従つて、この場合にはAND回路15,16,1
7が再びOFF状態に戻るとともに、前記インバ
ータ14の出力側も〔H〕に復帰するために、タ
イマー回路18,19,20は零リセツトされ
て、しかも分周回路5からの信号φの計数も中止
され、出力側T1、T2、T3は〔L〕となる。また
EX−OR回路21の出力側も〔L〕となるため、
音声認識ブロツク25も動作OFFの状態に復帰
し、スピーカー2の駆動が停止されることも含め
て音声制御部9全体が、一致検出信号Coの形成
される前の通常状態に完全に復帰したことにな
る。なお上記のスヌーズアラーム中止命令信号C
の果たす役割については、後述の場合と全く同様
であるために、ここでの説明は省略する。
次に、例えば「スヌーズアラーム・ジユウ・ゴ
フン(15分)」または「アト・ジユウ・ゴフン」
というような、スヌーズアラーム動作を命令する
ために予め定められた言葉と指定時間が、音声と
してケイクロフオン3に入力されて、その命令が
音声認識ブロツク25によつて認識された場合に
ついて説明する。この場合には、前述のIFP41
よりスヌーズアラーム時間指定信号Bとして、適
当にエンコードされた信号が形成され、スヌーズ
メモリー回路31の設定信号入力端子31aに入
力される。例えば上述のように15分後のスヌーズ
アラーム動作が命令された場合には、前記スヌー
ズメモリー回路31の内容が15となるように設
定されることになる。なお、上記のようにスヌー
ズメモリー回路31への入力が終了すると、アラ
ームストツプ命令信号Aも出力されて、FF13
はリセツト状態に復帰し、スヌーズアラーム機能
は関係する部分以外の音声制御ブロツク9は、一
致検出信号Coの形成される以前の状態に復帰す
る。一方、スヌーズアラーム機能に関係する部分
については、前述の如く微分回路12で形成され
た1個のパルス信号によつてFF27がセツト状
態となり、AND回路28がON状態となつた以後
においては、前記前段分周回路29、スヌーズカ
ウンター30は、AND回路28を介して入力さ
れてくる分周回路5からの信号φの計数を開始し
ている。すなわち前述のように微分回路12で形
成されたパルス信号によつて、瞬間的に零リセツ
トされた以後の前記前段分周回路29およびスヌ
ーズカウンター30は、一致検出信号が入力され
た以後の経過時間ゆ計数し続けることになり、前
段分周回路29によつて1/60Hz(分信号)まで
分周された信号は、スヌーズカウンター30に入
力されて、分単位の経過時間が計数されることに
なる。以上の状態より前記スヌーズカウンター3
0の内容が前記スヌーズメモリー回路31の内容
と一致するに至ると、一致検出回路32より一致
検出信号Soが出力され、前記OR回路11を介し
て微分回路12に入力されることになる。この場
合、第3図に示される回路構成より明らかなよう
に、一致検出信号CoとSoとは、回路的には全く
同一の機能を果たすことになるために、既に説明
した一致検出信号Coの入力以後の場合と全く同
じ動作をアラーム制御部9全体で繰り返すことに
なる。
また単に「スヌーズ」とだけ音声によつて命令
した場合には、予め定められた時間(例えば5分
とか10分)だけ経過すると、上記と同じようにス
ヌーズアラームの機能を果たすように、全体の処
理が実行されるようにも構成することができる。
なお前述のように音声認識ブロツク25の動作
中を通じて、全く「スヌーズ」といし音声入力が
行なわれなかつた場合には、前記IEP41よりス
ヌーズアラーム中止命令信号Cとして1個のパル
ス信号が形成され、前記FF27のリセツト端子
Rに入力されるとともに、OR回路26を介して
前記前段分周回路29、スヌーズカウンター3
0、およびスヌーズメモリー回路31のリセツト
端子Rに入力されるために、AND回路28が
OFF状態となつて、前段分周回路29、スヌー
ズカウンター30は全て零リセツトされた状態で
計数動作を停止して通常状態に復帰する。なおス
ヌーズメモリー回路31も零リセツトされるが、
スヌーズカウンター30およびスヌーズメモリー
回路24の内容が両方とも零である場合には、前
記一致検出回路32は一致検出出力Soを出力し
ないように構成されている。
一方、音声認識ブロツク25の動作中に、例え
ば「アラームセツト・ハチジ・ゴフン」という音
声入力命令が認識された場合には、前記IFP41
よりアラームセツト時刻指定信号Dが出力され
て、前述のアラームメモリー7の修正信号入力端
子7aに入力されることにより、前記アラームメ
モリー7の内容は音声による指示どおりの時刻
(上記の場合には8時5分)に修正されることに
なる。
ところで最初に一致信号Coが入力されて以
後、t2時間が経過するまでに音声によるアラーム
ストツプ命令またはスヌーズアラーム機能に関す
る命令が全くなかつた場合には、FF13はセツ
ト状態を維持し、従つてAND回路15,16,
17もON状態を維持し続けているために、タイ
マー回路15,16,17も計数動作を継続して
いることになる。すなわち上記の場合にはt2時間
が経過してタイマー回路19の出力側T2
〔H〕となると、再びEX−OR回路21の出力は
〔L〕となつて、前記音声認識ブロツク25の動
作は停止される。また同時に、今時はAND回路
23の出力側が〔H〕となることにより、前記第
2アラーム報知回路34による第2のアラーム報
知動作が開始されるように制御される。すなわち
前記音声認識ブロツク25の音声認識動作が開始
されて以後、タイマー回路19の出力側T2
〔H〕となるに至るまでに、アラームの動作に関
する所定の指定が音声によつて行なわれなかつた
場合には、前記報知回路34を構成する周知のメ
ロデイー信号発生装置の機能によつて、スピーカ
ー2よりメロデイ音が発生され、ユーザーに再び
アラームのセツト時刻が到達したことを報知する
ことになる。
なお前記EX−OR回路21の出力側が〔H〕と
なつて音声認識ブロツク25が音声認識動作を行
なつている間には、前記EX−OR回路21の出力
側がデコーダ・ドライバー回路10に接続されて
いることにより、第1図に示される音声認識動作
表示部1cが所定の周期で点滅(フラツシング)
動作するように構成されている。従つてユーザー
は、前記動作表示部1cの表示状態によつて、音
声認識ブロツク25が動作中であるかどうか、す
なわち音声入力によつてアラームの動作や動作の
終了に関する命令を行なうことができる状態にあ
るかどうかを容易に確認できることになる。
一方、前述のようにメロデイー音の発生による
第2のアラーム報知動作が行なわれ、さらにt3
間が経過すると、タイマー回路20の出力側T3
も〔H〕となることにより、FF13はリセツト
状態に復帰し、第2アラーム報知回路34および
スピーカー2の動作も終了するとともに、音声制
御部9は、前述のアラームストツプ命令があつた
場合と全く同様に、全て通常状態に復帰すること
になる。なお第1アラーム報知回路33の動作が
開始されてからt3時間に至るまでに、所定の押し
ボタン型スイツチ等を操作することによつても、
上記と同様にFF13をリセツトできるように構
成することは可能である。
ここで一致検出信号Coが入力されて以後のア
ラームの動作をまとめると、まずt1時間経過まで
は第1のアラーム報知動作が行なわれ、t1時間経
過とともに音声認識ブロツク25による音声認識
動作が行なわれることになる。ここでアラームス
トツプ命令があれば、音声制御部9の全体は再び
一致検出信号Coが入力される以前の通常状態に
復帰し、次に再び一致検出信号Coが入力される
までは、いつさいのアラームの動作は行なわれな
い。一方、スヌーズアラームの動作の指令があれ
ば、指定の時間後に一致検出信号Soが形成され
ることになり、そこで前記一致検出信号Coが形
成されたときと全く同じ状況に復帰し、以後の動
作の連鎖関係も全く同じように繰り返されること
になる。また、アラームのセツト時刻の修正を音
声入力によつて行なうことが可能である。さらに
アラームストツプ命令もスヌーズアラームの動作
指令も無いままにt2時間が経過すると、音声認識
ブロツク25の動作は終了し、第2のアラーム報
知動作が開始される。。また、さらにt3時間が経
過すると全てのアラーム動作が終了し、アラーム
ストツプ命令があつた場合と同様に、時計は通常
状態に完全に復帰する。
なお、上述の実施例の場合とは異なり、「スヌ
ーズ」という音声命令が全く無い場合でも、所定
の時間後に再びアラーム素子が動作するスヌーズ
アラーム制御方式を採用するとともに、「スヌー
ズ・ストツプ」と言う命令があつたときのみに、
スヌーズアラーム機能の動作を停止させるように
構成することも可能である。
従つて以上のような構成によれば、アラームの
セツト時刻が到達した以後のアラーム装置の動作
を、音声入力によつて制御できるために、ユーザ
ーにとつては使用が容易で、かつ斬新な使用感を
引き出すことのできるアラーム装置を実現できる
ことになる。すなわち近年の電子時計は、時間精
度も非常に向上しており、現在時刻等を修正する
必要が生じるような頻度も非常に低く、従つて時
間を外部より操作する必要がある場合も、ほとん
どがアラーム装置等の付加機能に関係しているも
のである。そこで本発明のような構成によれば、
例えばアラームのセツト時刻が到達してブザー音
の発生あるいは音声時刻報知等の第1のアラーム
動作を一旦行なつてユーザーの注意を引いた後
は、今度は逆にユーザーの方から音声による命令
で、それ以後のアラーム装置の動作を制御できる
ために、時計の外部操作部材を操作することな
く、きわめて容易にアラームの動作制御を行なう
ことが可能となる。一例としては、アラーム素子
の動作によつて目が醒めかけた時等に、スヌーズ
アラーム機能の動作を命じておくことにより、予
定時刻に遅れないように手を打つておく等の使用
法が、セツト時刻の到達後において、そのときそ
のときの気分や必要性に応じ、自由かつ柔軟、迅
速に駆使できることになる。またユーザーが上記
の第1のアラーム動作を聞きのがしたりした場合
には、ユーザーの方からのアラーム動作に関する
命令がなかつたことを音声認識ブロツクが検出す
ると、再び第2のアラーム動作を行なうように構
成しているために、ユーザーの注意を確実にアラ
ーム動作に対して引きつけることが可能になると
ともに、例えば前述の実施例のように第1、第2
のアラーム動作の形態が互いに異なるように構成
すれば、アラームの動作そのものも非常に変化に
富んだものとなる。
さらにアラームの動作制御信号と相関のある形
態で、音声認識装置の動作の少くとも一部を制御
するように構成することで、音声認識装置を常時
駆動し続けさせることによる電力の浪費や、意識
的でない音声入力に対する音声認識装置の誤反応
等も防止することが可能となる。
なお本発明による時計に対して、さらに音声入
力による現在時刻やアラームのセツト時刻の修正
手段を付加すること等も可能であり、第1のアラ
ーム動作が開始された以後に、音声命令以外によ
つてもアラームの動作を停止させることができる
ように、アラーム動作ストツプ用の外部操作スイ
ツチを併設することも可能である。
一方、前述の実施例においては、アラームセツ
ト時刻が到達した以後の音声制御部9は、タイマ
ー回路の出力等によつて動作の進行を規制される
ように構成されているが、第1、第2アラーム報
知回路や音声認識装置を含む音声制御部の各処理
の進行は、ROMによつて処理するように構成す
ることも可能である。その場合には、あらかじめ
ROM内に進行プログラム等を記憶させておき、
クロツク信号カウンターの内容等に応じてROM
内の番地指定を順次シフトさせ、その都度、対応
するROMの番地に記憶されている指示内容等を
実行するように構成する、等が考えられる。すな
わち時計として基本的な時計動作やアラームに関
する動作の全般に渡つて、いわゆるマイクロコン
ピユータ形式を採用することも可能である。
また前述の実施例においては、音声によつて可
能なアラーム制御の対象として、アラームのスト
ツプ、スヌーズアラーム機能に関する動作指示、
アラームのセツト時刻の変更、等が実施されてい
るが、その他、アラーム機能そのもののON、
OFFの制御、メロデイーの種類の指示、他の電
気機器(例えばラジオ等)の電源投入の制御等も
同様に行なえることは明らかである。
さらに前述の実施例においては、アラームのセ
ツト時刻と現在時刻とが一致したときに出力され
る一致検出信号によつて、直接的に音声認識ブロ
ツクのすべての駆動を開始させる如くの制御形態
は採られておらず、例えばプリアンプ等はタイマ
ー回路等の出力を介して、いわば一致検出信号よ
り間接的に動作制御を行なわれるように構成され
ている。しかし、このような実施形態のみでな
く、一致検出信号によつて直接的に音声認識ブロ
ツクの全て、または大部分の駆動、演算処理等を
開始するように構成することも可能である。さら
に現在時刻とアラームのセツト時刻を比較するた
めの比較回路として、通常の一致検出回路を用い
る代わりに、アラームのセツト時刻に比較して、
適当に時間幅だけ早く動作制御信号を形成する機
能を備えた比較回路を用い、この動作制御信号に
よつてアラーム素子の動作または音声認識ブロツ
クの動作の少くとも一方を制御することも可能で
ある。また、この場合にも動作制御信号によつて
直接的にも、あるいは間接的にも、前記音声認識
ブロツクを制御することが可能である。
なお前述の実施例では、一致検出信号がアラー
ム素子の動作と音声認識ブロツクの動作の両方を
制御するように構成されているが、アラーム素子
の動作制御信号と音声認識ブロツクの動作制御信
号を別個に(すなわち互いに適当な時間間隔を介
して別々に)形成することも可能である。
またスピーカー等のアラーム素子とマイクロフ
オン等の音声入力装置とは、少くとも一部を互い
に兼用した構成として、音響や音声の発生動作と
入力動作とを切換えながら実行していくことも可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の1実施例によるア
ラーム装置付き電子置時計を示すもので、第1図
はその外観を示す正面図、第2図は回路構成の概
略を示すブロツク線図、第3図は音声制御部を示
す回路図、第4図は音声認識ブロツクを概略的に
示すブロツク線図である。 1……液晶表示装置、2……スピーカー、3…
…マイクロフオン、4……水晶発振回路、5……
分周回路、6……計時カウンター、7……アラー
ムメモリー、7a……修正信号入力端子、8……
一致検出回路、9……音声制御部、10……デコ
ーダ・ドライバー回路、25……音声認識ブロツ
ク、25a,25b……動作制御端子、29……
前段分周回路、30……スヌーズカウンター、3
1……スヌーズメモリー回路、31a……設定信
号入力端子、32……一致検出回路、33……第
1アラーム報知回路、34……第2アラーム報知
回路、35……プリアンプ、36……音声特徴パ
ラメータ抽出回路、37……A/D変換器、38
……インターフエイス、39……入力パターンメ
モリーユニツト(IPM)、40……標準パターン
メモリーユニツト(SPM)、41……インターフ
エイスプロセツサー(IFP)、42……CPU、4
3……コントロールユニツト、45……スピーカ
ー駆動回路、Co,So……一致検出出力、A……
アラームストツプ命令信号、B……スヌーズアラ
ーム時間指定信号、C……スヌーズアラーム中止
命令信号、D……アラームセツト時刻指定信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 時刻を計数する計時手段と、アラームのセツ
    ト時刻を記憶しておくアラーム時刻記憶手段と、
    前記時計手段の内容とアラーム時刻記憶手段の内
    容とを比較した結果に従つて動作制御信号を形成
    する比較手段と、前記アラーム時刻記憶手段に記
    憶されたアラームのセツト時刻に対応してアラー
    ム報知動作を行なうアラーム素子とを備えたアラ
    ーム付き電子時計において、マイクロフオン等の
    音声入力装置と、前記動作制御信号に応じて前記
    音声入力装置からの音声入力に対する認識動作を
    開始する音声認識手段と、アラーム報知動作を制
    御するための音声入力命令が前記音声認識手段に
    よつて認識されたときには、その認識結果に従つ
    て、それ以後のアラーム報知動作の少なくとも一
    部を制御する第1のアラーム動作制御手段と、前
    記音声認識手段による認識動作の開始時点より前
    記アラーム報知動作終了後の所定時間経過時点ま
    でに音声入力がなかつたことを検出すると検出信
    号を出力する検出手段と、該検出信号に応じて前
    記アラーム素子にアラーム報知動作を再開させる
    第2のアラーム動作制御手段とを設けたことを特
    徴とするアラーム付き電子時計。
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