JPS6315154A - 渦流探傷検査器 - Google Patents
渦流探傷検査器Info
- Publication number
- JPS6315154A JPS6315154A JP61158569A JP15856986A JPS6315154A JP S6315154 A JPS6315154 A JP S6315154A JP 61158569 A JP61158569 A JP 61158569A JP 15856986 A JP15856986 A JP 15856986A JP S6315154 A JPS6315154 A JP S6315154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- detection
- detection coil
- eddy current
- flaw detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 82
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 17
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims abstract description 10
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 13
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 18
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野3
本発明は線材、棒材、管材等の多量生産品の高速度検査
に利用される渦流探傷検査器に関する、特に自己比較型
の貫通形及び内挿形の渦流探傷検査器に関するものであ
る。
に利用される渦流探傷検査器に関する、特に自己比較型
の貫通形及び内挿形の渦流探傷検査器に関するものであ
る。
[従来の技術J
線材、棒材、管材等の欠陥を検出づるための渦流探傷検
査器としては第3図に示す様に励磁コイル6の中に被検
査材1の管等を走行させて検査する貫通形及び被検査材
である管の中に検出コイルを挿入して検査する内挿形(
図示せず)があり、検出コイル8aと比較コイル8bが
一体と成って検査すべき隣接部分の性質の差異を測定す
る自己比較型コイルが、使用されCいた。しかしながら
被検査材の表面に付加された管上に同じ直角方向に存在
するリング状模様熔により雑信号が発生するため正確な
傷の検出に問題点があった。その対策として本発明者等
は、傾斜形検出コイルを使用する渦流探傷検査器を開発
し、イれによって被検査材表面につけられたリング状模
様等で発生する雑信号の抑制に大きな効果をあげること
が出来た。
査器としては第3図に示す様に励磁コイル6の中に被検
査材1の管等を走行させて検査する貫通形及び被検査材
である管の中に検出コイルを挿入して検査する内挿形(
図示せず)があり、検出コイル8aと比較コイル8bが
一体と成って検査すべき隣接部分の性質の差異を測定す
る自己比較型コイルが、使用されCいた。しかしながら
被検査材の表面に付加された管上に同じ直角方向に存在
するリング状模様熔により雑信号が発生するため正確な
傷の検出に問題点があった。その対策として本発明者等
は、傾斜形検出コイルを使用する渦流探傷検査器を開発
し、イれによって被検査材表面につけられたリング状模
様等で発生する雑信号の抑制に大きな効果をあげること
が出来た。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、この傾斜形検出コイルをもった渦流探傷
検査器の場合、有害(s’、a )欠陥では、検出コイ
ルを傾斜さヒた時の検出コイルの折返し部と、検出コイ
ルの傾斜部中央付近との検出状況を比較すると、欠陥に
よるベクトル波形が大きく変化し3〜5db(平均4d
b)の検出感度差が生じ、これによって折返し部では欠
陥を検出できても傾斜部に相当する所では検出信号が低
く欠陥を児逃すという問題点があった。そこで当面検出
の一番(It Fする傾斜部中央付近を基型にして検出
条件の設定を行い使用していた。
検査器の場合、有害(s’、a )欠陥では、検出コイ
ルを傾斜さヒた時の検出コイルの折返し部と、検出コイ
ルの傾斜部中央付近との検出状況を比較すると、欠陥に
よるベクトル波形が大きく変化し3〜5db(平均4d
b)の検出感度差が生じ、これによって折返し部では欠
陥を検出できても傾斜部に相当する所では検出信号が低
く欠陥を児逃すという問題点があった。そこで当面検出
の一番(It Fする傾斜部中央付近を基型にして検出
条件の設定を行い使用していた。
又有害(点)欠陥の発生位置は被検査材の円周方向のど
の位買にも発生する可能性があるので、それを検出する
探傷器は、欠陥位置検出のときの検出コイルの折返し部
と傾斜部との検出感度差を極力小さくすることが望まれ
る。
の位買にも発生する可能性があるので、それを検出する
探傷器は、欠陥位置検出のときの検出コイルの折返し部
と傾斜部との検出感度差を極力小さくすることが望まれ
る。
本発明のH的は検出コイルの各部分の検出感度差の極力
少ない渦流探傷検査器を提供することにある。
少ない渦流探傷検査器を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明は被検査材の表面に接近して検出=】イルを置き
、その検出コイルに交流を通じてコイルの11宝磁的反
応を確めることによる渦流探傷検査器において、その検
出コイルを被検査材の軸心に対し階段式に傾斜させたこ
とを特徴とする渦流探傷検査器である。
、その検出コイルに交流を通じてコイルの11宝磁的反
応を確めることによる渦流探傷検査器において、その検
出コイルを被検査材の軸心に対し階段式に傾斜させたこ
とを特徴とする渦流探傷検査器である。
本発明の検出コイルは、検査コイルと比較TJコイルよ
りなる自己比較型検出コイルである時に更に優れた効果
が得られる。
りなる自己比較型検出コイルである時に更に優れた効果
が得られる。
本発明は相互誘導形のn通形渦流探傷検査器に適用出来
るのみならず自己誘導形内挿形渦流探爛検査器及び自己
状等形の貫通形渦流探勾検査器にも適用することが出来
る。動作並びに検出結果は相互誘導形の貫通形渦流探傷
検査器の場合と全く同じである。
るのみならず自己誘導形内挿形渦流探爛検査器及び自己
状等形の貫通形渦流探勾検査器にも適用することが出来
る。動作並びに検出結果は相互誘導形の貫通形渦流探傷
検査器の場合と全く同じである。
[作 用1
本発明は検出コイルを被検査材の軸心に対し階段式に傾
斜させたことにより傾斜部中央付近で軸に対し直角の平
行部が出来るのでその部分が検出コイルの折返し部に近
い状態になり、検出感度を上げることが出来る。自段ご
との間には傾斜部があるが短いため41害欠陥の検出信
号に対しあまり大きなベクトル波形の変化が起らず検出
感度差が小さくなる。
斜させたことにより傾斜部中央付近で軸に対し直角の平
行部が出来るのでその部分が検出コイルの折返し部に近
い状態になり、検出感度を上げることが出来る。自段ご
との間には傾斜部があるが短いため41害欠陥の検出信
号に対しあまり大きなベクトル波形の変化が起らず検出
感度差が小さくなる。
尚、段はあってら全体として傾斜しているため、傾斜形
検出コイルと同様に被検査材表面につけられたリング状
模様は積降した検出信号とならず、有害欠陥との検出感
度差が充分にとれて判別を確かなものとすることが出来
る。
検出コイルと同様に被検査材表面につけられたリング状
模様は積降した検出信号とならず、有害欠陥との検出感
度差が充分にとれて判別を確かなものとすることが出来
る。
[実 施 例]
以下本発明を図面に示す実施例により説明する。
第1図は本発明の相互誘導形貫通形渦流探傷検査器にお
【する一実施例の縦断面図である。
【する一実施例の縦断面図である。
第1図において、励磁コイル6の内側に巻かれた自己比
較型検出コイル7の検査コイル7aと比較コイル7bを
、被検査材1の軸心に対して階段式に傾斜させた。ちな
みに第3図は従来の傾斜形検出:1イルで図上上部の折
返し部から反対の下部の折返し部まで直線的に傾斜して
いる。本発明は従来技術とは、この検出コイル形状の違
いが特徴である。
較型検出コイル7の検査コイル7aと比較コイル7bを
、被検査材1の軸心に対して階段式に傾斜させた。ちな
みに第3図は従来の傾斜形検出:1イルで図上上部の折
返し部から反対の下部の折返し部まで直線的に傾斜して
いる。本発明は従来技術とは、この検出コイル形状の違
いが特徴である。
検出コイル形状の辺いによる検出信号を比較した乙のが
第1図と第3図に対し夫々第2図と第4図で、有害(点
)欠陥3の検出信号5では階段式傾斜形検出」イルの渦
流探信検査器の方が検出感度が良くなっている。更に被
検査材表面につけられたリング状模様2の検出値@4は
、階段式傾斜形検出コイルの検出信号も傾斜形検出コイ
ルと同様に欠陥信号との区別が充分出来る程小さくなっ
ている。
第1図と第3図に対し夫々第2図と第4図で、有害(点
)欠陥3の検出信号5では階段式傾斜形検出」イルの渦
流探信検査器の方が検出感度が良くなっている。更に被
検査材表面につけられたリング状模様2の検出値@4は
、階段式傾斜形検出コイルの検出信号も傾斜形検出コイ
ルと同様に欠陥信号との区別が充分出来る程小さくなっ
ている。
リング状模様2で発生するta信号4と有害欠陥信号5
の周波数成分は、傾斜形検出コイルも階段式傾斜形検出
コイルもほとんど同じであった。
の周波数成分は、傾斜形検出コイルも階段式傾斜形検出
コイルもほとんど同じであった。
次にこの両コイルによる検出コイルの折返し部と傾斜部
との検出感度差について、有害となる自然欠陥10ケで
比較した結果を第1表に示した。
との検出感度差について、有害となる自然欠陥10ケで
比較した結果を第1表に示した。
傾斜形検出コイルの渦流探傷検査器では3〜5db(平
均4.05db)の差に対し2段式傾斜検出コイルの渦
流探傷検査器では1.5〜3db(平均1.95db)
となり半分の感度差にすることが出来た。
均4.05db)の差に対し2段式傾斜検出コイルの渦
流探傷検査器では1.5〜3db(平均1.95db)
となり半分の感度差にすることが出来た。
検出コイルの巻溝作成では、傾斜形検出コイルの渦流探
傷検査器は手加コニで行われるが、階段式ll!i斜形
検出コイルの渦流探傷検査器は機械加二[で容易に作成
出来、検出性能が安定した。
傷検査器は手加コニで行われるが、階段式ll!i斜形
検出コイルの渦流探傷検査器は機械加二[で容易に作成
出来、検出性能が安定した。
第 1 表
尚、本発明の内挿形渦流探傷検査器の一実施例を第5図
に示す。
に示す。
[琵明の効果1
以上説明をしたように、本発明の階段式傾斜形検出コイ
ルを持つ渦流探信検査器は、検出コイルを階段式に傾斜
させたことで、リング状模様による雑信号の抑制効果は
勿論のこと、有害(点)欠陥が被検査材の円周のどの位
置にあってら、即ら検出コイルの折返し部でも、又傾斜
部を通過しても検出感度差があまり出ないように改良さ
れた。
ルを持つ渦流探信検査器は、検出コイルを階段式に傾斜
させたことで、リング状模様による雑信号の抑制効果は
勿論のこと、有害(点)欠陥が被検査材の円周のどの位
置にあってら、即ら検出コイルの折返し部でも、又傾斜
部を通過しても検出感度差があまり出ないように改良さ
れた。
これによって検出器の条件設定不良による有害欠陥の見
逃しは防止され、従来より一層品質管理が向上し、生産
能率の向上、得率の向上に貢献した。
逃しは防止され、従来より一層品質管理が向上し、生産
能率の向上、得率の向上に貢献した。
第1図は本発明の段階式傾斜形検出コイルを持つ渦流探
傷検査器の縦断面図、第2図は同じく階段式傾斜形検出
コイルによるリング状模様及び有害欠陥の検出データの
グラフ例を示す。第3図は従来の傾斜形検出コイルを持
つ渦流探傷検査器の縦断面図、第4図は同じく傾斜形検
出コイルによる検出データーのグラフである。第5図は
本発明の内挿形渦流探傷検査器の一実施例の側面図であ
る。 1 ; 励 磁 コ イ ル、2:リング状模
様、 3:有害(点)欠陥、 4:リング状模様の検出信号、 5:有害欠陥の検出信号、 6 : 励 磁 コ イ ル、7 : 検
出 コ イ ル、7a:検 査 コ イ ル、 7 b : 比 較 コ イ ル、8 : 検
出 コ イ ル、8a:検 査 コ イ ル
、 8 b : 比 較 コ イ ル。 代理人 弁理士 薄 1)利 幸 第1旧 児2YJ
傷検査器の縦断面図、第2図は同じく階段式傾斜形検出
コイルによるリング状模様及び有害欠陥の検出データの
グラフ例を示す。第3図は従来の傾斜形検出コイルを持
つ渦流探傷検査器の縦断面図、第4図は同じく傾斜形検
出コイルによる検出データーのグラフである。第5図は
本発明の内挿形渦流探傷検査器の一実施例の側面図であ
る。 1 ; 励 磁 コ イ ル、2:リング状模
様、 3:有害(点)欠陥、 4:リング状模様の検出信号、 5:有害欠陥の検出信号、 6 : 励 磁 コ イ ル、7 : 検
出 コ イ ル、7a:検 査 コ イ ル、 7 b : 比 較 コ イ ル、8 : 検
出 コ イ ル、8a:検 査 コ イ ル
、 8 b : 比 較 コ イ ル。 代理人 弁理士 薄 1)利 幸 第1旧 児2YJ
Claims (2)
- (1)被検査材の表面に接近して検出コイルを置き、そ
の検出コイルに交流を通じてコイルの電磁的反応を確め
ることによる渦流探傷検査器において、その検出コイル
を被検査材の軸心に対し階段式に傾斜させたことを特徴
とする渦流探傷検査器。 - (2)検出コイルが検査コイルと比較コイルとよりなる
自己比較型検出コイルであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の渦流探傷検査器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61158569A JPS6315154A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | 渦流探傷検査器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61158569A JPS6315154A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | 渦流探傷検査器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6315154A true JPS6315154A (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=15674557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61158569A Pending JPS6315154A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | 渦流探傷検査器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6315154A (ja) |
-
1986
- 1986-07-04 JP JP61158569A patent/JPS6315154A/ja active Pending
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