JPS6315130B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6315130B2 JPS6315130B2 JP57193063A JP19306382A JPS6315130B2 JP S6315130 B2 JPS6315130 B2 JP S6315130B2 JP 57193063 A JP57193063 A JP 57193063A JP 19306382 A JP19306382 A JP 19306382A JP S6315130 B2 JPS6315130 B2 JP S6315130B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum
- circuit
- tank
- solenoid valve
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 11
- 238000007666 vacuum forming Methods 0.000 claims description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はプラスチツクシート又はプラスチツク
板を加熱軟化したものを型形状に添わせて型面か
ら真空に吸引して成形する真空成形装置、あるい
は真空と同時に加圧を併用する真空・圧空成形装
置の改良に関するもので、型面への密着性の良好
なシヤープな仕上りの製品ができ、かつ深絞り製
品にも適用できる真空成形装置に関するものであ
る。
板を加熱軟化したものを型形状に添わせて型面か
ら真空に吸引して成形する真空成形装置、あるい
は真空と同時に加圧を併用する真空・圧空成形装
置の改良に関するもので、型面への密着性の良好
なシヤープな仕上りの製品ができ、かつ深絞り製
品にも適用できる真空成形装置に関するものであ
る。
プラスチツク板の真空成形にあつては、例えば
メス型を利用する装置として第１図に示すよう
に、プレス機にセツトされて上下に移動するベー
ス板１上にメス型２が取付けられ、メス型２には
下部真空吸引室３、型内面４、型内面角部又は稜
線部の吸引***５が設けられており、更にメス型
２の真空吸引室３中を真空にする真空ポンプ６と
真空タンク７と真空配管８からなる真空配管装置
が設けられている。
メス型を利用する装置として第１図に示すよう
に、プレス機にセツトされて上下に移動するベー
ス板１上にメス型２が取付けられ、メス型２には
下部真空吸引室３、型内面４、型内面角部又は稜
線部の吸引***５が設けられており、更にメス型
２の真空吸引室３中を真空にする真空ポンプ６と
真空タンク７と真空配管８からなる真空配管装置
が設けられている。
従来の真空配管は、第１図における一点鎖線表
示の真空ポンプ６と真空タンク７と吸引室３中へ
の真空配管８及び電磁弁９の１回路でしかなかつ
た。したがつて、常時真空タンク７内が
10-4Torrに近い高真空であつても、バルブ９を
あけると真空度がたちまちにして下る。また、加
熱したプラスチツク板１５の温度が下り、抗張力
が時間と共に急速に上昇して型に添い難くなる。
そこで、抗張力の低い、伸びが最高値に達する温
度域でいち早く真空度を最大に到達させ維持する
ために、本発明では２段吸引方式を採用する装置
としたのである。すなわち、その特徴とするとこ
ろは、型の真空吸引口と真空ポンプとの間に２個
の真空タンクを並列に設け、真空ポンプから真空
タンクＡと電磁弁Ａとの直列回路からなるＡ回路
と、逆止弁Ｂ、真空タンクＢ、電磁弁Ｂの直列回
路からなるＢ回路とを設けてなることにある。
示の真空ポンプ６と真空タンク７と吸引室３中へ
の真空配管８及び電磁弁９の１回路でしかなかつ
た。したがつて、常時真空タンク７内が
10-4Torrに近い高真空であつても、バルブ９を
あけると真空度がたちまちにして下る。また、加
熱したプラスチツク板１５の温度が下り、抗張力
が時間と共に急速に上昇して型に添い難くなる。
そこで、抗張力の低い、伸びが最高値に達する温
度域でいち早く真空度を最大に到達させ維持する
ために、本発明では２段吸引方式を採用する装置
としたのである。すなわち、その特徴とするとこ
ろは、型の真空吸引口と真空ポンプとの間に２個
の真空タンクを並列に設け、真空ポンプから真空
タンクＡと電磁弁Ａとの直列回路からなるＡ回路
と、逆止弁Ｂ、真空タンクＢ、電磁弁Ｂの直列回
路からなるＢ回路とを設けてなることにある。
第１図の実線は本発明の具体例を示す型断面及
び配管系統図であり、真空ポンプ６と真空吸引室
３の真空吸引口１０へ通じる真空配管８との間に
真空タンクＡ７と電磁弁Ａ１１を直列回路にした
Ａ回路と、逆止弁Ｂ１２、更にもう一つの真空タ
ンクＢ１３と電磁弁Ｂ１４とを直列回路にしたＢ
回路を並列に設けている。
び配管系統図であり、真空ポンプ６と真空吸引室
３の真空吸引口１０へ通じる真空配管８との間に
真空タンクＡ７と電磁弁Ａ１１を直列回路にした
Ａ回路と、逆止弁Ｂ１２、更にもう一つの真空タ
ンクＢ１３と電磁弁Ｂ１４とを直列回路にしたＢ
回路を並列に設けている。
Ａ回路は第１図下方一点鎖線の従来配管であ
り、まず、電磁弁Ａ１１とＢ回路の電磁弁Ｂ１４
とを閉め、真空ポンプ６を作動させて引きぱなし
にして真空タンクＡ７と真空タンクＢ１３とを真
空にする。次いで、電磁弁Ａ１１を開くと、メス
型２の真空吸引室３よりメス型２底面角部や稜線
部に多数設けられた吸引***５を経てプラスチツ
ク板１５が下方へ引かれ、型内面４に添うまで変
形する。この際、メス型２が深絞りであつたり、
プラスチツク板１５の板厚が大であると、真空タ
ンクＡのみでは十分に引ききれない場合が生じ
る。そこで、電磁弁Ａ１１を閉じ、電磁弁Ｂ１４
を開けて真空タンクＢ１３へ切換え、Ｂ回路の高
真空度を利用して２段引きをする。
り、まず、電磁弁Ａ１１とＢ回路の電磁弁Ｂ１４
とを閉め、真空ポンプ６を作動させて引きぱなし
にして真空タンクＡ７と真空タンクＢ１３とを真
空にする。次いで、電磁弁Ａ１１を開くと、メス
型２の真空吸引室３よりメス型２底面角部や稜線
部に多数設けられた吸引***５を経てプラスチツ
ク板１５が下方へ引かれ、型内面４に添うまで変
形する。この際、メス型２が深絞りであつたり、
プラスチツク板１５の板厚が大であると、真空タ
ンクＡのみでは十分に引ききれない場合が生じ
る。そこで、電磁弁Ａ１１を閉じ、電磁弁Ｂ１４
を開けて真空タンクＢ１３へ切換え、Ｂ回路の高
真空度を利用して２段引きをする。
Ｂ回路には真空タンクＡ７方向から真空タンク
Ｂ１３方向へ空気が移動するのを防止する逆止弁
Ｂ１２があるために、単なる電磁弁Ｂ１４の操作
で、真空タンクＡ７中の真空度が低下しているに
もかかわらず、空気の真空タンクＢ１３中への移
動が妨げられて、真空吸引室３の真空度が高真空
に維持されるのである。電磁弁Ａ，Ｂの切換えは
電気的制御回路を利用して自動的に行なえる。
Ｂ１３方向へ空気が移動するのを防止する逆止弁
Ｂ１２があるために、単なる電磁弁Ｂ１４の操作
で、真空タンクＡ７中の真空度が低下しているに
もかかわらず、空気の真空タンクＢ１３中への移
動が妨げられて、真空吸引室３の真空度が高真空
に維持されるのである。電磁弁Ａ，Ｂの切換えは
電気的制御回路を利用して自動的に行なえる。
プラスチツク板１５は周囲を挾着枠体１６でク
ランプして板の上下両面又は片面から板を加熱軟
化させるためにヒーター加熱をする。ヒーターは
図示していないが、メス型２及び上部の被せ蓋１
７を上下にそれぞれ逃がし、ヒーターを前進させ
てプラスチツク板１５を挾む状態で効率よく加熱
するようにしている。被せ蓋１７には大気圧と連
通する連通穴１８を開け、これにバルブ１９とエ
アコンプレツサ２０を圧空配管２１で接続し、上
記２段吸引と同時にエアコンプレツサによつて圧
空し、真空・圧空成型を行なうこともできる。
ランプして板の上下両面又は片面から板を加熱軟
化させるためにヒーター加熱をする。ヒーターは
図示していないが、メス型２及び上部の被せ蓋１
７を上下にそれぞれ逃がし、ヒーターを前進させ
てプラスチツク板１５を挾む状態で効率よく加熱
するようにしている。被せ蓋１７には大気圧と連
通する連通穴１８を開け、これにバルブ１９とエ
アコンプレツサ２０を圧空配管２１で接続し、上
記２段吸引と同時にエアコンプレツサによつて圧
空し、真空・圧空成型を行なうこともできる。
なお、エアコンプレツサ２０からバルブ２２を
介してメス型真空吸引室３へ配管して成形体の離
型ブローに利用すると好都合である。
介してメス型真空吸引室３へ配管して成形体の離
型ブローに利用すると好都合である。
以上のような２段真空吸引をすると、従来の真
空成形では得られなかつたシヤープな成形や深絞
り成形ができ、真空成形や真空・圧空成形を一段
と有用なものにする効果が得られたのである。
空成形では得られなかつたシヤープな成形や深絞
り成形ができ、真空成形や真空・圧空成形を一段
と有用なものにする効果が得られたのである。
第１図は型断面図及び配管系統図である。
２……メス型、６……真空ポンプ、７……真空
タンクＡ、８……真空配管、１０……真空吸引
口、１１……電磁弁Ａ、１２……逆止弁Ｂ、１３
……真空タンクＢ、１４……電磁弁Ｂ、１５……
プラスチツク板、１７……被せ蓋、２０……エア
コンプレツサ。
タンクＡ、８……真空配管、１０……真空吸引
口、１１……電磁弁Ａ、１２……逆止弁Ｂ、１３
……真空タンクＢ、１４……電磁弁Ｂ、１５……
プラスチツク板、１７……被せ蓋、２０……エア
コンプレツサ。
Claims (1)
- １ 加熱軟化したプラスチツク板を型面に添わせ
て成形するべく真空吸引する真空成形装置におい
て、型の真空吸引口と真空ポンプとの間に２個の
真空タンクを並列に設け、真空ポンプから真空タ
ンクＡと電磁弁Ａとの直列回路からなるＡ回路
と、真空タンクＡ７から真空タンクＢ１３方向へ
空気が移動するのを防止する逆止弁Ｂ、真空タン
クＢ、電磁弁Ｂの直列回路からなるＢ回路とを並
列に設けてなることを特徴とするプラスチツクの
真空成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19306382A JPS5983614A (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | プラスチツクの真空成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19306382A JPS5983614A (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | プラスチツクの真空成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5983614A JPS5983614A (ja) | 1984-05-15 |
| JPS6315130B2 true JPS6315130B2 (ja) | 1988-04-04 |
Family
ID=16301577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19306382A Granted JPS5983614A (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | プラスチツクの真空成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5983614A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6381021A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-11 | Tsutsunaka Plast Kogyo Kk | 熱可塑性合成樹脂積層成形品の製造方法 |
| JPH01115527U (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-03 | ||
| JP4298487B2 (ja) * | 2003-12-04 | 2009-07-22 | 株式会社恭和 | Ｅｌ発光部材並びにその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5638214A (en) * | 1979-09-05 | 1981-04-13 | Meiwa Sangyo Kk | Vacuum or compressed-air forming method |
-
1982
- 1982-11-02 JP JP19306382A patent/JPS5983614A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5638214A (en) * | 1979-09-05 | 1981-04-13 | Meiwa Sangyo Kk | Vacuum or compressed-air forming method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5983614A (ja) | 1984-05-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3733564B2 (ja) | 真空成型装置 | |
| US5382150A (en) | Apparatus for molding a composite material article | |
| US2441097A (en) | Plastics molding apparatus | |
| DE2536020C2 (de) | Vorrichtung zum Vakuumverpacken | |
| US2917783A (en) | Method for forming thermoplastic materials | |
| US6668589B1 (en) | Method of shaping sheet glass | |
| US3726953A (en) | Method of forming sheet material | |
| JPS6315130B2 (ja) | ||
| US3535740A (en) | Apparatus for producing embossed thermoplastic sheet | |
| US3476377A (en) | Sheet clamping couple | |
| US4261775A (en) | Method of deep-drawing of foam material-mold parts | |
| US3504070A (en) | Vacuum forming method and apparatus | |
| US2911677A (en) | Method and apparatus for moulding foils | |
| JPS63295233A (ja) | 真空成形装置 | |
| US1497592A (en) | Mold for making hollow rubber articles | |
| US2512535A (en) | Apparatus for molding resinous articles | |
| US2370827A (en) | Means for forming thermoplastic material | |
| DK147255B (da) | Fremgangsmaade til fremstilling af stoebeforme ved vakuumformning, anlaeg til brug ved udoevelse af fremgangsmaaden og formkasse til et saadant anlaeg | |
| US3038825A (en) | Laminating bag | |
| GB786416A (en) | Improvements in and relating to vacuum deep-drawing of thermoplastic sheet material | |
| CN111791418A (zh) | 模压成型模具与模压成型方法 | |
| JP2520624Y2 (ja) | Ｓｍｃ等の真空プレス成形装置 | |
| US3852014A (en) | Plastic molding machine | |
| JP7268855B2 (ja) | 熱成形方法 | |
| JPH0375246A (ja) | 合わせガラスの接着方法並びにその装置 |