JPS6314928A - 交通振動の伝播防止工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明が属する技術分野） 本発明は交通振動（交通路の動荷重による振動）が付近
の１！屋に伝播するのを防止する技術に関するものであ
る。

（発明の課題とその特徴点） 近来、新幹線の沿線等において交通振動による被害が問
題になっているが、その対策としては、■振動源側で地
盤に振動が伝わるのを防止する、■振動源と受振側の中
間で地盤の振動を遮断する、■受振側で地盤から振動が
伝わるのを防止する、の３方式が考えられる。

本発明は、前記３方式のうち、■に属するものであって
、交ｉｌｌ振動による建屋振動を許容値以下にするため
の新規手段の提供を目的としており、へ その溝道上の特徴は特許請求の範囲に記載したとおりで
ある。

すなわち、本発明は、建屋の基礎を交通振動が許容値以
下に減衰される深度以下の地層で支持される多数の杭で
構成することによる全体的な源振効果と各抗の外周を防
振材で被覆することによる振動の遮断効果との加算効果
で、交通振動による建屋振動を許容値以下にするもので
ある。

（図面による説明） 第１図は本発明説明用の模式図である。

交通振動による建屋地点の地盤振動は、振動源（交通路
）からの距離、地盤性状等にもよるが、一般的に線入で
示すようになっており、建屋の下端が位置する地表にお
いて最大で、地中に入るに従って減衰され、深度Ｄ１で
許容値ａに等しくなる。

線Ｂは建屋の基礎を深度Ｄｉ（Ｄｚ　≧Ｄ、）の地層で
支持される杭群で構成した場合における基礎部の振動状
態を示しており、この場合は、全体的に地ｍＱ動より小
さくなっているが、地表で未だ許容値ａまで滅振されて
いない。

ＶＡＣは前述の杭基礎の杭の外周を防振材で被覆した場
合の基礎部の振動状態を示しており、この場合は、全体
的に線Ｂの場合よりさらに減衰され、地表においても許
容値ａ以下になっている。

本発明は線Ｃの場合であって、その実施の態様は第２図
に示すとおりであり、図中、■は振動源、２は建屋、３
は杭、４は防振材である。

防振材４は、予め筒状、半割り状、シート状に形成した
ものを抗３の外周に張り付けたり、外挿させてもよ（、
又、抗３に直接か若しくは芯材を巻いて、防振材料（例
えばタール、発泡プラスチック等）を塗布したり、吹き
付けたりして設けてもよい。

（発明の効果） 本発明によれば、抗群による源振効果と防振材による防
振効果が加算されて、交通振動による建屋振動を確実に
許容Ｉａａ以下することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明説明用の模式図、第２図は本発明の実施
の態様を示す全体図である。 １：振動源、２：建屋、３：抗、４：防振材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 建屋の基礎を、交通振動が許容値以下に減衰される深度
   以下の地層で支持され、かつ、外周が防振材で被覆され
   た多数の杭で構成することを特徴とする交通振動の伝播
   防止工法。