JPS631428Y2 - - Google Patents

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JPS631428Y2
JPS631428Y2 JP7546984U JP7546984U JPS631428Y2 JP S631428 Y2 JPS631428 Y2 JP S631428Y2 JP 7546984 U JP7546984 U JP 7546984U JP 7546984 U JP7546984 U JP 7546984U JP S631428 Y2 JPS631428 Y2 JP S631428Y2
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JP
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heating element
heat
electrode
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heater
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JP7546984U
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JPS60187486U (ja
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  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は面状発熱体に関する。
(背景技術) 従来、面状発熱体を用いた電気カーペツトは、
その折り曲げ性を向上させるために第4図の如く
穴開け加工部11を形成したり、面状発熱体
A′の内部に〓間12を設けたりするために、そ
の部分に発熱線を配線することができず、その近
辺の部分の温度が上昇せずに他の部分との温度差
が大きくなり、温度分布ムラを生ずる原因となつ
ていた。
また、電気カーペツトは使用状況として、上に
人間が乗る以外にもその上に座布団等の断熱物を
置きつ放しにされたりすることがしばしばある。
この場合、断熱物の下の温度が蓄熱により上昇す
るが、第4図における断熱物13のような置き方
よりも、断熱物13′の如き置き方をされると断
熱物13′の下の感熱電極面積が低下するため、
温度上昇の度合いが高くなり、温度制御回路の動
作により他の非断熱部の温度が低下してしまうと
いう欠点があつた。
(考案の目的) 本考案は上記の欠点に鑑み提案されたもので、
その目的とするところは、面状発熱体の折り曲げ
部近傍のヒータ電極の線幅を内部のヒータ電極の
線幅よりも狭くすると共に、折り曲げ部近傍の感
熱電極の線幅を内部の感熱電極の線幅よりも広く
することにより、折り曲げ部近傍での発熱能力お
よび感熱能力を向上せしめて従来の如き欠点を解
消するようにした面状発熱体を提供することにあ
る。
(考案の開示) 以下、図に沿つて本考案を説明する。
第1図は本考案にかかる面状発熱体Aのヒータ
電極,感熱電極等のパターンを示したものであ
る。図において、面状発熱体Aは折り曲げ部8a
にて左右の発熱体ユニツトA1,A2に分割されて
おり、発熱体ユニツトA1,A2の一方又は双方を
切換使用することにより発熱面積を変えられるよ
うになつている。
まず、発熱体ユニツトA1の一端部には端子取
出し部1が設けられ、第1ヒータ電極2の往復路
がこの端子取出し部1から有機半導体3のほぼ全
域にわたつて並設されている。なお、有機半導体
3は例えばナイロン等からなり、温度の上昇に伴
つてそのインピーダンスが低下する負の温度−イ
ンピーダンス特性をもつ。また、第2ヒータ電極
4の往復路は端子取出し部1から発熱体ユニツト
A1の端部を経て他方の発熱体ユニツトA2のほぼ
全域にわたつて並設され、再び一方の発熱体ユニ
ツトA1を経て端子取出し部1に至つている。更
に、第1,第2ヒータ電極2,4の双方に沿うよ
うに感熱電極5が面状発熱体Aのほぼ全域にわた
つて配設され、その両端が端子取出し部1から引
出されている。なお、第1図中、8bは折り曲げ
部を示す。
次に、第2図は第1図中のa−a断面図(第2
図イおよび同じくb−b断面図(第2図ロ)を示
すものである。すなわち、発熱体ユニツトA1
内部を示す第2図イおよび発熱体ユニツトA1
周辺部を示す同図ロにおいて、6は有機半導体3
の裏面に形成された反射電極、7は絶縁フイルム
を示す。しかして、本考案にあつては、発熱体ユ
ニツトA1の周辺部、すなわち折り曲げ部8a近
傍の第1ヒータ電極2の線幅H2が内部の第1ヒ
ータ電極2の線幅H1よりも狭く、また周辺部の
感熱電極5の線幅S2が内部の感熱電極の線幅S1
りも広いと共に、周辺部での第1ヒータ電極2と
感熱電極5との間〓の幅W2が内部での幅W1より
も狭く設定されている。こうすることにより、周
辺部では第1ヒータ電極2の抵抗値増大によつて
発熱量が大きくなると共に、局部断熱時の感熱能
力を大きくすることができる。加えて、周辺部で
の間〓の幅W2を狭くすることで第1ヒータ電極
2の温度が拾い易くなつている。
上述の如き各線幅の大小関係は他方の発熱体ユ
ニツトA2についても同様であり、換言すれば第
2ヒータ電極4と感熱電極5の線幅についても適
用される。また、第2図ロの如き各電極の線幅構
成は、各発熱体ユニツトA1,A2の折り曲げ部8
a,8bの近傍のみならず、面状発熱体Aの外周
縁近傍においても採用することが望ましい。
なお、温度制御の方法は、周知の如く面状発熱
体Aの温度上昇により、反射電極6を介して第1
または第2のヒータ電極2,4と感熱電極5との
間の有機半導体3のインピーダンスが低下するの
を温度検出抵抗を流れる電流の増加により検出
し、これに応じてリレー等を動作させて第1また
は第2のヒータ電極2,4の通電を制御すること
により行なわれる。
次いで、第3図は本考案の他の実施例を示すも
ので、この実施例では感熱能力を一層上げるため
に、第1,第2ヒータ電極2,4に極めて近接す
る延長部5aを感熱電極5に延設することにより
感熱電極5を櫛状に形成したものである。この延
長部5aは第1,第2ヒータ電極2,4側に形成
してもよいのは勿論である。
この延長部5aを設けることにより、製造工程
中において、エツチング率を低下させることがで
き、生産性および素子の強度の向上を図ることが
できる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、有機半導体の表
面にヒータ電極および感熱電極が形成され、温度
変化に伴うヒータ電極および感熱電極間の前記有
機半導体のインピーダンス変化を検出して前記ヒ
ータ電極への通電を制御するようにした面状発熱
体において、この面状発熱体の折り曲げ部近傍の
前記ヒータ電極の線幅を前記面状発熱体の内部の
ヒータ電極の線幅よりも狭く形成すると共に、前
記折り曲げ部近傍の前記感熱電極の線幅を前記面
状発熱体の内部の感熱電極の線幅よりも広く形成
したから、面状発熱体の折り曲げ部近傍における
発熱量の増大が図れ、面状発熱体全体での温度分
布ムラの発生を防止して均一な発熱効果が得られ
る効果がある。
また折り曲げ部近傍などにおける断熱時にも、
この部分の感熱能力が高いため断熱部での温度上
昇を抑制することができ、非断熱部の温度を低下
させるように温度制御回路が誤動作するのを防止
できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は平面図、第2図イは第1図のa
−a断面図、第2図ロは第1図のb−b断面図、
第3図は本考案の他の実施例を示す拡大説明図、
第4図は従来例の説明図である。 2,4……ヒータ電極、3……有機半導体、5
……感熱電極、5a……延長部、8a,8b……
折り曲げ部、A……面状発熱体、A1,A2……発
熱体ユニツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 有機半導体の表面にヒータ電極および感熱電
    極が形成され、温度変化に伴うヒータ電極およ
    び感熱電極間の前記有機半導体のインピーダン
    ス変化を検出して前記ヒータ電極への通電を制
    御するようにした面状発熱体において、この面
    状発熱体の折り曲げ部近傍の前記ヒータ電極の
    線幅を前記面状発熱体の内部のヒータ電極の線
    幅よりも狭く形成すると共に、前記折り曲げ部
    近傍の前記感熱電極の線幅を前記面状発熱体の
    内部の感熱電極の線幅よりも広く形成したこと
    を特徴とする面状発熱体。 (2) 面状発熱体の折り曲げ部近傍におけるヒータ
    電極に、感熱電極の延長部を近接させてなる実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の面状発熱
    体。
JP7546984U 1984-05-22 1984-05-22 面状発熱体 Granted JPS60187486U (ja)

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JP7546984U JPS60187486U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 面状発熱体

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JP7546984U JPS60187486U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 面状発熱体

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JPS60187486U JPS60187486U (ja) 1985-12-12
JPS631428Y2 true JPS631428Y2 (ja) 1988-01-14

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