JPS63142474A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPS63142474A
JPS63142474A JP61288816A JP28881686A JPS63142474A JP S63142474 A JPS63142474 A JP S63142474A JP 61288816 A JP61288816 A JP 61288816A JP 28881686 A JP28881686 A JP 28881686A JP S63142474 A JPS63142474 A JP S63142474A
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JP
Japan
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window
pattern
cursor
recognized
windows
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Pending
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JP61288816A
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English (en)
Inventor
Kenji Nakada
健二 中田
Yutaka Yoshida
豊 吉田
Masashi Nosaka
野坂 正志
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物体に印字された文字の読取りあるいは物体
の外観検査等の装置に係り、特にあらかじめ設定したウ
ィンドウ内のパターンの特徴量を算出して目的を実現す
る装置に好適なウィンドウの自動縮小方法、すなわちウ
ィンドウの自動設定方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、簡易形の画像処理装置は、特開昭59−9017
7号に記載のように処理領域を全画面とせずに、ウィン
ドウと呼ばれる小領域の集合により構成し、処理時間の
かかる特徴量の演算等の処理はこのウィンドウ内にのみ
に対して行い、処理時間の短縮化を図っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記手法はパターンの存在場所があらかじめ明確にわか
っている場合にはウィンドウをパターンに対して適切に
設定でき処理時間の短縮を図ることができるが、パター
ンの位置ずれが大きい場合には、必然的にあらかじめウ
ィンドウの大きさを大きくする必要があり、この結果、
処理時間をそれほど短縮できないという欠点があった。
本発明の目的は、画面内においてパターンが大きく位置
ずれしてもパターンの位置に応じてウィンドウを修正し
、パターンの位置ずれの影響を受けずに特徴量の演算を
高速に行えるようにパターンに適したウィンドウを自動
作成する方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
未発明は、被認識物の撮像によって得られた該被認識物
のパターンの縁よりも外方に直線状の少なくとも1本の
カーソルを設定する第1の作業と、該カーソルは前記被
認識物を撮像するTV左カメラ水平同期線、または該水
平同期線に対して直角な線であり、前記カーソルを前記
パターンの縁に向けて該縁に接触するまで移動させる第
2の作業と、前記第2の作業によって前記パターンの縁
に接したカーソル同志の交点の座標、または移動させた
カーソルと予じめ設定していた基準線との交点の座標を
基準としてウィンドウを設定する第1ヰ の作業と、前記ウィンドウの特徴量を求める第1の作業
と、からなることを特徴とする。
〔作用〕
上記方法によれば、カーソルを移動させて被認識物の位
置を求め、そしてウィンドウを設定しているので、被認
識物の位置に小さなウィンドウを確実に設定でき、特徴
量を確実にかつその演算の時間を短くできるものである
〔裏廊例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図により説明す
る。第2図において、1は被認識物で。
例えばナツトである。2は被認識物lを搬送するコンベ
ヤ、3は被認識物の到着を検出する検出器。
4は被認識物lを撮像するTV左カメラ5はTV左カメ
ラからの信号を所定のレベルまで増幅する増幅回路、6
は増幅回路5からの信号を所定のしきい値レベルで2値
化し所定の信号によって量子化する2値化回路、7はT
V左カメラからの信号の中から垂直同期信号および水平
同期信号を抽出し、2値化回路6における量子化のため
の信号を作成する同期信号検出回路、8は2値化回路6
からの量子化された信号を記憶するメモリ9に対するア
ドレスを作成するアドレス発生回路、9は2値化回路6
からの量子化された信号を記憶する画像メモリ、10は
中央処理部(CPU)、11は処理手順等を記憶するた
めのメモリ(ROM)、12は一時記憶用メモリ(RA
M)、13は検出器3からの信号を入力するための入力
回路、14は処理結果を出力するための出力回路、15
はシステムバスである。
本装置の動作はまず、コンベヤ2が被認識物lを搬出し
てくる。TV左カメラの視野内に被認識物1が入ると検
出器3が被認識物1を検出し、信号を入力回路13に出
力する。ここで、検出器3の検出精度はあらいもので良
く、被認識物1がTV左カメラの視野内に入っていると
いうことを検出できる程度のもので良いものとする。C
PUl0は、入力回路13を介して検出器3からの信号
を入力するとTV左カメラにより被認識物1の像を撮像
する。ここで、被認識物1と背景であるコンベヤ2等は
コントラストが十分にあるものとする。TV左カメラに
よって撮像された被認識物1のパターンは電気信号に変
換され、増幅回路5により所定のレベルまで増幅され2
値化回路6において所定のしきい値レベルで2値化され
るとともに、同期信号検出回路7からの信号によって量
子化される。
2値化回路6により量子化された信号は、同期信号検出
回路7からの信号をもとにアドレス発生回路8により作
り出した画像メモリ9のアドレスへ記憶される。CPU
l0は、被認識物1のパターンを画像メモリ9へ記憶し
た後に、ROMIIへあらかじめ設定しておいたウィン
ドウ情報を参照し、画像メモリ9内のパターンの状態に
応じてウィンドウを縮小し、その後、縮小したウィンド
ウ内に対して特徴量の算出を行う。CPUl0は、求め
た特徴量をROMII内に設定している標準値と比べ良
否の判定を行い、結果を出力装置14を介して外部へ出
力する。
第1図を用いてウィンドウの縮小手順を説明する。第1
図は画像メモリ9内をアナログ的に表示したものである
。X軸は被認識物1を撮像するTV左カメラの水平同期
線の方向を示し、Y軸はその直角方向を示している。第
1図において、画像データはTV左カメラの走査に対応
した画像メモリ9の中に記憶される。第1図には、被認
識物1のパターンが図中斜線にて示すように黒レベルに
て記憶された状態を示している。第1図において、一点
鎖線で示すL状16はあらかじめ設定する初期カーソル
であり、上辺と左辺の2木のカーソルからなる。二点鎖
線で示す17は、ウィンドウ縮小処理を行った後のウィ
ンドウである。ここで、画像メモリ9の始点すなわち図
中、画像メモリ9の左上端を原点とし、同図に示すよう
にX軸Y軸を定める。初期カーソル16を構成する点P
、Q。
R(7)座標ヲ七FLツレ(Xt  、 Yt )  
、  (X2 、 Y、)、(Xt  、Y2) とし
、ウィンドウエアを構成する点P’、Q”、R”、S’
の座標をそれぞれ(X3 、Y3) 、 (Xa 、Y
3) 、 (X3 、Y4)、(X4  、Y4)とす
る。
初期カーソル16の上辺PQはTV左カメラの水平同期
線に平行であり、左辺PRは水平同期線に直交する線で
ある。
初期カーソル16の大きさ及び位置は被認識物1のパタ
ーンをL状に囲むことができるようにパターンの位置ず
れを考慮して定める。
初期カーソル16の各辺を矢印の如くパターン側に向け
て平行移動させ、パターンの外縁に接触した位置で移動
を停止させれば、ウィンドウ17動させ、他端のパター
ンの外縁に接触した位置で移動を停止させれば、ウィン
ドウの下辺R′S′、右辺Q′S′となる。
以下、初期カーソル16をウィンドウエアへ変換する手
順を第3図と共に説明する。
ステップSl:画像メモリ9へ被認識物1のパターンを
入力する。
ステップS2:ウィンドウエアの上辺P′Q’の座標値
、左辺P’R’の座標値をそれぞれ初期カーソル16の
上辺マ頁の座標値、左辺PRの座標値に初期化する。す
なわち、X、=X1 。
Xa =X2  、 Y3 =Y1  、 Y4 =Y
2 トする。
ウィンドウエアの下辺、右辺はクリアする。
ステップS3:Y座標値=Y3でかつX座標値がx3か
らx4の範囲の画素において、それらの画素が全て自レ
ベルならば上辺P’Q’が被認識物lのパターンに接触
していないとし、ステップS4に移る。さもなければ、
すなわちY座標値=Y3でかつX座標値がx3からx4
の範囲の画素において一つでも黒画素が存在するならば
上辺P′Q’が被認識物1のパターンと接触したとして
ステップS5に移る。ステップS5に移るに当って、こ
の時の上辺P’Q′の座標値(x3.y、)(x4.y
3)を記憶スル。
ステップS4:Y3=Y3+1とし、ステップS3に移
る。これによってウィンドウの上辺P′Q′がパターン
の外縁側に向って移動し、ウィンドウは縮小することに
なる。
ステップS5ニステツプS3でウィンドウエアのS′の
カーソルを初期化するためのステップである。すなわち
、下辺のカーソルのY軸座標値をY4=Yり+1とする
ステップS6:ステップSi!で設定した下辺のカーソ
ルによるパターンの探索のステップである。
すなわち、Y座標値=Y4でかつX座標値がx3からx
4の範囲の画素において、それらの画素が全て白レベル
ならば下辺R′S′が被認識物1のパターンに接触して
いないとし、ステップ7に移る。さもなければ、すなわ
ちY座標値=Y4でかつX座標値がx3からx4の範囲
の画素において一つでも黒画素が存在するならば下辺R
’S’が被認識物1のパターンと接触したとしてステッ
プS8に移る。ステップS8に移るに当って、この時の
下辺R′S ’の座標値(X3 、 Ya )  (X
4 、 Ya )を記憶する。
ステップS 7 : Y4冨Y、+1とし、ステップS
6に移る。これによってウィンドウの下辺P′Q′がパ
ターンの外縁側に向って移動し、ウィンドウは縮小する
ことになる。
ステップS8:X座標値=x3でかつY座標値が上辺の
Yaから下辺のY4の範囲の画素において、それらの画
素が全て白レベルならば左辺P′R′が被認識物lのパ
ターンに接触していないとし、ステップS9に移る。さ
もなければ、すなわちxq標値=X3でかつY座標値が
YaからY4の範囲の画素において一つでも黒画素が存
在するならば左辺P’R′が被認識物1のパターンと接
触したとしてステップSIOに移る。
ステップS10に移るに当って、この時の左辺P’R’
(7)座標値(x3.y、)(x、、Ya)を記憶する
ステー/プ39 :X3 =x、+lとL、ステ、プS
8に移る。これによってウィンドウの左辺P′R′がパ
ターンの外縁側に向って移動し、ウィンドウは縮小する
ことになる。
ステップ310ニステツプS8で決定したウィンドウの
左辺を基準として右辺Q’S’のカーソルを初期化する
ためのステップである。すなわち、右辺のカーソルのX
軸の座標値をX a = X 3+1とする。    
− ステップ311:X座標値!x4でかつY座標値が上辺
のYaから下辺のY4の範囲の画素において、それらの
画素が全て自レベルならば右辺Q’S ’が被認識物l
のパターンに接触しないとし、ステップ312に移る。
さもなければ、すなわちX座標値=x4でかつY座標値
がYaからY4の範囲の画素において一つでも黒画素が
存在するならば右辺Q’S’が被認識物1のパターンと
接触したとしてステップ313に移る。ステップS13
に移るに当って、この時の右辺Q’S’(7)座標値(
x、、’y、)(Xa 。
Y4)を記憶する。
ステー/ブS l 2 ニーXa =Xa + 1 ト
シ、ステップ311へ移る。これによってウィンドウの
右辺Q”S ’がパターンの外縁側に向って移動し、ウ
ィンドウは縮小することになる。
ステップS13:上記処理により各辺の交点P′。
Q′、R”、S”が求められる。すなわち、その交点の
座標値X3 、X4+ Ya * Yaが求められる。
上記処理により求めた座標値x3.xa + Y :i
 + Y aに対して以下の補正を行う、これによって
、修正ウィンドウ17が設定される。
X3=X3−1  、  Xa=Xa+1Y3 =Y3
−1  、  Ya =Ya +1これは、2X2ある
いは3×3等の近傍演算処理をウィンドウ全域にほどこ
すことにより特徴量を求めるという処理に対する配慮で
ある。すなわち、上記補正により被認識物lのパターン
は、その回りを全て白レベルの画素で囲まれた状態でウ
ィンドウ17の中に存在することになる。この様子を第
1図に示す。
以後の処理、すなわちパターンの特徴量の演算は上記手
順により求めたウィンドウエアに対して行う、ウィンド
ウエアの面積は、初期のカーソル16で初期のウィンド
ウに比べかなり小さくなりうるので特徴量の演算を高速
に行うことができる。
これによれば、初期カーソルからなる大きなウィンドウ
(16)をウィンドウ17へ縮小することができる。こ
れによりソフトウェアで実行する際に長い処理時間を特
徴とする特徴量の演算を大きなウィンドウ(16)に比
べはるかに小さいウィンドウ17に対して行えば良いこ
とから、被認識物lの位置ずれがあるような場合にも適
切な大きさのウィンドウを自動設定でき、処理時間が短
くなるという効果がある。処理時間の短縮の度合いは、
ウィンドウ縮小処理が特徴量の演算に比べはるかに短い
時間ですむことから、初期のウィンドウに比ベラインド
ウの面積が1/Nになった場合には、約17Nになると
考えられる。
初期カーソル16の各辺(カーソル)の長さは該カーソ
ルに沿ったパターンの長さとパターンの位置の変動量と
の和よりも大きく、また外方からパターンに向けて移動
させているので、確実にパターンの位置を探索できるも
のである。
置を基準として引続き移動させて設定しているので、パ
ターンの大きさが小さい場合は、パターンの外からパタ
ーン側に移動させるよりもパターンの縁を短時間に探索
できるものである。
さて、前記ステップ33.SS、58.Sllにおける
黒レベルの有無の判定について説明する。
黒レベルの黒画素が水平方向及び垂直方向に所定数連続
している場合に、“黒レベル有り”と判断する。即ち、
パターンに接触したと判断するようにする。この手段は
、他の公知の手段を採用することができる。
ステップS13において、修正ウィンドウ16を1画素
分拡大している。この拡大画素数は、近傍演算処理の画
素数、及びステップS3 、36 。
38.511における連続画素数を総合的に考慮するこ
とによって定まるものである。
なお、ステップs2で2辺(2つのカーソル)を最初に
初期化し、その後各辺を移動させているが、ステップS
3.SSの直前でそれぞれの辺を初期化しても良い、ま
た、各辺の補正をステップ513で最後に行っているが
、ステップ35.SS、S10へ移る直前においてそれ
ぞれの辺を補正しても良い、このように、一つの辺の設
定、移動、補正の順序は変更できないが、複数の辺の間
°定の作業、同移動の作業、同補正の作業(ウィンドウ
エアを設定する作業)が結果的に有れば良いものである
また1例えば、パターンが長方形のようなもので、パタ
ーンの方向が常に定まっており、また例えば、パターン
の長辺の方向の位置のみが変動するのであれば、短辺に
相当するステップ38〜S12を不要にできる。
第4図、第5図の実施例を説明する。この実施例は4辺
をパターンの内部から外方に移動させてパターンの外縁
を求めるようにしたものである。
第4図において、カーソルPIQtは上辺P′「の初期
状態であり、カーソル■は左辺P’R’の初期状態であ
る。ここで、横方向のカーソルPzQtと縦方向のカー
ソルP2 R2との交点Aに被認識物lのパターンが必
ず位置していなければならない、つまり、パターンの位
置が変動してもパターンは交点Aに位置していることが
必要である。
S23,526.S27にそれぞれ変更している。
また、ステップS3.SS、SS、311の判断基準は
逆である。
ステップ521において、ウィンドウ17の上辺P′Q
′の座標値、左辺P’R’の座標値をそれぞれカーソル
PIQtの座標値、カーソルr71Tの座標値に初期化
する。・ ステップ3において上辺のカーソルPIQt(上辺P”
Q’)はパターン内に位置しているので、ステップS3
において黒レベルが無い場合にステップS33に移る。
また、ステップS43において上辺P’Q’ (カーソ
ルPtQt)のY軸座標値をYり=y3−tとし、カー
ソルをパターンの外方に向けて移動させる。
ステップS23は下辺のカーソルPIQt(下辺R’S
’)の初期設定である。すなわち、カーソルPIQtの
Y軸座標値を基準として、Y4=Y3+1とする。
、 ステップs6.S7において、下辺のカーソル索す
る。
ステラ7’S8.S9において、左辺のカーソルけて移
動させ、縁を探索する。
ステラ7’S27は右辺のカーソルPzQz(右辺Q′
S”)の初期設定である。すなわち、カーソルP2 R
2のY軸座標値を基準として、 x4;x3+1とする
ステップSll〜S13は同様である。
かかる方法によれば、パターンが小さく、パタか 一ンの移動量、、J)さい場合に、修正ウィンドウエア
の設定の時間を短くできる。
上記各実施例では、移動させるカーソル(辺)の長さは
、該カーソルに沿ったパターンの長さ及びパターンの移
動量を考慮した長さとなっている。
しかし、第7図に示す如く、パターンの縁の形状やパタ
ーンの移動等の組合せによっては、カーソルの長さはパ
ターンの長さよりも短くても可能な場合がある。
動するが、その幅囲は小さいとする。また、パターンは
上下左右にのみ移動し、回転は実質的にないものとする
。パターン24の上端は三角形状である。上方のカーソ
ル25の長さはパターン24の左右方向の移動量よりも
若干長ければよい、左方のカーソル26.右方のカーソ
ル27の長さは。
パターン24の垂直な左辺、同右辺の位置に設定すれば
パターン24の垂直高さよりも短くできる。
また、下方のカーソル53もパターン24の下辺が水平
であれば短くできる。ウィンドウの交点は、カーソル2
5.28のY軸座標値、カーソル26゜27のX軸座標
値によって求めることができる。
次に、ウィンドウエアを基準として該ウィンドウエア内
に被認識物1のパターンよりも小さい第2のウィンドウ
を設定し、該第2のウィンドウによって特徴量を求め、
この特徴量によって画像の認識を行う方法について説明
する。
この第2のウィンドウを用いる方法の第1の実施例を第
8図、第9図により説明する0本実施例;は7つのセグ
メントにより構成される数字の読取りに用いた例である
第8図に示すように対象の数字は7つのセグメントから
構成されている。PJ、8図は7セグメント数字に対し
て第3図(または第5図)により4本のカーソルを移動
してウィンドウエアを作成した状態を示す、なお、TV
左カメラょる撮像に当って、数字のX軸方向、Y軸方向
が画像メモリのX軸、Y軸に対して大きく傾斜しないよ
うに位置決めしている。第6図等の方法でウィンドウを
設定してもよいが、精度が悪くなる。ステップSllは
不要である。
第8図はウィンドウエアを基準として該ウィンドウエア
内に7つの第2のウィンドウ31,32゜33.34,
35,36.37を作成した状態を示している。この7
つの第2のウィンドウ31〜37は7つのセグメントの
位置にそれぞれ対応して発生させている。
数字の読取りは、7つの第2のウィンドウ31〜37内
にセグメントが存在するか否かを判定し。
セグメントの存在するウィンドウの組合せにより行う。
以下、ウィンドウエアを基準として該ウィンドウ17内
に7つの第2のウィンドウを発生し、数字を読取る手順
について、第9図、第1表、及び第2表により説明する
ステップS51:ウィンドウエアの左上端P′の座標値
(X3 、 Y3 ) 、及び右下端の座標値(Xa 
、 Y a )を用いて、ウィンドウ17内の数字が°
゛1″か否かを求める。この判定は(1)式を用いて行
う。
(1)式の外項が基準値β(例えば3)よりも大きけれ
ば、ウィンドウエア内の数字が1である可能性が高い、
基準値βよりも大きい場合はステップS53においてF
=1とし、フラグを立てる。小さい場合はステップS5
4においてF=Oとする。
ステップS55:ウィンドウエアの左上端P′の座標値
(x、、yり)、及び右下端の座標値(Xa、Y4)を
用いて、第2のウィンドウ31〜37を作成するための
X軸方向、Y軸方向の基準長さΔX、Δyを求める。
ここで、nはセグメントの長辺の長さを短辺の長さで除
算した値で、例えば整数である。
(2)式、(3)式の分母はウィンドウ17の短辺(X
軸方向の辺)、長辺(Y軸方向の辺)の分割数を示して
いる。前記nが分割数の基準となる。
ステップS57:ウィンドウエアの左上端P′の座標値
(X3 、 Y:i ) 、右下端S′の座標値(x4
.y4)、及び基準値ΔX、Δyを用いて第2のウィン
ドウ31〜37の左上端及び右下端の座標値を求め、第
2のウィンドウ21〜27を作成する。この左上端及び
右下端の座標値の算出式を第1表に示す、第1表のX 
s 、 Y sは各ウィンドウの左上端のX軸座標値、
Y軸座標値を示し、Xe、Yeは各ウィンドウの右下端
のX軸座標値、Y軸座標値を示す。
なお、ステップS53においてフラグが立った場合には
、第2のウィンドウ33.36のみを設定する。この場
合、ウィンドウ33 、36を設定するのは数字が1か
否かを検査するためである。
ステップS59:第2のウィンドウ31〜37において
、各ウィンドウ内の黒画素の数mi (i=31〜37
)を求める。
ステップ561−S73:各ウィンドウ内の黒画素の数
miと基準値Mを比較し、 mi  ≧ Mならば SGi=1 mi<Mならば 5GixO とする。
ここで、基準値Mはあらかじめ設定しておいても良い、
1の可能性が高い場合は基準値Mを小さくする。または
基準値Mを次式(5)で求める。
M−α*n*Δ)(eΔy−−−−−−−−−−(5)
ここでαは係数である。
5Gi−1ならばウィンドウ内にセグメントが存在する
と判断し、5Gi=0ならばウィンドウ内にセグメント
が存在しないと判断する。
このステップS69を第2のウィンドウ31〜37のそ
れぞれについて行う。
なお、ステップ343〜S67は、数字が1の可能性が
高い場合に、ステップS69でウィンドウ33.36の
みをチェックするためのものである。
ステップS75:SGiの0.1のパターンによって7
セグメント数字の読取りを行う。SGiの0.1のパタ
ーンと数字との関係は第2表のとおりである。第2表に
該当しない組合せの場合は該当数字なしとする。
このように、ウィンドウエアの作成によって被認識物1
のパターンの位置を求め、次にこのウィンドウエアを基
準として第2のウィンドウ31〜37を作成しているの
で、被認識物1のパターンに対して適切なウィンドウを
作成でき、認識処理の高速化、簡易化、信頼性の向上を
図ることができるものである。
また、ウィンドウエアの大きさを基準として基準値ΔX
、Δyを求め、この基準値ΔX、Δyを基準として第2
のウィンドウ31〜37を作成しているので、第2のウ
ィンドウの大きさ及び位置は給体的なものではなく、ウ
ィンドウ17の大きざに応じて変化する。このため、被
認識物1のパターンの大きさに依存しないことになり、
TV力メラ等の装置の調整が容易になるものである。
この実施例のウィンドウ17はパターンの位置を求め、
そして第2のウィンドウ31〜37を設定するための基
準位置を定めるものであるので、従来のウィンドウとは
異なる。ウィンドウエアの名称は便宜的なものであり、
4本のカーソルからなる四角形であると言える。
この実施例は数字を求めるものであったが、ウィンドウ
17で対象物を求め、次にこれを基準として特定位置に
第2のウィンドウを設定する場合に利用できる。また、
ウィンドウエア内をメツシュ状に分割して特徴量を求め
る場合にも利用できる。
第10図〜第15図の実施例を説明する0本実施例は容
器の上ぶたの貼付は状態の横歪に第2のウィンドウを用
いたものである。第10図に示すように、プラスチック
製容器40の上面には上ぶた41がのり付けされている
。この土ぶた41は容器40の上端にずれることなく貼
付けられていることが、必要である。このずれ検査に適
用した例である。
第15図は、上ぶた41を貼付けた容器40を上ぶた4
1側から撮像し、第3図(または第5図)の処理を施し
、修正ウィンドウエアを設定した状態を示している。但
し1本実施例においては、被認識物が白画素で、背景が
黒画素であるため、修正ウィンドウエアの作成における
白画素と黒画素に対する処理を交換して行うものとする
。ステップSllは不要である。
上ぶた41が容器40に対してずれて取付けられ、上ぶ
た41と容器40の上端との間に隙間42が発生すると
、第12図(B)に示す如く、この隙間42が黒画素と
なって発生する。即ち、白画素のM統領域内に黒画素の
連続領域が発生することになる。上ぶた41のずれが大
きくなると、隙間42による黒画素の做も多くなる。上
ぶた41が正規に取付けられている場合には、第1図(
A)に示す如く上ぶた41及び容器40による白画素の
領域内に黒画素が発生することはない、木実流側はこの
隙間42の有無を判定するものである。
そこで、第13図に示す如く、修正ウィンドウエア内に
点線で示すように上ぶた41の外線近傍に第2のウィン
ドウとして円形のウィンドウ45作成し、この円形ウィ
ンドウ45内の黒画素の面積を求め、基準値と比較し、
ずれの有無を判断するものである。
以下、上記の処理手順を第14図、第15図と共に説明
する。
ステップS81:修正ウィンドウエアの左上端P′の座
標値(X3 、Y3)、右下端S′の座標値(X4 、
 Ya )を用いて、修正ウィンドウエアの中心座標(
Xc、Yc)を求める。この中心座標が円形ウィンドウ
45の中心座標となる。
ここで、 Xc  =  (X3 +X4 ) / 2 −−−一
−−−−(11)Yc  =  (Y:a +Ya )
 / 2 −−−−−−−−  (12)とする。
ステップS83:中心座標(Xc、Yc)を用いて円形
ウィンドウ45の設定を行う。
ここで、円形ウィンドウ45は第14図に示す如く多数
の四角形のウィンドウ46にて構成している。このウィ
ンドウ46の座標はxi。
Yiで示される。
円形ウィンドウ45.即ちその中心座標および多数のウ
ィンドウ46の各々の座標はメモリ11にあらかじめ設
定している。そこで、このあらかじめ設定しである円形
ウィンドウ(以下、基準の円形ウィンドウという)を中
心座標(Xc、Yc)を中心として配置することが必要
である。すなわち、基準の円形ウィンドウの座標を中心
座標(Xc、Yc)の位置に修正することが必要である
この円形ウィンドウの修正は下記(13)式、(14)
式にて行う。
ここで、基準の円形ウィンドウの中心座標を(Xc ′
、 Yc ’)とする、また、円形ウィンドウを構成す
る多数のウィンドウ46のそれぞれのウィンドウの座標
を(Xi’、Yi′)とする。
Xi =Xt  ′+  (Xc−Xc  ’)  −
−(13)Yi 冨Yt  ’+  (Yc−Yc  
′)  −−(14)ステップS85:円形ウィンドウ
45内の黒画素の数mを求める。
ステップS87:ステップ363で求めた黒画素の数m
と基準値Mとを比較し、 m≧M ならば 隙間42有り m<M  ならば 隙間42無し と判断する。
基準値Mはノイズと隙間との関係によって定める。
このように、実際に必要な被認識部の形状に金層て小さ
な円形ウィンドウ45を設定しているので、認識のため
の処理時間を小さくできるものである。
このように被認識物の形状に合せて四角形、円弧状やだ
円状のウィンドウを設定し、目的の特徴量を演算すれば
、被認識物を認識することができる。
上記第2のウィンドウの設定方法として、ウィンドウの
4辺を移動させているが、所望の辺のみを移動させた場
合でも第2のウィンドウは設定できる0例えば、上辺と
左辺を移動させた場合はその交点P′を基準として第2
のウィンドウ設定する。また第9図の実施例のように対
角線上の交点p’、s’を基準として第2のウィンドウ
を設定する場合は下辺及び右辺は予じめ設定した基準線
とする。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明は、カーソルを移動させて被認識物の
位置を求め、そしてウィンドウを設定しているので、被
認識物の位置に小さなウィンドウを正しく設定でき、特
徴量を確実にかつその演算の時間を短くできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のウィンドウの縮小方法の説
明図である。 第2図は本発明の一実施例の外観検査装置のブロック図
である。 第3図は本発明の一実施例のウィンドウの縮小方法のフ
ローチャートである。 第4図は本発明の他の実施例のウィンドウの縮小方法の
説明図である。 第5図は本発明の他の実施例のウィンドウの縮小方法の
フローチャートである。 第6図は本発明の他の実施例のウィンドウの縮小方法の
説明図である。 ?JIJ7図は本発明の他の実施例のウィンドウの縮小
方法の説明図である。 第8図はセグメント数字とウィンドウの設定との関係を
説明する図である。 第9図は本発明の一実施例のセグメント数字の認識のた
めのフローチャートである。 第10図は被認識物のふた付容器の斜視図である。 第11図は第10図の被認識物のパターンとウィンドウ
との関係を説明する図である。 第12図(A)、(B)は第11図のウィンドウ内のパ
ターンの状態を説明する図である。 第13図(A)、(B)は第11図のウインドウ内のパ
ターンと円形ウィンドウとの関係を説明する図である。      ′ 第14図は第13図の円形ウィンドウの説明図である。 第15図は本発明の一実施例の円形ウィンドウの設定の
ためのフローチャートである。 1.21 、24−−−−−一被認識物、18.25〜
28−−−−−カーソル、17−−−−−−ウインドウ
、31〜37−−−−−41図 第4図 X 26図 オフ図 d 18圀 910図 才l1図 112図(A) 112図(B) 913図(A) 113図(B) オ140 オ15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被認識物の撮像によって得られた該被認識物のパタ
    ーンの縁よりも内方に直線状の少なくとも1本のカーソ
    ルを設定する第1の作業と、該カーソルは前記被認識物
    を撮像するTVカメラの水平同期線、または該水平同期
    線に対して直角な線であり、 前記カーソルを前記パターンの縁に向けて該縁に接触す
    るまで移動させる第2の作業と、前記第2の作業によっ
    て前記パターンの縁に接したカーソル同志の交点の座標
    、または移動させたカーソルと予じめ設定していた基準
    線との交点の座標を基準としてウィンドウを設定する第
    3の作業と、 前記ウィンドウの特徴量を求める第4の作業と、 からなる画像処理方法。
JP61288816A 1986-12-05 1986-12-05 画像処理方法 Pending JPS63142474A (ja)

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