JPS63142269A - 誘導電動機のベクトル制御装置における速度検出装置 - Google Patents
誘導電動機のベクトル制御装置における速度検出装置Info
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- JPS63142269A JPS63142269A JP61289636A JP28963686A JPS63142269A JP S63142269 A JPS63142269 A JP S63142269A JP 61289636 A JP61289636 A JP 61289636A JP 28963686 A JP28963686 A JP 28963686A JP S63142269 A JPS63142269 A JP S63142269A
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- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 20
- 238000005070 sampling Methods 0.000 abstract description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
本発明は、誘導電動機のベクトル制御装置に係り、特に
その速度検出装置に関するものである。
その速度検出装置に関するものである。
B1発明の概要
本発明は、誘導電動機のベクトル制御装置において、
比較的速応性を要求されない極低速時には、速度検出に
フィルター演算を付加することにより、リップルを減少
させ、安定した運転を実現するものである。
フィルター演算を付加することにより、リップルを減少
させ、安定した運転を実現するものである。
C1従来の技術
誘導電動機のベクトル制御においては、−欠周波数指令
ω0を速度検出値ωnと演算により決定されるすべり周
波数ωSの和により決定する。
ω0を速度検出値ωnと演算により決定されるすべり周
波数ωSの和により決定する。
D0発明が解決しようとする問題点
従来の速度検出装置においては、速度検出値にリップル
があると、−欠周波数指令ω0が変動し、すべり周波数
ωSにリップルが生じたと同等となり、トルクリップを
生じ、これが回転体の回転むらとなる。特に軽負荷にて
極低速の運転をする場合には、この速度検出リップルに
よる回転むらが問題となる。
があると、−欠周波数指令ω0が変動し、すべり周波数
ωSにリップルが生じたと同等となり、トルクリップを
生じ、これが回転体の回転むらとなる。特に軽負荷にて
極低速の運転をする場合には、この速度検出リップルに
よる回転むらが問題となる。
E1問題点を解決するための手段
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、誘導電
動機の回転速度に対応する周波数信号を導出する手段と
、該周波数信号の単位周期に対応する基準クロックのカ
ウント数および周期をもとに前記回転速度を算出する手
段と、該回転速度が任意に設定されたフィルター演算速
度よりも小さいことを条件に前記回転速度をフィルター
演算する手段とによって構成され、速度検出特性が向上
する。
動機の回転速度に対応する周波数信号を導出する手段と
、該周波数信号の単位周期に対応する基準クロックのカ
ウント数および周期をもとに前記回転速度を算出する手
段と、該回転速度が任意に設定されたフィルター演算速
度よりも小さいことを条件に前記回転速度をフィルター
演算する手段とによって構成され、速度検出特性が向上
する。
F、実施例
以下に本発明の実施例を第1図〜第2図によって説明す
る。
る。
第1図において、レゾルバ1の回転軸は誘導電動機2の
回転軸に直決され、レゾルバlの固定子巻線には励磁発
信器3から正弦波信号Sinωbtとこれに90度位相
の異なる余弦波信号Co5(IJbtか励磁電圧として
印加される。この励磁電圧に対して、レゾルバlの出力
電圧Vrは、誘導電動機2の出力電圧であるSinωc
tとCosωctとの差であるCos (ωC−ωn)
tが得られる。この実施例においては、位相比較器4a
とこの位相比較器4aの位相差信号を入力とし所定の演
算処理を行うローパスフィルタ4cとこのローパスフィ
ルタ4cの出力信号を入力とする電圧制御発振器(VC
O)とによって構成されるPLL回路4と、このPLL
回路4の出力信号を人力とする正弦波発振器6と、この
正弦波発振器6の正弦波出力信号Sinωxtと励磁発
振器3の正弦波出力信号Sinωbtを入力とする乗算
57 aと、励磁発振器3の余弦波出力信号Cosωb
tと正弦波発振器6の余弦波出力信号Cosωxtを人
力とする乗算器7bと、これらの乗算器7aと7bの各
出力信号を入力とする加算器8とからなり、該加算器8
の出力信号Vx=Cos(ωb−ωx)tを位相比較器
4aの人力とするものである。また、位相比較器4aに
はレゾルバlの出力信号V r= Co5(ct+ c
−ωn)tも人力される。
回転軸に直決され、レゾルバlの固定子巻線には励磁発
信器3から正弦波信号Sinωbtとこれに90度位相
の異なる余弦波信号Co5(IJbtか励磁電圧として
印加される。この励磁電圧に対して、レゾルバlの出力
電圧Vrは、誘導電動機2の出力電圧であるSinωc
tとCosωctとの差であるCos (ωC−ωn)
tが得られる。この実施例においては、位相比較器4a
とこの位相比較器4aの位相差信号を入力とし所定の演
算処理を行うローパスフィルタ4cとこのローパスフィ
ルタ4cの出力信号を入力とする電圧制御発振器(VC
O)とによって構成されるPLL回路4と、このPLL
回路4の出力信号を人力とする正弦波発振器6と、この
正弦波発振器6の正弦波出力信号Sinωxtと励磁発
振器3の正弦波出力信号Sinωbtを入力とする乗算
57 aと、励磁発振器3の余弦波出力信号Cosωb
tと正弦波発振器6の余弦波出力信号Cosωxtを人
力とする乗算器7bと、これらの乗算器7aと7bの各
出力信号を入力とする加算器8とからなり、該加算器8
の出力信号Vx=Cos(ωb−ωx)tを位相比較器
4aの人力とするものである。また、位相比較器4aに
はレゾルバlの出力信号V r= Co5(ct+ c
−ωn)tも人力される。
第1図の速度検出装置において、レゾルノく1はSin
ωc t 、 Cosωctにて励磁され、誘導電動機
2が回転角速度ωnにて回転している場合その出力電圧
Vrは(1)式になる。
ωc t 、 Cosωctにて励磁され、誘導電動機
2が回転角速度ωnにて回転している場合その出力電圧
Vrは(1)式になる。
V = Co5(、+ c −ωn)t−・−−(1)
励磁発振器3の出力信号はSinωbtとCosωbt
であり、正弦波発振器6の出力信号はSinωxtとこ
のSinωxtよりも90IX位相の異なるCosωx
tである。
励磁発振器3の出力信号はSinωbtとCosωbt
であり、正弦波発振器6の出力信号はSinωxtとこ
のSinωxtよりも90IX位相の異なるCosωx
tである。
それ故に、乗算器7aの出力信号はSinωX t−5
inωbt。
inωbt。
乗算器7bの出力信号はCosωxt−cosωbtと
なり、加算器8の出力信号は Sinωxt−3inωbt+ CosωbL=cos
(ωb−ωx)tとなる。したがって位相比較信号vx
は(2)式となる。
なり、加算器8の出力信号は Sinωxt−3inωbt+ CosωbL=cos
(ωb−ωx)tとなる。したがって位相比較信号vx
は(2)式となる。
V x= Co5(ωb −ωx)t−・−(2)ここ
で、PLL回路11の作用により(1)と(2)式は同
期し次の(3)式か得られる。
で、PLL回路11の作用により(1)と(2)式は同
期し次の(3)式か得られる。
ωC−ωn=ωb−ωX=・・・・・・(3)この(3
)式よりωXは次の(4)式となり、電圧制御発振器4
bの出力はfxのパルス列となる。
)式よりωXは次の(4)式となり、電圧制御発振器4
bの出力はfxのパルス列となる。
ωX=ωn+(ωC−ωb)・・・・・・(4)電圧制
御発振器4bの出力信号fxを演算処理部9に取り込み
(5゛)式の演算により誘導電動器10回転角速度ωn
を検出する。
御発振器4bの出力信号fxを演算処理部9に取り込み
(5゛)式の演算により誘導電動器10回転角速度ωn
を検出する。
演算処理部9にてfxの値を求めるには、例えばfxの
パルス信号の周期tを、既知の基準クロックを用いて周
期りの区間内に何個のクロックが入るかカウントするこ
とにより求める等の方式がある。
パルス信号の周期tを、既知の基準クロックを用いて周
期りの区間内に何個のクロックが入るかカウントするこ
とにより求める等の方式がある。
この場合は、基準クロックの±1個分の誤差による検出
リップルが生ずる。また、励磁発振器3の出力信号Si
nωbt 、 Cosωbtあるいは正弦波発振器6の
出力信号Sinωxt、Cosωxtの間に振幅の誤差
(Tcは基準クロックの周期である)。ここで求めた位
相の誤差等がある場合にも検出リップルが生ずる。この
ようなリップルは、絶対値が小さいため、誘導電動機1
の通常速度による運転には問題とならないが、正確な位
置決め等での極低速での運転時には、この検出リップル
による回転むらが問題となる。そこで、第2図に示すよ
うに、第2図のフローチャートに示すように、任意に設
定された速度以下にて、速度検出に遅れを持たせること
により、検出リップルを減少させる方式とした。これに
より、極低速時においてら回転むらのない安定した誘導
電動機の運転を実現するものである。
リップルが生ずる。また、励磁発振器3の出力信号Si
nωbt 、 Cosωbtあるいは正弦波発振器6の
出力信号Sinωxt、Cosωxtの間に振幅の誤差
(Tcは基準クロックの周期である)。ここで求めた位
相の誤差等がある場合にも検出リップルが生ずる。この
ようなリップルは、絶対値が小さいため、誘導電動機1
の通常速度による運転には問題とならないが、正確な位
置決め等での極低速での運転時には、この検出リップル
による回転むらが問題となる。そこで、第2図に示すよ
うに、第2図のフローチャートに示すように、任意に設
定された速度以下にて、速度検出に遅れを持たせること
により、検出リップルを減少させる方式とした。これに
より、極低速時においてら回転むらのない安定した誘導
電動機の運転を実現するものである。
すなわち、第2図は演算処理部9の動作フローチャート
を示すもので、ステップStにおいて速度検出ルーチン
に応じてt区間の基準ブロックのの例に限定されるもの
でなく他の方式を用いてらrxを用いて誘導電動機の回
転速度 ωn=2π「X−(ωC−ωb) を算出する。この算出された回転角速度ωnを任意に設
定されたフィルター演算開始の角速度ωn−m1nと比
較する。ステップS4に示すように1ωnl<ωn−m
1nでなければステップS8に移行して処理を完了する
。lωnl<ωn−m1nであればステップS5に移行
して一次遅れフィルター演算手段により ωn−ωn・ □ を算出し、その後ステップ■+5T S6に示すように処理部を完了する。
を示すもので、ステップStにおいて速度検出ルーチン
に応じてt区間の基準ブロックのの例に限定されるもの
でなく他の方式を用いてらrxを用いて誘導電動機の回
転速度 ωn=2π「X−(ωC−ωb) を算出する。この算出された回転角速度ωnを任意に設
定されたフィルター演算開始の角速度ωn−m1nと比
較する。ステップS4に示すように1ωnl<ωn−m
1nでなければステップS8に移行して処理を完了する
。lωnl<ωn−m1nであればステップS5に移行
して一次遅れフィルター演算手段により ωn−ωn・ □ を算出し、その後ステップ■+5T S6に示すように処理部を完了する。
なお、フィルターとしては1次おくれのらのに限定され
るものではなく、1次以上のものてあっでもよく、また
速度検出の方式についても第1図よい。
るものではなく、1次以上のものてあっでもよく、また
速度検出の方式についても第1図よい。
G9発明の効果
本発明は以上の如くであって、サンプリング誤差、その
他の回路上の誤差等によって生ずる速度検出リップルを
、これが問題となる極低速時のみフィルター演算により
リップルを減少させることにより、極低速時の回転むら
を大幅に改善できる利点がある。
他の回路上の誤差等によって生ずる速度検出リップルを
、これが問題となる極低速時のみフィルター演算により
リップルを減少させることにより、極低速時の回転むら
を大幅に改善できる利点がある。
第1図は本発明の実施例による速度検出装置のブロック
結線図、第2図は第1図の装置の動作フローチャートで
ある。 1・・・レゾルバ、2・・・誘導電動機、3・・・励磁
発振器、4・・PLLu路、9・・演算処理部。 第2図
結線図、第2図は第1図の装置の動作フローチャートで
ある。 1・・・レゾルバ、2・・・誘導電動機、3・・・励磁
発振器、4・・PLLu路、9・・演算処理部。 第2図
Claims (1)
- 誘導電動機の回転速度に対応する周波数信号を導出する
手段と、該周波数信号の単位周期に対応する基準クロッ
クのカウント数および周期をもとに前記回転速度を算出
する手段と、該回転速度が任意に設定されたフィルター
演算速度よりも小さいことを条件に前記回転速度をフィ
ルター演算する手段とによつて構成したことを特徴とす
る誘導電動機のベクトル制御装置における速度検出装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61289636A JPH0726968B2 (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 | 誘導電動機のベクトル制御装置における速度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61289636A JPH0726968B2 (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 | 誘導電動機のベクトル制御装置における速度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63142269A true JPS63142269A (ja) | 1988-06-14 |
JPH0726968B2 JPH0726968B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=17745801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61289636A Expired - Lifetime JPH0726968B2 (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 | 誘導電動機のベクトル制御装置における速度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726968B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356089A (ja) * | 1989-04-05 | 1991-03-11 | Mitsubishi Electric Corp | 密閉型圧縮機の制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192186A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-10 | Hitachi Ltd | 誘導電動機の制御装置 |
-
1986
- 1986-12-04 JP JP61289636A patent/JPH0726968B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192186A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-10 | Hitachi Ltd | 誘導電動機の制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356089A (ja) * | 1989-04-05 | 1991-03-11 | Mitsubishi Electric Corp | 密閉型圧縮機の制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726968B2 (ja) | 1995-03-29 |
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