JPS63137296A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS63137296A
JPS63137296A JP62008676A JP867687A JPS63137296A JP S63137296 A JPS63137296 A JP S63137296A JP 62008676 A JP62008676 A JP 62008676A JP 867687 A JP867687 A JP 867687A JP S63137296 A JPS63137296 A JP S63137296A
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勝彦 平野
正彦 小池
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、鍵盤の各キー毎に任意の音高を割当てるこ
とのできる電子楽器に関するものである。
[発明の概要] この発明は、鍵盤の各キー毎に音高制御情報を記憶する
記憶部を設け、各記憶部毎に操作子の操作に応じて粗調
整又は微調整のいずれの調整態様でも音高制御情報を書
換可能としたことにより各キー毎の音高割当てを精確且
つ迅速に行なえるようにしたものである。
[従来の技術] 従来、各音名毎に音高調整を可能とした9B盤式電子楽
器が知られている(例えば、特開昭80−178493
号公報参照)、この電子楽器にあっては、任意の音名に
対応したアップ/ダウン操作子を操作することにより該
音名の音高を例えば0.1セント単位で増減することが
できる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した従来の電子楽器によると、音名毎の音高調整で
あるため、鍵盤のキーレンジが複数オクターブにわたる
ような場合には音名同一でオクターブを異にするキーに
ついて音高の変化分が同じになる。従って、キー毎に任
意の音高を割当てて変化に富んだ演奏を楽しみたいとい
う要望を満足させることができない。
また、音高の変化分は、0.1セント等の微少値である
ため、例えば半音分(100セント)のピッチ上昇(又
は降下)を得るには相当の時間と労力を要する。このよ
うな時間と労力を軽減するためには、音高変化分を例え
ば10セント等の大きな値にすることが考えられるが、
これでは精密な音高設定が不可能となる。
[問題点を解決するための手段] この発明の目的は、上記のような問題点を解決した新規
な鍵盤式電子楽器を提供することにある。
この発明による電子楽器は、1lffiで押されたキー
に対応する楽音を発生させる型のものであり、複数の記
憶部と、入力操作手段と、音高制御情報書換手段とをそ
なえている。
複数の記憶部は、鍵盤の複数のキーにそれぞれ対応した
もので、それぞれ対応するキーに関する音高制御情報を
記憶するものである。
入力操作手段は、粗調整用操作及び微調整用操作が可能
なものである。
音高制御情報書換手段は、所望のキーに対応する記憶部
の音高制御情報を入力操作手段の操作に応じて書換える
ものであり、粗調整用操作に対応して比較的大きな音高
変化分(例えば半音相当のもの)に従って該音高制御情
報を書換え、微調整用操作に対応して比較的小さな音高
変化分(例えば1セント相当のもの)に従って該音高制
御情報を書換えるようになっている。
そして、鍵盤で押されたキーに対応して発生される楽音
の音高を該押されたキーに対応する記憶部の音高制御情
報に基づいて制御するものである。
[作 用] 上記したこの発明の構成によれば、鍵盤の各キー毎に任
意の音高を割当てることができる。すなわち、所望のキ
ーに対応する記憶部を指定しくこの指定は、−例として
m盤で任意のキーを押すことにより行うことができる)
、この記憶部の音高制御情報を入力操作手段の操作に応
じて適宜書換えることができる。
この場合、音高制御情報は、粗調整用操作に応じて比較
的大きな音高変化分に対応して書換えられるので、例え
ば半音分のピッチ上昇(又は降下)を瞬時に得ることが
できる。また、音高制御情報は、微調整用操作に応じて
比較的小さな音高変化分に対応して書換えられるので、
例えばセント単位での微細な音高調整が可能である。さ
らに、上記のように粗密の音高調整を併用すると、例え
ば半音プラス1セント等に対応したピッチ上昇(又は降
下)を迅速に得ることができる。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例による電子楽器の回路構
成を示すもので、この電子楽器では、ピッチカーブや音
色の設定、楽音の発生等がマイクロコンピュータによっ
て制御されるようになっている。
回路構成(第1図) バス10には、鍵fi12、パネル操作部14、中央処
理装近(CPU)1B、プログラムメモリ18.データ
・ワーキングメモリ20、データメモリ22、ト一ンジ
ェネレータ(TG)24及び2B、外部記憶ユニy)3
0等が接続されている。
鍵i12は、−例として61キーを有するもので、各キ
ー毎にキー操作情報が検出されるようになっている。
パネル操作部14は、マイクロチューニング操作部MO
P、音色パラメータエディツト用操作子群TOP及びそ
の他の操作子を含むもので、各操作子毎に操作情報が検
出されるようになっている。
マイクロチューニング操作部MOPは、ピッチカーブや
音色の設定に用いられるもので、詳しくは第2図につい
て後述する。
CPU1Bは、ROM (リード・オンリイ・メモリ)
からなるプログラムメモリ18にストアされたプログラ
ムに従ってピッチカーブ設定、音色設定、楽音発生等の
ための各種処理を実行するもので、これらの処理につい
ては第6図乃至第13図について後述する。
データ・ワーキングメモリ20は、RAM(ランダム・
アクセス・メモリ)からなるもので、CPU1flによ
る各種処理に際してレジスタ、フラグ等として利用され
る多数の記憶ブロックを含んでいる。この発明の実施に
関係するレジスタ類については、第4図を参照して後述
する。
データメモリ22は、ROMからなるもので、これには
平均律、純正調等の音階毎に全キー分の周波数制御デー
タと、64音色分の音色パラメータデータとが記憶され
ている。メモリ22内の記憶ブロック配置については第
5図を参照して後述する。
TG24及び26は、いずれも複数の発音チャンネル(
音源)を有するもので、各発音チャンネルから発生され
る楽音信号はサウンドシステム28に供給されて音響に
変換される。各トーンジェネレータにおける複数の発音
チャンネルは、時分割構成又は空気分割構成のいずれで
もよい、−例として各トーンジェネレータ毎に8つの発
音チャンネルを設けた場合、lキー毎に2音を同時に発
音させるようにすると、最大で8キ一分の楽音(合計で
16音)を同時発音可能である。
外部記憶ユニット30は、RAM又はフロッピーディス
ク等により構成されるもので、各種の楽音制御データを
初期セットしたり、保存したりするために利用される。
マイクロチューニング操作部MOP(第2図)第2図は
、マイクロチューニング操作部MOPにおける操作子・
表示器配置を示すもので、操作部MOPには、モード選
択スイッチ群MSS、ボイス選択スイッチ群vS、メモ
リ選択スイッチ群MS、表示器DP、インクリメントス
イッチIs、ディクリメントスイッチDS、カーソル移
動スイッチC3R及びC5L等が設けられている。
モード選択スイッチ群MSSには、ボイスモード選択ス
イッチVOICE、マイクロチューニングモード選択ス
イッチMC、マイクロチューニングエディツトモード選
択スイッチMCED、ストアモード選択スイッチ5TO
REが含まれている。
ボイス選択スイッチ群vSには、ボイスナンバ1〜10
にそれぞれ対応した10個のボイス選択スイッチv1〜
VIOが含まれている。スイッチv。
ICEをオンしてボイスモードを選択したときは、スイ
ッチVl−VIOのいずれかをオンすることにより任意
のボイスナンバを選択可能である。
所望のボイスナンバが選択されると、メモリ20内の選
択されたボイスナンバに対応するボイスレジスタから1
組のボイス関連データが読出され、この読出データに基
づいて楽音を発生したり、読出データを部分的に修正し
たりすることができる。
また、スイッチ5TOREをオンしてストアモードを選
択したときは、スイッチVl−VIOのいずれかをオン
することにより任意のボイスナンバを選択可能である。
所望のボイスナンバが選択されると、メモリ20内の選
択されたボイスナンバに対応するボイスレジスタに1組
のボイス関連データが書込まれる。この場合に書込まれ
る1組のボイス関連データは、上記のように読出された
後楽音発生に使用されたり、適宜修正されたすしたもの
である。
各ボイスレジスタ毎に記憶される1組のボイス関連デー
タは、TG24のための音色ナンバデータと、TG24
のためのマイクロチューニングオン/オフデータと、T
G2Bのための音色ナンバデータと、TG213のため
のマイクロチューニングオン/オフデータと、音階ナン
バデータとからなっている。
音色オン/へデータは、フルート、バイオリン等の特定
の楽器音色に対応した音色オン/<を表わすものである
。この実施例では、音色ナンノくは。
1〜64のいずれかである。
音階ナンバデータは、特定の音階に対応した音階ナンバ
を表わすものである。この実施例では、音階ナンバは1
〜12のいずれかである。音階ナンバ1〜4は、周波数
制御データがファクトリセットされた4種類の音階にそ
れぞれ対応するもので、−例として1は純正調音階、2
は平均律音階、3はピタゴラス音階、4はミーントーン
音階をそれぞれ表わす、音階ナンバ5〜12は、ユーザ
ーが任意に設定可能な8種類の音階にそれぞれ対応する
ものである。
マイクロチューニングオン/オフデータは、lならばマ
イクロチューニングオンを、0ならばマイクロチューニ
ングオフをそれぞれ表わすものである。ここで、「マイ
クロチューニングオン」とは、関連するトーンジェネレ
ータにおいて音階ナンバデータで指定された音階を使用
することを意味する。また、「マイクロチューニングオ
フ」とは、関連するトーンジェネレータにおいて平均律
音階を使用することを意味する。
メモリ選択スイッチ群MSには、音階ナンバ5〜12に
それぞれ対応した8個のメモリ選択スイッチM5〜M1
2が含まれている。スイッチ5TOREをオンしてスト
アモードを選択したときは、スイッチM5〜M12のい
ずれかをオンすることにより5〜12のうちの任意の音
階ナンバを選択可能である。所望の音階ナンバが選択さ
れると、メモリ20内の選択された音階ナンバに対応す
る音階レジスタに全キー分の周波数制御データが書込ま
れる。この場合に書込まれる全キー分の周波数制御デー
タは、実際に楽音発生に使用されたり。
適宜修正されたりしたものである。
表示器Drは、例えば液晶表示器からなるもので、これ
にはモード選択に関連して設定量等が表示される。モー
ド選択に関連した表示例については第3図を参照して後
述する。
インクリメントスイッチISは、表示された数−値を増
大させたり、マイクロチューニングオンを指令したりす
るために使用されるものである。また、ディクリメント
スイッチDSは、表示された数値を減少させたり、マイ
クロチューニングオフを指令したりするために使用され
るものである。
カーソル移動スイッチC3R及びCSLは、表示面上で
カーソルを移動させるために使用されるもので、C5R
が右移動用、C3Lが左移動用である。
衣d工】」口重Σ 第3図(A)〜(E)は、種々のモードにおける表示器
DPの表示例を示すものである。
第3図(A)は、スイッチVOICEをオンしてボイス
モードを選択した後任意のボイス選択スイッチV(n)
をオンした場合の表示例を示すものである。この場合、
表示器DPには、ボイスナンバn又はそれに対応するボ
イス名が表示されると共に、その右側には「A」及び「
B」の文字が表示され、「A」の下方にはTG24の音
色を定めるための音色ナンバが、「B」の下方にはTG
2Bの音色を定めるための音色ナンバがそれぞれ表示さ
れる。このときの音色ナンバは、前述のようにボイス選
択の際にボイスレジスタから読出された1群のボイス関
連データ中に含まれている各トーンジェネレータ毎の音
色ナンバデータによって指定されるものである。
また、「A」又はr13Jのいずれかの下方に表示され
た音色ナンバは、これにカーソルC5をあててスイッチ
IS又はDSをオンすることにより任意に変更可能であ
る。この実施例では、1〜64のいずれかの音色ナンバ
を選択可能である。
第3図(B)は、スイッチMCをオンしてマイクロチュ
ーニングモードを選択した場合の表示例を示すものであ
る。通常は、第3図(A)で述べたように所望のボイス
を選択した後、マイクロチューニングモードを選択する
。この場合、表示器DPには、音階ナンバが表示される
と共にその音階ナンバに対応する音階名が表示される。
このときの音階ナンバは、前述のようにボイス選択の際
にボイスレジスタから読出された1群のボイス関連デー
タ中に含まれている音階ナンバデータによって指定され
るものである。
音階名表示の右側には、「A」及びrEJの文字が表示
され、rAJの下方にはTG24に関してマイクロチュ
ーニングのオン又はオフを表わすroNJ又はroFF
Jが表示され、rBJの下方にもTG2Bに関して同様
に「ON」又はrOFF」が表示される。このときのマ
イクロチューニングのオン又はオフも前述のようにボイ
ス選択の際にボイスレジスタから読出された1群のボイ
ス関連データ中に含まれている各トーンジェネレータ毎
のマイクロチューニングオン/オフデータによって指定
されるものである。
また、表示された音階ナンバ及び音階名は、これらにカ
ーソルC3をあててスイッチIs又はDSをオンするこ
とにより任意に変更可能である。
さらに、「A」又は「B」のいずれかの文字の下方に表
示された「ON」又はroFFJは、これにカーソルC
3をあててスイッチIS又はDSをオンすることにより
任意に変更可能である。すなわち、この実施例では、次
の4通りのマイクロチューニングオン/オフ設定が可能
である。
(1) TG24及び26のいずれについてもマイクロ
チューニングオン(rA」= rONJ、「B」=「O
N」) この場合は、TG24及びTG2Bのいずれについても
、表示された音階ナンバに対応した音階(例えば純正調
音階)に従って楽音発生可能である。
(2)TG24についてはマイクロチューニングオンで
且つTG2Bについてはマイクロチューニングオフ(r
AJ = rONJ、rBJ = rOFFJ )この
場合は、TG24については表示された音階ナンバに対
応した音階に従って楽音発生可能であり、T02Bにつ
いては平均律音階に従って楽音発生可能である。
(3) TG24についてはマイクロチューニングオフ
で且つTG26についてはマイクロチューニングオン(
rA」= rOFFJ、rB」= rONJ )この場
合は、上記(2)の場合と反対にTG24については平
均律音階となり、TG2Bについては表示された音階ナ
ンバに対応した音階となる。
(4)TG24及び26のいずれについてもマイクロチ
ューニングオン(rA」= rOFF」、「B」=ro
pF」) この場合は、T G 24及びTG2Bのいずれについ
ても平均律音階となる。
従って、上記(1)〜(4)の設定態様を任意に選択す
ることにより変化に富んだ演奏が可能となる。
第3図(C)は、スイッチMCEDをオンしてマイクロ
チューニングエディツトモードを選択した後、音高修正
操作を行なった場合の表示例を示すものである。音高修
正操作は、第3図(B)で述べたように所望の音階ナン
バを表示させた後、その音階ナンバに対応する音階につ
いて行なわれるものである。音高修正に入る前にスイッ
チMCEDをオンしただけのときは1表示器DPには、
rマイクロチューニングエディツトモード」、「C0A
RCEJ及びrFINE」の各文字が表示され、数値は
0が表示される。ここで、rcOARCEJは粗調整を
、rFINE」は微調整をそれぞれ表わす、そして、音
高変更したいキーを指定すると、そのキーの音高が「F
3」のように表示される。なお、この′実施例において
は、音高変更したいキーを指定する手段として特別の操
作子を設けることなく鍵盤12を利用し、1盤12で音
高変更したいキーをオンすることにより行うようになっ
ている。
この後、カーソルCSをrcOARcEJにあてて粗調
整を選択してからスイッチIS又はDSをオンすること
によりキーの音高を半音単位で(キーコード値にしてl
ずつ)変更可能であり、表示器Drには変更後の音高が
「G3」のように表示される。
また、カーソルC5をrFINE」にあてて微調整を選
択してからスイッチIS又はDSをオンすることにより
キーの音高をセント単位で変更可能であり、表示器Dr
には図示の如くセント値がプラス又はマイナスの符号と
共に表示される。
このように音高をrcOARcEJ及びrFINEJで
粗密に変更可能にすると、音高設定を精確且つ迅速に行
なうことができる。
この実施例では、スイッチIS、DSを粗調整用操作及
び微調整用操作に共用すると共に両スイッチを粗調整用
又は微調整用のいずれに用いるかをカーソルC5で選択
することにより操作子の数を減らしている。
音高をrcOARcE」及びrFI NEJのいずれで
変更したときにも1表示器DPには、セント値表示部の
右側のかっこ内に、鍵盤の最低音を基準としたセントの
絶対値が表示される。
第3図(D)は、スイッチ5TOREをオンしてストア
モードを選択した後任意のメモリ選択スイッチM(m)
をオンした場合の表示例を示すものである。この場合、
表示器DPには、「マイクロチューニング」の文字と、
右向き矢印と、「メモリ(m)ストア」の文字とが左か
ら右に並べて表示される。これは、メモリ20内の音階
ナンバmに対応した音階レジスタに全キー分の周波数制
御データ(例えば第3図(C)で述べたようにして音高
修正済みのもの)が書込まれたことを示すものである。
第3図(E)は、スイッチ5TOREをオンしてストア
モードを選択した後、任意のボイス選択スイッチV (
n)をオンした場合の表示例を示すものである。この場
合、表示器DPには、「ボイス」の文字と、右向きの矢
印と、「メモリ(1)ストア」の文字とが左から右に並
べて表示される。これは、メモリ20内の音階ナンバn
に対応したボイスレジスタに1群のボイス関連データ(
例えば第3図(A)及び(B)で述べたように内容を修
正済みのもの)が書込まれたことを示すものである。
メモリ20内のレジスタ配置(第4図)第4図は、デー
タ・ワーキングメモリ20内のレジスタ類のうち、この
発明の実施に関係するものを示したものである。各レジ
スタの記憶内容は次の通りである。
(1)キーコードレジスタKCODE これは、キーイベント(キーオン又はキーオフ)のあっ
たキーに対応するキーコードがセットされるものである
(2)ボイスモードフラグVCFLG これは、スイッチVOICHのオン時に1がセットされ
るものである。
(3)ボイスナンバレジスタVCNO これは、ボイスモード時にスイッチV1〜VIGのいず
れかによって選択されたボイスナンバがセットされるも
のである。
(4)第1及び第2の音色ナンバレジスタTCNO1及
びTCNO2 これらのレジスタのうち、TCNOIはTG24のため
の音色ナンバデータがストアされるものであり、TCN
O2はTG2Bのための音色ナンバデータがストアされ
るものである。
(5)第1及び第2のマイクロチューニングオン/オフ
レジスタMCoNl及びMC0N2これらのレジスタの
うち、MC0NIはT G 24のためのマイクロチュ
ーニングオン/オフデータがストアされるものであり、
MC0N2はTG2Bのためのマイクロチューニングオ
ン/オフデータがストアされるものである。
(7)音階ナンバレジスタMCN0 これは、ポイスモード時又はマイクロチューニングモー
ド時に音階ナンバがセットされるものである。
(8)マイクロチューニングエディツトモードフラグM
CEDFLG これは、スイッチMCEDのオン時に1がセットされる
ものである。
(9)マイクロチューニングキーレジスタMCEKY これは、マイクロチューニングエディツトモード時にお
いて、オンされたキーに対応するキーコードがセットさ
れるものである。
(lO)第1のエディツトレジスタMCCO5こレバ、
マイクロチューニングエディツトモード時に押されたキ
ーに対応するキーコードがセットされるものである。セ
ットされたキーコードは、rcOARcEJを選択した
とき、スイッチIS又はDSの操作に基づいて1ずつ変
更可能である。
(11)第2のエディツトレジスタMCFIMEこれは
、マイクロチューニングエディツトモード時にrF I
 NEJを選択したとき、スイッチェS又はDSの操作
に基づいて音高変更量がセ−/ )されるものである。
(12)マイクロチューニングモードフラグCFLG これは、スイッチMCのオン時に1がセットされるもの
である。
(13)第1及び第2の音色パラメータl<ツファレジ
スタTCPBI及びTCPB 2 これらのレジスタのうち、TCPBIはTC24に供給
すべき音色パラメータデータがストアされるものであり
、TCPB2はTC2[1に供給すべき音色パラメータ
データがストアされるものである。
(14)音階バッファレジスタMCBUFこれは、レジ
スタMCN0にセットされた音階ナンバに対応する音階
について全キー分の周波数制御データがストアされるも
のである。
(15)音階レジスタM CM E M (5)〜MC
MEM(12) これらのレジスタは、ユーザーが設定可能な8種類の音
階に対応したもので、各レジスタ毎に全キー分の周波数
制御データをストア可能である。
これらのレジスタには、電源投入時等において外部記憶
ユニット30から読出した周波数制御データを初期セッ
トしてもよい。
(1B)ボイスレジ7、夕VCMEM(1) 〜VCM
EM(10) これらのレジスタは、ボイスナンバ1〜10(スイッチ
v1〜VIO)にそれぞれ対応するもので。
各レジスタ毎に前述のような1群のボイス関連データを
ストア可能であ・る、これらのレジスタには、電源投入
時等において外部記憶ユニット30から読出したボイス
関連データを初期セ−/ )してもよい。
上記した以外のレジスタとしては、発音割当用のレジス
タ、音色パラメータエディツト用のレジスタ等があるが
、図示を省略した。
メモリ22内の記憶ブロック配置(第5図)第5図は、
データメモリ22内の多数の記憶ブロックのうち、この
発明の実施に関係するものを示したものである。各記憶
ブロックの記憶内容は次の通りである。
(1)平均律記憶ブロックFNMEM これは、平均律音階に従って全キー分の周波数制御デー
タを記憶したものである。この記憶ブロックのデータは
、マイクロチューニングオンにセットされたトーンジェ
ネレータから楽音を発生させる際に利用される。なお、
この記憶ブロックには全キー分でなく12音名分の周波
数制御データを記憶しておき、各キー毎に対応する音名
の周波数制御データを読出してキー音高に対応したもの
に変換するようにしてもよい。
(2)音階記憶ブロックMCMEM(1)〜MCME 
M (4) これらの記憶ブロックのうち、M CM E M (1
)は純正調音階に、M CM E M (2)は平均律
音階に、M CM E M (3)はビタゴラス音階に
、MCME M (4)はミーントーン音階にそれぞれ
対応するもので、各記憶ブロック毎に対応する音階に従
って全キー分の周波数制御データを記憶したものである
。前述したレジスタMCBUFにストアされるのは、こ
れらの記憶ブロックM CM E M (1)〜M C
M E M (4)及び前述のレジスタMCMEM(5
)〜MCMEM(12)のうち、レジスタMCN0の音
階ナンバに対応したものから読出された全キー分の周波
数制御データである。
(3)音色パラメータ記憶ブロックTCPこれは、64
音色分の音色パラメータデータを記憶したものである。
この記憶ブロックからは、音色ナンバに対応した音色パ
ラメータデータが読出される。
メインルーチン(第6図) 第6図のメインルーチンにおいて、ステップ40では、
キースキャン処理を行ない、キーオンイベントがあれば
第13図について後述するようなキーオンのサブルーチ
ンを実行し、キーオフイベントがあればキーオフのサブ
ルーチン(図示せず)を実行する。
次に、ステップ42では、マイクロチューニング操作子
スキャン処理を行なう、この場合、スイッチVOICH
のオンイベントがあれば第7図のサブルーチンを実行し
、任意のボイス選択スイッチV (n)のオンイベント
があれば第8図のサブルーチンを実行し、スイッチMC
のオンイベントがあれば第9図のサブルーチンを実行し
、スイッチMCEDのオンイベントがあれば第10図の
サブルーチンを実行し、スイッチISのオンイベントが
あれば第11図のサブルーチンを実行し、スイッチDS
のオンイベントがあればDSオンのサブルーチン(図示
せず)を実行し、任意のメモリ選択スイッチM(+a)
のオンイベントがあれば第12図のサブルーチンを実行
する。
次に、ステップ44では音色パラメータエディツト用操
作子スキャン処理を行なう。この場合、例えばTG24
又は2日に関する操作子の操作時にはその操作に応じて
TCPBI又はTCPB2の内容を変更するなどの音色
パラメータエディツト処理を行なう。
この後は、ステップ46で、その他の操作子のスキャン
処理を行ない、操作された操作子があればその操作に応
じて必要な処理を行なう、そして、ステップ40に戻り
、上記のような一連の処理をくりかえす。
VOICEオンのサブルーチン(第7図)第7図のVO
ICEオンのサブルーチンにおいて、ステップ50では
、VCFLGに1をセットし、他のフラグをOにする。
そして、ステップ52に移る。
ステップ52では、表示器DPに「ボイスモード」と表
示させる。この後は、第6図のルーチンにリターンする
V (n)オンのサブルーチン(第8図第8図のV (
n)オンのサブルーチンにおいて、ステップ60では、
VCFLGが1か判定する。この判定結果が肯定的(Y
)であればステップ62に移り、VCNOにオンされた
スイッチに対応するボイスナンバnをセットする。そし
て、ステップ64に移る。
ステップ64では、ボイスナンバnに対応するVCM 
E M (n)から1群のボイス関連データを読出し、
TG24の音色ナンバデータはTCNOIに、TG2B
の音色ナンバデータはTCNO2に、TG24のマイク
ロチューニングオン/オフデータはMC0N1に、T 
G 2Bのマイクロチューニングオン/オフデータはM
C0N2に、音階ナンバデータはMCN0にそれぞれ入
れる。そして、ステップ6Bに移る。
ステー/プロ8テは、VCNOlTCNO1及びTCN
O2のデータに基づいて表示器DPに第3図(A)のよ
うにボイス名及び各トーンジェネレータ毎の音色ナンバ
を表示させる。そして、ステップ6日に移る。
ステップ68では、TCPからTCNOIの音色ナンバ
に対応する音色パラメータデータを読出し、TCPBI
を介してTG24に送出する。また、同様にしてTCP
からTCNO2の音色ナンバに対応する音色パラメータ
データを読出し、TCPB 2を介してTG2fiに送
出する。この結果、TG24及び26について音色がセ
ットされたことになる。この後、ステップ70に移る。
ステップ70では、MCN0の音階ナンバに対応するM
CMEM (レジスタ又は記憶ブロック)から全キー分
の周波数制御データを読出してMCBUFに書込む、そ
して、第6図のルーチンにリターンする。
ステップ60の判定結果が否定的(N)であったときは
、ステップ72に移り、5TOREがオンか判定する。
そして、オンでない(N)ならば第6図のルーチンにリ
ターンする。
ステップ72の判定結果が肯定的(Y)であれば、ステ
ップ74に移る。このステップ74では、TCNOI、
TCNO2、MC0NI、MC0N2及びMCN0(7
)内容をVCMEM(n)内ノソレぞれ対応する記憶領
域に書込む、そして、ステップ76に移る。
ステップ7Bでは、表示器DPに第3図(E)のような
表示を行なわせる。この後は、第6図のルーチンにリタ
ーンする。
MCオンのサブルーチン(第9図) 第9図のMCオンのサブルーチンにおいて、ステップ8
0では、MCFLGに1をセットし、他のフラグをOに
する。そして、ステップ82に移る。
ステップ82では、MCN01MC0NI及びMC0N
2に基づいて表示器DPに第3図(B)のように音階ナ
ンバ、音階基及び各トーンジェネレータ毎のマイクロチ
ューニングオーン/オフを表示させる。この後、第6図
のルーチンにリターンする。
MCEDオンのサブルーチン(第1O図)第1O図のM
CEDオンのサブルーチンにおいて、ステップ90では
、MCEDFLGに1をセットし、他のフラグをOにす
る。そして、ステップ92に移る。
ステップ92では、表示器DPに第3図(C)のような
表示を行なわせる。ただし、音高は表示せず、数値はO
を表示する。この後、第6図のルーチンにリターンする
ISオンのサブルーチン(第11図) 第11図のISオンのサブルーチンにおいて、ステップ
100では、どのフラグが1か判定する。
VCFLGが1であった場合は、ステップ102に移る
。このステップ102では、第3図(A)のような表示
状態においてカーソルC5がrAJ又は「B」のいずれ
の位置にあるか判定する。この判定の結果、rAJであ
るならばステップ104に移る。
ステップ104では、TCNOIの値を1アツプする。
そして、ステップ106に移り、TCNOIの音色ナン
バに対応する音色パラメータデータをTCPから読出し
、TCPBIを介してTG24に送出する。この結果、
TG24の音色は、ステップ104でセットされた音色
ナンバに対応する新たな音色に変更されたことになる。
この後、ステップ108に移る。
ステップ10Bでは、TCNOIに基づいて第3図(A
)のようにrA」の下方に新たな音色ナンバを表示する
。そして、第6図のルーチンにリターンする。
ステップ102の判定の結果、「B」であったときは、
ステップ110に移る。このステップ110では、TC
NO2、TCPB 2、T G 2Bに関しステップ1
04 、108 、108と同様に処理する。この結果
、TG2Bの音色は新たな音色に変更されると共に、第
3図(A)のようにrBJの下方に新たな音色ナンバが
表示される。
ステップ100の判定の結果、MCFLGが1であった
場合は、ステップ112に移る。このステップ112で
は、第3図(B)のような表示状態においてカーソルc
sが「音階基」、「A」又は「B」のいずれの位置にあ
るか判定する。この判定の結果、「音階基」であるなら
ばステップ114に移る。
ステップ114では、MCN0の値を1アツプする。そ
して、ステップ11Bに移り、MCN0の音階ナンバに
対応するMCMEM (レジスタ又は記憶ブロック)か
ら全キー分の周波数制御データを読出してMCBUFに
入れる。この後、ステップ11Bに移る。
ステップ118では、MCN0に基づいて第3図(B)
のように新たな音階ナンバ及び音階基を表示する。そし
て、第6図のルーチンにリターンする。
ステップ112の判定の結果、「A」であったときは、
ステップ120に移り、MC0N1に1をセットする。
そして、ステップ122に移る。
ステップ122では、MC0NIに基づいて第3図(B
)のようにrAJの下方に「ON」を表示する。この後
は、第6図のルーチンにリターンする。
ステップ1】2の判定の結果、「Bjであったときは、
ステップ124に移る。このステップ124では、MC
0N2に関しステップ120及び】22と同様に処理す
る。この結果、第3図(B)においてrBJの下方に「
ON」が表示される。この後は、第6図のルーチンにリ
ターンする。
ステップ100の判定の結果、MCEDFLGが1であ
った場合は、ステップ126に移る。このステップ12
8では、第3図(C)のような表示状態においてカーソ
ルCSがrcOARcEJ又は「FI NEJのいずれ
の位置にあるか判定する。この判定の結果、rcOAR
cE」であったときは。
ステー2プ128に移り、MCCO3の値を1アツプす
る。この1アツプは、半音分のピッチ上昇に対応する。
次に、ステップ130では、MCCO5に基づいて第3
図(C)の「G3」の位置に新たな音高を表示する0例
えば、ISオン前に「F3」が表示されていてISオン
によりステップ130にきたときは、rF#34が表示
される。この後、ステップ132に移る。
ステップ132では、MCCO3及びMCFIMEの内
容に対応する新たな周波数制御データを演算し、その値
をMCBUF内のMCEDKYに対応する記憶領域に書
込む。この結果、MCEDKYのキーコードに対応する
キーについて新たな音高が設定されたことになる。この
後、ステップ134に移る。
ステップ134では、ステップ132で演算した値に対
応するセントの絶対値を求め、第3図(C)のようにか
っこ内に表示する。そして、第6図のルーチンにリター
ンする。
ステップ126の判定の結果、rFI NEJであった
ときは、ステップ13Bに移り、MCFIMEの値を1
アツプする。このlアップは1セント分のピッチ上昇に
対応する。
次に、ステップ138では、MCF I MEに基づい
て第3図(C)のように新たなセント値を符号(+)と
共に表示する。
この後は、ステップ132及び134を上記したように
順次に実行してから第6図のルーチンにリターンする。
この結果、MCEDKYのキーコードに対応するキーの
音高は、rFINEJ選択時のISオン操作を計算に入
れて決定されることになり、セントの絶対値表示も該I
sオン操作を反映したものとなる。
ステップ100の判定の結果、その他のフラグが1であ
ったときは、ステップ140でその他の処理を実行して
から第6図のルーチンにリターンする。
なお、第11図には示さなかったが、TCNOl、TC
NO2、MCN0.MCCO5,MCFIME等は、各
々について定められた最大値(例えばTCNOl、TC
NO2についてはG0に達した後、各々について定めら
れた最小値(例えばTCNOI、TCNO2については
1)に復帰するようになっている。
また、スイッチDSオンのサブルーチンは、第11図ノ
ルーチンニ対して、TCNOI、TCNO2、MCN0
.MCCO3,MCFIMEの値をそれぞれ1ダウンさ
せると共にMC0NI、MC0N2にそれぞれOをセッ
トするような変更を加えるだけで容易に実現できるので
、図示を省略した。
M(+w)オンのサブルーチン(第12図)第12図の
M(+w)オンのサブルーチンにおいて、ステップ15
0では、5TOREオンか判定する。
この判定結果が否定的(N)であれば、第6図のルーチ
ンにリターンする。
ステップ150の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、ステップ152に移り、MCBUFの内容(全キー
分の周波数ル制御データ)を音階ナンバmに対応するM
CMEM (レジスタ)にストアする。そして、ステッ
プ154に移る。
ステップ154では、表示器DPに第3図(D)のよう
な表示を行なわせる。そして、第6図のルーチンにリタ
ーンする。
キーオンのサブルーチン(第13図) 第13のキーオンのサブルーチンにおいて、ステップ1
130では、キーオンありのキーに対応するキーコード
をKCODEにセットする。そして、ステップ162に
移る。
ステップ182では、MCEDFLGが1か判定し、こ
の判定結果が肯定的(Y)であればステップ184に移
る。
ステップ1B4では、KCODEの午−コードをそれぞ
れMCEDKY及びMCCO3に入れる。
そして、ステップ18Bに移る。
ステップ16Bでは、MCEDKY及びMCCO5に基
づいて第3図(C)の「F3」及び「G3」の位置にそ
れぞれ音高を表示する。この場合に表示される2つの音
高は押されたキーに対応したもので互いに等しい、この
後は、第6図のルーチンにリターンする。
このようにして変更すべき音高が表示された後は、第1
1図について前述したようにrcOARcE」又はrF
I NEJを選択してスイッチIS又はDSの操作によ
り任意の音高を設定することができる。
ステップ162の判定結果が否定的(N)であったとき
は、ステップIHに移り、通常の発音割当処理を行なう
。この処理は、TG24及び26について空チャンネル
をサーチし、TG24の空チャンネルとT G 2Bの
空チャンネルとを1ペアとしてこれに押されたキーを割
当てるものである。この後は、ステップ170に移る。
ステップ170では、MC0NIが1か判定し、この判
定結果が肯定的(Y)であればステップ172に移る。
ステップ172テハ、M CB U F カラK CO
n Eのキーコードに対応する周波数制御データを読出
り、TG24の割当チャンネルにキーオン(KON)信
号と共に送出する。そして、ステップ174に移る。
ステップ174では、MC0N2が1か判定し、この判
定結果が肯定的(Y)であればステップ176に移る。
ステップ17Bでは、TG2Bに関しステップ172と
同様に処理し、この後第6図のルーチンにリターンする
。この結果、TG24及び26から互いに同一音高の楽
音信号がほぼ同時に送出され、サウンドシステム2日に
供給される。このため、サウンドシステム28からは、
2つの楽音が同時に発音される。この場合に同時発音さ
れる2つの楽音は、MCBUFのデータに基づくもので
あるため、ユーザーセットの任意の音階に従うものであ
りうる。
ステップ】70の判定結果が否定的(N)であった(M
C0N2=1であった)ときは、ステップ178に移る
ステップ17Bでは、FNMEMからKCODEのキー
コードに対応する周波数制御データを読出し、TG24
の割当チャンネルにKON信号と共に送出する。そして
、ステップ174に移り、MC0N2=1か判定する。
この判定結果が肯定的(Y)であればステップ176の
処理を上記したように実行する。この場合に同時発音さ
れる2つの楽音は、TG24についてはFNMEMのデ
ータに基づくため平均律音階に従うものであり、TG2
BについてはMCBUFのデータに基づくためユーザー
セットの任意の音階に従うものでありうる。
ステップ174の判定結果が否定的(N)であった(M
C0N2=1であった)ときは、ステップ180に移り
、TG2Bに関しステップ178と同様に処理する。こ
の場合、ステップ172を経てステップ180にきたも
のとすると、同時発音される2つの楽音は、TG24に
ついてはMCBUFのデータに基づくためユーザーセッ
トの任意の音階に従うものでありうるし、TG2Elに
ついてはFNMEMのデータに基づくため平均律音階に
従うものである。また、ステップ178を経てステップ
180にきたものとすると、同時発音される2つの楽音
は、T G 24及び26のいずれについてもFNME
Mのデータに基づくため平均律音階に従うものである。
なお、キーオフのサブルーチンは図示を省略したが、T
G24及び26についてキーオフされたキーの割当チャ
ンネルをサーチした後各々の割当チャンネルにキーオフ
信号を送出して発音を停止させるようにすればよい。
弯」L例 この発明は、上記した実施例に限定されるものではなく
、種々の改変形態で実施可能なものである0例えば、次
のような変更が可能である。
(1)任意に設定したピッチカーブを2系列の音源に共
通に使用するようにしたが、各系列毎に独立に任意のピ
ッチカーブを設定可能としてもよい。
(2)各ボイス毎に音階ナンバを記憶するようにしたが
、全キー分の周波数制御データを直接記憶するようにし
てもよい、また、各ボイス毎に音色ナンバを記憶するよ
うにしたが、音色パラメータデータを直接記憶するよう
にしてもよい。
(3)純正調等の特殊な音階は、各調(C謂、C1調等
)毎に周波数制御データが必要であるが、かようなデー
タを準備して各調毎にピッチカーブを設定可能にするの
は容易である。
(4)音色パラメータ記憶ブロックTCPはROM構成
としたが、RAM又は書込可能な外部メモリとし、ユー
ザーが自由に音色パラメータを設定できるようにしても
よい。
(5)マイクロチューニングエディツトモードにおいて
、音高変更量の指定及び表示はセント単位でなくてもよ
い。
(6)入力操作子としてはインクリメント/ディクリメ
ントスイッチを用いたが、回転式つまみ、テンキー等を
用いてもよい。
(7)ピッチカーブの設定等をソフトウェア制御にした
が、専用のハードウェア構成にしてもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、鍵盤の各キー毎に任
意の音高を設定可能としたので、平均律、純正調等の既
存の音階を適宜修正したり、好みの音階を創作したりし
て変化に富んだ演奏を楽しむことができる。
その上、粗調整又は微調整のいずれの調整態様でも音高
調整が可能であるので、各キー毎の音高割当てを精確且
つ迅速に行なえる効果もある。
この場合、音高調整すべきキーの指定を鍵盤で当該キー
を押鍵することにより行なうようにすれば、キー指定の
ための特別の操作子を設ける必要がなくなり、また1つ
又は1組の操作子を粗調整及び微調整の2つの調整態様
に共通に使用するようにすれば、設置すべき操作数が少
なくて済み。
パネル構成並びに回路構成が簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による電子楽器の回路構
成を示すブロック図、 第2図は、マイクロチューニング操作部MOPにおける
操作子・表示器配置を示す配置図、第3図(A)〜(E
)は1種々のモードにおける表示器DPの表示例を示す
図。 第4図は、データ・ワーキングメモリ20内のレジスタ
品行を示す配置図、 第5図は、データメモリ22内の記憶ブロック配置を示
す配置図、 第6図は、メインルーチンを示すフローチャー第7図は
、ポイスモード選択スイッチVOICEオンのサブルー
チンを示すフローチャート、第8図は、任意のボイス選
択スイッチV (n)オンのサブルーチンを示すフロー
チャート、第9図は、マイクロチューニングモード選択
スイッチMCオンのサブルーチンを示すフローチャート
。 第1θ図は、マイクロチューニングエディツトモード選
択スイッチMCEDオンのサブルーチンを示すフローチ
ャート。 第11図は、インクリメントスイッチIsオンのサブル
ーチンを示すフローチャート、 第12図は、任意のメモリ選択スイッチM(+a)オン
のサブルーチンを示すフローチャート、第13図は、キ
ーオンのサブルーチンを示すフローチャートである。 lO・・・バス、12・・・鍵盤、14・・・パネル操
作部、16・・・中央処理装置、 1B・・・プログラ
ムメモリ、 20・・・データ・ワーキングメモリ、2
2・・・データメモリ、24.28・・・トーンジェネ
レータ、28・・・サウンドシステム、30・・・外部
記憶ユニット、MOP・・・マイクロチューニング操作
部、MSS・・・モード選択スイッチ群、vS・・・ボ
イス選択スイッチ群、MS・・・メモリ選択スイッチ群
、DP・・・表示器、IS・・・インクリメントスイッ
チ、DS・・・ディクリメントスイッチ、C3R、C3
L・・・カーソル移動スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鍵盤で押されたキーに対応する楽音を発生させるよ
    うにした電子楽器において、 (a)前記鍵盤の複数のキーにそれぞれ対応した複数の
    記憶部であって、それぞれ対応するキーに関する音高制
    御情報を記憶するものと、 (b)粗調整用操作及び微調整用操作が可能な入力操作
    手段と、 (c)前記複数の記憶部のうち所望のキーに対応する記
    憶部の音高制御情報を前記入力操作手段の操作に応じて
    書換える書換手段であって、前記粗調整用操作に対応し
    て比較的大きな音高変化分に従って該音高制御情報を書
    換え、前記微調整用操作に対応して比較的小さな音高変
    化分に従って該音高制御情報を書換えるものとをそなえ
    、 前記鍵盤で押されたキーに対応して発生される楽音の音
    高を該押されたキーに対応する記憶部の音高制御情報に
    基づいて制御するようにしたことを特徴とする電子楽器
    。 2、前記書換手段は、前記鍵盤で押されたキーに対応す
    る記憶部の音高制御情報を書換えるものである特許請求
    の範囲第1項に記載の電子楽器。 3、前記入力操作手段は、前記粗調整用操作及び微調整
    用操作に共通に使用される1又は複数の操作子と、該操
    作子を前記粗調整用操作又は前記微調整用操作のいずれ
    に使用するかを選択する選択手段とからなる特許請求の
    範囲第1項に記載の電子楽器。
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