JPS6313639A - ピストンリングの加工方法 - Google Patents

ピストンリングの加工方法

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JPS6313639A
JPS6313639A JP61157199A JP15719986A JPS6313639A JP S6313639 A JPS6313639 A JP S6313639A JP 61157199 A JP61157199 A JP 61157199A JP 15719986 A JP15719986 A JP 15719986A JP S6313639 A JPS6313639 A JP S6313639A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はピストンリングの加工方法に関し、特に揺動式
圧縮機のピストンにはめこまれるピストンリングの加工
方法に関する。
（従来の技術） 一般に、揺動式圧縮機では、ロータケース（クランク室
）内への油の循環は、ミスト状となって圧縮流体と一体
に混じシ合っている油をシリンダー壁とピストンとの間
から漏れる圧縮流体とともにブローパイさせることで得
ている。また揺動板の傾斜角度を変えて圧縮容量を変え
ようとすれば。
ロータケース内圧力を制御する必要があって、この圧力
制御は前述の圧縮流体のブローパイ量によって行われて
いる。
このようにシリンダー壁とピストンとの間の圧縮流体の
ブローパイは大きな意味を有しており。
に維持制御される必要がある。このため、従来ピストン
に装着さ、れているピストンリングに切欠き部分（溝部
）を設けて、この切欠き部分（溝部）からガスをブロー
パイさせ、ガスの量を安定させている。
（発明が解決しようとする問題点） ところで、従来、ピストンリングに切欠き部分（溝部）
を設ける際には、切削工具等を用いて。
ピストンリングに一つあるいは複数の溝部を形成するの
で、溝加工に時間がかがシ、シかも精度もよくないとい
う問題点がある。
（問題点を解決するための手段） 本発明による加工方法は、圧縮機のピストンに装着され
るピストンリングに溝加工を施す際、該溝加工はプレス
加工によって行われることを特徴としておシ、このプレ
ス加工は、ピストンリングを配置すべく環状の溝が一面
に形成された固定台と、この固定台の一面を押圧するプ
レス台とを準備して、上記の環状溝にピストンリングを
配置した後、上記のプレス台で前記ピストンリングをプ
レスするようにしている。また、上記のプレス加工は、
ピストンにピストンリングを装着した後、ピストンリン
グの外周面をプレスするようにしてもよい。
（実施例） 以下本発明を実施例によって説明する。
捷ず、第１の実施例について説明する。第１図（、）及
び（ｂ）を参照して９円柱状の固定台１の一面には第２
図に示すところのピストンリング２が収納される環状の
溝部１１が形成されている。この溝部１１はピストンリ
ング２と略同−の幅を有し。
溝部１１の深さはピストンリング２の厚みと略同じに成
形される。溝部１１の底面には溝部１１の内径端から外
径端にわたって、溝深さの１７３程度溝底部から上方に
突出する突起部１２が複数箇所に設けられている（第１
図の場合、互いに９０度の間隔をおいて１合計４個の突
起部が設けられて部）２１を形成する場合について説明
する。第２図に示すように固定台１の溝部１１にピスト
ンリング２を配置する。この時、ピストンリング２は突
起部１２に支持されている状態であるから固定台１の上
面よりわずかに突出している。その後。
固定台１の一面を押圧する面が平面状に成形されたプレ
ス台３を用いて、第２図に実線矢印で示すように固定台
１を押圧する。即ち、ピストンリング２をプレスする。
固定台１とプレス台３とが当接するまでプレスすると、
ｆレス前ピストンリング２にあって、突起部１２に支持
されていた部分は凹状態となる。
即ち、ピストンリング２には合計４個の切欠き部（溝部
）２１が形成される。なお、前述のようにピストンリン
グ２は固定台１の溝部１１に収容されているから、プレ
スによって径方向が変形することはない。
さて、第３図（ａ）　、　（ｂ）　、及び（Ｃ）はゾレ
ス後、固定台１の溝部１１から取り出した時のピストン
リング２の形状を示した゛もので、プレス中底部であつ
たものが上部となっている。第３図（ａ）　、　（ｂ）
　、及び個形成されている。そして、切欠き部（溝部）
２１の断面形状は突起部１２の断面形状を変えることで
第３図（ｃ）に示すように種々の形状とすることができ
る。
次に、第４図を参照して本発明による第２の実施例につ
いて説明する。
円柱状の固定台４の一面（上面）には第４図（ｂ）に示
すようにピストンリング２が収納される環状の溝部４１
が形成されている。この溝部４１はピストンリング２と
略同−の幅を有し、溝部４１の深さはピストンリング２
の厚みと略同じに成形される。
一方、第４図（ａ）に示すように１円柱状のプレス台５
の一面（下面）には、固定台４の環状の溝部４１に対応
する円周上において、溝部４１の幅と同二の幅で、しか
も溝部４１の深さよシ突起長が短い突起部５１が複数個
設けられている。
ピストンリング２に切欠き部（溝部）２１を形成する場
合について説明する。第４図（ｃ）に示すように、固定
台４の溝部４１にピストンリング２を配置した後、プレ
ス台５を用いて、実線矢印で示すように固定台４の上面
（−面）とプレス台５の下面（−面）とが当接するまで
ピストンリング２をプレスする。これで、突起部５１に
よってピストンリング２の一面（上面）に複数の凹部が
形成される。即ちピストンリング２には複数個の切欠き
部（溝部）２１が形成される。
上述のようにして得られた第１．第２の実施例のピスト
ンリング２は第５図で示すように使用される。まず、第
５図（、）は、ピストンリング２が固定台１（４）より
取シ出された状態を示しておシ、この状態からピストン
リング２を切欠き部（溝部）２１が外周面に位置するよ
うに捻ってピストン６のピストンリング溝７に強制装着
すると第５図（ｂ）に示すようになる。そして、この状
態でピストン６はシリンダ（図示せず）内を摺動往復す
るので切欠き部（溝部）２１による圧縮流体のブローパ
イ効果は期待どおシに作用する。第５図（ｃ）はピスト
ンリング２がピストン６に装着されている状態をピスト
ン６の省略をもって示すもので、第５図（ｂ）の理解を
助けている。
第６図を参照して、さらに第３の実施例について説明す
る。
ピストン６の側周壁の上部及び下部に設けた一対のピス
トンリング溝７にそれぞれピストンリング２を装着する
。この時、ピストンリング溝７とピストンリング２の幅
は略同−であるが、ピストンリング溝７の溝深さはピス
トンリング２の厚さよシ小さいのでピストンリング２の
外周面はピストン６の側周壁よりも径方向外方へ突出し
ている。
従って、この状態でピストン６をシリンダー（図示せず
）に配置すると、シリンダー内はピストンリング２によ
って密閉された状態となシ、７′ローパイ効果を期待で
きない。
本実施例におけるピストンリング２への切欠き部（溝部
）２１の形成について説明する。図示のように内周面に
突起部８１が形成されたプレス台８を用いて、ピストン
リング２の外周面を押圧する。即ち、プレスする。
このプレスによって、ピストンリング２の外周面には複
数の切欠き部（溝部）２１が形成される。
これにより、切欠き部（溝部）２１を介して期待どおシ
のブローパイ効果を得ることになる。
（発明の効果） 以上説明したように２本発明のピストンリングの切欠き
部（溝部）加工方法によれば、ピストンリングへ切欠き
部（溝部）を形成する際、ｆレスによって行っているか
ら、所定形状の複数の切欠き部（溝部）を一度に形成す
ることができる。しかも、切欠き部（溝部）の形成に直
接作用するプレス台に設けた突起部の形状を変えること
で切欠き部（溝部）の断面形状を適宜変えられるので。
常に最適なブローパイ効果を得られることになる。
さらに切欠き部（溝部）の形成は従来の切削加工に比べ
て簡単で短時間にでき、且つ加工精度も良好となる。
μ下余日
【図面の簡単な説明】
第１図（ａ）はピストンリングが配置される固定台の第
１の実施例を示す平面図、第１図（ｂ）は第１図（ａ）
のＡ　−Ａ’線断面図、第２図は第１の実施例において
、固定台に配置されたピストンリングをプレスする状態
を示す断面図、第３図（ａ）はプレス加工されたピスト
ンリングを示す平面図、第３図（ｂ）は第３図（、）の
Ａ　−Ａ’線断面図、第３図（ｃ）は第３図（、）のＢ
　−Ｂ’線断面図を示し、ピストンリングに形成される
切欠き部（溝部）の断面形状を示す図、第４図（、）は
プレス台の第２の実施例を示す断面図。 第４図（ｂ）は固定台の第２の実施例を示す平面図。 第４図（Ｃ）は第２の実施例において、固定台に配置親
図、第５図（ｂ）はピストンリングがピストンに装着さ
れた状態を示す断面図、第５図（ｃ）は第５図（ｂ）に
おけるピストンリングの状態を示す斜視図、第６図は第
３の実施例においてピストンリングをピストンのピスト
ンリング溝に装着した後、プレスする場合を示す図であ
る。 １・・・固定台、１１・・・溝部、１２・・・突起部、
２・・・ピストンリング、２１・・・切欠き部（溝部）
、３・・・プレス台、４・・・固定台、５・・・プレス
台、５１・・・突起部、６・・・ピストン、７・・・ピ
ストンリング溝、８・・・プレス台、８１・・・突起部
。 第２図 目 Ｃ） 第４図 第５図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、圧縮機のピストンに装着されるピストンリングに溝
    加工を施す際、該溝加工はプレス加工によって行われる
    ことを特徴とするピストンリングの加工方法。 ２、特許請求の範囲第１項の記載において、前記プレス
    加工は、前記ピストンリングを配置すべく環状の溝を一
    面に形成した固定台と、該固定台の一面を押圧するプレ
    ス台とを準備して、前記環状溝に前記ピストンリングを
    配置した後、前記プレス台で前記ピストンリングをプレ
    スするようにしたことを特徴とするピストンリングの加
    工方法。 ３、特許請求の範囲第１項の記載において、前記プレス
    加工は、前記ピストンに前記ピストンリングを装着した
    後、前記ピストンリングの外周面をプレスするようにし
    たことを特徴とするピストンリングの加工方法。
JP61157199A 1986-07-05 1986-07-05 ピストンリングの加工方法 Granted JPS6313639A (ja)

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