JPS63136274A - 画像入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、画像入力装置に関し、特に、光電変換手段を
用いて画像を読み取る画像入力装置に関する。

従来の技術 従来、この種の装置に於いては、照明手段の光量の経年
変化に対して次のような対策が採られていた。

装置の電源を入れる度に、又は１週間に一度程度余白の
帳票を読み取らせ、その出力信号を白レベルとしてメモ
リ又はＦＤ　（フロッピィディスク）に格納し補正に利
用していた。補正は、全白帳票を読み取らせて得られる
全白データを蓄積したメモリの出力信号と最も明るい場
合の基準値との比の逆数を、光電変換出力信号を増幅す
るゲイン可変増幅器に入力することにより行われていた
。ＦＤの場合には立ち上げ時に、以前に全白帳票を読み
取らせて蓄積しておいたＦＤ内の全白データをメモリに
ダウンロードして前記と同様の方法で行っていた。

発明が解決しようとする問題点 上述した従来の装置は、メモリのみの場合、電源を入れ
る度に基準となる全白の帳票を読み取らせ、メモリに白
データを書き込む必要があった。

またＦＤに登録しておく場合にも、メモリの場合と同様
に電源を入れる度にダウンロードをする必要があり、更
には照明手段の経年変化が大きくならないうちに登録を
やり直す必要があった。従って、従来装置は照明手段の
光量の変化を補正するために、特別な操作が必要である
こと、基準とする余白の帳票を常に準備しておく必要が
あること、基準として読み取らせる全白の帳票の状態（
白さの具合によって）補正が左右されるなどの問題点が
あった。

本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、
従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記問題
点を解消することを可能とした新規な画像入力装置を提
供することにある。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成する為に１本発明に係る画像入力装置は
、光電変換手段を用いて画像を読み取る画像入力装置に
於いて、入力対象物を照明する照明手段と、入力対象物
を光電変換により電気信号に変換する光電変換手段と、
前記照明手段の発光部分の近くに照明手段以外の外光が
入らないように設置した光量検出手段と、この光量検出
手段の出力信号をディジタル化する第１のＡ／Ｄ変換手
段と、この第１のＡ／Ｄ変換手段の出力に応じた補正デ
ータを出力する補正データ発生手段と、この補正データ
発生手段の出力データをＤ／Ａ変換しゲイン調整信号と
して出力するＤ／Ａ変換手段と、前記光電変換手段の出
力電気信号を前記Ｄ／Ａ変換手段より出力されるゲイン
ＦＡ″Ｊｌｉ信号のレベルに従って増幅率を変化させる
信号増幅手段と、この信号増幅手段の出力信号をディジ
タル化する第２のＡ／Ｄ変換手段とを持って構成され、
照明手段の光量の変化に影響されない出力が得られるこ
とを特徴とする。

実施例 次に、本発明をその好ましい一実施例について図面を参
照して具体的に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図である
。

第１図を参照するに、参照番号１は一次元のＣＣＤライ
ンセンサ（以降センサと略記する）と光学レンズを内蔵
したカメラ、２は帳票４を照明するための蛍光燈をそれ
ぞれ示し、３は蛍光燈２の光Ｊ１を検出するためのフォ
トセンサであり、４は人力対象の帳票である。フォトセ
ンサ３は蛍光燈２の光量を常時モニタするために設けら
れている。

従って、その配置に於いては、蛍光燈２の光以外の外光
が入らないように注意する必要がある。例えば、レンズ
系を用いて蛍光燈２の一部分の像をフォトセンサ３上に
結像するようにしてもよい。

フォトセンサ３の出力信号、即ち蛍光ｍ、２の光量に相
当する信号は、第１のＡ／Ｄ変換器５に入力されて量子
化される。この第１のＡ／Ｄ変換器５の出力は、補正デ
ータ発生部６に入力される。さらに。

この補正データ発生部６の出力は、Ｄ／Ａ変換器７に入
力されてアナログ信号に変換され、ゲイン制御信号とし
てゲイン可変増幅器８に入力される。

カメラ１からのセンサ出力信号は、ゲイン可変増幅器８
に入力され、前記ゲイン制御信号により、そのときの蛍
光燈２の明るさに対応した増幅度で増幅されて出力され
る。その出力は、第２のＡ／Ｄ変換器９に入力されて量
子化され、ディジタルデータとして出力される。

第２図に補正データ発生部６の詳細ブロック構成を示す
。第２図において、６１はレジスタであり、補正データ
蓄積信号Ｓ１が入った時のＡ／Ｄ変換器５の出力が蓄積
される。即ち、補正データ蓄積信号Ｓｔが入った時の蛍
光燈２の明るさが蓄積されることになる。補正データ蓄
積信号Ｓｌの入力タイミングは、通常センサ３の水平走
査の開始時期とか。

帳票の読み取り開始時期に選ばれる。６２はルックアッ
プテーブルであり、レジスタ６１からの出力データをア
ドレスとして、そのアドレスに格納されている補正デー
タを出力する。

ルックアップテーブル６２に予め格納しておく補正デー
タとしては、例えば、蛍光燈２が新しい時の明るさの相
対値を１としたときに、古くなって明るさの相対値が０
．８になったとすると、その逆数をとった１、２５が用
いられる。即ち、蛍光燈２が新しくて明るいときのフォ
トセンサ３の出力をｖＯ１時間がたって少し暗くなった
時のフォトセンサ３の出力を■１とすると、ルックアッ
プテーブル６２の出力■１というアドレスに格納されて
いる値ＤＡ丁は次式で計算される。

Ｄ　Ａ　Ｔ　＝　Ｖ　Ｏ／　Ｖ　１　、、、、、、、、
、、（１）仮に第１のＡ／Ｄ変換器５の変換分解能が８
　ｂｉｔであるとすると、ルックアップテーブル６２は
２５６種類の補正データを格納する必要がある。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、ある一定のタイミ
ングでその時の蛍光燈の明るさを入力し、その明るさに
よってカメラからの出力信号に対するゲインを可変とす
る（制御する）ことにより、蛍光燈の明るさの変化を常
に考慮したデータ入力を行うことが出来る。従って、電
源を入れる度に特別な操作が要らなく、また基準となる
余白の帳票を増価しておく必要がなく、さらには基市と
なる全白の帳票の状態によって補正が影響されることが
ないという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第２
図は補正データ発生部６の詳細ブロック構成図である。 １１０．カメラ、２００．蛍光燈、３０１．フォトセン
サ、４０１．帳票、５．、、第１のＡ／Ｄ変換器、６０
９．補正データ発生部、７．、。 Ｄ／Ａ変換器、８１０．ゲイン可変増幅器、９１．。 第２のＡ／ｌ）変換器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力対象物を照明する照明手段と、入力対象物を光電変
   換により電気信号に変換する光電変換手段と、前記照明
   手段の発光部分の近くに照明手段以外の外光が入らない
   ように設置した光量検出手段と、この光量検出手段の出
   力信号をディジタル化する第１のＡ／Ｄ変換手段と、こ
   の第１のＡ／Ｄ変換手段の出力に応じた補正データを出
   力する補正データ発生手段と、この補正データ発生手段
   の出力データをＤ／Ａ変換しゲイン調整信号として出力
   するＤ／Ａ変換手段と、前記光電変換手段の出力電気信
   号を前記Ｄ／Ａ変換手段より出力されるゲイン調整信号
   のレベルに従って増幅率を変化させる信号増幅手段と、
   この信号増幅手段の出力信号をディジタル化する第２の
   Ａ／Ｄ変換手段とを具備することを特徴とした画像入力
   装置。