JPS63135464A - 水稀釈可能な自然乾燥ラッカー結合剤の製造方法 - Google Patents

水稀釈可能な自然乾燥ラッカー結合剤の製造方法

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JPS63135464A
JPS63135464A JP28567887A JP28567887A JPS63135464A JP S63135464 A JPS63135464 A JP S63135464A JP 28567887 A JP28567887 A JP 28567887A JP 28567887 A JP28567887 A JP 28567887A JP S63135464 A JPS63135464 A JP S63135464A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビニルおよび/またはアクリル変性アルキド樹
脂エマルションを基剤とじた永稀釈可能な自然乾燥ラッ
カー結合剤の製造方法ならびに酸化型の100℃までの
温度で自然乾燥する水稀釈可能ラッカーに該結合剤を使
用する方法に関する。
環境汚染の問題がますます重大化してきていることから
、塗料および染料の分野では溶剤放出を大幅に減少させ
ることがますます強く要請されてきている。工業用焼き
付はラッカーの分野では電気浸漬塗工法のごとき特殊な
方法や高固形分系の使用あるいは粉末塗工などによって
溶剤放出の実質的削減がすでに達成されている。しかし
ながらいわゆるペンキとして大量に市販さ打ている、あ
るいは日曜大工用など素人向は塗料としてつくられてい
る自然乾燥ラッカーに関してはこれまで上記の問題に対
して満足すべき解決法がいまだ採用されていない。同様
に自然乾燥工業用ラッカーのための公知の水稀釈可能な
結合剤はその適用範囲が限定されている。
重合体分散物のような水をベースとした物理乾燥系は溶
剤ベースのアルキド樹脂ラッカーに比較して塗工性、乾
燥経過、艶、質感などの点でかなり劣る。さらにその上
、かかる塗料系は太陽光照射をうけた場合に、その熱可
塑性のために、汚れ吸収を強める傾向があり、かつまた
いわゆる”ブロック”すなわち塗面が貼りふさがれる傾
向がある。鉄面コーティングのために1回塗りラッカー
を使用する場合、重合体分散物は腐食防止に役立たない
。十分な保護効果を得るためには、1回の塗膜厚さを8
0μmとして2回塗りすることが一般に必要である。
水溶性アルキド樹脂またはアルキド樹脂エマルジョンを
イ吏用するとペンキまたは自然乾燥ラッカーに要求され
る条件は加工技術の点ならびに塗膜特性に関してかなり
満足させることができる。これまで・かかる製品の使用
が進展しなかフた理由は貯蔵安定性の不足ならびに老化
した時の塗膜の黄ばみ(黄変)が強過ぎることである。
2つのタイプの結合剤を混合して各成分の欠点を克服し
ようとする試みは大体において両者の親和性が欠乏して
いるために失敗している。
木材用透明塗料の場合にも同様な問題がある。すなわち
重合体分散物は浸透性不足のため、水稀釈可能なアルキ
ド樹脂は貯蔵安定性が低いためいずれも使用に適さない
重合体分散物の製造を水稀釈可能なアルキド樹脂の存在
で行なう試みがすでになされている。この場合には、成
分と反応条件を適当に選択することによって所望の親和
性を得ることが比較的容易に可能である。
すなわち、米国特許第4116903号明細書には乳化
剤成分としてイソフタル酸とトリメリド酸をベースとし
て水溶性アルキド樹脂を使用した共重合体分散物が開示
されている。
これらの酸を使用することによって一般にアルキド樹脂
の加水分解安定性は従来常用のオルト−無水フタル酸を
使用した場合よりも向−ヒされる。これについては下記
の論文か参照され得る: イー・ティー ”タービン(E、T、Turpin) 
”水分散性樹脂の加水分解(Hydrolysis o
fWater−dispcrsible Re5ins
)”、塗料技術雑誌(Journ、 of Pa1nt
 Technl)、 47.602.40−46、19
75年3月ニジエイ・ジェイ・エンゲル(J、J、εn
gl) 、”水性アルキッドの風乾に於ける詰問2fi
(Problems of AirdryingWaL
erborne Alkids)”、  水性+高固形
分塗装シンポジウム(Waterborne + Hi
gherSolidsCoating Symposi
um)、ニューオルレアンズ1983年2月。
しかしながら実際には、この場合にも、その方法によっ
て製造された分散物の安定性は十分とは言えない。アル
キド樹脂成分の進行性加水分解のために一方では末端カ
ルボキシル基の脱離による重合体および顔料に対する乳
化作用または分散作用の消失が生じ、他方ではアルキド
樹脂分子の崩壊による乾燥速度ならびに品質の低下が起
こる。
不飽和油または脂肪酸にマレイン酸を付加した付加物は
カルボキシル基を有し、これは半エステルのようには加
水分解によって脱離され得ないから、この生成物を重合
のための基剤として使用することが試みられている。
たとえば、米国特許第2941968号明細Rはビニル
単量体を乾性油のマレイン酸付加物にグラフト重合する
ことを記載しており、また、英国特許第1534432
号明細書にはスチレン−アリルアルコール共重合体の脂
肪酸エステルのマレイン酸付加物を(メタ)アクリル酸
エステルの共重合のためのペースとして使用することが
記載されている。
このような方法によれば良好な安定性を有するエマルジ
ョンが生成される。
しかしながら、ラフカー製造に際して、無水マレイン酸
付加物が乾燥剤ならびに顔料との親和性が悪くそして艶
のある美粧ラッカー塗装を得ることか不可能であること
が判明している。
オーストリア特許第365215号またはオーストリア
特許第369774号明細書からつぎのようなアルキド
樹脂エマルジョンが公知となフている。すなわち、乳化
剤として働くアルキド樹脂は、塩形成のために有効なカ
ルボキシルがメタクリル酸とアルキド樹脂形成に役立つ
脂肪酸の一部分との共重合によって導入されるような仕
方で造成するのである。この方法で得られたアルキド樹
脂エマルジョンをベースとしたラッカーは要求される貯
蔵可能期間が約1年間であるような多くの用途に好適で
ある。しかし、1年以上の貯蔵時ll51が経過した後
ではこねも、イソフタル酸アルキド樹脂またはトリメリ
ド酸アルキド樹脂について公知となっている欠点と同じ
欠点を示す。いわゆるペンキ屋塗料の場合、さらにまた
自動車塗装ラッカーや木材用ラッカーの場合にも、2乃
至3年間の貯蔵安定性が要求されているから、かかるタ
イプの結合剤によって問題を解決することはできない。
以上の研究をさらに進展させた結果ここに誠に驚くへき
ことながら、オーストリア特許第365215号および
オーストリア特許第369774号明細書に記載されて
いる生成物と同様に、そのカルボキシル基か脂肪酸−メ
タクリル酸共重合体を介して導入されたアルキド樹脂、
ウレタンアルキド樹脂またはエポキシド樹脂エステルを
水性媒質中ビニルおよび/または(メタ)アクリル単量
体の重合のための乳化剤樹脂として使用すれば、貯蔵安
定性について、さらにまたラッカー特性、たとえば、黄
変の点についても実質的改良が達成可能であることが見
出された。
したがって、本発明はビニルおよび/または(メタ)ア
クリル変性アルキド樹脂エマルションを基剤とした水稀
釈可能な自然乾燥ラッカー結合剤の製造方法に関し、本
発明の方法の特徴はC−C二重結合のほかには官能基を
存していないビニルおよび/または(メタ)アクリル単
量体混合物20乃至70重量%を、少なくとも部分的中
和後は水溶性であり、35乃至70mgKOH/gの酸
価に相当する遊離カルボキシル基はその少なくとも80
%までがメタクリル酸m位からのちのであり、該メタク
リル酸単位は、C−C二重結合のほかにはさらに官能基
を存していない他のビニルおよび/または(メタ)アク
リル単量体と共に樹脂形成前に不飽和脂肪酸の一部にグ
ラフト重合されているアルキド樹脂および/またはウレ
タンアルキド樹脂および/またはエポキシド樹脂エステ
ル30乃至80重量%の、場合によっては二次的量の助
溶剤を含有する水性溶液またはエマルジョンの存在下に
おいて、60乃至80℃の温度で、ラジカルm合間始剤
の存在で、少なくとも95%の重合率まで重合すること
にある。
本生成物はケン化不可能な重合体の割合が高いので実質
的に向上された貯蔵安定性を仔し、しかも乾燥料良好で
あって他の場合の重合体では通常乾燥時に現れる熱可塑
性が出現しない。期待のごとく本生成物は塗膜老化にと
もなう黄変がほとんどない。さらに驚くべきことに、本
生成物はアルキド樹脂調合の際にポリエチレングリコー
ルを一緒に使用しなくても良好な顔料湿潤性および良好
な艶を示す。もちろん、ポリエチレングリコール成分の
使用を排除するものではない。こわによフて、特定の場
合には、たとえば、いわゆる配合の”むずかしい”顔料
を使用した場合のラッカー調合を容易にすることができ
る。
本生成物のいま1つの利点は、従来の生成物とは異なり
、塩形成のためにアンモニアを使用した場合あるいは環
境保全上問題のある打機アミンに代えてアルカリ金属水
酸化物を使用した場合でも、その良好な顔料湿潤性なら
びに光沢特性を保持することである。
本発明の方法において乳化剤樹脂として使用されるアル
キド樹脂、ウレタンアルキド樹脂またはエポキシド樹脂
エステルはそのカルボキシル基におけるアンモニアまた
は有機アミンとの少なくとも部分的な塩形成によって水
溶性となる。注意すべきはこの水溶性は必ずしも透明溶
液をもたらすとはかぎらないことである。当業者には公
知のごとく、この溶液中で生成物は樹脂ミセルとして存
在し、した゛がって溶液は不透明であることも、あるい
は濁って見えることさえある。
本発明で使用される乳化剤樹脂は共通の特徴として35
乃至70mgKOH/Hに相当する遊離酸基を含存し、
それら酸基の少なくとも80%までは、特別な反応工程
で使用された不飽和脂肪酸の少なくとも1部にグラフト
重合されたメタクリル酸エステルから誘導されたもので
ある。その他の点ではこわらアルキド樹脂、ウレタンア
ルキド樹脂、エポキシド樹脂エステルは文献から公知の
構造を有しているものである。
これら樹脂の乾燥および/または半乾燥脂肪酸の含量は
40乃至70重量%である。この脂肪酸のうちの乳化剤
を基準にして10乃至40重量%の部分は脂肪酸−メタ
クリル醜共重合体の形で導入される。
本発明の方法で使用されるアルキド樹脂はさらに好まし
くはつぎのごとき特徴もつものである。すなわち、2乃
至6個のヒドロキシル基を有するポリアルコール10乃
至25重量%、芳香族および/または脂肪族ジカルボン
酸lO乃至15重量%、環式および/または多環式モノ
カルボン酸0乃至10重量%およびポリエチレングリコ
ールO乃至10重量%を含有しており、そしてそのクロ
ロホルム中20℃で測定した固宥粘 (Grenzviscositatszahl)が7乃
至14ml/gである。
同様にウレタンアルキド樹脂は、2乃至6個のヒドロキ
シル基を有するポリアルコール10乃至25重量%、芳
香族および/または脂肪族および/または環式脂肪族ジ
イソシアネート5乃至15重量%、芳香族および/また
は脂肪族ジカルボン酸0乃至10重量%、環式および/
または多環式モノカルボン酸O乃至10重量%およびポ
リエチレングリコール0乃至10重量%を含有しており
、そしてその固有粘度が8乃至14 ml/ g (C
HCl :1/20℃)である。
同じく、エポキシド樹脂エステルは脂肪酸および脂肪酸
−メタクリル酸共重合体のほかに、エポキシド樹脂、好
ましくは約180乃至約500のエポキシ当量重量を有
する市販のビスフェノール−A−ジエポキシ樹脂15乃
至35重量%およびポリエチレングリコール0乃至10
重量%を含有している。そしてその固有粘度が8乃至1
4 ill/ g(CHCl 3/20℃)である。
グラフト重合された脂肪酸の製造のためには、135以
上(好ましくは160乃至200)のヨード価を有しそ
して主に隔離された位置に二重結合を有している不飽和
脂肪酸が使用される。適当な例をあげれば!■麻仁油脂
肪酸、べにばな種油脂肪酸、さらには***前、ラレメン
チア(LallemanLia)油、ペリラ (per
illa)油、スチリンギア(Still−iBia)
油の脂肪酸などである。これらは場合によっては25%
まで脱水ひまし油脂肪酸または同等な異性化によって製
造された共役脂肪酸を配合しつる。
脂肪酸共重合体は上記した脂肪酸30乃至50重量%、
メタクリル酸10乃至25重量%およびC−C二重結合
のほかにはさらに官能基を有していないその他車量体3
0乃至55重量%からなる(なお、これら重量%の合計
は100となる)。メタクリル酸と共に使用される単量
体としては(メタ)アクリル化合物および芳香族ビニル
化合物が好ましく、特にガラス転移温度(Tg)が20
乃至60℃であるベンジン可溶性重合体を形成するよう
な単量体が好ましくい。
とりわけ、メタクリル酸またはアクリル酸とn−ブタノ
ール、イソブタノール、tert−ブタノールまたは2
−エチルヘキサノールとのエステルが好適である。共重
合体のガラス転移温度、したがってそれに伴なう塗膜硬
度を最適範囲に調節するためにはビニルトルエンが使用
できる。小部量であれば(20%まで)、メタクリル酸
メチルまたはスチレンのような、ベンジン不溶性重合体
を形成する単量体も一緒にに使用することができる。
グラフト共重合はつぎのよう方法で実施される。すなわ
ち、脂肪酸の上置を、場合によっては少量の不活性溶剤
の存在で、110乃至150℃まで加熱しそして単量体
と適当な開始剤との混合物ならびに残りの脂肪酸を数時
間かけて供給する。この反応混合物を試料測定により重
合度が95%以上となったことが確認されるまで反応温
度に保持する。開始剤としては、たとえば、ジーter
t−ブチルペルオキシド、Lert−ブチルベルベンゾ
エート、クメンヒドロペルオキシドなどが考慮される。
このようにして製造された脂肪酸−メタクリル酸グラフ
ト重合体がさらに脂肪酸と一緒に水溶性のアルキド樹脂
、ウレタンアルキド樹脂またはエポキシド樹脂エステル
に加工される。この工程で使用される脂肪酸としては植
物性または動物性脂肪酸で120以上のヨード価を有す
るものが使用される。この場合、二重結合の一部分は共
役位置に存在するのが好ましい。適当なものを例示すれ
ば大豆油、弗麻仁油、べにばな種油、トール油、ひまし
油などの脂肪酸である。
アルキド樹脂製造のためのポリオールおよびジカルボン
酸としては公知常用のアルキド樹脂製造のために使用さ
れつるすべての生成物が考慮される。好ましくは、ポリ
オールとしてはトリメチロールエタン、トリメチロール
プロパン、ペンタエリトリットまたはソルビットが使用
され、ジカルボン酸としてはオルト−またはイソフタル
酸またはアジピン酸が使用される。膜の硬さを制御する
ためにはさらに、環式または多環式モノカルボン酸、た
とえば、樹脂酸または安息香酸が使用てきる。
分散作用および乳化作用を向上させるために分子量が1
000乃至3000のポリエチレングリコールを10重
量%までの量で使用することもできる。
エステル化はすべての成分を相互に加熱することによっ
て実施される。ただし、ペンタエリトリットやイソフタ
ル酸のごとき高融点原料を使用する場合には、最初に脂
肪酸、ポリオールおよびジカルボン酸のみを透明溶融物
になるまでエステル化し、しかるのちに脂肪酸−メタク
リル酸共重合体を加えるのが有利である。このあと、エ
ステル化をさらに進めて酸価の最終値がメタクリル酸の
カルボキシル基の濃度の約90%に相当するところまで
エステル化を実施する。これらの酸基は共重合体内の第
3位置を占めており、したかって立体障害であるから、
他のカルボキル基よりも実質的にゆっくりとエステル化
されそして反応終了後に遊離酸基の大部分を与え、これ
がその樹脂の水溶性に寄与するものと考えられる。
これらの酸基はC−C結合によって脂肪酸のアルケニル
鎖と結合さねており、そして隔離不飽和植物性脂肪酸の
最適グラフト位置はCIlとC14の活性化CH2基の
位置であるから、酸基と最寄りエステル結合との間には
長い疎水性分子部分が存在し、これが水の攻窄を防御す
る。したがって、本発明によるアルキド樹脂成分は0−
フタル酸、イソフタル酸またはトリメリド酸をベースと
した従来公知の水稀釈性アルキド樹脂よりも加水分解に
対する安定性がはるかに優れている。
ウレタンアルキド樹脂の製造の場合には、最初に未変性
脂肪酸、場合によってはジカルボン酸および脂肪酸−メ
タクリル酸共重合体をアルキド樹脂製造の場合と同様に
ポリオールでエステル化する。ついで、生じたオリゴエ
ステルを不活性溶剤の存在でイソシアネートと反応させ
る。反応はNC01Q度か0. 1%以下に低丁しかつ
所望の固有粘度に到達するまで継続する。
エポキシド樹脂エステル製造の場合には、未変性脂肪酸
ならびに好ましくはアミン触媒またはアルカリ金属水酸
化物触媒を反応器に装填する。150℃の温度でエポキ
シド樹脂を少しずつ分配添加し、このパッチを180℃
まで加熱する。続いて脂肪酸共重合体を添加しそして1
70乃至200 ”Cの温度で所望の酸価および固有粘
度に到達するまでエステル化をつづける。
このようにして製造された水稀釈可能ならアルキド樹脂
、ウレタンアルキド樹脂、エポキシド樹脂エステルは共
重合体エマルジョン製造のための乳化剤樹脂として役立
つ。この目的のためには、該樹脂生成物を真空下で不活
性溶剤から分離しそしてエマルジョン製造のだめに使用
される水と親和性のある助溶剤の一部分て予備稀釈し・
ておく。このあと、問題のない水稀釈性を得るために必
要な量のアンモニア、有機アミンまたはアルカリ金属水
酸化物ならびに全量の水を添加しモして60乃至80℃
で攪拌して水性の溶液またはエマルジョンとする。つづ
いてエマルジョン重合のために選択された単量体、水と
親和性のある助溶剤の残量および開始剤とからなる混合
物を数時間にわたって均等に供給する。試料分析により
重合率か95%以上となったことか確認されるまで反応
温度を保持する。
1つの実施態様としては、乳化剤樹脂の一部分は単量体
混合物と一緒に徐々に添加供給される。場合によっては
、乳化剤樹脂と一緒に本結合剤固形分を基準にして20
%までの非水溶性アルキド樹脂、ウレタンアルキド樹脂
、エポキシド樹脂エステルまたは場合によってはプレ重
合された乾性油またはこ九に類するものを乳化しそして
エマルジョン重合の際に一緒に装填することもできる。
エマルジョン重合のための単量体としては実質的にはC
−C二重結合のほかにはさらに反応性」んを存しないビ
ニルおよび/または(メタ)アクリル化合物が使用され
る。かかる、Ql iM体を例示すれば、アクリル酸ア
ルカノールエステル、好ましくはブタノールまたはその
異性体或は高次同族体とのエステル:メタノール、エタ
ノール、プロパツールまたはブタノールのメタクリル酸
エステル;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトル
エンなどの芳香族ビニル化合物など。場合によっては二
次酌量の官能基含有物を一緒に使用することもできる。
たとえば、結合剤全量を基準にして10%までのOH−
官能性単量体たとえば2−とドロキシエチルメタクリレ
ートあるいはまた2%までの酸性単量体たとえばメタク
リル酸を一緒に使用することができる。
開始剤としてはアゾ化合物たとえばアゾイソブチロジニ
トリル或はアゾーイソヴアレロジニトリルか最適例とし
てあげられる。しかし、原則的には有機または無機過酸
化物たとえばジベンゾイルペルオキシドあるいはカリウ
ムーペルオキシジスルフェートなども使用可能である。
水と親和性のある有機助溶剤としては、とくに、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、l、2−プロピ
レングリコールまたはジプロピレングリコールのメチル
エーテル、エチルエーテル、ブチルエーテルなどが適当
である。部分的には水親和性がきわめ限定されている溶
剤たとえばn−またはis。
−ブタノールなども使用できる。最終エマルション中の
有機溶剤分は10%を超過してはならない。
酸基の中和のためにはアンモニアが最も好ましく、その
他ではトリエチルアミン、ジメチルエタノールアミン、
にOH,NaOH。
LiOHなども適当である。
本発明の方法によって製造された結合剤は常用方法で、
顔料配合された形態であるいは顔料配合されない形態で
、場合によっては常用ラッカー助剤を添加した後、はけ
塗り、流し塗り、噴霧または浸漬などの方法によって施
用できる。塗1漠の乾燥は室温で、あるいは100℃ま
での強制空気乾燥によって実施される。適当に本結合剤
の組成を処方しそして架橋剤を配合すれば、本発明によ
る結合剤は焼き付はラッカー用にも使用することができ
る。
以下本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。こ
わらの実施例は本発明を限定するものではない。実施例
中の部およびパーセントは、特に別途記載のない限り、
すべて重量ベースである。なお、記載の固有粘度はクロ
ロホルムまたはジメチルホルムアミド(DMF)中、2
0℃で測定した、ml7gで表される測定値である。
(■)   −メタクリル 北重ム木の一゛f′告−比
重へ    C1: 亜麻仁油脂肪酸30部とキシレン5部とを135乃至1
40℃まで加熱する。この温度でイソブチルメタクリレ
ート32部、ビニルトルエン6部、メタクリル酸21部
からなる混合物ならびにさらに11部の亜麻仁油脂肪酸
、3部のte rt−ブチルベルベンゾエート、1部の
ジベンゾイルペルオキシド(50%)および5部のキシ
レンとからなる混合物を同時に6乃至8時間かけて一様
的に添加する。添加終了後、試料分析で少なくとも95
%の重合度に到達したことが確認されるまで反応温度を
保持する。反応の進行が遅過ぎる場合にはtert−ブ
チルベルベンゾエート1部を添加する。得られた共重合
体は2091KOH/gの酸価ならびに5.5の固有粘
度(DMF)を有する。
L1立l−エユ・ 上記製造例と同様にしてキシレン10部の存在で亜麻イ
ニ油脂肪酸41部、イソブチルメタクリレート22部、
n−ブチルメタクリレート10部、ビニルトルエン10
部およびメタクリル酸17部から共重合体を製造した。
得られた共重合体は185a+gKOH/gの酸価なら
びに5.1の固有粘度(DMF)を有する。
八」」1体−一91: 亜麻仁油脂肪酸36部をキシレン5部と共に135乃至
140℃まで加熱する。ついで、n−ブチルメタクリレ
ート31部、スチレン7部、メタクリル酸21部および
ドデシルメルカプタン0.5部からなる混合物ならびに
親水ひまし油脂肪酸5部、キシレン5部、tert−ブ
チルベルベンゾエート3部およびジベンゾイルペルオキ
シド1部からなる混合物を同時に6乃至8時間かけて一
様的に添加供給する。重合終了後に得られた生成物は、
は211mgKOH/gの酸価ならびに4.9の固有粘
度(DMF)を有する。
(■)  1  の−°1゛1 (a)7反土上旦lユ 表1に記載した組成により下記の方法でアルキド樹脂を
製造した。すなわち、適当な反兄・器に表1の第1部に
記載されている成分を装填し、230℃の温度で透明溶
融物か生成するまでエステル化する。その後さらに1時
間経過してから第2部に記載されている成分を添加しそ
して200℃の温度で所定目標値に到達するまで反応さ
せる。
(b)ウレタンアルキド、): 表の第1部と第2部に記載されている成分を上記(a)
に記載したように酸価がメタクリル酸−力ルポキシル基
のほぼ95%に相当する値になるまでエステル化する。
生じたオリゴエステルをジイソシアネートとの反応生成
物が60%の固形分を有するような量のト・ルエンに溶
解する。60℃まで加熱した後、インシアネートを添加
しそして添加終了後温度を100℃まで上げる。このあ
と反応をつつけ、NCO値が0になりそして目標固有粘
度になったら反応を終了する。
(C)エポキシド、)エステル: 表1の第1部に記載した脂肪酸と触媒とを適当な反応器
に装填して不活性ガス雰囲気下で150℃まで加熱する
。60分間でエポキシド樹脂を添加しそしてつぎに18
0℃の温度で脂肪酸−メタクリル酸共重合体(第2部参
照)を添加する。このバッチを200℃の温度で所定目
標値に到達するまでエステル化する。
の−タ1−・11: 表2に各実施例のバッチ内容ならびに得られた結合剤エ
マルションの固形分濃度およびpH価がまとめて示され
ている。
エマルジョンの製造の際に、各乳化剤樹脂Al−A3.
Ul−U3.El、E2は真空蒸留により存在していた
溶剤を除去された。
ついでバッチの重量の10%の量のエチレングリコール
モノブチルエーテル(BUGL)が加えられた。
この樹脂溶液の約75%に脱イオン水とアンモニア溶液
を加えそして攪拌しながら70℃まで加熱した。この乳
濁状乃至透明樹脂溶液に同じ温度を保持しながら残部ア
ルキド樹脂、’1ffi体、残部BUGLおよび開始剤
からなる混合物を4時間にわたって一様に添加した。表
に記載した固体濃度となるまで上記温度を保持した。必
要な場合には冷却後p)1価をアンモニア溶液で約9に
調整した。
実施例5で使用された脱水ひまし油(DCO)は添加成
分としてアルキド樹脂の第1部量と一緒に水−アンモニ
ア混合物で乳化された。
比傭d外」二二A: 本発明の方法により製造された生成物の従来技術による
生成物に対する優秀性を証明するため英国特許第153
4432号の実施例1に記載されているエマルジョン(
比較例1)と米国特許第4116903号の実施例1に
記載のエマルジョン(比較例2)を製造した。
比較例3は本発明の実施例1に相当するものであるが、
ただし乳化剤樹脂A1を米国時 “許第4116903
号の実hK例1で使用されているアルキド樹脂(実施例
D)で取り替えた。
オーストリア特許第369774号および同第3652
15号各明細書に記載されている生成物に対する特性の
向−Fを示すために、オーストリア第369774号の
実施例1に記載されているエマルジョンを比較例4とし
て製造した。
(AI)高jUi1三− 実施例1乃至11ならびに比較例1乃至4の各エマルジ
ョンを固形分30%まで脱イオン水で稀釈しそして80
℃の温度で強制老化させた。場合によって生じる凝集を
観察して評定した。すべての試験結果は表3にまとめて
示しである(Mの記号はそのエマルジョンが200時間
の貯蔵後もまったく問題のない状態であったことを示す
)。
(A2)加   T 、: 30%エマルションを70℃で96時間貯蔵後の酸価、
pH価、固有粘度の変化を検査した。
(B)クリアーラッカーの;、: 固体樹脂を基準にして2%の市販の水親和性コバルト乾
燥剤と1%の市販オキシムヘース皮膜防止剤をエマルジ
ョンに加えそしてこれを固形分が約35乃至40%の流
動性クリアー(透明)ラッカーが生成される量の脱イオ
ン水で稀釈した。このラッカーを24時間の熟成時間経
過後ガラスプレート上に乾燥膜厚30乃至40μmに相
当する塗布層厚で塗布した。乾燥経過を適当な装置[た
とえば乾燥記録3 = Drying Recorde
r)を使用して追跡した。
(C)白色ラッカーの試験: エマルジョンに上記(B)に記載した乾燥剤と皮膜防止
剤とを加えそして顔料/結合剤比が0.8:1となるよ
う二酸化チタン(ルチル形)を配合してバールミルにか
けて摩砕した。この白色ラッカーをガラスプレート−ヒ
に塗布しく乾燥+15!厚30乃至40μm)そして塗
膜の乾燥、硬さ、艶、耐水性をそれぞれ検査した。乾燥
についての検査は(B)の場合と同様に実施された。
塗膜硬度の検査はドイツ工業規格 (D I N) 53157 (KONTG)に従って
実施された。測定数値は秒である。
艶の測定はゴニオ反射計、GR−COMP(オーストリ
ー製:測角60度、測定数値は標準に対する%)を使用
して実施した。
黄変度は室温で1週間、続いて80℃で24時間放置し
たコーティングを観察して主観的に判定した(1=比較
基準として使用した大豆アルキド樹脂、溶剤ベース、油
分63%に相当:5=比較基準として使用した長油型亜
麻仁油−水油アルキト樹脂に相当)。
耐水性の試験は室温で1週間乾燥されたフィルムを20
℃の水中に24時間放置することによって実施した(E
:数時間後にフィルム軟化、修復)。
(D)着色単層ラッカーの−二 シコミン(SICOMIN)−赤L 33305ビーニ
ーニスエフ(BへSF)社を顔料/結合剤比0.5:1
の割合で使用した赤色マシンラッカーを、上記(C)に
記載した方法によって製造しそして試験した。
CE)腐 β止うッカーの試 : 上記(C)に準じて上記した方法かつ下記の処方により
腐食防止ラッカーを製造した。
約45%の実施例のエマルジョン 220部酸化鉄赤 
           100部炭酸カルシウム   
       50部リン酸亜鉛          
   50部乾燥剤混合物            2
部皮膜防止剤             1部沈殿防止
剤             1部消泡剤      
         1部製造24時間後にこのラッカー
をカラスプレート上に、また塩スプレーテスト(AST
M  B−117−64による)のため脱脂銅板上にコ
ーティングした。
20℃で1週間乾燥した後、硬度試験と塩スプレーテス
トとを実施した(G/:]=僅かな下錆び、十字切開剥
離、最大3 m+n)。
(F)人裟肱エユ遣I 80℃の温度における貯蔵安定性試験は明らかに従来技
術の製品よりも本発明による製品が優れていることを示
した。唯一の例外は比較例1である。しかし、この製品
を使用して美粧ラッカーを調製することは全く不可能で
あることがわかる[(C)、(D)、艷の試験結果参照
1゜ 比較例4によるエマルジョンならびにラッカーては8乃
至12箇月の貯蔵か可能であることが判明している。し
たがって試験結果から本発明のよる製品は2年以上安定
に貯蔵可能であると推定できる。
以上のラッカー試験から特性を総合的に見て本発明によ
る製品の従来技術の製品に対する9−趨性はきわめて明
瞭である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ビニルおよび/または(メタ)アクリル変性アルキ
    ド樹脂エマルジョンを基剤とした水稀釈可能な自然乾燥
    ラッカー結合剤の製造方法において、実質的にC−C二
    重結合のほかには官能基を有していないビニルおよび/
    または(メタ)アクリル単量体混合物20乃至70重量
    %を、少なくとも部分的中和後は水溶性であり、35乃
    至70mgKOH/gの酸価に相当する遊離カルボキシ
    ル基はその少なくとも80%までがメタクリル酸単位か
    らのものであり、該メタクリル酸単位は、C−C二重結
    合のほかにはさらに官能基を有していない他のビニルお
    よび/または(メタ)アクリル単量体と共に樹脂形成前
    に不飽和脂肪酸の一部にグラフト重合されているアルキ
    ド樹脂および/またはウレタンアルキド樹脂および/ま
    たはエポキシド樹脂エステル30乃至80重量%の、場
    合によっては二次的量の助溶剤を含有する水性溶液また
    はエマルジョンの存在下において、60乃至80℃の温
    度で、ラジカル重合開始剤の存在で、少なくとも95%
    の重合率まで重合することを特徴とする製造方法。 2、乳化剤樹脂として使用される該アルキド樹脂、ウレ
    タンアルキド樹脂、エポキシド樹脂エステルが総計40
    乃至70重量%の脂肪酸分を有していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 3、該脂肪酸部分が乳化剤樹脂を基準にして10乃至4
    0重量%の、メタクリル酸および他の単量体とグラフト
    重合された脂肪酸を含有していることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載の製造方法。 4、該脂肪酸−メタクリル酸共重合体が、ヨード価が1
    35以上、好ましくは160乃至200であり、大部分
    が隔離された複数の二重結合を有する脂肪酸30乃至5
    0重量%、メタクリル酸10乃至25重量%および他の
    単量体、好ましくは(メタ)アクリル化合物および/ま
    たは芳香族ビニル化合物、特にガラス転移温度が20乃
    至60℃のベンジン可溶性重合体を形成するような単量
    体30乃至55重量%よりなることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項に記載の製造方法。 5、乳化剤樹脂として使用されるアルキド樹脂が、脂肪
    酸成分とグラフト重合体成分のほかに、2乃至6個のヒ
    ドロキシル基を有するポリアルコール10乃至25重量
    %、芳香族および/または脂肪族ジカルボン酸10乃至
    15重量%、(多)環式モノカルボン酸10重量%まで
    および分子量が1000乃至3000のポリエチレング
    リコール10重量%までを構成成分として含有しており
    、そしてクロロホルム中20℃で測定した固有粘度が7
    乃至14ml/gであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至4項のいずれかに記載の製造方法。 6、乳化剤樹脂として使用されるウレタンアルキド樹脂
    が、脂肪酸成分とグラフト重合体成分のほかに、2乃至
    6個のヒドロキシル基を有するポリアルコール10乃至
    25重量%、芳香族および/または脂肪族および/また
    は環式脂肪族ジイソシアネート5乃至15重量%、芳香
    族および/または脂肪族ジカルボン酸10重量%まで、
    (多)環式モノカルボン酸10重量%までおよび分子量
    が1000乃至3000のポリエチレングリコール10
    重量%までを構成成分として含有しており、そしてクロ
    ロホルム中20℃で測定した固有粘度が8乃至14ml
    /gであることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
    4項のいずれかに記載の製造方法。 7、乳化剤樹脂として使用されるエポキシド樹脂エステ
    ルが、脂肪酸成分とグラフト重合体成分のほかに、エポ
    キシド樹脂、好ましくは約180乃至500のエポキシ
    当量重量を有するビスフェノール−A−ジエポキシ樹脂
    15乃至35重量%および分子量が1000乃至300
    0のポリエチレングリコール10重量%までを構成成分
    として含有しており、そしてクロロホルム中20℃で測
    定した固有粘度が8乃至14ml/gであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至4項のいずれかに記載
    の製造方法。 8、脂肪酸−メタクリル酸共重合体と共に使用される脂
    肪酸が120以上のヨード価を有していることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項乃至7項のいずれかに記載の
    製造方法。 9、エマルジョン重合のための単量体として結合剤全量
    を基準にして10重量%までのヒドロキル官能性単量体
    および/または結合剤全量を基準にして2重量%までの
    カルボキシル官能性単量体を一緒に使用することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 10、乳化剤樹脂の一部が単量体混合物と一緒に重合バ
    ッチに供給されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至9項のいずれかに記載の製造方法。 11、乳化剤樹脂とのエマルジョン重合の前に、結合剤
    固体分を基準にして20重量%までの、非水溶性アルキ
    ド樹脂および/またはウレタンアルキド樹脂および/ま
    たはエポキシド樹脂エステルおよび/または場合によっ
    ては予備重合された乾性油を乳化することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至10項のいずれかに記載の製
    造方法。 12、特許請求の範囲第1項乃至11項のいずれかに記
    載の方法によって製造されたエマルジョンを100℃ま
    での温度で自然乾燥する酸化型、水稀釈可能なラッカー
    のための結合剤として使用する方法。
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