JPS63132636A - ロ−イングエルゴメ−タ - Google Patents

ロ−イングエルゴメ−タ

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JPS63132636A
JPS63132636A JP61281422A JP28142286A JPS63132636A JP S63132636 A JPS63132636 A JP S63132636A JP 61281422 A JP61281422 A JP 61281422A JP 28142286 A JP28142286 A JP 28142286A JP S63132636 A JPS63132636 A JP S63132636A
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seat
base
rowing
housing
oar
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JP61281422A
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荒木 一弘
義一 黒田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野1 本発明は、全身持久力の指標を表わす最大酸素摂取量を
舟漕ぎ運動により測定するローイングエルゴメータに関
するものである。
[背景技術] 一般に、心#機能としての最大酸素摂取量を測定するこ
とにより全身持久力の指標が得られることが知られてい
る。最大酸素摂取量は、負荷を漸増しながら運動を継続
し、心肺機能が限界点に到達した時、αでの酸1!摂取
量を測定することにより得られるのである。
このような測定を行なう装置として従来よりローイング
エルゴメータが提供されている。この装置は測定者が着
座する座席部と、測定者が手で握るオールとを備えでお
り、測定者が舟漕ぎ運動を行なえるようになっている。
ところで、一般の測定者はボート競技の選手のように筋
力が強くはないので、舟漕ぎ運動を行なうと心i?j!
能が限界点に到達する以前に筋力が限界、直に到達して
しまい、それ以上舟漕ぎ運動を継続できなくなって最大
酸素摂取量の測定が行なえないという問題がある。
この問題を解決するために、本発明者は運動fi(仕事
率)と酸素摂取量とが相関を有する点、および年令と最
大心拍数とが相関を有する点に着目して最大酸素摂取量
を測定する装置を先に出願した。
先の出願において開示された装置は、上述のように運動
量の測定が必須となるものであり、運動量を正確に測定
することにより、最大酸素摂取量の正確な値が測定され
るものである。しかしながら、一般に運動量の正確な測
定を行なうには複雑で高価な装置を必要とするという問
題がある。それゆえ、本発明は先の出願で開示された装
置をさらに改良し、運動量の測定を正確かつ簡単に行な
えるようにしたものである。
、 [発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
目的とするところは、舟漕ぎ運動により測定者の最大酸
素摂取量を測定するにあたり、運動量の測定が正確かつ
簡単に行なえるようにし、かツ安価なローイングエルゴ
メータを提供することにある。
〔発明の開示I (構成) 本発明に係るローイングエルゴメータは、水平面に対す
る傾斜角度が設定自在となったベースと、ベース上にそ
の傾斜方向に移動自在となるように配設された座席部と
、座席部に着座した測定者の両足を載せるようにベース
に取着された足載台と、ベースの傾斜方向の一端に連結
されたハウジングから進退自在に突出し測定者が両手で
握るグリップを備えたオールと、音や光によるピッチ信
号を間欠的に出力するピッチ信号発生手段と、報知信号
に呼応して測定者が舟漕ぎ運動をする際にその反復回数
から運動量を算出する運動量測定手段と、測定者の脈拍
を検出する脈拍検出手段と、運動量と脈拍数とから最大
酸素摂取量を算出するfi!素摂素置取量演算手段座席
部の移動範囲を規制する座席移動範囲規制手段とを具備
し、足載台はベースに対して座席部の移動方向において
位!!調節可能となるように取着されで成るものであり
、筋力を鍛えていない一般人でも最大酸素摂取量が測定
できるようにし、しかもその測定において必要な運動量
の測定を正確かつ容易にしたものである。
(実施例) 第1図に示すように、支持台1上に前後に長い長板状の
ベース2が配設され、ベース2には座席部3が前後方向
に移動自在となるように装着されている。ベース2は水
平面に対する傾斜角度が調節自在となるように前端部で
支持台1に軸着されており、また後端部は昇降装fa4
により支持されている。したがって、昇降装置4の上下
移動に伴なってベース2の水平面に対する前後方向の傾
斜角度が調節されるのである。ベース2の前端部で支持
台1は負荷装置5に連結されており、負荷装置i!5の
後面にはオール6が進退自在に突出する。
負荷装置5は負荷装置5からオール6を引き出す際にオ
ール6に制動力を付与するg&置であって、その制動力
が調節自在となっている。以下に各部の詳細を説明する
支持台1は第2図に示すように、床上に載置され前端部
で負荷装置5のハウジング50に連結され、また後端部
に昇降装置ii4を有している。支持台1の前端部の一
部は上方に突出しでおり、その上端部に形成された係合
部11にベース2の前端部に設けた切欠部21が係合し
た形で、ベース2が支持台1に対して傾斜できるように
軸着される。
ベース2の上下両面にはそれぞれ前後方向に走る各一対
のレール溝22が形成されており、ベース2上には座席
部3が前後方向に走行自在となるように配設される。座
席部3は第3図に示すように、測定者が着座するシート
31と、シート31の下面に設けたランナー32とによ
り構成されており、ランナー32はベース2の各レール
溝22に係合して走行する合計8個のローラ33を備え
ている。
すなわち、これらのロー233がレール溝22に係合し
て走行することにより、座席部3が前後方向の一直線上
で移動するのである。ベース2の側面の定位置には前後
方向に離間してランナー32の走行を規制する前後一対
のシートストッパ23゜24が突設されており、両ジー
トス)−/パ23゜24間の範囲でのみ座席部3が移動
可能となるようにしている。また、後シートストッパ2
3の近傍でベース2の下面にはローラ33の下端に当接
可能な位置に7クチユエータを有するリミットスイッチ
25が定位置に配設されており、ランナー32が後シー
トストッパ23に当接して座席部3の移動が停止した位
置でリミットスイッチ25から接、α出力が得られるよ
うになっている。シート31には測゛定者の着座位置が
ずれないようにするシートベルト34が設けられている
。ベース2の@端部両側面には足載台7が配設される。
足載台7は、第4図に示すように、両端部にねじ部72
を有した取付ねじ71と一対の袋ナツト73とによりベ
ース2に固定されるのであって、ベース2には足載台7
の取付位置を前後方向において調節できるように、左右
に貫通した複数個あ取付孔26が形成されている。すな
わち、足載台7には左右に貫通した透孔74が穿設され
ており、ベース2の左右両側面に足載台7を配置した状
態で透孔74とベース2の取付孔26とに取付ねじ71
を挿通し、取付ねじ71の両端部に設けたねじ部72に
袋ナツト73を螺合させれば、ベース2の前後方向の任
意の位置に足載台7を固定することができるのである0
足載台7には測定者の足先が足載台7から位置ずれしな
いようにするバンド75が設けられている。
ベース2の後端部は上述したように昇降装置4上に支持
されている。昇降装置4は、第5図に示すように、床上
の定位置に配置される基台41と、基台41に下端が軸
着された一対のアーム42と、両アーム42の上端間を
連結しベース2の下部に取り付けられる昇降台43と、
両アーム42の上下の中間部に両i部が螺合する調節ね
じ44とを備えている。各アーム42はそれぞれ上下一
対のアーム素片42a、42bを中間連結部材45を介
して連結したものであって、各アーム素片42a。
42bと中間連結部材45とは軸着され、また、各上ア
ーム素片42aの上端部は昇降台43に軸着されている
。′W!4節ねじ44は両端部のねじ部44a、446
が互いに逆ねじとなっており、各アーム42の中間連結
部材45にそれぞれ螺合して中間連結部材45を貫通し
ている。以上の構成により、Il!節ねじ44の回動に
伴なって中間連結部材45の間隔が伸縮するのであり、
4節機構の対角線の長さを調節することになるから、基
台41からの昇降台43の高さ位置が調節されるのであ
る。
調節ねじ45の一端部にはつオームホイール46が共回
転するように設けられており、このつオームホイール゛
46に噛合するつオーム47を出力輪とするモータ48
の回転に伴なって昇降台43が上下に移動するように構
成されている。モータ48およびつオーム47は取付板
49に取着されている。昇降台43の上面には、15図
(b)に示すように、二股状の係合部43aが形成され
ており、ベース2の後端部下面に設けられた係合突片3
5が係合するとともに、係合部43aと係合突片35と
を挿通する係合ビン36により軸着され、ベース2の昇
降台43に対する前後方向の傾斜角度がi#節されるよ
うになっている。昇降装(i!4はハウジング40を有
しており、大部分がハウジング40内に配設されている
が、昇降台43はハウジング40から露出し、上述した
ようにベース2の後端部に連結される。ハウジング40
の上面には座席部3に着座した状態でベース2の傾斜角
度を111したり、測定された最大酸素摂取量を表示し
たりする操作表示部80が設けられている。また、操作
表示部80の近傍には測定者の脈拍を検出する脈拍セン
サ81が設けられている。ハウジング40内には操作表
示部80や脈拍センサ81からのデータを演算して最大
酸素摂取量を得るために後述する演算制御回路部が収め
られる。
ところで、支持台1の前端部は負荷装置5のハウジング
50の後端下部に連結される。負荷装置5のハウジング
50の後端下部には第6図に示すように、前後方向に並
ぶ複数個の固定孔51が形成されており、固定孔51に
対応して支持台1には透孔12が形成されている。固定
孔51はねじ孔であって、所望の固定孔51に透孔12
を合致させた状態で透孔12を通して固定孔51に固定
ねじ13を螺合させることにより、ハウジング50に対
して支持台1を前後方向の任意の位置で固定できるよう
になっているのである。負荷装M5はオール6を引張る
際にオール6に制動力を作用させるのであり、第7rM
に示すように、ハウジング50内においてオール6の上
面にはラック61が形成されている。オール6の前端部
にはコイルばねのような引張ばね62の一端が連結され
、引張ばね62の他端はハウジング50内の定位置に連
結されている。一方、オール6の後端部にはオール6の
長手方向に直交する形でグリップ63が形成されている
。ラック61はビニオン52に噛合しており、オール6
の下面にはビニオン52に対向して押付ローラ55が配
設される。押付ローラ55はハウジング50内の定位置
に固定された支柱5011に一層部が軸着された支持7
−ム56の他端部に回動自在に設けられ、支持アーム5
6は押圧ばね57により付勢され押付ローラ55をオー
ル6の下面に弾接させる。このようにして、オール6を
ビニオン52と押付ローラ55との間に挟持し、ビニオ
ン52がラック61から外れないようにしている。ビニ
オン52は゛、第8図に示すように、ラチェッ)53a
となった内歯を有しており、ラチェット53aと爪53
bとにより構成されたラチヱット磯構53を介してビニ
オン52にはずみ車5−4が連結される。ラチェッNF
I構53を構成する爪53bははずみ$54の回転軸5
4aの局面に設けられており、オール6を引くときには
オール6の移動に伴なってはずみJl154が回転し、
オール6を押すときには爪53bとラチェッ)53aと
の噛合状態が解除されてはずみ車54が回転せずにビニ
オン52が空回りするようになっている。また、このと
き引張ばね62のばね力によりオール6が元の位置に復
帰するようにな・でいる6すなわち、オール6を引くと
きにのみはずみ車54の回転に伴なう負荷が作用するの
である。ハウジング50の上部にははずみ車54の回転
に制動力を作用させる制動装fi58が設けられでいる
6制動装W158はハウジング50に挿通される形で螺
合するねじ部を周面に備えた操作軸58aと、操作軸5
8aの下端に設けられハウジング50内ではずみ車54
の周面に接触可能なブレーキシュー58&と、操作軸5
8aの上端に設けられハウジング50の上面から外部に
突出したつまみ58cとにより構成される。したがって
、つまみ58cを回動させてプレーキシ:L−58bの
はずみJlt54に対する接触圧を調節することにより
、はずみ単54による負荷の調節ができるのである。
オール6のrTJ端部側面には、第7図に示すように、
オールストッパバ64が突設されており、オールストッ
パ64は、fjrJ1図に示すように、ハウジング50
の側面に形成された前後に長い〃イド溝59内で移動自
在となっている。すなわち、オールG−は〃イド溝59
の長さの範囲内で前後方向の移動規制がなされている。
以上の構成により、測定者は足載台7に足を載せた状態
でシート31に着座し、オール6のグリップ63を押れ
ば、舟漕ぎ運動を行なうことができるのである。すなわ
も、測定者は脚を伸ばした状態からオール6を引くとそ
の反力でシート31が前方に移動してひざが曲がるので
あり、次に脚を伸ばしながらシート31を後方に移動さ
せ同時にオール6を前方に戻すのである。ここで、オー
ル6が負荷装ra5により負荷g節可能となっているか
ら腕にかかる負荷が調節でさ、また昇降装置4によりベ
ース2の傾斜角度が調節可能となっているから脚にかか
る負荷が調節できるものである。
また、上述したように、足載台7のベース2上での位置
、および負荷装置5のハウジング50に対する支持台1
の位置は調節可能となっており、これらの調節は以下の
ように行なわれる。すなわち、足載台7は、測定者が脚
を伸ばした状態でシート31が後シートストッパ23に
係止される位置にシート31を移動させて、この位置で
ベース2に固定される。したがって、シート31が移動
する際にシート31は移動範囲の前後両端で両シートス
トッパ23.24に当接するのであり、シート31のス
トロークが個人差なく一定値となるのである。また、支
持台1は、舟漕ぎ運動においてオール6を最大限引き寄
せた状態でオールストッパ64が〃イド溝59の後端縁
で係止される位置でハウジング50に固定される。した
がって、オール6は移動範囲の前後両端で〃イド溝59
の前後両端縁にオールストッパ64が当接するのであり
、オール6のストロークが個人差なく一定値となるので
ある0以上のようにして、シート31とオール6とは測
定開始時に足載台7および支持台1の位置調節を行なう
ことにより、ストロークが一定となるから、運動量(仕
事量)=負荷力大移動距離として計測する際に移動距離
については測定の必要がなくなり、運動量の測定が容易
となった。すなわち、舟漕ぎ運動はピッチ音等に今わせ
て所定のピッチで行なわれるのであり、ピッチ音の回数
は運動回数に相当するから、上記ストロークと運動回数
との積により移動距離が得られるのである。
脚の運動量は、体重をWg、シート31の移動距離をり
、、ベース2の傾斜角度をθ、ピッチ音の発生回数(運
動回数)をNとするとき、wgxt、、xθ×Nで表わ
され、また、腕の運動量はオール6のストロークに対す
るビニオン52の回転数をnとし、はずみ車54の円周
長をS、制動i置58とはずみ噺54との間のy1!擦
力をFとするとき、FXSXnXNで表わされるのであ
る。また、シート31め移動範囲の後端位置にリミット
スイッチ25を設けたから、シート31が確実に移動し
ているかどうかは、リミットスイッチ25の接点出力の
有無を検出すれば容易に知ることができるのである。す
なわち、負荷装置5のハウジング50の後面に設けた報
知ランプ8をリミットスイッチ25の開閉に応じて点滅
させるようになっており、測定者がピッチ音と報知ラン
プ8の点滅とが一致するように運動すれば、ピッチ音に
合わせて確実に舟漕ぎ運動が行なわれることになるので
ある。
リミットスイッチ25はシート31の移動検出用として
用いられているが、オール6の移動を検出するように設
けてもよい。なお、自転車をこぐ形式のエルゴメータで
は、ベグルの回転数をエンコーダ等で検出し、回転数が
一定値となっているかどうかを報知ランプ等で測定者に
知らせるようにすれば、本実施例と同様に測定を正確に
行なうことができるのである。
ところで、測定者の最大酸素摂取量は以下のようにして
測定される。すなわち、操作表示部80から引き出され
た脈拍センサ81を耳たぶ等に装着して脈拍数を検出す
るとともに、測定者に関して個人データ入力部82から
少なくとも体重、年令、性別の各データを入力する。操
作表示部80には入力部としては個人データ入力部82
のほか、ベース2の傾斜角度を調節したり、運動ピッチ
の調節をする各種揉作槻能が設けられている。また、表
示機能としては脈拍、負荷強度、最大酸素摂取量の各値
をそれぞれ表示する脈拍表示部83、負荷強度表示部8
4、および最大酸素摂取量表示部85が設けられ、また
ピッチ音を発生するピッチ音発生部86も操作表示部8
0に設けられる。脈拍は脈拍センサ81により検出され
て脈拍計測部87で計測された値が脈拍表示部83で表
示されるのであり、同時にこの値は記憶部88に記憶さ
れ、また負荷強度−脈拍子測部89に入力される。
一方、ベース傾斜計測部90により計測されるベース2
の傾斜角度に基づいて負荷強度演算部91において負荷
強度が演算され、負荷強度は記m部88に記憶されると
同時に負荷強度表示部84に表示される。負荷強度は負
荷強度−脈拍子測部89にも入力され、脈拍と負荷強度
との回帰分析が行なわれ各個人の脈拍に対しての仕事率
を得る回帰式が求められる。負荷強度−脈拍予測ff5
89の出力はベース傾斜演算部92に入力されて適性な
負荷強度が得られるようにベース2の傾斜角度が決定さ
れ、この出力とベース傾斜計測部90の出力とにより、
モータ回転数演算部93ではベース2の傾斜角度を所望
値とするに必要なモータ48の回転数が設定される。こ
の回転数によりモータ駆動回路94を介してモータ48
が制mされる。
ところで、記憶部88には上述したように、個人データ
入力部82から入力された体重、年令、性別の各データ
と脈拍と負荷強度とが記憶されており、これらに基づい
て最大酸素摂取量演算部95において最大酸素摂取量が
演算され、最大酸素摂取量表示部にその値が表示される
のである。
最大酸素摂取量演算部95では、以下のような演算が行
なわれる。すなわち、運動強度(仕事率)と酸素摂取量
とは、第10図に示すように、比例関係にあることが実
験的に知られており、心肺機能の限界点における酸素摂
取量を最大酸素摂取量V o、maxと呼んでいる。こ
こに、酸素摂取量は単位時間、単位体重当たりで摂取さ
れた酸素の量であり、仕事率は単位時間当たりの仕事量
である6また、第10図において×は従来装置における
、腕の筋力の限界点を示している。すなわち、一般に脚
力に対して腕力は弱いから、従来装置では心肺機能の限
界点に到達する前に腕の筋力が限界点に達することを示
している。この点については背景技術の項において説明
した通りである。一方、本発明では、第10間に○で示
すように、負荷を漸増しながら各負荷強度での酸素摂取
量を計測することにより、最大酸素摂取量を線形予測す
ることで従来の欠、直を回避しているのである。すなわ
ち、第11図(a)のように、仕事率と酸素摂取量とは
相関関係があることが知られており、仕事率Wと酸素摂
取量Vo2との関係は回帰式として次式のように与えら
れている。
Vo2=aXW+b  ++■ となる、ここに、alt+は回帰分析により決定されて
いる定数であり、個人差がないことが知られている。一
方、第11図(b)に示すように、仕事率Wは脈拍数H
Rと比例関係があることが知られており、脈拍数HHに
対して仕事率Wは、次式で表わされる。
W==cXHR+d  ++■ ここに、c、dは定数である。しかるに、本発明装置に
おいて、負荷を漸増しながら負荷強度と脈拍とをg!数
、αで計測し、その関係を上記負荷強度−脈拍予測部8
9において計算すれば、定数c、dを決定することがで
きるのである。ここで、測定点が多いはど0式の信頼性
が高まるのは言うまでもない、このように仕事率が脈拍
数の関数として表わされるから、結局、第11図(e)
のように、酸素摂取量は脈拍数の関数となるのである。
つまり、酸素摂取量Vo2と脈拍数HRとは、 Vo2=a’XHR+b’  +++■となるのである
。ここに、al、l、Iはa、bが予め与えられ、また
cwdが計測により決定されるから、a ’ =a X
 e b’zad十す として一意に決定されるものである。一方、脈拍数の最
大値HRsaxは年令および性別により相関があり、個
人データ入力部82より入力された年令と性別とにより
、脈拍数の最大値を決定することができる。ll51え
に、年令と性別とから脈拍数の最大値HR+mayを求
め、これを0式に代入すれば、最大酸素摂取量が求めら
れるのである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、水平面に対する傾斜角度が設定
自在となったベースと、ベース上にその傾斜方向に移動
自在となるように配設された座席部と、座席部に着座し
た測定者の両足を載せるようにベースに取着された足載
台と、ベースの傾斜方向の一端に連結されたハウジング
から進退自在に突出し測定者が両手で握るグリップを備
えたオールと、音や光によるピッチ信号を・間欠的に出
力するピッチ信号発生手段と、報知信号に呼応して測定
者が舟漕ぎ運動をする際にその反復回数から運動量を算
出する運動量測定手段と、測定者の脈拍を検出する脈拍
検出手段と、運動量と脈拍数とから最大酸素摂取量を算
出する酸素摂取量演算手段と、座席部の移動範囲を規制
する座席移動範囲規制手段とを具備し、足載台はベース
に対して座席部の移動方向において位置aS可能となる
ように取着されて成るものであり、測定に必要な運動量
の測定において、足載台の位置調節をすることで、座席
部の移動範囲を予め規制された範囲に調節することがで
きるのであり、座席部の移動ト離の測定が不要となり、
その結果、運動量の測定を容易かつ正確に打なうことが
できるという利点を有する。また、運動量の測定におい
で移動距離の測定が不要となるから、測定装置がそれだ
け簡略化されコストダウンにつながるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す外観斜視図、第2図は
同上の一部切欠斜視図、第3図(a)(b)はそれぞれ
同上の座席部周辺を示す要部背面図、および要部側面図
、第4図は同上の足載台周辺を示す要部分解斜視図、第
5図(=)(b)それぞれは同上の昇降装置の周辺を示
す要部斜視図、および要部断面図、第6図(a)(b)
はそれぞれ同上における支持台と負荷装置との連結部を
示す要部斜視図、第7図(a)(b)はそれぞれ同上の
負荷装置を示す要部斜視図、および制動装置を示す断面
図、tIS8図(1)(b)(c)はそれぞれ同上のラ
チヱット機構を示す側面図、細部断面図、および要部断
面図、第9図は同上に使用する回路部のブロック図、第
10図および第11図は同上の測定原理を説明する動作
説明図である。 2はベース、3は座席部、6はオール、7は足載台、8
は報知ランプ、23.24はシートストッパ、25はリ
ミットスイッチ、59は〃イド溝、63はグリップ、6
4はオールストッパ、81は脈拍センサ、82は個人デ
ータ入力部、86はピッチ音発生部、95を大酸素量演
算部である。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第1 図 第2図 第3図 第4図 第6図 (G)          (b) 第7図 第10図 イ士亭1;(Δ11カ強序)W 1 W → 手続補正書(自発) 昭和61年12月27日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平面に対する傾斜角度が設定自在となったベー
    スと、ベース上にその傾斜方向に移動自在となるように
    配設された座席部と、座席部に着座した測定者の両足を
    載せるようにベースに取着された足載台と、ベースの傾
    斜方向の一端に連結されたハウジングから進退自在に突
    出し測定者が両手で握るグリップを備えたオールと、音
    や光によるピッチ信号を間欠的に出力するピッチ信号発
    生手段と、報知信号に呼応して測定者が舟漕ぎ運動をす
    る際にその反復回数から運動量を算出する運動量測定手
    段と、測定者の脈拍を検出する脈拍検出手段と、運動量
    と脈拍数とから最大酸素摂取量を算出する酸素摂取量演
    算手段と、座席部の移動範囲を規制する座席移動範囲規
    制手段とを具備し、足載台はベースに対して座席部の移
    動方向において位置調節可能となるように取着されて成
    ることを特徴とするローイングエルゴメータ。
  2. (2)オールのハウジングからの進退の範囲を規制する
    オール進退範囲規制手段を具備し、ベースはハウジング
    に対してオールの進退方向において位置調節可能となる
    ように連結されて成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のローイングエルゴメータ。
  3. (3)座席部が所定位置に到達したときに報知信号を発
    信する報知手段が、座席部の移動範囲内の所定位置に設
    けられて成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載のローイングエルゴメータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0426413A (ja) * 1990-05-22 1992-01-29 Sekisui Chem Co Ltd 最大酸素摂取量推定方法ならびに最大酸素摂取量推定装置
JP2013529960A (ja) * 2010-05-24 2013-07-25 サリス サイクリング グループ,インコーポレーテッド 心拍数を運動パラメータと相関させるシステム及び装置

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JPH0426413A (ja) * 1990-05-22 1992-01-29 Sekisui Chem Co Ltd 最大酸素摂取量推定方法ならびに最大酸素摂取量推定装置
JP2013529960A (ja) * 2010-05-24 2013-07-25 サリス サイクリング グループ,インコーポレーテッド 心拍数を運動パラメータと相関させるシステム及び装置

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