JPS63129755A

JPS63129755A - 携帯用電話装置

Info

Publication number: JPS63129755A
Application number: JP27600986A
Authority: JP
Inventors: Toshikatsu Igari; 猪狩　俊克
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-11-19
Filing date: 1986-11-19
Publication date: 1988-06-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は事業所及び工場、学校等の構内等において利用
される携帯用電話装置に関するものである。

従来の技術従来この種の電話装置は、第７図に示すように通信回線
１に接続された電話機本体２と通話二ニット３で構成さ
れ、使用者は、通話ユニット３を携帯する。外部から電
話がかかってきた場合即ち着信時には電話機本体２から
電波等の手段により遠隔地にいる使用者を呼び出し、通
常の電話通話状態が可能になる。また電話をかける発信
時の場合は、通話ユニット３のキーボート４の操作を行
なって相手と通話を行うことができる。

発明が解決しようとする問題点しかしながら上記従来の携帯用電話装置では、通話ユニ
ット３のサイズが大きく携帯用としては、その取扱いに
大きな不便をきたしていた。例えば、事務所で席を離れ
ながら緊急の電話を待つ場合、あるいは会議途中で電話
を緊急発信する場合において、通話ユニット３のサイズ
が大きいと、使用者がその携帯（運搬）を好まなかった
り、忘れたりする場合が多い。

本発明はこの様な従来の問題を解決するものであり、携
帯性を特に追求した電話装置を提供することを目的とす
るものである。

問題点を解決するための手段本発明は、上記目的を達成するために、通話ユニットを
二つのブロックに分け、それらが互いに折り合わさる様
にヒンジ結合されたケース本体部と蓋部内に収納配置し
て、コンパクト化を図ったものである。

作　　　　用本発明は、上記の様な構成により、次の様な作用効果を
有する。すなわち、未使用時、運搬時には、折りたたん
で携帯できるとともに、その大きさを通常のシガレット
ケース（２０本人り）サイズ近くに実現できるために携
帯に不便を感じないこのため、使用者は、携帯を好む様
になり業務の効率化を図れる。

実施例第１図は本発明の一実施例を示す機能ブロック図で、一
方の操作ブロック人には、アンテナ　１１、送受信回路
１２、マイクロホン１３、アクセスボタン１４、外線選
局スイッチ１５、操作キーボート１６が組み合わされ、
他方の受話ブロックＢには、スピーカ１７、電源スィッ
チ１８、電池１９が組み合わされ、両ブロックＡ　、　
Ｂは、ケーブル２０　によって電気的に接続されている
。

電源スィッチ１８　をオンした状態でホスト電話機から
の着信信号がアンテナ１１　　に受信されると、送受信
回路１２がスピーカ１７を通じて呼出音を発する。使用
者がこれを受けてアクセスボタン１４　を押すと、送受
信回路１２が通話可能にセットされ、該当する外線を選
局スインｙ−１５により選択することによってマイクロ
ホン１３を通じての通話が可能になる。通話が終了する
と、再びアクセスボタン１４を押すことにより通話回路
が遮断され、次の着信信号持ちの状態になる。

一方、外部に電話をかける場合には、電源スィッチ１８
をオンしてアクセスボタン１４　を押し、選局スイッチ
１５　を操作して空いている外線を選択し、操作キーボ
ート１６　により相手番号をダイアルして発信信号をア
ンテナ１１からホスト電話機に送り、マイクロホン１３
、送受信回路１２、アンテナ１１およびホスト電話機を
通じて相手方と通話する。

第２図には、本発明による携帯用電話装置の実際の構成
が示されている。

第２図において、２１は操作ブロックＡを収納配置する
ための樹脂製のケース本体部、２２は受話ブロックＢの
収納配置するための樹脂製の蓋部で、両者はヒンジ２３
で開閉可能に結合されている。このヒンジ２３は、ケー
ス本体部２１および蓋部２２の対向する一辺部に形成さ
れた円筒部２３ａ　、　２３ｂに軸２３Ｃを圧入貫通さ
せて構成されている。また蓋部２２をケース本体部２１
　に閉じたときのロックとして、蓋部２２に弾性ロック
爪２４　およびケース本体部２１　にロック穴２５が形
成されている。

ケース本体部２１には、そのロック穴２５側の側面にア
ンテナ板２６が接着され、その上面にはシート状のアク
セスボタン２７、選局スイッチ２８　および操作キーボ
ート２９が配置されている。

また、ロック穴２５側の上面には、ケース本体部２１　
内部に配置されたマイクロホン３０　のための開口３１
が形成されている。三個の選局スイッチ２８は、それぞ
れその角部に表示ランプ２８ａを備えている。

これらアクセスボタン２７、選局ヌイッテ２８、操作キ
ーボート２９の下部には、第３図に示す様に、送受信用
回路基板３２が重ねて配置されている。送受信回路基板
３２の裏面には、チップ部品やＩＣ部品等が高密度（二
実装されて送受信回路を構成してお番バこの基板３２に
薄形のマイクロホン３０およびアンテナ板２６がそれぞ
れリード線３３　、３４によって接続されている。また
、ケース本体部２１の側面に設けられたイヤホンジャッ
ク３５　も、第４図に示す様にリード線３６によって基
板３２に接続されている。

一方の蓋部２２内には、薄形のセラミックスピーカ３７
、シート状の電池３８および電源スィッチ３９が配置さ
れ、電源ヌイッテ３９の操作部は、蓋部２２の上面に表
出している。これらは、蓋部２２内の接続基板４０に結
合されて、シート状のフレキシブルケーブル４１　によ
りケース本体部２１内の回路基板３２に接続されている
。蓋部２２の上面にはまた、スピーカ３７のための開口
４２が形成されており、また電池３８を交換するときの
ための電池カバー４３が着脱可能に取り付けられている
。

次にこの携帯用電話装置の取扱い操作について説明する
。最初に使用者は、第２図に示す状態で電源スィッチ３
９をオンにして携帯を行う。携帯時の状態は第５図およ
び第６図に示す様に、ケース本体部２１に蓋部２２を折
り合わせてロック爪２４　をロック穴２５に係止させ、
アンテナ板２６を上に向けて胸ポケット等に携帯する。

もし外部から着信があった場合は、ホスト電話機から電
波によりアンテナ板２６および送受信様回路基板３２　
を通じ、セラミックスピーカ３７　から呼出音が発する
。使用者は呼び出しを受けた後、蓋部２２　をケース本
体部２１からロックを外して開き、アクセスボタン２７
を一度押す。アクセスボタン２７が一度押されると、回
路基板３２は通話可能状態になり、該当するいずれかの
外線選局スイッチ２８を押して選局すると通話状態に入
る。この後は、通常の電話と同じ様に、セラミックスピ
ーカ３７およびマイクロホン３０を経由して通話が可能
となる。通話終了時には、アクセスボタン２７　を再度
押すことにより、通話回路は遮断され、次の着信信号待
ちの状態となる。そして再度、第６図に示す携帯状態を
維持する。

一方外部に電話をかける場合には、電源スィッチ３９を
オンにした状態でアクセスボタン２７を押し、空いてい
る外線選局スインｙ−２８を押して選局する。外線選局
スイッチ２８が使用できるかどうかは、表示ランプ２８
ａで判断できる。つまり表示ランプ２８ａが点灯してい
る外線選局スイッチ２８は、同じシステム内で他人が使
用しているので自分は使用できない。したがって発信時
には、表示ランプ２８ａが点灯していない外線選局ボタ
ン２８　を押すことになる。次に通常の電話ダイアルと
同じ様（二操作キーボート２９を順次押して、ダイアル
する。通話の方法は、着信時と同じであり、一般のこれ
までの事務所用電話と取り扱いが同じである。

この様に、上記実施例では、本装置を胸ポケット等に収
納しても、アンテナ板が、上方を向いているために、電
波等の受信状態が良くなる。

またケース本体部内に拡声受話回路（スピーカホンユニ
ット）を付加すれば、従来の一般電話機の様に使用者の
耳又は口に近接して使用する必要性はなくなり、卓上環
においての通話も可能である。

発明の効果本発明は、上記実施例より明らかなように、コードレス
電話機すなわち携帯用電話機の通話ユニットを、小型に
するとともに、折り合わせが可能な構造にしているため
、シガレットサイズ程度の小型化も可能で、胸ポケット
に充分収納でき、携帯が非常に便利である。また、使用
者にとって、従来の様なわずられしさが無いため、携帯
を好んで行ない業務の効率化が図れるという効果を有す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の携帯用電話装置における一実施例の機
能ブロック図、第２図は同実施例の斜視図、第３図、第
４図はそれぞれＩ−１，ＩＶ−！Ｖ断′側面図、第５図
は蓋部な閉じた状態の斜視図、第６図は同実施例の携帯
時を示す斜視図、第７図は従来の携帯用電話装置の斜視
図である。Ａ・・・操作ブロック、Ｂ・・・受話ブロック、２１　
　・・・ケース本体部、２２・・・蓋部、２３・・・ヒ
ンジ、　２６・・・アンテナ板、２７・・・アクセスボ
タン、２８・・・外線選局スイッチ、２９・・・操作キ
ーボート、３０　・・・マイクロホン、３２・・・送受
信用回路基板、３５　・・・イヤホンジャック、３７・
・・スピーカ、３８・・・電池、３９・・・電源スィッ
チ、４０・・・接続基板、４１・・・シート状ケーブル
、４３・・・電池カバー。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名第１
図第３図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

アンテナ板、送受信用回路基板、薄形スピーカおよびマ
イクロホン、ならびに前記送受信用回路基板に接続され
たアクセスボタン、外線選局スイッチ、シート状のキー
ボート等を二つのブロックに分けてケース本体部および
これに開閉可能にヒンジ結合された蓋部内にそれぞれ収
納配置するとともに、前記両ブロックをシート状ケーブ
ルで電気的に接続した携帯用電話装置。