JPS6312513A

JPS6312513A - 整列装置

Info

Publication number: JPS6312513A
Application number: JP61153508A
Authority: JP
Inventors: Katsuyoshi Onuma; 大沼　勝由; Nobuhiko Matsukawa; 松川　伸彦
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-06-30
Filing date: 1986-06-30
Publication date: 1988-01-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明はＶＴＲ用磁気ヘッドを縦方向に整列させて加
工する場合に使用される整列装置に関する。

（従来の技術）ＶＴＲなどに用いられる磁気ヘッドａは第４図に示すよ
うに板状体で、先端部にヘッドｂが形成されている。こ
のヘッドｂの先端はラッピングテープＣを用いてラッピ
ングする必要がある。この場合、従来は多数の磁気ヘッ
ドａ・・・をその底面ａ。

を下向けにして横方向に一直線に整列させ、上記ラッピ
ングテープＣを左右方向に走行させていた。

ところが、この方法ではテープ走行方向の左方の磁気ヘ
ッドａのラップ量は右方のものよシも少なくなシ、整列
位置によ）ラップ量にバラツキが生ずるという不都合が
あった。このため、ラッピングテープＣを下向き走行と
することによシ整列位置によるラップ量のバラツキを防
止できるが、磁気ヘッドａには先端部に円弧面が形成さ
れているため、磁気ヘッドａｆ：従来通り底面ａ、を下
向きにしてラップ加工することが不可能で、第５図に示
すように磁気ヘッドａ・・・を側面ａ２を下向きに直立
させる必要があることが判明した。しかしながら、多数
の磁気ヘッドａ・・・をこのように直立させることは姿
勢が不安定であるため困難であり能率的な整列装置の開
発が要望されていた。

（発明が解決しようとする問題点）との発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その
目的とするところは、磁気ヘッドを側面を下向きに容易
に立位させるとともに磁気ヘッドの先端を正確に一直線
上に整列する整列装置を提供することにある。

［発明の構成コ（問題点を解決するための手段と作用）この発明におい
ては、上記の目的を達成するため、整列治具には磁気ヘ
ッドの側面を下向きに挿入する溝孔を形成するとともに
、この溝孔の基準面に磁気ヘッドを押圧する押圧部材を
設け、また、整列治具の前部にはこの整列治具から突出
する先端部を一直線上に位置決めする基準板を設け、整
列治具の後部にはエジェクタ板を設け、このエジェクタ
板によって磁気ヘッドを基準板に押圧して磁気ヘッドを
正確に整列治具に固定する構成としたことにある。

（実施例）以下この発明の一実施例を第１図および第２図を参照し
て説明する。第１図中１はベースであり、このベース１
の左端側には取付台２が複数の締付がルト３・・・によ
り前後方向に固定されている。

上記取付台２の上面、前後端部には軸受部材４゜４が設
けられている。この軸受部材４．４には軸５が支持され
ている。軸５には支持部材６が回動自在に嵌装されてい
る。この支持部材６の上面には第１の取付板７と第２の
取付板８とがねじ９・・・により固定されている。そし
て、前側の第１の取付板７の下面には傾斜機構としての
シリンダ１０の上端部が固定されている。このシリンダ
１０の下端部は７字金物１ノを介してベースＪに固定さ
れている。そして、シリンダ１０が作動すると内蔵され
たスピンドルが上下動し第１の取付板７を上下動させ、
この取付板７を傾斜した位置に保持できるようになって
いる。第２の取付板８の下面にはシリンダ１２が固定さ
れ、上記第１の取付板７と同じように傾斜した位置に保
持するようになっている。

第１の取付板１の上面には治具固定板１３が取付ねじ１
４・・・により固定されている。そしてこの治具固定板
１３には整列治具ノ５が載置されている。上記第１の取
付板７の前方側面には治具シリンダＪ６が固定されてい
る。この治具シリンダ１６のスピンドル１７には２本の
治具押さえ／？−１８，１８が設けられている。そして
、この治具押さえパー１８．１８は上記整列治具１５を
治具固定板１３に対して抑圧固定するように構成されて
いる。すなわち、治具シリンダ１６および治具押さえパ
ー１ｓ、ｘｓは上記整列治具１５を第１の取付板７に対
して固定するための固定機構１９を構成している。つぎ
に、整列治具１５について説明する。整列治具１５には
複数の磁気ヘッド２０・・・をその側面２０ｂを下向き
にして整列ピッチｐで整列させる複数の溝孔２１・・・
が前後方向に貫通するように設けられている。また、整
列治具１５の後方側には一段高い段部Ｊ５ｈが形成され
ている。そして、上記溝孔２Ｊ・・・は第２図に示すよ
うにその高さＨｌは磁気ヘッド２０の高さＨよりも高く
形成されている。そして、溝孔２１・・・に磁気ヘッド
２０を整列させるには、上記溝孔２１・・・の基準面と
しての側壁２ノ畠に磁気ヘッド２０の底面２０＆を当接
させ、溝孔２１の底面２１ｂに磁気ヘッド２０の側面２
０ｂを当接させる。そして、磁気ヘッド２０の側方には
、第３図に示すようにこの磁気ヘッド２０を溝孔２１・
・・に対して押圧固定する押圧部材としての板ばね片２
２１を有する板ばね２２が嵌装されている。また、溝孔
２１・・・の上部には斜面２３ｈが形成された斜面駒２
３が嵌装されている。そして、上記斜面２Ｊａは板ばね
２２の左側に設けられた斜め上向きの上記板ばね片２２
ａにより常に上方に押し上げられている。また、整列治
具１５の段部１５ａの上面Ｊ５ｂには斜面駒２３の上面
に達するねじ２４・・・が嵌着されている。そして、こ
のねじ２４により斜面駒２３が板ばね２２の押下げ量を
調節するようになっている。そして、この斜面駒２３の
斜面２３は上記板ばね片２２ａを介して磁気ヘッド２０
を上記溝孔２１の側壁２１ａおよび底面２１ｂに対して
固定するように構成されている。

また、上記整列治具１５を載置する治具固定板Ｊ３の前
方側には２本のガイドレール２５．２５が第１の取付板
７の前後方向に設けられている。

そして、上記ガイドレール２５，２５の上面には上記治
具固定板１３に対して平行移動する基準板２６が装着さ
れている。そして、第１の取付板１の後側面の左右両側
には同期して作動し、上記基準板２６を図示しない２個
のストツノ４間を前後方向に駆動させるシリンダ２１．
２’／が設けられている。そして、このシリンダ２１．
２１の各スピンドル２８はそれぞれ基準板２６の後側面
に取付けられている。そして、この基準板２６の前側に
は、上記治具固定板１３上に固定された上記整列治具１
５の後側面と平行する基準面２６＊が形成されている。

また、第２の取付板８の上部には前後方向に２本のガイ
ドレール２９．２９が固定されている。

そして、このガイドレール２９．２９の上面にはエジェ
クタ板３０が装着されている。そしてこのエジェクタ板
３０の後方側には一段高い段部３１が設けられている。

そして、この段部３Ｊの前面には内部にスプリングを内
蔵した押圧子としてのエジェクタピン３２・・・が取付
けられている。そして、これらエジェクタピン３２は前
記整列治具Ｊ５の溝孔２１・・・と対応するように等間
隔のピッチｐで配列されている。また、エジェクタ板３
０の前側面にはブラケット３３が設けられている。

またこのブラケット３３と対応して第２の取付板８の前
側面にはブラケット３４が固定されている。

このブラケット３４にはシリンダ３５が固定されている
。そして、このシリンダ３５のスピンドル３６の先端部
は上記エジェクタ板３０のブラケット３３に固定されて
いる。そして上記シリンダ３５が作動するとエジェクタ
板３０け図示し々いストン・千間を前後方向に移動する
ように構成されている。

上記のように構成された整列装置により磁気ヘッド２０
・・・を側面２０ｂを下向きにして整列治具１５に整列
するには、先ずこの整列治具１５を治具固定板１３上に
位置決めして載置する。ついで治具シリンダ１６を作動
させると、治具押えパー１８．１８が前進し整列治具１
５は治具固定板１３に固定される。つぎに、シリンダ２
ｒ、ｓｒを同期して始動させると基準板２６はガイドレ
ール２４．２４に案内されて前進したのちストツノｆ（
図示しない）と衝止して停止する。このとき基準板２６
前面の基準面２６ｍは整列治具１５の後側面と平行に保
持される。ついで、ベース１に設けられたシリンダ１０
が作動し、第１の取付板１が反時計方向に回動したのち
ストツノｆ　（図示しない）と衝止する。したがってこ
の第１の取付板７に治具固定板１３を介して固定された
整列治具１５も傾斜した状態に保持されるので溝孔２１
に磁気ヘッド２０をその側面２０ｂを載置すると磁気ヘ
ッド２０を底面２０．を溝孔２１の側壁２Ｊａに沿って
安定して静止させることができる。このようにして、す
べての溝孔２１・・・に磁気ヘッド２０・・・をマニア
ル作業で挿入する。ついで、第２の取付板８がペース１
に設けられたシリンダＪ２に駆動されたのち、ストツノ
４（図示しかい）と衝止し、第２の取付板８は規定角度
に保持される。

ついでシリンダ３５が作動するとエジェクタ板３０はガ
イドレール２９．２９上を前進したのちストツノ９（図
示しない）と衝止して停止する。そして、エジェクタ板
３０に設けられた各エジェクタビン３２は対面する整列
治具１５の磁気ヘッド２０を押圧するので、磁気ヘッド
２０の各ヘッド２０ａの先端部は基準板２６の基準面２
６ａと当接する。そして、各磁気ヘッド２０の各ヘッド
２０ｏは基準面２６ａと当接したのちも、エジェクタビ
ン３２に、より押圧されている。ついで、整列治具１５
の上部に設けられたねじ２４をねじ込み、斜面駒２３を
押圧する。斜面駒２３はその斜面２３畠を介して板ばね
２２の板バネ片２２＆を押圧する。そして板ばね片２２
ａは磁気ヘッド２０を溝孔２１の側壁２１ａおよび底面
、？Ｊｂに押圧するので、磁気ヘッド２０・・・は整列
治具１５に整列固定される。ついで治具シリンダ１６を
後退させて整列治具１５を治具固定板１３から取り外し
たのち次工程のラッピング工程に搬送する。

［発明の効果コ以上説明したように、この発明においては、磁気ヘッド
を整列させる整列治具を傾斜させたとき、上向きとなる
溝孔の基準面を基準として磁気ヘッドを挿入し、さらに
磁気ヘッドを基準板に押圧し、その先端部を一直線上に
整列させるように構成したから、磁気ヘッドを整列治具
の溝孔に容易にかつ、正確に整列させることができると
いう効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第３図は板バネを示す斜視図、第４図および第５図は従
来の被加工物の取付状態を示す斜視図である。１５・・・整列治具、２０・・・磁気ヘッド、２０ｂ・
・・磁気ヘッドの側面、１０・・・シリンダ（傾斜機構
）、２１・・・溝孔、２２・・・板ばね（押圧部材）、
２１ｍ・・・側壁（基準面）、２６・・・基準板、３０
・・・エジェクタ板。出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦２１；、ＩＩ
Ｉ几第２図２ａ第３図

Claims

【特許請求の範囲】

　複数個の磁気ヘッドを、その側面を下向きにして立位
状態にし、しかも磁気ヘッドの方向性を一方向に揃えて
整列させる整列装置において、上記磁気ヘッドを１個づ
つ保持する複数の溝孔を有するとともに、これら各溝孔
の一側面に形成した基準面に上記磁気ヘッドを押圧する
押圧部材を有した整列治具と、この整列治具を支持し上
記磁気ヘッドを溝孔に挿入する際に上記基準面が上向き
になるように整列治具を傾斜させる傾斜機構と、上記整
列治具の前部に設けられ整列された磁気ヘッドの先端と
当接して磁気ヘッドの先端位置を規制する基準板と、上
記整列治具の後部に設けられた磁気ヘッドの後端を押圧
し先端を上記基準板に当接させるエジェクタ板とを具備
したことを特徴とする整列装置。