JPS6311856B2 - - Google Patents

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JPS6311856B2
JPS6311856B2 JP54133699A JP13369979A JPS6311856B2 JP S6311856 B2 JPS6311856 B2 JP S6311856B2 JP 54133699 A JP54133699 A JP 54133699A JP 13369979 A JP13369979 A JP 13369979A JP S6311856 B2 JPS6311856 B2 JP S6311856B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thyristor
phase
reactive power
pulse
circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP54133699A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5658745A (en
Inventor
Mitsuhiro Ogino
Haruhisa Inoguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP13369979A priority Critical patent/JPS5658745A/ja
Publication of JPS5658745A publication Critical patent/JPS5658745A/ja
Publication of JPS6311856B2 publication Critical patent/JPS6311856B2/ja
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサイリスタを用いた無効電力補償装置
の制御方式に関するものである。
一般に無効電力補償装置1は第1図に示すよう
に交流系統2の負荷として接続され、サイリスタ
6〜11の点弧位相を制御することにより、リア
クトル3〜5に流れる電流の量を変えて無効電力
補償装置1を含めた交流系統の無効電力を制御し
ている。
第2図は従来の無効電力補償装置の制御方式を
示す図であり、第1図におけるR相とS相の間の
リアクトル3とサイリスタ6および7の部分につ
いて取り出し、説明を容易にしているものであ
る。他のS相、T相間及びT相S相間のサイリス
タの制御も第2図の説明と同様に考えられる。
この第2図において、20は第1図における交
流系統2の無効電力を検出した無効電力検出信
号、21はその無効電力検出信号20の変化に応
じてサイリスタの点弧位相を決定する無効電力制
御回路、22はR相とS相の線間電圧を検出する
ための計器用変圧器、23は無効電力制御回路2
1の出力信号に対応して計器用変圧器22で検出
した線間電圧に同期したサイリスタ点弧パルスを
発生する位相制御回路、24および25は位相制
御回路23の出力パルスを増幅するパルス増幅
器、26および27はパルストランスである。
第2図の動作を示すための波形を第3図に示
す。破線で示した22aはR相、S相間の線間電
圧、6aはサイリスタ6にかかる順電圧、7aは
サイリスタ7にかかる順電圧、6bはサイリスタ
6を流れる電流、7bはサイリスタ7を流れる電
流、6cはサイリスタ6の点弧パルス、7cはサ
イリスタ7の点弧パルスである。
逆並列に接続されたサイリスタ6及び7には、
そのサイリスタが点弧していない場合は第3図2
2aの電圧が加わつている。しかし、無効電力が
存在する場合には、無効電力制御回路21で決定
された点弧位相に対応して位相制御回路23より
点弧パルスが出力され、パルス増幅器24及び2
5、パルストランス26及び27を通つて第3図
の6c及び7cの点弧パルスがサイリスタ6及び
7に与えられる。そして、サイリスタ6及び7に
点弧パルス6c及び7cが与えられることにより
サイリスタ6及び7は点弧し、サイリスタ6には
電流6bが、またサイリスタ7には電流7bが流
れる。サイリスタが点弧し電流が流れることによ
りサイリスタ6にかかる順電圧は6aに、またサ
イリスタ7にかかる順電圧は7aになる。
位相制御回路23はサイリスタ点弧位相に対し
最大進み及び最大遅れに対しそれぞれリミツタ機
能を有しており、通常はサイリスタ6及び7にか
かる順電圧6a及び7aの幅は、ある値以下には
ならないようになつている。すなわち、順電圧6
a及び7aの最低幅は、狭い方が無効電力補償装
置の補償範囲が大きくなり装置としての効率が良
くなるため、通電していたサイリスタが充分に消
弧できる範囲に出来るだけ狭くしている。
しかし、点弧位相が最大進み近くで運転してい
る時に電源変動または電圧歪が生じると、点弧位
相がずれ、このため点弧位相が通常設定されてい
る最大進み位相より進んでしまつたりあるいは電
流の通電幅が延びてしまつたりするため、通電し
ていたサイリスタが消弧するに充分な幅の逆電圧
(サイリスタ6に対し、サイリスタ7の順電圧7
aは逆電圧となる)がかからないことがあり、ま
た点弧すべきサイリスタに点弧パルスが与えられ
た時にまだもう一方のサイリスタが通電してい
て、点弧すべきサイリスタには順電圧がかかつて
おらず、サイリスタが点弧出来ず無効電力を補償
すべき電流がリアクトル3を通して流れない場合
が生じたりする。特にアーク炉を負荷に持つ交流
系統の無効電力補償装置として使用した場合に
は、電源変動及び電圧歪が激しく、従来の無効電
力補償装置では前述の如く、サイリスタを消弧で
きなかつたり、確実な無効電力補償が行なえない
という欠点があつた。
本発明の目的は、点弧すべきサイリスタの順電
圧すなわち消弧すべきサイリスタの逆電圧を確実
に確保し、確実な無効電力の補償を行なおうとす
るものである。
第4図に本発明の一実施例を示す。第2図と同
様に第1図におけるR相とS相の間のリアクトル
3とサイリスタ6及び7の部分について取り出し
たものである。第2図と同一符号の内容は第2図
で説明した内容と同じである。第5図に第4図の
説明のための各部波形を示す。第5図と第3図の
同一符号の内容は同じである。
第4図において、40及び41はサイリスタに
かかる順電圧の幅を検出するための順電圧検出回
路、42及び43は順電圧検出回路の出力を一定
時限遅らせて出力する遅延回路、44及び45は
記憶回路であり、位相制御回路23からの出力パ
ルス23a及び23bを記憶する。記憶リセツト
は、記憶回路44の場合はパルス23aにて行
い、記憶回路45の場合はパルス23bで行う。
第5図の44aが記憶回路44の、また45aが
記憶回路45の出力である。46及び47は論理
積回路で、2つの入力が両方共Hレベルのとき、
Hレベルの出力となる。48及び49はシングル
シヨツト回路である。
従来の第2図においては、位相制御回路23の
出力はパルス増幅器24及び25で増幅され、位
相制御回路23の出力の位相が変ることなくその
まま点弧パルスとなつている。しかし、第4図の
本発明の実施例では、位相制御回路23の出力2
3bは記憶回路44に、23aは記憶回路45に
記憶されて信号44a,45aとなる。そして、
信号44aがHレベルで遅延回路42の出力がH
レベルのとき、論理積回路46の出力はHレベル
となる。論理積回路46の出力がHレベルとなる
と、シングルシヨツト回路48は一定幅のパルス
を出力する。シングルシヨツト回路48の出力パ
ルスはパルス増幅器24で増幅されて、サイリス
タ6の点弧パルス6cとなる。論理積回路47、
シングルシヨツト回路49の場合も同じである。
以上の如くしてサイリスタに順電圧がかかつた
後、遅延回路42及び43の遅れ時間後にサイリ
スタ6及び7には点弧パルスが与えられることに
なる。
定常時は第5図T1の点弧パルス6cの如く、
位相制御回路23の出力23bが出力された時点
では順電圧6aは充分な幅の順電圧となつてお
り、遅延回路42の出力42aはすでにHレベル
となつており、位相制御回路23の出力23bと
点弧パルス6cは同期している。この状態は第2
図で説明した従来の回路と同じである。
第5図のT2の点弧パルス6cは電源変動が生
じ電流7bの通電期が延びた場合を示している。
位相制御回路23より出力23bがあつた時点で
はサイリスタ6には順電圧6aが無く点弧パルス
は出ず、順電圧6aがかかつて遅延回路42の遅
れ時間後信号42aがHレベルとなると同時にサ
イリスタ6には点弧パルス6cが与えられること
になり、確実に順電圧が一定時限以上かかつてか
ら点弧パルスをサイリスタに与えている。第5図
のT2においては順電圧6aのかかる時間が異常
となつた場合を示したが、位相制御回路23の出
力が異常に早く、例えばサイリスタに順電圧がか
かる前に出たとしても前述と同様順電圧が一定時
限以上かかつた後点弧パルスがサイリスタに与え
られることになる。
なお、前述においてはサイリスタに一定時限以
上の順電圧がかかつてからサイリスタに点弧パル
スを与えると説明しているが、第5図においてサ
イリスタ6の順電圧6aは、サイリスタ6と7は
逆並列に接続されているので、通電が終つたサイ
リスタ7に対しては逆電圧である。よつてサイリ
スタに一定時限以上の順電圧がかかつてからサイ
リスタに点弧パルスを与えるということは、一方
のサイリスタが通電を終つて一定時限以上の逆電
圧がかかつてから他方のサイリスタに点弧パルス
を与える、と言い換えることができる。
以上説明した如く本発明によれば、交流系統に
電源変動または電圧歪があつた場合にも、サイリ
スタにかかる順電圧すなわち逆電圧を一定時限以
上確保出来、確実な無効電力制御装置を実現出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は無効電力補償装置の概要を説明するた
めの結線図、第2図は従来の無効電力補償装置の
制御方式を示すR相とS相の間の結線図、第3図
は第2図の動作を示すための波形図、第4図は本
発明の制御方式を示すR相とS相の間の結線図、
第5図は第4図の動作を示すための波形図であ
る。 1……無効電力補償装置、2……交流系統、
3,4,5……リアクトル、6〜11……サイリ
スタ、21……無効電力制御回路、23……位相
制御回路、22……計器用変圧器、24,25…
…パルス増幅器、26,27……パルストラン
ス、40,41……順電圧検出回路、42,43
……遅延回路、44,45……記憶回路、46,
47……論理積回路、48,49……シングルシ
ヨツト回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 逆並列に接続したサイリスタとリアクトルを
    直列に交流系統に接続して、サイリスタの点弧位
    相を制御して無効電力を補償する無効電力補償装
    置において、点弧すべきサイリスタに一定時限以
    上の順電圧がかかつたことを確認してサイリスタ
    に点弧パルスを与えるようにしたことを特徴とす
    る無効電力補償装置の制御方式。 2 逆並列に接続されたサイリスタの一方のサイ
    リスタが通電を終つて一定時限以上の逆電圧がか
    かつたことを確認して、もう一方のサイリスタに
    点弧パルスを与えるようにした特許請求の範囲第
    1項記載の無効電力補償装置の制御方式。
JP13369979A 1979-10-17 1979-10-17 Reactive power compensating device control system Granted JPS5658745A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13369979A JPS5658745A (en) 1979-10-17 1979-10-17 Reactive power compensating device control system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13369979A JPS5658745A (en) 1979-10-17 1979-10-17 Reactive power compensating device control system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5658745A JPS5658745A (en) 1981-05-21
JPS6311856B2 true JPS6311856B2 (ja) 1988-03-16

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ID=15110811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13369979A Granted JPS5658745A (en) 1979-10-17 1979-10-17 Reactive power compensating device control system

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4394614A (en) * 1981-09-15 1983-07-19 Westinghouse Electric Corp. Static VAR generators

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JPS5658745A (en) 1981-05-21

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