JPS63115833A - 粗製アントラセンの連続回収方法 - Google Patents

粗製アントラセンの連続回収方法

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JPS63115833A
JPS63115833A JP61261594A JP26159486A JPS63115833A JP S63115833 A JPS63115833 A JP S63115833A JP 61261594 A JP61261594 A JP 61261594A JP 26159486 A JP26159486 A JP 26159486A JP S63115833 A JPS63115833 A JP S63115833A
Authority
JP
Japan
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crystal
anthracene
oil
outlet
crude anthracene
Prior art date
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Pending
Application number
JP61261594A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Yuya
敏 油谷
Masaki Kato
加藤 正旗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS63115833A publication Critical patent/JPS63115833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2603/00Systems containing at least three condensed rings
    • C07C2603/02Ortho- or ortho- and peri-condensed systems
    • C07C2603/04Ortho- or ortho- and peri-condensed systems containing three rings
    • C07C2603/22Ortho- or ortho- and peri-condensed systems containing three rings containing only six-membered rings
    • C07C2603/24Anthracenes; Hydrogenated anthracenes

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、コールタールを分留して得られるアントラセ
ン油から、粗製アントラセンを連続回収する方法に関す
るものである。
「従来の技術」 コールタールを分留して得られるアントラセン油中には
、アントラセン、フェナントレン、カルバゾール等の有
用な成分が含まれており、一般にアントラセン油を60
〜70℃の温度に冷却して結晶成分を析出させてこれを
油から分離する方法が用いられ、このようにして純度が
30%前後の粗製アントラセンを回収して染料の原料と
し、一方脱晶されたアントラセン油はタレオソート油の
主原料  。
として使用されている。
このような粗製アントラセンの成品分離手段として、従
来フィルタープレスや遠心弁QIJI等が用いられてい
た。
例えば、フィルタープレスは板枠圧濾器で多数の平板濾
室内において結晶分を濾過するもので、給液、濾過、エ
アブロ−1開枠、ケーキ排出、組立でサイクルが構成さ
れている。
また、遠心分離機の場合は、給液、濾過、洗浄、排出で
構成される半連続工程である。
「発明が解決しようとする問題点」 前記の説晶分離手段は、いずれも回分式あるいは半連続
式分離方法であり、分離するケーキの排出や濾材の洗浄
等において作業性が悪いという問題がある。
フィルタープレスの場合は、一部自動化されているが、
アントラセン油のような粘稠性物質に用いる時は、ケー
キの排出時に濾布や濾板や濾枠に結晶が付着するため、
これらを掃除することが必要となり労力を要するという
問題がある。
また、前記の掃除が完全でなく濾枠に結晶が一部残った
ままフィルタープレスを組立てた時は、各濾室の締付け
が不十分となり、給液やエアブロ−の際に油が外部に吹
出ることがあり、また濾過を繰返すに従って濾布や濾板
が目詰りして濾過検力が低下するのを防ぐため、熔剤油
を用いて例えば毎日1回洗浄するが、装置の構造上洗浄
油が外部に洩れ、臭気等の作稟環境上の問題を生ずる場
合がある。
一方、遠心分Ni機の場合も、前記と同様に濾材が目詰
りするので、定期的に洗浄しなければならないという問
題がある。
本発明は、かくの如き従来の問題を解決することを目的
とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、コールタールを分留して得られるアントラセ
ン油を冷却して粗製アントラセンを分離回収する方法に
おいて、円筒スクリューの結晶排出側にテーパーコーン
を嵌着したスクリュープレスを用いた粗製アントラセン
の連続回収方法である。
「作用」 スクリュープレスに供給された原料は、内筒スクリュー
の回転によりて出口側に1般送され機械的圧力によって
外筒ドラムのストレーナ−から搾液を排出するものであ
る。
このように、構造が簡単であるだけにある程度の内部摩
擦を呈するような処理物に広く用いられている。ところ
で、結晶が微小で、かつ液温によヮて結晶析出量が変化
するアントラセン油に適用する場合は、ストレーナ−の
目詰りを防止すると共にストレーナ−からの結晶洩れを
制御して、良好な結晶として粗製アントラセンを得ると
同時に結晶分の少ない脱晶アントラセン油を得るという
極めて難かしい操業条件を確立しなければならないが、
内筒スクリューの結晶排出側にテーパーコーンを嵌着す
ることにより、結晶出口の断面積を縮小し、圧搾ゾーン
を長く取ることなく油切れのよい結晶を得るようにした
のである。
例えば、結晶の圧搾を良くするためにスプリングによる
加圧リングも考えられるが、内部に結晶が充満しすぎる
と回転に対する摩擦抵抗が大きくなり、その分だけ内筒
スクリューに強いトルクが要求され、高強度の外筒ドラ
ムが必要となるだけでなく、圧搾ゾーンが長くなる。
「実施例」 以下に、本発明の詳細を実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係るスクリュープレスにおける結晶
分離状態を示す一部切欠き側面図である。
第1図において、1は外周面にスクリエー羽根2をts
旋状に巻付けた内筒スクリューであり、その外側に外筒
ドラム3が外挿されている。
内筒スクリュー1と外筒ドラム3の間の隙間の容積が軸
方向の入側から出側に徐々に小さくなワている。
前記隙間の広い側には、装入口4と非常用オーバーフロ
ー管5を存する原液供給部6を取付け、前記隙間の狭い
側には、内筒スクリュー1の表面にテーパーコーン7が
嵌着され結晶排出口8を形成している。
前記外筒ドラム3は、その周面にパンチ孔またはスリッ
トを穿設したストレーナ−である。
外筒ドラム3の外周には、第2図に示す如く、その外側
から周面に向って軸方向に多数のノズルを開口したフラ
ッシング用パイプ9が配設されている。
第2図では、フラッシング用パイプ9を3本配設してい
るが、その数は適宜選択してよい。
フラッシング用バイブ9の外側は、下部に濾液出口10
を有する本体カバー1!で覆われている。
本体カバー11の底面には、例えばサーモントレースヒ
ーター等の加熱部12を設け、さらに洗浄用パイプ13
を取付けておくとよい。
なお第1図および第2図において、14は濾fL(脱晶
アントラセン油)、15は結晶(粗製アントラセン)、
16はシャフト、 17は駆動側である。
また、18は供給された原液の液面を一定に保つための
オーバーフロー管である。
つぎに、本発明の粗製アントラセンの連続回収方法の一
具体例について説明する。
スクリュープレスは、第1図に示す如き富国工業n !
!I (SHX−500)を用い、その一般的仕様は第
1表のとおりである。
第1表 テーバコーン7は第3図に示す如き断面形状のものを用
い出口Ill!19が42關になるように内筒スクリュ
ーの結晶排出側に嵌着され、またオーバーフロー管18
は外筒ドラム3の下端からその直径の65〜80%の高
さ位置に設けた。
フランシング用パイプは3本とし、第2図に示すように
設け、運転中連続して供給液と同程度の温度を有する濾
液を循環フランシュさせた。
外筒ドラムのストレーナ−形状、サイズおよび開口面積
は第2表のとおりである。
第2表 なおパンチ孔(孔径0.6■lφ)は、板厚0.5鰭で
孔間隔を!、36uとし、またスリットは、板厚8.O
nで軸方向500龍幅について第4図に示す如きレイア
ウトで穿設した。
また、20はスリット幅、21はスリット長さ、22は
スリット間隔で、22は1lfiとした。
さらに、表中の濾過ゾーンは第1図のAであり、圧搾ゾ
ーンは同じくBであって、表中の区分は第1図の外筒ド
ラムの縦線がそれぞれ対応している。
第2表の形状およびサイズは、予備実験によって濾過ゾ
ーンでは、結晶が濾液側に洩れるのを防止し、かつ適正
な濾過性能を維持できるストレーナ−として0.61−
φのパンチ孔または0.3〜0.4鶴のスリット幅を、
また圧搾ゾーンでは、搾成と共に洩れる結晶スラリーを
少なくするための適正範囲として0.3〜0.4龍のス
リット幅とすべきであるとの結論に基づいて定めた。
従って、第2表の濾過ゾーン中のスリット@0,4鰭の
部分は、0.6m璽φのパンチ孔としてもよ(、その場
合の開口面積はそれぞれ1423−になる。
一般に、原液(アントラセン油)の60℃における結晶
析出fit(以下結晶量という)と温度の関係は第5図
のとおりである。
第5図において、・印の曲線は比較的結晶量の多い原液
、○印の曲線は比較的結晶量の少ない原液、Δ印は平均
付近の結晶量を有する原液の一例をそれぞれ示したもの
である。
また、予備実験におけるストレーナ−の形状およびサイ
ズと原液および濾液の結晶量との関係は第3表のとおり
である。
第3表 なお、前記実験は、第3表に示す原液を62〜67℃の
il&温で本発明の方法によって粗製アントラセンを分
離回収して行った。
以上のようなスクリュープレスの装入口に、図示してい
ない原液槽から連続して原液を供給すると共に、内筒ス
クリューを回転して結晶排出口からFit製アファント
ラセン濾液出口から脱晶アントラセン油を得た。
原液の結晶分は15〜22ffl1%、濾過ゾーンから
分離した濾液の結晶分は3〜6重量%、圧搾ゾーンから
洩れる結晶量の結晶分は30〜40!I%(開口面積l
cj当りの洩れ結晶分はO,11に+r>であり、脱晶
アントラセン油の結晶分は6〜lO重量%であった。
粗製アントラセンの回収歩留は8〜10ffi it%
でそのアントラセン分含有量は30〜40mm%と従来
品と変わらなかった。
なお、圧搾ゾーンの開口面積を例えば威遇ゾーンと同じ
ように広くした場合は、脱晶アントラセン油の!8晶分
が11〜131!11%に増大し、粗製アントラセンの
回収歩留は5ffi量%に低下した。
上記の運転中外筒ドラムは目詰りすることなく、結晶排
出口からは油切れの良好な粗アントラセンが連続して排
出された。
「発明の効果」 以上述べた如く、本発明の粗製アントラセンの連続回収
方法は、内筒スクリューの結晶排出側にテーパーコーン
を嵌着したスクリュープレスを用いることにより、結晶
の濾過と圧搾を同時に連続して行い、粗製アントラセン
を連続して分離回収することができ、生産性の向上、労
力の軽減、環境の改善等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るスクリュープレスにおける結晶
分離状態を示す一部切欠き側面図、第2図は、フランシ
ング用パイプによる外筒ドラムの洗浄説明図、第3図は
、テーパーコーンの装着状態説明図、第4図は、スリッ
トのレイアウトの一例を示す図、第5図は、原液(アン
トラセン油)の結晶析出量と温度の関係を示す図である
。 ■・・・内筒スクリュー、2・・・スクリュー羽根、3
・・・外筒ドラム、4・・・装入口、6・・・原料供給
部、7・・・テーパーコーン、8・・・結晶排出口、I
O・・・濾液出口、11・・・本体カバー、14・・・
濾液、15・・・結晶゛ζ、パ′ 一一〆 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コールタールを分留して得られるアントラセン油を冷却
    して粗製アントラセンを分離回収する方法において、内
    筒スクリューの結晶排出側にテーパーコーンを嵌着した
    スクリュープレスを用いることを特徴とする粗製アント
    ラセンの連続回収方法。
JP61261594A 1986-10-31 1986-10-31 粗製アントラセンの連続回収方法 Pending JPS63115833A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6948582B2 (en) 2001-03-02 2005-09-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shift device for vehicle
CN114163289A (zh) * 2021-11-30 2022-03-11 江西黑猫炭黑股份有限公司 一种连续化降温结晶法提取粗蒽***及方法

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