JPS63110160A - 接続機構を有する２つの構成要素から成るアツセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は接続機構、特に容器とこの容器の内容物を配量
するための装置との間の接続を行なう機構に関する。

従来の技術 例えば英国特許第１３３９３４１号、同第１４４３６９
７号、同第１４６８６５４号によれば、ぴんとディスペ
ンサ゛−との間の接続機構として、びんの取出しに伴っ
てびんの一部を刃物によって切シ離してびんの再使用を
防止するようにすることが知られている。

このような接続機構は、例えば刃物その他摩耗し易く破
損し易い部材を含み、作動の確実性を欠くという難点を
有している。

発明が解決しようとする課題 本発明は、このような公知の接続機構を改良して２つの
構成要素間の再使用不能の接続を行なえるようにするこ
とを課題とする。

課題を解決するための手段 先ず、以下において用語「インレット」および「アウト
レット」はそれぞれ流体の入口および出口を指す。流体
はこの場合液体、ガス、粉末であるが、と９わけ液体を
意味する。また、自明のように流体の流れが逆になれば
入口は出口に、出口は入口になる。

第１の本発明の範囲によれば、少なくとも２つの位置間
で移動可能な１つの可動部材を備えたインレット部分を
有する１つの構成要素を特徴としておシ、可動部材の第
１位置は、前記構成要素をアウトレット部分を有する第
２の構成要素との接続状態で支持するための部材と可動
部材との保合を許し、第２位置は再係合を許さず、可動
部材は、第２位置から第１位置へ容易に移動することは
できず、かつ第１の構成要素と第２の構成要素との接続
又はその分離に伴って第１位置と第２位置との間で移動
するように構成されている。

第２の本発明の範囲によれば、前述のインレット部分を
有する構成要素を支持するのに適合された部材を備えた
アウトレット部分を有する１つの構成要素を特徴として
おシ、前記支持部材は、可動部材が第１位置を占めてい
る時に両方の構成要素相互の分離を許さず、かつ可動部
材が第２位置を占めている時に両方の構成要素相互の再
接続を許さぬように構成されている。

第３の本発明の範囲によれば、インレット部分からアウ
トレット部分へ流体を移すために前述の形式のインレッ
ト部分を有する構成要素とアウトレット部分を有する構
成要素とから成るアッセンブリを特徴としている。

本発明は特に容器とディスペンサーとの間の接続機構と
して、ディスペンサーとの接続部から容器をはずし次第
容器を再接続することができない形式のものに有利に適
用することができる。

本発明によればこのような場合、少なくとも２つの位置
間で移動可能な１つの可動部材を備えた容器を特徴とし
、２つの位置の内部１位置は容器の内容物を配量するた
めの装置との接続状態で容器を支持するための部材と可
動部材が係合することを許し、第２位置は同装置との再
係合を許さず、この場合容器および配量装置は、可動部
材が第２位置から第１位置へ簡単には動くことができず
、かつ可動部材が第１位置と第２位置との間で容器およ
び配量装置の接続又は分離次第で動くように、構成され
ている。

本発明によればさらに、前記容器を支持するために適合
された部材を備えたディスペンサーを特徴とする。この
場合支持部材は可動部材がその第１位置を占めている時
ディスペンサーからの容器の分離を許さず、かつ可動部
材がその第２位置を占めている時容器およびディスペン
サーの再接続を許さないように構成されている。

本発明によればさらに、容器とこの容器の内容物を配量
するために使われる前述の形式のディスペンサーとから
成るアッセンブリを特徴とする。

以上の本発明において、容器は１つのびんの形に構成す
ることができ、この場合びんは任意の形状のものであっ
てよいが、はぼ円形横断面の首部分を有していると有利
である。可動部材は首部分上をしゆう動可能なリングの
ような１つのつばの形をなしていると有利であって、首
部分上でのこのリングの第１位置および第２位置は首部
分上の成形個所によって規定される。

この可動部材はまた、非円形に製作して、対応する非円
形横断面の首部分上でしゆう動可能にしてもよい。

首部分を有する容器はプラスチック材から有利に製作す
ることができ、首部分上の成形個所は型成形によって施
すことができる。

本発明の一実施態様によれば、可動部材がプラスチック
材７３１ら製作することのできる１つのリングの形に構
成されている。特に有利な別の実施態様によれば、この
リングが「タンパ・工ヴイデント（ｔａｍｐｅｒ　−ｅ
ｖｉｄｅｎｔ　）　Ｊクロージュア−として知られるタ
イプの容器用クローシュア−の部分として首部分に使う
ことができる。

この種のタンパ・エヴィデントクロージュアーの特徴は
次の点にある。すなわち、クローシュア−が上部および
そのスカートから成るキャップ部分とスカート下縁に破
断し易い結合片によって結合されているリング部分とに
区分されている。クロージュア−がびんの首部分へ装着
されれば、キャップ部分並びにリング部分が例えばキャ
ップ部分および首部分のねじ山の保合によって所定位置
に固定され、キャップを取りはずし次第結合片の破断に
よってリング部分はそのまま所定位置にとどまる。キャ
ップ部分およびリング部分は通常プラスチック材から型
成形によって単一片として製作される。

この種のタンパ・エヴィデントクロージュアーの例が例
えばヨーロッパ特許公開明細書第８０８４６号に示され
ている。このクロージュア−は基本的に前述の形状のも
のであるが、付加的にリング部分に内部突起を有してお
り、これらの内部突起はリング部分の位置ざめに適して
いると共に、首部分の相応の外部突起の下へ係合して、
キャップ部分をゆるめた際のリング部分の上向きの動き
に抵抗する。また、キャップ部分のスカートの下縁にラ
チェット式の歯が形成されており、これらの歯はリング
部分の上縁に形成されたラチェット式の歯と協働し、ク
ロージュア−を首部分上にねじ付ける際には両方の歯が
係合してキャップ部分と共にリング部分が回り、クロー
ジュア−をゆるめた際にはキャップ部分側の歯がリング
部分側の歯からはずれて結合片の破断を助ける。

びんの首部分のラチェット状の断続的な外部ビードに係
合する成形個所をリングに設けることによっても別の利
点が得られ、この場合キャップをねじ付けた際首部分の
外部ビードにリングの成形個所が係合してキャップをゆ
るめた時のリングの回動を阻止する。成形個所はヨーロ
ッパ特許公開明細置部１３３３４８号に示されているよ
うなラチェット状の断続的な内部ビードであってよい。

リングの上面にラチェット状成形個所を設け、この成形
個所を、すｙグの第１位置を規定する首部分の成形個所
の下面に設けたラチェット状成形個所に係合させるよう
にするならばさらに別の利点が得られる。

本発明の有利な一実施態様によれば、リング部分が容器
用のタンパ・エヴィデントクロージュアーの一部をなす
と共に上述の可動部材をもなすという二重の目的に適う
ことができる。

容器を支持する部材はディスペンサーに属する１つ又は
も２と多くのアームの形に構成することができる。この
場合アームは成形個所を有しており、この成形個所は容
器側の可動部材にその第１位置において係合して容器の
支持を行なうことができ、かつ可動部材がその第２位置
を占めた際には可動部材、ひいては容器の分離を可能に
する。例えば、このようなアームはレバー、ボタン又は
スイッチを操作し次第、又は有利な実施態様におけるよ
うに容器特にびんをいずれかの方向へ回動させ次第、容
器を解放できるように適合させるとよい。この実施態様
の場合に例えばびんが、びんを回動させ次第複数の゛支
持アームを拡開させてびんを解放させるように適合され
た成形個所を有しているとよい。

このような成形個所はびん自体又は首部分に設けること
ができる。

ディスペンサーは例えばポンプ、スプレーもしくはノズ
ル、タップのように容器の内容物を放出するための任意
のいかなる装置であってもよく、或いは例えばアルコー
ル飲料の配量用の配量ディスペンサーであってよい。

本発明が適用される特別な分野として、一般に防腐剤を
含んでいる外科用並びに診療用の手の洗浄配合剤の配量
の場合があげられる。このような洗浄配合剤に用いられ
る防腐剤はクロルヘキシジン塩、例えばクロルヘキシジ
ン・グルコネートであって、［ハイビテーン（Ｈｉｂｉ
ｔａ−ｎｅ　）Ｊの商標名でインペリアル・ケミカル・
インダストリーズ・−一エルシー社（Ｉｍｐｅｒｉａｌ
Ｃｈｅｍｉｃａｌ　Ｉｍｄｕｓｔｒｉｅｓ　ＰＬＣ）よ
り販売されている。

界面活性剤およびその他の成分と共にクロルヘキシジン
塩を含有する配合剤は例えば英国特許第１３３８００３
号明細書に記載されており、「ハイビスクラブ（Ｈｉｂ
ｉｓｃｒｕｂ　）　Ｊおよび「ノ＼ィビクレンズ（Ｈｉ
ｂｉｃｌｅｎｓ　）　Ｊの商標名で前記インペリアル・
ケミカル・インダストリーズ・−一エルシー社並びにそ
の関連会社よシ販売されている。このような配合剤は本
発明による支持部材を備えた公知のディスペンサーと組
み合、わせて用いられる本発明による容器内に用意して
おくことができる。

サラニ、クロルヘキシジン塩、芳香族アルコールおよび
英国特許出願第８６０７６８６号明細書所載の重量パー
セント１０％未満の低いレベルの界面活性剤を含有する
配合剤を本発明による支持部材を備えた発泡ディスペン
サーと組み合わせて有利に用いられる本発明による容器
によって配量することができる。適当な発泡ディスペン
サの例がヨーロッパ特許公開明細置部１９５８２号並び
に同ｉ％７９８５３号に記載されている。

本発明はまた、対をなす任意の構成要素のインレットお
よびアウトレット部分相互間の再使用不能な接続機構を
構成するためにも適用できる。このような場合本発明は
第１に、使い捨て器具、特にその使用が一回限シである
ことを要求される使い捨て診療器具へ適用される。例え
ば液体の移送に用いられる管の接続機構がその一例であ
る。このような用途の場合例えばカテーテルのアウトレ
ットと排出バックへ通ずる管のインレットとの接続機構
があげられる。この接続機構の場合排出バッグの再使用
又は再接続を行なえないことが保証されねばならない。

本発明の別の適用例は例えば乳汁、塗料、凍結乾燥抗性
物質等の流体のだめの再使用不能の容器である。

実施例 次に、図面に示した実施例に従って本発明を説明する： 符号１でまとめて示すびんは任意の形状であってよいが
図示の実施例は角形の横断面をなしている。このびん１
はねじ山３を有する首部分２を有している。ねじ山３の
下には、第４図に最もよく示されている成形個所４．５
が設けられている。

首部分２上には１つのリング６が配置されており、第１
図に示すようにこのリング６はわずかにおう面を呈する
成形個所５の上面へ乗っていて成形個所４の平らな下面
に支えられている。

リング６はこのような配置により首部分２に対して相対
的に上への動きを阻止され、ただし十分な力が加わり次
第下へ動くことはできる。

このリング６は、−面において成形個所５の上面を越え
て下へ動くことを許すに十分な程度に変形し、かつ他面
において成形個所４を越えて上へ動くことには抵抗する
ように製作されている。例えばこのリング６は、ヨーロ
ッパ特許出願第８０８１６号明細書に示されているよう
に、成形個所４の平らな下面の下へ保合するのに適した
内部突起を備えていてもよい。

６つのアーム７が図示してないディスペンサーから下へ
延びている。これらのアーム７は第１図に示すように、
リング６をつかむようにリング６に対応した寸法のみぞ
８を有している。

これによってびん１は成形個所４の下面に接触している
リング６を介してアーム７によって支えられている。こ
の第１図の位置においてアーーム７の下端部９は、びん
１の首部分２の下部周囲に設けられているカム面１０に
接触するには至らず、従ってびん１の回動に伴ってリン
グ６がアーム７に対して相対的に回動するかびん１自体
はアーム７に支えられたままである。

びん１へ加える上向きの力がリング６の上面を介してみ
ぞ８の上縁によって受は止められ、この力が十分な大き
さになυ次第リング６は成形個所５の上面から下へすべ
りはずれて、アーム７の下端部９がびん１の上面１１に
接触もしくは接近することになる。

第２図に示すこのような位置状態でびん１を回動させれ
ば、第３図に示すようにアーム７がカム面１０によって
拡開されてみぞ８がリング６との係合をはずされ、かく
してびんを取、り出すことができる（第４図）。

芽、５図および第３図に示す実施例の場合、円筒形のび
ん１が１つの突起１２を有していて、この突起１２を案
内する部材を有する１つの背板１３が図示してないディ
スペンサに設けられている。すなわち第５図は突起１２
を有するびん１を、第３図は２つの突出部分１５ａ、１
５ｂ間に形成された通路１４を有する背板１３を示して
いる。通路１４内でびん１の突起１２が滑動できる。使
用時、びん１はディスペンサの背板１３に当てて突起１
２を通路１４の下端に位置させる。そのままびん１を上
へ動かして突起１２を通路１４の上端へずらす。この位
置においてびん１は第１図および第２図に従って述べた
ようにディスペンサの６つのアームによって保持される
ことになる。ディスペンサからびん１を取シ出す際はび
ん１をどちらかの方向へ回動させ、これに伴って突起１
２を突出部分１５ａ。

１５ｂの各案内カム面１６ａ　、　１６ｂとの相互作用
によって斜め上向きに転位させる。このようにしてびん
１は上方へ動かされ、前述のようにり／グ６を成形個所
５からすべりはずすための力が及ぼされる。リング６の
動きはディスペンサのアームの拡開と同時に生ずる。

第４図に示しているように、びん１を取シ出し次第リン
グ６は成形個所５の下縁に接触していた位置からびん１
の上面におけるカム面１０の上へ落ちる。

もしびん１をディスペンサに再接続しようとしても、リ
ング６はアーム７のみぞ８に係合することができず、従
ってびん１をアーム７によって支えることはできない。

リング６は、第４図に示す位置から第１図に示す位置へ
戻すには破壊しない限り困難又は不可能であるような材
料および形状のものが有利である。このようなリングは
例えばヨーロッパ特許出願第８０８４６号明細書、同第
１３３３４８号明細書の記載に従って製作することによ
って得られる。

さらに、リングはびんの首部分上へねじ嵌めされるタン
パ抵抗クロージュア−の一部として有利に適用すること
ができ、この場合リング部分は成形個所４の上面越しに
第１図に示す位置へすベシ嵌められ、クロージュア−の
キャップ部分を取りはずし次第この位置にとどまる。次
いでびんをディスペンサに接続すれば、リングは第１図
に示す位置を占める。このようなりロージュア−は前記
ヨーロッパ特許出願第８０８４６号明細書、同第１３３
３４８号明細書に記載の通シ有利に用いることができ、
またリング６の上面に、成形個所４の下面の相応のラチ
ェット状成形個所に係合するラチェット状成形個所を設
けてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明によるびんを接続状態で２
つの段階に分けて示した斜視図、第３図はびんを接続部
材から分離される段階で示した斜視図、第４図は分離後
のびんを示した斜視図、第５図は別の実施例のびんを示
した斜視図、第３図は第５図のびんと協働する支持部材
を示した斜視図である。 １・・・びん、２・・・首部分、３・・・ねじ山、４，
５・・・成形個所、６・・・リング、７・・・アーム、
８・・・みぞ、９・・・下端部、１０・・・カム面、１
１・・・上面、１２・・・突起、１３・・・背板、１４
・・・通路、１ｓ８．１ｓｂ・−突出部分、１６ａ　、
　１６ｂ−・・案内カム面

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、接続機構を有する２つの構成要素から成るアッセン
   ブリであって、第１の構成要素が少なくとも２つの位置
   間で移動可能な１つの可動部材を備えたインレット部分
   を有しており、可動部材の第１位置は、前記構成要素を
   アウトレット部分を有する第２の構成要素との接続状態
   で支持するための部材と可動部材との係合を許し、第２
   位置は再係合を許さず、可動部材は第２位置から第１位
   置へ容易に移動することはできず、かつ第１の構成要素
   と第２の構成要素との接続又はその分離に伴って第１位
   置と第２位置との間で移動するように構成されているこ
   とを特徴とする、接続機構を有する２つの構成要素から
   成るアッセンブリ。 ２、第２の構成要素がインレット部分を有する第１の構
   成要素を支持するために適合された支持部材を備えたア
   ウトレット部分を有しており、支持部材は可動部材が第
   １位置を占めている時に両方の構成要素相互の分離を許
   さず、かつ可動部材が第２位置を占めている時に両方の
   構成要素相互の再接続を許さぬように構成されている、
   特許請求の範囲第１項に記載のアッセンブリ。 ３、第１の構成要素が１つの容器である、特許請求の範
   囲第１項に記載のアッセンブリ。 ４、第２の構成要素が、容器を支持するために適合され
   た支持部材を備えた１つのディスペンサーであり、支持
   部材は可動部材が第１位置を占めている時にディスペン
   サーからの容器の取出しを許さず、かつ可動部材が第２
   位置を占めている時にディスペンサーへの容器の再接続
   を許さぬように構成されている、特許請求の範囲第２項
   に記載のアッセンブリ。 ５、ディスペンサーが容器の内容物の配量用である、特
   許請求の範囲第４項に記載のアッセンブリ。 ６、ディスペンサーにおける容器を支持するための支持
   部材がディスペンサーから延びている１つ又はもっと多
   くのアームの形に構成されており、このアームは第１位
   置における可動部材と係合するように適合された成形個
   所を有していて、可動部材が第２位置を占めている時デ
   ィスペンサーからの容器の分離を可能にするように適合
   されている、特許請求の範囲第４項に記載のアッセンブ
   リ。 ７、容器のインレット部分がほぼ円形横断面の首部分か
   ら成っており、可動部材が首部分上で第１位置と第２位
   置との間でしゆう動可能な１つのつばから成っていて、
   第１位置および第２位置は首部分上の成形個所によって
   限定されており、つばは容器用のタンパ・エヴィデント
   クロージュアーの一部として首部分上へ使われる、特許
   請求の範囲第３項に記載のアッセンブリ。 ８、容器の外面が１つ又はもっと多くのカム成形個所を
   有していて、容器の回動に伴うカム成形個所と容器支持
   部材との協働が容器を支持部材から分離させる、特許請
   求の範囲第３項に記載のアッセンブリ。 ９、容器が１つの突起を有していてディスペンサーが案
   内部材を有しており、容器の回動に伴う突起と案内部材
   との協働が可動部材をその第２位置へ移動させる、特許
   請求の範囲第５項に記載のアッセンブリ。 １０、その全体又は一部がプラスチック材料から製作さ
   れている、特許請求の範囲第１項から第９項までのいず
   れか１項に記載のアッセンブリ。 １１、容器の内容物が配量可能の流体である、特許請求
   の範囲第３項、第７項、第８項、第１０項の内いずれか
   １項に記載のアッセンブリ。