JPS6310684A - 溶剤浸透性の高い基材の接着方法 - Google Patents

溶剤浸透性の高い基材の接着方法

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JPS6310684A
JPS6310684A JP14604886A JP14604886A JPS6310684A JP S6310684 A JPS6310684 A JP S6310684A JP 14604886 A JP14604886 A JP 14604886A JP 14604886 A JP14604886 A JP 14604886A JP S6310684 A JPS6310684 A JP S6310684A
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JP
Japan
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primer
emulsion
aqueous emulsion
agent
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JP14604886A
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Masao Kishi
正夫 岸
Katsura Nagata
桂 永田
Hirokazu Matsuki
博和 松木
Kenji Sakata
憲治 坂田
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車等の複合材料、例えば成形天井、成形ド
アーパネル、リアートイレ、クォーターピラー等の複合
材料を製造する際の接着に関するものである。更に詳し
くは溶剤浸透性の高い基材を用いた場合の上記接着に関
する。
〔従来の技術と問題点〕
従来、自動車等の複合材料の芯材として用いる成形体ボ
ードは、熱硬化性のフェノール又はアミノ系樹脂を用い
、熱プレスにて成形された高密度のボードが用いられて
おり、重量的には重いものであった。
近時、特に自動車用複合材料に於い□ては、省エネルギ
ーの一環として前記ボードの密度を下げる事による軽量
化が計られている。このような低密度ボードを使用する
場合、通常用いられている;会則型接着材を用いると、
成形体ボード中への接着剤の浸透が多くなり、その結果
、一方の基材である断熱及びクッション材を接着すると
きに次の様な問題が生じる。即ち、成形体ボードの密度
低下による接着剤の浸透が増大し、接着の基本である基
材表面への接着剤層の確保が困難となり、複合材料の具
備すべき充分な接着力が得られないという問題が発生し
ている。
特に該複合材料の接着工法においては、形状が複雑な成
形体、卯ら凹凸を有するのが一般的であり、接着剤塗布
直後に接着するいわゆるウニy )ラミネーション方式
では工程上不向きなので、本分野の接着方式は熱圧型又
はコンタクト型接着剤を用い溶剤飛散後に多着する−4
のドラ−1′ラミ不一ンヨン方式が採用されている。本
方式は通常真空プレス又は冷圧プレス等を用い低圧力に
て接着するのが一般的であるが、粘着ラベル、粘着シー
トの例に見るごとく低圧力下での接着性は塗布量に依存
するところ大である事は周知のごとくである。即ち感圧
型又はコンタクト型接着剤は高塗布量程、低圧力下で容
易に接着する。ボード表面に充分な接着層を形成する手
段として、従来用いられている溶剤型接着剤を重ね塗り
する方法や、粘度を高める方法を採っているのが現状で
あるが、前者に於いては生産性、製造コスト、作業性に
問題があり、後者に於いては、通常用いられているスプ
レー塗布性が著しく項なわれ、いずれも接着性の点に於
いても満足されるに至っていない。
本発明者等は、これ等の問題を解決すべく鋭意研究を重
ねた結果、水性エマルションをプライマー剤として用い
る事が成形体ポートへの溶剤型接着剤の浸透防止上極め
て有効であり、良好な接着力が得られる事を見い出し、
本発明を成すに至った。
即ち本発明は、溶剤浸透性の高い基材にプライマーとし
て水性エマルションを塗布乾燥し、次いでその上に接着
剤層を設けた後、他の基材を接着することを特徴とする
基材の接着方法である。
本発明における浸透性の高い基材としては複合材料の芯
材として用いられるハードボード、ウッドチップボード
、木毛ボード、繊維屑(レジンフェルト)、ガラス繊維
ボード、ガラス繊維混合レジンボード、板紙、段ボール
等を樹脂を媒体として成形せしめた、いわゆる繊維質成
形体ボードが代表的である。
本発明に用いられる水性エマルションとしてはスチレン
−ブタジェン共重合体ラテックス、メチルメタアクリレ
ートブタジェン共重合体ラテックス、スチレン−メチル
メタアクリレート−ブタジェン共重合体ラテックス、ア
クリロニトリル−ブタジェン共重合体ラテックス、クロ
ロプレンラテックス、塩化ヒニリデンラテックス、塩化
ビニルエマルション、アクリルエマルション、酢酸ビニ
ルエマルション、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマル
ション、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共M合体エ
マルション、エチレン−塩化ビニル共重合体エマルショ
ン、天然ゴムラテックス、ウレタンデスバージョン、フ
ェノールデスバージョン、ロジン系粘着付与樹脂デスパ
ージヲン等が挙げられる。
これ等水性エマルションをプライマー剤として用いる理
由は、ミクロ的に見た場合、溶剤型接着剤はポリマーが
溶剤中に溶解しているので、低密度(多孔質)のボード
に塗布した際ポリマーは溶剤と一緒に基材中に浸透する
のに対して、エマルションの場合、ポリマー粒子が溶媒
中に分散された形なので、溶媒は容易に浸透するものの
、一定板上の粒子径を有するポリマーは比較的基材表面
又は表層に残存する確率が高いという事に基づくもので
ある。
前記水性エマルション中、耐熱性、耐寒性、耐水性、耐
久性、乾燥性(フィルム被膜形成性)、更には価格面よ
り合成ゴムラテックス、アクリルエマルション、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体エマルションが好ましい。
本発明に用いる水性エマルションの平均粒子径は、好ま
しくは0.15μ〜0.7μの範囲である。更に好まし
くは0.15μ〜0.5μの範囲である。
前記平均粒子径の範囲が好ましい理由は、前記したごと
く浸透性の高い基材に塗布した際の表面又は表層へのポ
リマー歩留まり性に基づくものである。即ち平均粒子径
が大きい程歩留まりが高くなりプライマー効果が発揮さ
れる。該平均粒子径が0.15μより小さい場合、基材
への浸透が大きくブイマー効果が発揮されず、0.7μ
より大きい場合は乾燥性(フィルム被膜形成性)に欠は
実用上問題がある。
本発明に用いる水性エマルションの粘度は好ましくは5
00cps〜10.000cpsの範囲である。更に好
ましくは2000cps 〜6000cpsの範囲であ
る。前記粘度の範囲が好ましい理由は前記平均粒子径間
様漫這防止にあり、高粘度程浸透速度は遅延される。該
粘度が500cpsより低い場合、浸透性が大きくブラ
イマーとしての効果に欠け、10.000cpsより高
い場合スプレー塗布性に欠け、均一塗布性が損なわれ、
均一なフィルム被膜が得られず実用上問題である。
更に本発明に使用する水性エマルションは、通常スプレ
ー塗布にて用いる為、粘性としてはスプレ一時の霧化性
より構造粘性を有する事が望ましく、基材への浸透防止
面からポリビニルアルコール、メチルセルロース、ヒド
ロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
、カルボキシメチルセルロース等の水溶性高分子にて増
粘させたものが好ましい。
本発明に用いる水性エマルションのトルエンゲル量は8
0%以上、即ち80%〜100%の範囲が好ましい、8
0%より低い場合は、複合材料接着用として用いる、有
機溶剤、例えばトルエン、酢酸エチル、n−ヘキサン、
アセトン等を含有するクロロプレン、ウレタン、アクリ
ロニトリル−ブタジェン共重合体系接着剤等をプライマ
ー処理面に塗布した後、プライマ一層が該有機溶剤に溶
け、プライマー効果が低下し接着剤は基材中に浸遇し目
的は達成されない。
なお、トルエンゲル含量とは、水性エマルションを雌型
紙等に塗布し、100℃乾燥機にて2分間乾燥させたフ
ィルム被膜を一定重量採取し、トルエン中に5時間侵7
勇後、300メソシニ金網にて濾過し、不溶分を乾燥秤
量し、もとの採取重量で割った百分率にて表示したもの
で、数値の高い程不溶分、即ちトルエンゲル含量%が高
い事を意味する。
本発明の接着方法において主として接着の対象となる基
材である成形体ボードは一般に金型ブレスにて成形され
る為、ボード表面に離型剤が付着しがちで、このような
場合にブライマーを塗布するとハジキ現象が生じ、ブラ
イマーの均一塗膜が得られず、また接着不良の原因とも
なる。このような場合は水性エマルションは界面活性剤
を含有していることが好ましい、かかる界面活性剤はハ
ジキ防止の目的から表面張力の低いものが好ましく、ジ
アルキルスルホ琥珀酸エステルソーダ塩、アセチレンア
ルコール、アセチレングリコール、アルキル硫酸エステ
ル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩、ポリエチレングリコールノニルフェ
ニルエーテル、ポリエチレングリコールオクチルフェニ
ルエーテル、ポリエチレングリコールアルキルアリルエ
ーテル、ポリエチレングリコールアルキルエーテル、等
が挙げられる。これらの中、ハジキ防止効果、配合物の
低起泡性、更には価格面よりジアルキルスルホ琥珀酸エ
ステルソーダ塩が好ましい。
該界面活性剤は水性エマルションの固形分100部に対
して0.01〜5重量部の範囲で添加して用い、特に0
.1〜2重量部の範囲が好ましい、 0.01重量部よ
り少ない場合は必ずしも所望するハジキ防止効果が得ら
れず、5重量部より多い場合は水性エマルション増粘物
の粘度低下を起こし、良好なプライマー効果を得る為に
は粘度の再調整を要する一方、起泡性にも悪影響を及ぼ
す。
本界面活性剤の配合に当たっては、予め水、メタノール
又は水とメタノールの混合液にて希釈した溶液を用いる
と短時間に均一に混合できる事から便利である。実際の
プライマー調整に於いては攪拌機付きの槽に水性エマル
ションを仕込み、攪拌しながら界面活性剤を添加し、次
いで水溶性高分子を徐々に加えて所望する粘度に調整す
ればよい。
本水性エマルシッンのプライマー剤の塗布量は通常10
〜200g/m”(ウェット)の範囲である。好ましく
は20〜IQOg/m”の範囲である。 IQg/+i
”より少ない場合は、溶剤型接着剤の浸透防止効果、即
ちプライマー効果が低く 、200g/−2より多い場
合は、充分なプライマー効果は得られるが、大前提とな
っている繊維質成形体ボードの軽量化の意味が黒くなり
実用上問題である。
本発明において使用する他の基材には特に制限はないが
、yr熱及びクッション材であるウレタ〉′フオーム、
ポリエチレンフオーム、ポリプロピレンフオーム、塩化
ヒニルフォーム、クロス等ハ好通tものとしてあげられ
る。
本発明の本水性エマルションをブライマー剤として用い
た接着方法は通常の複合材料の塗布方法及び接着方法で
行われる。
例えば、一般的に用いられているスプレー装置にて基材
である繊維質成形体ボート等の表面に均一にスプレー塗
布し、室温又は加熱乾燥により、プライマー処理ボード
を得るゆ次いで自動車等の複合材料接着用に通常用いら
れている溶剤型クロロプレン、ウレタン、アクリロニト
リル−ブタジェン共重合体系等の接着剤を該ボード上に
均一に塗布し、室温又は加熱乾燥等により接着剤層を設
けた後、他の基材、例えば断熱及びクッション材を例え
ば真空成形又は冷圧ブレス等を用いて接′着する。
以上のごとく本発明の水性エマルションをプライマー剤
として繊維質成形体ボード等の溶剤浸透性が高い基材に
用いる事により、溶剤型接着剤の基材ボードへの浸透が
防止され、接着障害を起こす事なく接着力の安定した複
合材料が得られ、且つ、生産性、製造コスト、作業性面
からも自動車等の複合材料の芯材として用いらる繊維質
成形体ボードと、断熱及びクッション材との接着方法と
して実用価値は極めて高いものである。
〔実施例〕
次に本発明を実施例、製造例及び比較例を挙げて具体的
に説明する。尚、部及び%は重量基準による。又、性能
の測定は下記の方法によった。
1)ブライマー剤の塗布性 日立スプレーガン(形式As−30−10、ノズル口径
1.0m5)を用い、加圧タンクにブライマー剤を入れ
、タンク圧力4Kg/ ad、スプレー空気圧力2Kg
/−にて30011の距離からスプレー塗布し、霧化性
を観察し下記のごとく表示した。
0−・−・・・ 均一な塗布面が得られる。
△ −・−・−・ 塗布面が不均一で滴状塗布となる。
×−・−・−・ 霧化不可能。
2)ブライマー剤のハジキの有無 前記スプレー塗布直後の成形体ボード表面のハジキの有
無について観察し下記のごとく表示した。
〇 −・−・−ハジキ現象なし。
Δ −・・・・ 部分的にハジキ発生。
× ・・−・ 全面的にハジキ有り。
3)ブライマー剤の被膜形成性 透明ガラス板上に50g/m”のブライマー剤をスプレ
ー塗布し、5分間室温乾燥後の被膜状態を肉眼にて観察
し、下記のごとく表示した。
O・−・・・・−透明且つ均一被膜化。
△ −・・・・−・ 透明であるが不均一被膜化。
x  −−−−−・・ 未乾燥(不透明)且つ不均一被
膜化。
4)接着力(プライマー効果)試験 前記で得た試料を、長さ150nuw 、中25mff
1に裁断し、標準状態下でテンシロン引張試験機を用い
、引張スピード200m5+/分にて180°剥離試験
に供し、接着力の数値をもってプライマー効果の有無を
判定し、下記のごとく表示した。
0 −−−−−−一 接着力が3.5)[g/25+a
m以上、且つフオーム打破率90%以上 Δ ・−・−・ 接着力が1.5〜3.5Kg/25m
+*、且つフオーム打破率30〜90%の範囲 × −・・−・ 接着力が1.5Kg/25+am以下
、又はフオーム打破率30%以下 製造例1 水性エマルションとして、スチレン−ブタジェン共重合
体ラテックス(以下SBRラテックスと略称する) (
三井東圧化学側製、商品名ストラクトボンド1051.
固形分48χ、pH6,5、粘度150cps、平均粒
子径0.2μ、トルエンゲル含量80%)100部に増
粘剤としてポリビニルアルコール(nクラレ製、商品名
、クラレボバール205.20%水溶液)5部を配合し
充分攪拌混合して、粘度3000cpsの本発明に用い
る水性エマルションのブライマー剤を得た。(以下プラ
イマー剤と略称する)製剤例2〜7 製造例1と同様の操作にて、表−1に示す特性を有する
三井東圧化学物製のSBRラテックスまたはメチルメタ
アクリレート−ブタジェン共重合体ラテックス(以下M
BRラテックスと略称する)を増粘させ、本発明に用い
るブライマー剤を得た。
実施例1 製造例1で得たプライマー剤を、繊維質成形体ボード(
豊和繊維工業■製、レジンフェルト)にエアスプレーを
用い均一に50g/m” 塗布した。
次いで100℃熱風乾燥機にて1分間乾燥し、ブライマ
ー処理成形体ボードを得た。該ボードに通常本用途に用
いられている溶剤型クロロプレン系接着剤(ダイヤボン
ド工業■製、商品名DB−1625A。
固形分22%、粘度250cps)をスプレーにて均一
に200g/−冨塗布し、100℃2分乾燥後、予め1
20℃乾燥機にて1分間加熱処理されたポリエチレンフ
オーム(30倍発発泡東L/ PEX30030A10
0、塩化とニルレザー表皮)を覆せ、コールドプレスを
用いて0.5にg/ci圧にてlO秒間プレス接着し、
接着物性評価用の試料を作成し、性能を評価し、結果を
表−2に示した。
実施例2 製造例1で得たプライマー剤を実施例1と同一基材ボー
ドにLog/m”塗布し、以下実施例1と同様の操作に
て試料を作成し、実施例1と同様の試験に供し、結果を
表−2に示した。
実施例3 製造例1で得たプライマー剤を実施例1と同一基材ボー
ドに200g/■8塗布し、以下実施例1と同様の操作
にて試料を作成し、実施例1と同様の試験に供し、結果
を表−2に示した。
実施例4〜7 製造例2〜5で得たプライマー剤を実施例1と同一基材
ボードに50g/m”塗布し、以下実施例1と同様の操
作にて試料を作成し、実施例1と同様の試験に供し結果
を表−2に示した。
実施例8 プライマー剤として、アクリルエマルション(三井東圧
化学■製、商品名アルマテックスE208、固形分48
%、pu 8、粘度2500cps平均粒子径0.2μ
、トルエンゲル含180%)を実施例1と同一基材ボー
ドに50g/m”塗布し、以下実施例1と同様の操作に
て試料を作成し、実施例1と同様の試験に供し結果を表
−2に示した。
実施例9 プライマー剤として、エチレン−酢酸ビニル共m合体エ
マルノヨン(■クラレM 、商品名パンフレックスQM
−4000、固形分55%1pH5、粘度2500cp
s 、平均粒子径0.7μ、トルエンデル含量90%)
を実施例1と同一基材ボードに50g/m”塗布し、以
下実施例1と同様の操作にて試料を作成し、実施例1と
同様の試験に供して結果を表−2に示した。
実施例10 プライマー剤として、製造例1で用いたスごラクトボン
ド1051のベースラテックスを用い、実施例1と同一
基材ボードに50g/m’塗布し、以下実施例1と同様
の操作にて試料を作成し、実施例■と同様の試験に供し
、結果を表−2に示した。
実施例11 製造例6で得たプライマー剤を実施例1と同一基材ボー
ドに50g/+m”塗布し、以下実施例1と同様の操作
にて試料を作成し、実施例1と同様の試験に供し結果を
表−2に示した。
実施例12 製造例7で得たプライマー剤を実施例1と同一基材ボー
ドに50g/l112塗布し、以下実施例1と同様の操
作にて試料を作成し、実施例1と同様の試験に供し、結
果を表−2に示した。
実施例13 プライマー剤としてエチレン−酢酸ビニル共重合体エマ
ルンヨン(電気化学工業n製、商品名デカンEVAa:
30、■湿分55%、pal 5.1liK 2500
cps、平均粒子径0.9μ、トルエンゲル含190%
)を実迩例1と同一基材ボードに50g/IIIz塗布
し、以下実施例1と同様の操作にて試料を作成し、実施
例1と同様の試験に供し結果を表−2に示した。
実施例14 プライマー剤としてエチレノー酢酸ビニル共重合体エマ
ルンヲン(を気化学工業■製、商品名デカ7EVA18
1、固形分55%、p115、粘度15.000cps
、平均粒子径0.7μ、トルエンゲル含量90%)を実
施例1と同一基材ボードに50g/m”塗布し、以下実
施例1と同様の操作にて試料を作成し、実施例1と同様
の試験に供して結果を表−2に示した。
比較例1 実施例1で用いた溶剤型クロロプレン系接着剤DB−1
625Aをプライマー剤として実施例1と同一基材ボー
ドに50g/+n”塗布し、以下実施例1と同様の操作
にて試料を作成し、実施例1と同様の試験に供し、結果
を表−2に示した。
比較例2 実施例1で用いた溶剤型クロロプレン系接着剤DB−1
625Aを実施例1と同一基材ボーF ニ250g/+
”塗布し、以下実施例1と同様の操作にて試料を作成し
、実施例1と同様の試験に供し結果を表−2に示した。
製造例8 ストラクトボンド1051100部に界面活性剤として
ネオコールP(花王アトラス■製、商品名、ジアルキル
スルホ琥珀酸エステルソーダ塩の20%溶液(水とメタ
ノールhl  にて希釈)3部、増粘剤としてポリビニ
ルアルコール(1111クラレ製、商品名、タラレボバ
ール205.20%水溶液)7部を配合し充分攪拌混合
して粘度3000cpsの本発明に用いる水性エマルシ
ランのプライマー剤を得た。
(以下プライマー剤と称する) 製造例9〜16 製造例日と同様の操作にて表−3に示す特性を有する三
井東圧化学■製のSBRラテックス又はメチルメタアク
リレート−ブタジェン共重合体ラテックス(以下、MB
Rラテックスと称す)に、ネオコールP及び増粘剤を配
合し、本発明に用いるプライマー剤を得た。
実施例15 製造例8で得たブライマー剤を実施例1と同一基材ポー
Vに50g/Is”’:布し、以下実施例1と同様の操
作にて試料を作成し、性能を評価して、結果を表4に示
した。
実施例16 製造例日で得たブライマー剤を実施例15と同一部材ボ
ードに”、0g1m’堡布し、以下実施例15と同様の
操作にて試料を作成し、実施例15と同様の試験に供し
、結果を表−4に示した。
実施例17 製造例dで得たブライマー剤を実施例15と同一基材ボ
ードに200g/m”塗布し、以下実施例15と同様の
操作にて試料を作成し、実施@15と同様の試験に供し
、結果を表−4に示した。
実施例18〜23 製造例9〜14で得たブライマー剤を実施例15と同一
基材ボードに50g/II”!布し、以下実施例15と
同様の操作にて試料を作成し、実施例15と同様の試験
に供し、結果を表−4に示した。
実施例24 ブライマー剤として、アクリルエマルシラン(三井東圧
化学!ls製、商品名、アルマテックス2208、固形
分48%、pH3、粘度2500cps ) 100部
に製造例日で用いた20%ネオコールP溶液を3部配合
し、粘度2000cpsの本発明に用いるブライマー剤
を得た。本ブライマー剤を実施例15と同一基材ボー、
−゛にSOqim”塗布し、以下実施例15と同様の操
作にて試料を作成し、実施例15と同様の試験に供し結
果を表−4に示した。
実施例25 ブライマー剤として、エチレン−酢酸ビニル共重合体エ
マルション(■クラレ製、商品名パンフレックスO門−
4000、固形分55%、pH5、粘度2500cps
 、平均粒子径0.7μ、トルエンゲル含量90%)1
00部に製造例8で用いた20%ネオコールP溶液を3
部配合し、粘度2000cpsの本発明に用いるブライ
マー剤を得た0本プライマー剤を実施例15と同一基材
ボードに50g/mχ塗布し、以下実施例15と同様の
操作にて試料を作成し、実施例15と同様の試験に供し
結果を表−4に示した。
実施例26 ブライマー剤として、製造例8で用いたストラクトボン
ド1051100部に同じ製造例8で用いた20%ネオ
コールP溶液を3部配合し、粘度100cpsの本発明
に用いるブライマー剤を得た0本ブライマー剤を実施例
15と同一基材ボードに50g/+s”塗布し、以下実
施例15と同様の操作にて試料を作成し、実施例15と
同様の試験に供し結果を表−4に示した。
実施例27 製造例15で得たブライマー剤を実施例15と同一基材
ボードに50g/m”塗布し、以下実施例15と同様の
操作にて試料を作成し、実施例15と同様の試験に供し
結果を表−4に示した。
実施例28 製造例16で得たブライマー剤を実施例15と同一基材
ボードに50g/m”塗布し、以下実施例15と同様の
操作にて試料を作成し、実施例15と同様の試験に供し
結果を表−4に示した。
比較例3 実施例15で用いた溶剤型クロロブレン系接着剤DB−
1625Aをブライマー剤として実施例15と同一基材
ボードに50g/m”塗布し、以下実施例15と同様の
操作にて試料を作成し、実施例1と同様の試験に供し結
果を表−4に示した。
比較例4 実施例15で用いた溶剤型クロロブレン系接着剤DB−
1625Aを実施例15と同一基材ボードに直接250
g/va 2塗布し、以下実施例15と同様の操作にて
試料を作成し、実施例1と同様の試験に供し結果を表−
4に示した。
比較例5 ブライマー剤として製造例8で用いたストラクトボンド
1051100部に同じく製造例8で用いたクラレボバ
ール205水溶液5部を、製造例8と同様の操作で配合
し3000cpsの増粘物を得、次いで本プライマー剤
を実施例1と同一基材ボードに50g1釦2塗布し、以
下実施例1と同様の操作にて試料を作成し、実施例1と
同様の試験に供し、結果を表〔発明の効果〕 表−2及び4から明らかなどと(、本発明の水性エマル
ソヨ7)をプライマー剤として繊維質成形体ボード等の
溶剤侵透性が高く且つハジキ性を有する基材に用いる事
により溶剤型接着材の基材ボードへの浸悉が防止でき、
接着障害を起こす事なく凄着力の安定した複合材料が得
られ且つ生産性、装造コスー、咋業性面からも自動1等
の複合材1′斗の芯材として用いる繊維質成形体ボード
と断熱及びクノソヲノ材との接着方法として実用価値は
極めて高いものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶剤浸透性の高い基材にプライマーとして水性エマ
    ルションを塗布乾燥し、次いでその上に接着剤層を設け
    た後、他の基材を接着する事を特徴とする基材の接着方
    法。 2、前記の水性エマルションは平均粒子径0.15μ〜
    0.7μ、粘度500pcs〜10,000pcs、且
    つ該エマルションより得たフィルムのトルエンゲル含量
    が80%以上である事を特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の接着方法。 3、前記水性エマルションは、その固形分100重量部
    に対して0.01〜5重量部の界面活性剤を含有してい
    る事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の接着方法
JP14604886A 1986-03-14 1986-06-24 溶剤浸透性の高い基材の接着方法 Pending JPS6310684A (ja)

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JP61-54966 1986-03-14
JP5496686 1986-03-14

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JP14604886A Pending JPS6310684A (ja) 1986-03-14 1986-06-24 溶剤浸透性の高い基材の接着方法

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