JPS63104154A - フアイル移行方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はファイル移行方式に関し、特に異なるディスク
装置への自動ファイル移行方式に関する。

従来技術 従来、ハードウェアシステムあるいはソフトウェアシス
テムのレベルアップ時において磁気ディスク装置の変更
が生じた場合、また、オペレーティングシステムのバー
ジョンアップ時におけるユーザファイル等の移行作業で
は、ディスクの容量計算を手計算で行った後に新ディス
ク装置上にその領域確保を行い、それぞれの編成にあわ
せたファイルの退避・復元作業を各ファイル毎に対して
ひとつひとつ作業員がコンピュータに対して全ての指示
を行わねばならない。

上述した従来の作業員による容量計算では、計算の誤り
、またコンピュータへ与える指示の誤り等によりファイ
ル移行作業がスムーズに進行しない欠点がある。また重
大な指示誤りによっては旧ファイルを破壊してしまう操
作誤りをおかす欠点もある。更には１つ１つファイルを
チェックしてファイル編成にあわせた移行用ＪＣＬ　（
ジョブ実行記述）を作成するためにかなりの時間を費す
と言う欠点がある。

発明の目的 そこで、本発明は従来のものの上記欠点を解決すべくな
されたものであって、その目的とするところは、移行対
象の新・旧ボリュームとファイルとを指定するのみでフ
ァイルの移行作業を簡単に効率良く行うことができる異
なるディスク装置への自動ファイル移行方式を提供する
ことにある。

発明の構成 本発明によれば、異なるボリューム上のファイル移行方
式であって、移行元ボリューム、移行先ボリューム、退
避用ボリューム、移行対象ファイルの情報を入力する入
力手段と、指定された移行対象ファイルの管理情報を選
出する手段と、移行先ボリューム上に移行対象ファイル
の領域を確保し、移行元ボリュームから退避用ボリュー
ムへデータを退避せしめこの退避したデータを退避用ボ
リュームから移行先ボリュームへ復元するためのジョブ
実行記述を生成する手段と、このジョブ実行記述をジョ
ブ実行記述格納ファイルへ出力する手段とを設け、前記
入力手段により移行元ボリューム、移行先ボリューム、
移行対象ファイル名を指定することにより異なるボリュ
ーム上のファイル移行を可能としたことを特徴とするフ
ァイル移行方式が得られる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の実施例のシステムブロック図である。

図において、入力情報出力手段１では、コンソール端末
５からの入力により旧ボリューム（移行元ボリューム）
のファイル管理情報を移行元ボリューム７から旧ボリュ
ーム管理情報ファイル９に、また、移行用新・旧退避用
ボリューム情報を移行用情報ファイル８に出力する。

移行対象ファイル選出手段２では、入力された移行対象
ファイルの管理情報を旧ボリューム管理情報ファイル９
より取出して移行対象ファイル管理情報１０に出力する
。

ＪＣＬ作成手段３では、移行用対象ファイル管理情報を
元にファイル編成に合わせた移行用ＪＣしく新ボリュー
ムへの領域確保用ＪＣＬ、旧ボリュームから退避用ボリ
ュームへのデータの退避用ＪＣＬ、退避用ボリュームか
ら新ボリュームへの復元用ＪＣＬ）を、各ファイル毎に
ＪＣＬデータベース１１に出力する。ＪＣＬ格納ファイ
ル出力手段４では、ＪＣＬデータベース１１の内容を退
避、領域確保、復元の順にＪＣＬ格納ファイル１２とプ
リンタ６に出力する。

第２図の処理フロー図にて本発明の具体的実施例を説明
する。作業員は、移行先ボリューム、移行元ボリューム
、退避用ボリュームの各問い合わせメツセージに夫々応
答して、各々のボリュームの装置クラス名、媒体名を入
力すると、入力された移行環境１３は移行用情報ファイ
ル８に登録される。移行元ボリュームと指定されたボリ
ュームに存在するファイルの管理情報（ファイル名、）
？イル編成、レコードサイズ、ブロックサイズ。

サイズ等）は、旧ボリューム管理情報ファイル９に登録
される。

次に、移行対象ファイル１４０問い合わせに対して移行
したファイル名の入力を行う。ファイル名の指定方法は
、（１）ボリューム全体（“＊”と指定する＞、（２＞
指定されたファイル名（ファイル名群）、（３）マスク
指定されたファイル名（“＊”を含んだファイル名：例
えば、ＮＥＣの文字を含んでいるファイル名“＊　Ｎ　
Ｅ　Ｃ＊”と指定する）、（４）指定されたフフル名以
外。

（５）マスク指定されたファイル名以外等の種類があり
、最初の「入力したファイルの処理をするのか？」の問
い合わせに対してｒＹＥｓＪを選択した時は、移行した
いファイル名の入力、ｒＮＯＪを選択した場合は移行し
たいファイル名以外のファイル名の入力を行う。移行元
ボリュームの移行対象ファイル１４の多少によって選択
すればよい。

「￥ＥＯ３Ｊでファイル名の入力は終了となる。

移行対象とされたファイルは昇順にソートされ、旧ボリ
ューム管理情報ファイル９とマッヂング処理が行われ、
移行対象ファイル１４の情報のみを移行対象ファイル管
理情報に登録する。ファイル編成によりデータの退避方
法、復元方法が論理処理か物理処理かで異なるために、
それぞれのファイル編成に伴ったＪ　ＣＬ　１１０〜１
１４を各ＪＣＬ格納ファイ°ルＬＪＣＬデータベース）
１１に格納して行く。

尚、この筒口ボリュームと新ボリュームの装置クラスが
違う場合には、１トラツクあたりの容渚（バイト数）が
異なるため装置クラスにあったサイズを計算して領域確
保用Ｊ　ＣＬ　１１２で指定する。

移行対象ファイルについて全ての処理が終了すると、Ｊ
ＣＬ格納フィル１２に退避用ＪＣＬ、領域確保用ＪＣＬ
、復元用ＪＣＬの順に登録し、作成ＪＣＬをリストアウ
ド（１５）する。

移行ツールにより作成されるＪＣＬの詳細を以下に示す
。

（１）退避用磁気テープボリュームの初期化、（２）標
準順編成ファイル、索引順編成ファイル、ＶＳＡＳ順編
成ファイル、ＶＳＡＳ索引順編成ファイルの論理退避、 （３）入力・出力ディスクの装置クラスが同一の場合の
標準［成ファイルとＶＳＡＳ 乱編成フフイル、ＶＳＡＳ相対編成ファイルの物理的退
避、 （４）新ボリュームのファイルスペースの確保。

装置タイプが異なった場合は最適な容り計算を行う。

（５）標準順編成ファイルの論理復元、（６）標準索引
順編成ファイルの論理復元、（７）ＶＳＡＳＩＩＩｎ編
成ファイル■ＳΔＳ索引順編成フィルの論理復元、 （８）入力・出力ディスクの装置クラスが同一の場合の
標準直編成ファイル、ＶＳＡＳ乱編成ファイル、ＶＳＡ
Ｓ相対編成ファイルの論理的復元。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、異なるディスク装
置でのファイル移行に際し、新・旧のボリュームと移行
対象ファイル名のみを指定するだけで、新ボリューム上
の容量計算と領域の確保。

旧ボリューム上のファイル中のデータの退避及び新ボリ
ューム上への復元を自動的に行い、手作業による移行作
業の工数を大巾に削減することができるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のシステムブロック図、第２図
は本発明の実施例の動作フロー図である。 主要部分の符号の説明 ２・・・・・・移行対象ファイル選出手段３・・・・・
・ＪＣＬ作成手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 異なるボリューム上のファイル移行方式であって、移行
   元ボリューム、移行先ボリューム、退避用ボリューム、
   移行対象ファイルの情報を入力する入力手段と、指定さ
   れた移行対象ファイルの管理情報を選出する手段と、移
   行先ボリューム上に移行対象ファイルの領域を確保し、
   移行元ボリュームから退避用ボリュームへデータを退避
   せしめこの退避したデータを退避用ボリュームから移行
   先ボリュームへ復元するためのジョブ実行記述を生成す
   る手段と、このジョブ実行記述をジョブ実行記述格納フ
   ァイルへ出力する手段とを設け、前記入力手段により移
   行元ボリューム、移行先ボリューム、移行対象ファイル
   名を指定することにより異なるボリューム上のファイル
   移行を可能としたことを特徴とするファイル移行方式。