JPS6310273B2 - - Google Patents

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JPS6310273B2
JPS6310273B2 JP54065842A JP6584279A JPS6310273B2 JP S6310273 B2 JPS6310273 B2 JP S6310273B2 JP 54065842 A JP54065842 A JP 54065842A JP 6584279 A JP6584279 A JP 6584279A JP S6310273 B2 JPS6310273 B2 JP S6310273B2
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pool
water supply
groove
water
overflow
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Masao Ooshiro
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、F・R・P(強化プラスチツク)に
て予め工場生産された複数の側板および底板を、
設置現場で接合することにより組立てられる組立
式プールに関する。
組立てられた場合にプールの側壁および底壁を
構成するF・R・P製の側板および底板を、必要
枚数を用いて接合する組立式プールは、側板およ
び底板の使用枚数を選択することにより、完成す
るプールの大きさを自在に選ぶことができる利点
をもつ。
この種の組立式プールにおいて、学校用、公共
用、スイミングクラブ用あるいは競技用等のよう
に比較的大形のプールでは、水質管理に充分な注
意が要求され、このためプール内の水を常に循環
して浄化することが義務付けられている。
この種の循環浄化方式として従来から知られて
いるオーバーフロー再生方式のものは、プールの
側面または底面からプール内に水を供給してプー
ル上部から溢水させ、この溢水を集めて浄化装置
で浄化した後、ポンプによつて再びプール内に還
流させるようになつており、このため、プールの
側面又は底面には、ポンプや浄化装置に連なる給
水口が開口されている。
この場合、給水口をプールの内面に1箇所だけ
形成すると、給水口近傍のプール内に噴流を生
じ、この付近で泳ぐ者にとつては噴流を受けるの
で、泳ぎ難くなつてしまう。したがつて、給水口
はプールの内面の複数箇所に分散して形成し、か
つ、1個当りの給水口からの流量を少なくすると
ともに、流量のばらつきを少なく抑えることが望
ましい。
しかしながら、プール内面の複数箇所に給水口
を分散して開口させると、これら各給水口と上記
ポンプや浄化装置とを結ぶ給水配管が煩雑とな
り、配管接続作業に手間を要するとともに、配管
用のスペースを多く確保しなければならない欠点
がある。
しかも、給水口が分散することから、ポンプか
ら遠い給水口ほど、浄化水の供給量が少なくなる
傾向にあり、プール内での水の循環に偏りが生じ
易い等の問題もある。
本発明はこのような事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、複数の給水口に
対して共通した1本の給水通路を接続することが
でき、使用するパイプ数が少くなつて配管作業が
容易となるとともに、配管引き廻しスペースも小
さくて済み、しかも、給水孔から噴出する水量の
ばらつきが抑えられ、プール内の水の循環を良好
に行なえる組立式プールを提供しようとするもの
である。
すなわち、本発明は上記目的を達成するため、
プールの底部に、複数の底板間に位置してこれら
底板に接合された溝構成体を設け、この溝構成体
の上面開口部を上記底板の上面と同一面をなす蓋
体で閉塞し、この蓋体に、プール内と溝構成体の
溝内とを連通させる互に離間した多数個の給水孔
を形成して、上記溝内を給水通路とするととも
に、上記給水孔の開口部に、その開口面積を変化
させる水流調節手段を設けたことを特徴とする。
以下本発明の一実施例を、オーバーフロー再生
方式の25m形組立式プールに適用した図面にもと
づいて説明する。
第1図AないしCはプールの全体を示し、図中
1…は組立てられた場合にプール側壁となる側板
に相当する長辺側サイドユニツト、2…は同じく
側板に相当する短辺側サイドユニツト、3…およ
び4…は組立てられた場合にプール底壁となる底
板に相当するフロアパネル、5…は溝構成体とし
ての溝ユニツトである。これら各サイドユニツト
1…,2…、フロアパネル3…,4…および溝ユ
ニツト5…は、予め工場内で生産され、プール設
置現場にて所定の組合せにて組立てられたもので
ある。
上記サイドユニツト1…および2…は、第3図
に断面して示されるように、F・R・Pからなる
内外表面層間に硬質ウレタンフオームをサンドイ
ツチしてなる側壁部6と、この側壁部6の上端縁
に外側に向けて延長して形成されたF・R・Pか
らなるオーバーフロー溝部7と、上記側壁部6の
下端に連設されてF・R・P製の内外表面層間に
硬質ウレタンフオームをサンドイツチしてなる底
壁部8とを一体に備えている。
また、フロアパネル3…および4…は、同じく
第3図に断面して示されるように、F・R・Pか
らなる内外表面層間に硬質ウレタンフオームをサ
ンドイツチして構成されている。
そして、各サンドユニツト1…,2…相互は、
第4図に示されるように、夫々両端部に形成した
フランジ部9と10の間を、ボルト11およびナ
ツト12で締結して結合されている。なお、図中
符号13はシリコンシーラントなどのコーキング
材、14はネオプレーンスポンジなどからなるパ
ツキングである。
また、各サイドユニツト1…,2…の底壁部8
とフロアパネル3…,4…間、および各フロアパ
ネル3…の横方向相互間、ならびに4…の横方向
相互間は、第5図に示されるように、その一方に
形成したフランジ部15と他方に形成したフラン
ジ部16とを重合し、これらをハツクリベツト1
7で連結するとともに、これらフランジ部15,
16間に形成された凹陥部18にF・R・P製目
貼板19を接着して接合してある。なお、図中符
号20は目貼板19の上面に形成したカラーペー
スト仕上げであり、後述するコースセンターライ
ン41…を構成する。また、21はペーストであ
る。さらに、フロアパネル3…と4との間および
4…の長手方向相互間は、前述の溝ユニツト5…
によつて接合されるが、これについては後で詳述
する。
長辺側サイドユニツト1…のうち、プール長手
方向両端に位置するサイドユニツト1a…は、そ
の一端が1/4円周形のコーナ部22を連続して備
えており、このコーナ部22は短辺側サイドユニ
ツト2…の端部に連結されている。そして、この
長辺側サイドユニツト1a…には、第6図に示さ
れるステツプ23が一体に形成されており、この
ステツプ23に対応してオーバーフロー溝部7に
は手摺24が取着されている。なお、ステツプ2
3の上面はノンスリツプパターンの加工が施され
ている。
このような各ユニツト1…,2…,3…,4…
および5…を互に接合して組立てたプールは、そ
の開口縁に全周に亘つて連続するオーバーフロー
溝25が構成される。このオーバーフロー溝25
の開口部は、第7図に示されるようなスノコ26
…によつて覆われている。このスノコ26はF・
R・Pにて成形されたものであり、スリツト27
…がプール内に指向するように構成されている。
そして、コーナ部22におけるオーバーフロー溝
25は、第8図および第9図に示されるように、
コーナハツチ28によつて開閉可能に閉塞されて
いる。なお、コーナハツチ28の上面にもノンス
リツプパターンの加工が施されている。
また、コーナ部22においてプール内部とオー
バーフロー溝25とを区割する側壁部6の上端縁
は、他の部分よりも低く、つまり、凹低状に形成
され、この凹低部29はコーナ部に浮いてよどみ
勝ちの浮遊物をオーバーフロー溝25側に円滑に
溢出させることができるようになつている。そし
て、コーナ部におけるオーバーフロー溝25の底
面は、他の部分のそれよりも低く、つまり溝が深
く形成されている。この部分には第9図に示され
るように、他の部分のオーバーフロー溝25の底
面と略同一面をなすような仕切板30が着脱可能
に取り付けられており、この仕切板30にはメツ
シユネツト製のバスケツト31が取り付けられて
いる。そして、このオーバーフロー溝の底面に
は、排水通路としてのオーバーフローパイプ32
が連結金具33を介して接続されている。
大略上記のように構成されるプールは、前記サ
ンドユニツト1…,2…相互間を接合するフラン
ジ部9,10および必要に応じて形成される上記
フランジ部9,10と同様な形状の補強リブ34
…に、第3図に示されるようなステー35…を連
結して保持される。ステー35…は、そのベース
アングル36が図示しないアンカーボルトを介し
てコンクリート基礎37に固定されている。そし
てプール全体は、転圧を行つて仕上げた砕石地盤
38上に、50mm程度の厚みを有するサンドクツシ
ヨン層39を積層し、このサンドクツシヨン層3
9上に載置されている。
なお、プール全体は地面に埋設するもの、半埋
設するもの、地面より上に設置するものなどの種
種の設置形態が採用される。
また第1図および第2図中、40…はスタート
台、41…はコースセンターラインであり、サイ
ドユニツト1…,2…の内面およびフロアパネル
3…,4…の上面が空色などの着色仕上げされて
いるのに対して、これらコースセンターライン4
1…はたとえば紺色で着色されている。
ところで、前述の溝ユニツト5…は第10図な
いし第17図に示されている。すなわち、溝ユニ
ツト5…はプール底面の5mラインおよびセンタ
ーライン上に、それぞれプールの幅方向に沿つて
設けられている。このセンターライン上における
溝ユニツト5は、第10図ないし第14図に示さ
れるようにF・R・Pからなり、その断面は第1
4図に示されるような台形状、つまり上方開口部
側が拡開するような形状を有し、その高さはサン
ドクツシヨン層39の厚さよりも小さく形成され
ている。そして、この溝ユニツト5の両端開口縁
42,42は、各々フロアパネル4…,4…のフ
ランジ部15,15の下面に重合されてハツクリ
ベツト17…で結合されており、フランジ部1
5,15上に張着したF・R・P製目貼板43,
43で液密を保持している。
したがつて、隣接するフロアパネル4…,4…
の長手方向相互間は、この溝ユニツト5を介して
相互に連結されており、換言すればこれら各フロ
アパネル4…,4…相互を連結する板材に溝を構
成したものである。
このような溝ユニツト5…はフロアパネル4
…,4…間に、これらフロアパネル4…,4…の
上面に開口する溝44を構成しており、この溝4
4の上面開口はフロアパネル3…,4…の上面と
同一面をなす蓋体45で閉塞されている。蓋体4
5もF・R・Pで構成され、ペースト46を介し
てフロアパネル4…のフランジ部15,15に接
合されている。この蓋体45にはプールの幅方向
に間隔を存して複数個の給水孔48…が形成され
ており、この給水孔48…は給水金具49…で閉
塞されている。給水金具49…はステンレスプレ
ートからなり、その複数箇所がセルフタツピング
ねじ50…等によつて蓋体45に固定されてい
る。そして、この給水金具49にはプール内と溝
44内とを連通させる多数個の透孔51…が穿設
されており、このため、上記溝44はプール内に
連通する給水通路47を構成している。
また、給水金具49の下面には、水量調節手段
としての調節板52が、ねじ53により上下動可
能に支持されており、この調節板52を上下方向
に位置調整すれば、給水孔48の開口面積が変化
されるので、給水通路47からプール内部への給
水量が増減調整されるようになつている。そし
て、この調節板52は給水金具49に垂下したガ
イドピン54により、回転を阻止されてねじ53
の回転操作に伴つて上下動のみ行うようになつて
いる。なお、48aは空気抜き用孔である。
このような溝ユニツト5の長手方向一端には、
連結金具55を介して給水パイプ56が接続され
ている。この連結金具55の上部にはサイドユニ
ツト1に形成した点検口57が設けられ、この点
検口57は閉塞板58にて閉止されている。ま
た、溝ユニツト5の他端5aは閉塞されてサイド
ユニツト1に接合されている。そして、この溝ユ
ニツト5の他端延長上には排水口59がこの溝ユ
ニツト5の給水通路47とは区割されて形成され
ている。すなわち、この溝ユニツト5の延長線上
に位置するサイドユニツト1には、排水口体60
が一体に設けられており、この排水口体60に排
水口59が開口されている。そして、排水口59
には、多数個の小孔61…を開口したL字状の目
皿62がねじ63止めされているとともに、排水
口体60には、排水パイプ64と連結される連結
金具65が液密に取着されている。
一方、5mライン上に設けられる溝ユニツト
5,5については、第15図および第16図に示
されるように、上記センターライン上の溝ユニツ
トと同一構造であるが、蓋体45に形成される給
水孔48の位置が、センターライン上の蓋体とは
異なる位置に設けられている。すなわち、センタ
ーライン上においては給水孔48…は長手方向に
4個形成されているが、5mライン上においては
給水孔48…は3個形成されている。また、5m
ライン上においては第15図および第16図に示
されるように、排水口69は形成されていないも
のである。
そして、センターラインにおける溝ユニツト5
を閉塞する蓋体45の上面は、たとえば紺色に着
色されてセンターラインを表示するようになつて
いるとともに、5mライン上の溝ユニツト5,5
における蓋体45,45は、各々小豆色に着色さ
れて5mラインの表示をなしている。
このような構成のプールは第17図に示される
ような配管構造となつている。つまり、各コーナ
部に設けられた連結金具33…は、オーバーフロ
ーパイプ32,32を介してバランスタンク(ピ
ツト)70に連結されているとともに、各溝ユニ
ツト5…の一端に連なる連結金具55は、給水パ
イプ56を介してバランスタンク70に連結され
ている。そしてバランスタンク70においては、
ポンプ71、浄化装置72その他の所要部分が設
けられている。また、73はバランスタンク70
に接続された排水パイプである。
このような構成のプールにあつては、ポンプ7
1から吐出された浄化水は、給水パイプ56を通
じて各溝ユニツト5…の給水通路47…に分岐給
水される。そして各給水通路47…に導入された
浄化水は、蓋体45…に設けた給水孔48…を通
り、給水金具49…の透孔51…を介してプール
内に供給される。
一方、プール内において所定の水面を越えた水
は、オーバーフロー溝25に溢水する。特にコー
ナ部22によどみ勝ちな浮遊物は、第9図のよう
な凹低部29からオーバーフロー溝25内に案内
される。また、他の部分においては泳者の発生さ
せる波によつて溢水するので、この水はスノコ2
6のスリツト27…を通つてオーバーフロー溝2
5内に流れ込む。このような溢水は、コーナ部2
2のバスケツト31を通つてオーバーフローパイ
プ33,33内に導びかれ、ここからバランスタ
ンク70に導かれる。したがつて、バランスタン
ク70において、浄化装置72で上記溢水を浄化
し、この浄化水を再びポンプ71から給水パイプ
56を介してプール内に送り込むことになる。ま
た、プール内の水を総て排出する場合には、排水
パイプ64のコツク74を開くと、プール内の水
は目皿62の小孔61を介して排水口体60に流
入し、排水パイプ64から排除される。
このような作用をなすオーバーフロー再生方式
のプールは、各フロアパネル3…,4…間および
4…相互間に設けた溝ユニツト5…内に給水通路
47を形成し、この溝ユニツト5…に被せた蓋体
45に、複数の給水孔48…を形成するととも
に、この給水孔48…に取着した給水金具49…
に透孔51…を設け、この透孔51…からプール
内に浄化水を給水するようにしたので、この給水
位置はプールの長手方向に離間したセンターライ
ン上および5mライン上に位置するばかりでな
く、各ライン上においてプールの幅方向に互に離
間することになる。このため、給水孔48…はプ
ール全体で見ると、分散された位置となり、給水
をプール全体に亘つて均等に行える。このこと
は、1箇所で集中して給水するものではないの
で、各給水金具49…からは比較的小量づつの給
水が行なわれ、プール内に流入する強い噴流を発
生させないから、泳者に対して噴流による異和感
や水の抵抗を発生させることがないなどの利点を
奏する。
そして、この場合、複数の給水孔48…は、共
通の溝ユニツト5内の給水通路47に連通されて
おり、この給水通路47から給水パイプ56を介
してポンプ71や浄化装置72に連なつているた
めに、各給水孔48…が個別のパイプを介して浄
化装置72側に連なるものに比べて、パイプの使
用数が少なくて済む。したがつて、配管作業が容
易となるとともに、配管を引き回すためのスペー
スも少なくて済む。
しかし、各給水金具49…には、給水孔48…
の開口面積を変化させるための調節板52を設け
てあるので、ポンプ71に近くて吐出圧力の大き
い給水孔48ほど、調節板52を下降させて給水
孔48の開口面積を絞り、逆に給水孔48…の位
置がポンプ71から遠ざかるに従い、調節板52
を上昇させて給水孔48…を大きく開くようにす
れば、各々の給水孔48…からポンプ71までの
距離が違うにも拘わらず、給水孔48…ひいては
透孔51…から供給される水量を一定に保つこと
ができる。
したがつて、プール内の水の循環を全体に亘つ
て良好に行なうことができ、よどみの発生を確実
に防止できる。
また、本実施例の溝ユニツト5…は、フロアパ
ネル3…および4…間ならびに4…相互間を溝4
4内で目貼りできる目貼材を兼用し、この溝44
の上方は蓋体45が配置されて、目貼りが表面に
出ないから外観がよく、特別な表面仕上げは不要
である。それとともに、蓋体45はプールのセン
ターラインおよび5mラインとして用いられるか
ら、予め工場で着色工事を完了しておけば、施工
現場で特別なライン引き作業は不要となる。
さらに、センターライン上に設けた溝ユニツト
5の端部5aは、溝ユニツト5と一体成形の壁で
閉止されて、サイドユニツト1に一体に形成した
排水口体60と区画されているため、この溝ユニ
ツト5の給水通路47を通つて送り込まれた浄化
水が、排水口体60に直接流れ込むことがなく、
この浄化水が目皿62の小孔61…から集中的に
噴出することはない。この場合、溝ユニツト5の
端部5aは溝ユニツト5に一体に形成され、かつ
排水口体60はサイドユニツト1に一体に形成さ
れているから格別な区画壁を必要とせず、接合作
業も容易に行えるなどの利点もある。
以上詳述した本発明によれば、多数の給水孔は
単一の溝に連通され、この溝がポンプや浄化装置
に連結されるため、各給水口をそれぞれ1個づつ
パイプを介して浄化装置と接続するものに比べ
て、パイプの使用数が削減され、配管作業が容易
になるのは勿論のこと、管管引き廻しのためのス
ペースが小さくてすむ。
それとともに、各給水孔はその開口面積を変化
させることができるので、ポンプに近い給水孔ほ
ど開口面積を絞るようにすれば、単一のポンプや
浄化装置に対し、給水孔がプール内面に分散され
ているにも拘わらず、各給水孔からプール内に供
給される水量を一定に保つことができ、プール内
の水の循環を全体に亘つて良好に行なえる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図A,
B,Cはプール全体のそれぞれ平面図、および第
1図A中B−B線C−C線に沿う断面図、第2図
は一部の斜視図、第3図は第1図A中−線に
沿う断面図、第4図は第2図中−線に沿う断
面図、第5図は第2図中−線に沿う断面図、
第6図は第1図中−線に沿う断面図、第7図
はオーバーフロー溝とスノコを示す平面図、第8
図はコーナ部の平面図、第9図は第8図の−
線に沿う断面図、第10図はセンターライン部分
の平面図、第11図は第10図中XI−XI線に沿う
断面図、第12図は第10図中XII−XII線に沿う断
面図、第13図は第10図中部分の拡大した
平面図、第14図はその断面図、第15図は5m
ライン部分の平面図、第16図は第15図中
−部分の断面図、第17図は配管系統図であ
る。 1,2……側板(サイドユニツト)、3,4…
…底板(フロアパネル)、5……溝ユニツト、2
5……オーバーフロー溝、32……排水通路(オ
ーバーフローパイプ)、44……溝、47……給
水通路、45……蓋体、48……給水孔、49…
…給水金具、51……透孔、52……調節板(水
流調節手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 組立てられた場合にプールの側壁および底壁
    を構成するそれぞれ強化プラスチツクよりなる複
    数の側板および底板を接合してなり、組立後にお
    けるプール内と、このプールの外部に設置された
    ポンプを有する浄化装置とを、給水通路および排
    水通路で連結し、上記浄化装置で浄化された水を
    給水通路を通じてプール内に還流させる組立式プ
    ールにおいて、 組立後におけるプール底部に、上記底板に接合
    され上面が開口した溝構成体を設け、この溝構成
    体の上面開口部を上記底板の上面と同一面をなす
    蓋体で閉塞し、この蓋体に、上記プール内と溝構
    成体の溝内とを連通させる互に離間した複数の給
    水孔を形成して、上記溝内を給水通路とするとと
    もに、上記給水孔の開口部に、その開口面積を変
    化させる水流調節手段を設けたことを特徴とする
    組立式プール。
JP6584279A 1979-05-28 1979-05-28 Assembled pool Granted JPS55159074A (en)

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JPS608337U (ja) * 1983-06-29 1985-01-21 東陶機器株式会社 組立プ−ル
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